https://ameblo.jp/yosshi1/entry-12817352934.html 【#443 平凡な日常も自分の考え方次第】より
歳を取ると、あっという間に1年が過ぎてしまうと良く言われる。NHKの「チコちゃんに叱られる」によれば、「トキメキがなくなったから」らしい。
こどもは毎日が新鮮で、なんにでもトキメイて「おかあさん(おとうさん)、見て、見て!」と報告にやって来る。大人は新しいことに出会ってもトキメク回数は激減するようだ。
「なんかいいことないかなあ~」と言うのが口癖の人がいた。「いいこと」は向こうからはやってこない。自分で探しに行くしかない。それが面倒になってくると「1年が早い」ということになるんだと思う。
「小さな変化にどれだけ気づけるか」も大事なことだと思う。新しいことを始めなくても、日常の中に変化を見つける事が出来れば、またその変化にときめくことが出来れば、人生は楽しくなるのではないかと思う。
本人の考えかた次第なのである。
私はブログを書き始めて、今日で443日連続して投稿している。毎日の投稿となると、ネタにも困るので、ネタになりそうなことがあると、メモしている。ネタを思いつくのは、散歩しているときが多い。散歩していると、いろんな情景が目に飛び込んでくるので、ひらめくのだと思う。
俳句も「平凡な日常の中にドラマを見つけること」らしい。で、俳句を始めてみようかと思っている。今は、俳句の入門書を読んだり、テレビの俳句番組を見たりしているだけだが、来月から、もうすこし踏み込んで、講習会に参加してみようと思っている。
※図書館で借りてきた。
俳句は、夏井いつきさんによれば、「30分したら忘れることを詠む」、「オリジナリティとリアリティが大切」らしい。まったく自信は無いし、俳句を作るのに向いているとも思えないが、とりあえずやってみようと思う。
「トキメキ」が増える事を期待して…。
※私は、私の水彩画の先生である樋口先生が描いた6~7枚の風景のスケッチが好きなのだが、先生はそのスケッチを10分足らずで描いたらしい。短時間で描こうとすると、風景の中のポイントとなるものを見つけること(大事なことを判断する感性)が必要になってくると思う。なんか俳句にも似ているような気がする。
(
https://www.nhk.or.jp/shutoken/articles/101/005/40/ 【ときめきを探して俳句を作ろう!俳人・神野紗希さんが指南】より
カラッと晴れた日に、どんより曇った日。
お天気が移り変わるこの時期は、日によってさまざまな景色が見られます。
お散歩しながら、気軽に俳句を作ってみませんか?
“ときめき”の中から俳句の題材を!俳人・神野紗希さんと行く!
教えてくれるのは、現代俳句協会常務理事で、NHK文化センターの講師としても人気の俳人、神野紗希さん。
神野さんは、「俳句は難しいと思われがちですが、自分の心が動くもの、ときめくものを探せば、簡単に作ることができる」といいます。
ポイント(1)ときめく題材を見つけたら 季語かどうか調べる
俳句作りのために訪ねたのは、東京・国立市にある谷保天満宮。
境内を散策しながら、心ときめくものを探します…といっても、ふと目にとまったものに注意するだけです。
最初のときめきは? 梅の実を見つけました!
上村リポーター
梅の実が落ちていました。枝にもたくさん!この季節ならではですね。ときめきましたよ。
神野紗希さん
梅の実で俳句を作ってみることにしましょう!
ときめく題材を決めたら、それが季語かどうかを調べます。スマホがあれば、インターネットで簡単に季語を調べられますよ!
梅の実は、夏の季語。俳句では「青梅」や「実梅」とも表現します。「青梅」を季語に、俳句作りです。
ポイント(2)“天気”をよく観察する
俳句作りのポイントのひとつが、“お天気”の様子を詠み込むことです。
空の色、光の射し方、雲の形や風の匂いなど…。日記を書くような感覚で、その日の情景が浮かんでくるような俳句を目指します。
五感を使って感じたことを、言葉にしてノートに書き留め、その言葉を元に句作です。
梅の実を見上げていると、葉っぱが透けてすごくきれいだな~と思いました。これを俳句にしたいなぁ。
そこで一句。
だんだん青梅がかわいらしく見えてきて…日傘をさす青梅ちゃん♪というイメージで作りました。
暑さの中に青梅の涼しさ…夏らしさを感じます。とてもいいのですが…
季語が入りすぎましたね!「青梅」も「暑さ」も「日傘」も季語。基本的に、一つの句に季語は一つです。
神野さんに直していただくと…。
元の句の「日傘をさしている」…すてきな表現だと思います。しかしここでは、青梅を擬人化して表現しようとするのではなく、目に映る光景をそのまま言葉にすることを意識してみましょう。
するとそこから、その光景を見ている人の気持ちが浮かび上がってきます。
「ああ、梅も生きているね、私も生きているね、どちらもここにいる。」というふうに。
ポイント(3)俳句に“会話”を取り込む
続いてときめいたのは、お茶屋さんのスイーツ!
神野さん!お茶屋さんがありますよ!ときめいちゃった!
ここは季語だらけ!かき氷もゼリーも甘酒も、全部夏の季語です。
俳句は庶民の暮らしを詠むもの。みんなが大好きなスイーツは、昔からたくさんの俳句に詠まれてきたんですよ。「かき氷」で俳句を作ってみましょう。
ここでのポイントは、俳句の中に“会話”“セリフ”を入れること。
おいしいものは誰かと一緒にいただくことが多いので、そのときの会話や気持ちなどを入れると、17文字の詩からドラマが見えるような俳句になります。
そこで一句。
神野さんと、「これおいしいよ」と言って味見しあったのがすごくうれしくて、俳句にしました。
とっても素直で、仲のよさが伝わってきていいですね。
「一口ちょうだい」とあるので、「おいしいね」は、文字にしなくてもわかるかもしれません。
「おいしいね」の五音を変えて、もう少し二人の関係を描けると思います。
神野さんに直していただくと…。
なんてほほえましい俳句になるんでしょう。おいしくてうれしかった時間がよみがえります!
俳句は、短い言葉の内と外にたくさんの余白があり、詠んだ人が自由に想像できるのがおもしろいところです。さまざまな俳句を作って、日々の生活を楽しんでいただけたらうれしいです!
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