猿田彦はスサノオの長男?

https://blog.goo.ne.jp/amenouzmet/e/fe39b0af1c5ae475e8f465b1255e4eb6 【猿田彦って......イッタイなにもの!?】より

そんなマニアしか持たないであろう疑問が、もう一つのフェティッシュなミステリー。

たかが!?ジョージアの缶コーヒーから始まったミステリーですが、

古の昔より様々な人々からカンカンガクガク、色々な言説や研究がなされてきたコトでもあります。されど!つづく!のであります。

あしからず......

導きの神。道開きの神。転じて交通安全の神。旅人の神。岐路にたつ神。転じて岐神(くなとのかみ)。道祖神。お地蔵さん。田畑の神。田中の神。塞の神。転じて境界守護の神。

白鬚大神。転じて延命長寿の神。天津神とも国津神とも。変幻自在の神。転じて気の神。

京都、伏見稲荷大社に祀られる「佐田彦大神=さたひこおおかみ」や、

島根、出雲の佐太神社に祀られる「佐太大神=さだおおかみ」も猿田彦大神と言われていて。

九州各地にもその伝説は数多く存在していて......他にも......沢山......猿田彦さんと同じ神と言われる神は本当に沢山......

常陸国(ひたちのくに=茨城県)に居た猿田氏という氏族や、前回触れた三重県、鈴鹿の椿大神社(つばきおおかみやしろ)と、伊勢、猿田彦神社の宮司の一族も、それぞれが猿田彦さんの子孫と語られてもいて......

国学や神道の専門家から宮司職、その道の研究者からオカルトマニアまで様々な人達が、

様々な説を唱えて来た本当に不思議な広がりを持つ神様。

そして、そのどれも、確たる証拠付が成されたわけでもなく、そんな証拠などこの現代にナカナカ見つかろうハズも無く。猿田彦さんの正体は今だミステリーの中......

僕は、というと、そんな幾重にも重なる探求の歴史の「輪の外」で「国津神=くにつかみ」の故郷ととも言える出雲の地で、その正体を「個人的に」見出してはいます。

日本各地から伊勢、鈴鹿と触れて来た猿田彦さんの足跡は、当然!?の如く、古き神々の故郷「出雲=いずも」へと辿り着くのです。

そしてまた、ソコは出雲。このブログの幾つかの過去記事に触れたコトのある方なら解ると思いますが、やはり時々の為政者から幾重にも覆い被された厚いベールの如き虚や謎.......

「呪=しゅ」を見出さなければ、その真の姿も意も見えて来ることはありません。

ここ......「日本初の宮=日本で初めての神社」と言われる「須我神社=すがじんじゃ」

神々の集う出雲においても最古!の宮であり特別な神社の一つ。ここの主祭神は出雲建国の祖神であり、日本神話においてはアマテラスオオミカミ(天照太御神)や、ツクヨミノミコト(月読尊)と並び「三貴神!」と称される「スサノオノミコト」(素戔嗚尊=須佐之男命)様。マサに神の中の神。

有名な八岐大蛇(やまたのおろち)伝説の舞台となった地でもあり、オロチからスサノオさんが助け出した姫君......奥さんであるクシイナダ姫(櫛名田比売=奇稲田姫)さんも一緒に祀られています。

そして、もう一柱(いっちゅう)。一般には殆ど知られていないであろうスサノオ夫妻のお子様も祀られています。その御子神様というのが......八島士奴美神(ヤシマジヌミノカミ)

古代神話の時代では、この国は沢山の島々が集まった国と表現されていて、「大八洲=おおやしま」と言われていました。

「ぬみ」とは辞書に記されている通り、本来「要」「要害」とも書かれていた言葉であり「重要な地」を表す言葉。古文献においても「神武記=じんむき」などではそのままの意味で用いられています。

———————八島士奴美神とは「大八洲の士」。

それは古代日本国を束ねる「とても大事な地」に坐す「士」であるということ———————

もう一度記しますが、ココは「日本最古の神社」と伝わるところ。

変化、変遷、脚色される以前の原点の情報や伝承も比較的多く!?残っているとも考えられる聖地。

しかも大和朝廷以前、「神代」と伝わる時代にこの国を治めていたであろう「大王」スサノオが奥さんと暮らしていたと伝わる宮。お家。

何故?スサノオさんがこの地に住むことを決めたのか?というと、出雲神話や神社の由緒によれば「オロチから奇稲田姫を救い出した後、この地のスガスガしさに心を奪われたから......」とあって。それで名前も「スガ神社」。スサノオ夫妻の新居。

その新居に祀られている唯一の御子神様が夫妻の最初の子供であろうことも想像できます。

八島士奴美神は男性との記述もあるので「スサノオの長男」ということも考えられます。

——————八島士奴美神とは大王スサノオの長男。

大王の打ち建てた「国津神の王国=古代日本国」を継ぐ、担う、

そんな力や権利も手にしている者の一人——————————

そして、もう一つ。

「八島士奴美神」には幾つかの神話にハッキリと記されている、

そんなスサノオの地に居た神であろうことを裏付けるかの様な別名があります。

別名......清之 湯山主 三名 狭漏彦 八嶋 篠(すがの ゆやまのぬし みなは さるひこ やしま しの)狭漏彦......さるひこ......猿彦!?......という文字も入っています。

先程の清々(スガスガ)しい須我神社のすぐ隣には、これまた「日本最古の温泉!」と伝わる有名な「玉造温泉=たまつくりおんせん」が湧く山があります。

山に湧き出る温泉の湯......湯山。ちなみにこんな感じの気持ちよ~い温泉で、チラチラと......勾玉(まがたま)もチラチラ。

川中には足湯も!あるですの。(*´∀`*)

そして「篠=しの」とは篠竹(しのたけ)のことで、真っ直ぐに伸びゆく美しく、繊細なる木。「清之湯山主三名狭漏彦八嶋篠」とは......

——————清々(すがすが)しい地にある、

温泉の湧出る山の主たる者の御名は「サルヒコ」。

それは八島の国に繊細に、まっすぐに伸びる篠竹の様なお方——————

そして「サルヒコ=八島士奴美神=古代日本国大王スサノオの第一子」......猿田彦......

神話における猿田彦さんの初登場シーンは

「八衢(やちまた)に佇み、、、」と記されていますが、その「ヤチマタ」とは八岐大蛇(やまたのおろち)を退治したという英雄スサノオの神話に引っ掛けた表現にも思われ、

「ヤチマタ」は「やまたのおろち」のいた地=スサノオのお膝元の地?家?

須我神社!?という推察も出来ます。

もし、ですが、「世継ぎの主張など決してしない」優しく、器の大きい「大王の長男」などが存在していたとしたら!?新政権である天津神と、前政権である国津神との間を取り持てる役割に......紅白歌合戦の司会者の様な役に!?......これ以上の適任者などいるのでしょうか。

その新政権って......天津神と国津神の政権交代って......ソモソモなんなのさ!(・Д・)ノ

......なーんてコトになると、ソレワワワ、またドップリプリリリーーーんと、本1冊!

になるくらい書かなければいけなくなりそうですし。なーんの役にも立たないマニアックな記事でもありますので、そんな話はまた折りにふれて少しづつ記せればと思いますが、

今回の記事のテーマであった

「猿田彦大神さんの正体とは!?イッタイ何者なのさ?」などと聞かれれば、

僕は記してきた様に考えているわけなのでございます。

「猿田彦さんとはスサノオさんの長男だおっ!( ´ ▽ ` )ノ」と。「個人的」にはそう結論づけております。

そして、前回記した通り、「重力のような神さま~♪( ´▽`)」と。そんなふうに感じてもいます。

3回に渡り記してしまった、マニア以外には全くワケの分からない「猿田彦ミステリーツアー」この辺りでお開き!

とさせて頂きたく思いまする。m(_ _)m...オジギオジギ...

出雲、佐太神社(さだじんじゃ)。

ここに祀られている主催神「佐太大神=さだおおかみ」さんも

猿田彦さんと言われています。

上記もしましたが、

京都、伏見稲荷大社に祀られる佐田彦大神(さたひこおおかみ)さんも、この佐太大神や猿田彦大神と同神とされています。が、本来この神社では主祭神は「秘密の神様=秘座=ひざ」とされていて。なんでも、明治維新の時に

「佐太なんだから猿田彦と同じ神様である、、としなはれや!」と国から強固に言われ、

それでも神社側は頑としてしばらく了解しなかったという逸話もあります。

近年、神社側もソレを認め「佐太大神=猿田彦大神」として祀ってはいますが......実は!?

未だどこか認めていないような感じ......も。

そんなことの理由も秘密も何やら色々とあるように思えますが......

なんといってもココには「秘説四座」と記される、今以て名前を明かされていない四柱の神様!がいるというとてもミステリアスで懐の深~い神社さん。名前を明かせないのはこの国の歴史の秘密に関わるからでしょうか......

ココは猿田彦さんが親元=スサノオさんから自立した後に住まわれた社(やしろ)なのか?

もしくは、猿田彦さんの息子さんや子孫?の社のようにも感じられますが......

自立した際に名前を佐太彦と変えたのでしょうか......息子さんの名前かなぁ......どうなんだろか......

Mさんの意見でも聞いてみようかなぁ......ともかく!とても大きくてとても暖かいマニア垂涎!?の御宮です。

宍道湖(しんじこ)を挟み、玉造温泉の真反対辺りにドデデーンとあります。(^_^)

入口も隠されている様なミステリアスな裏山の中腹には、ヒッソリとして、いつの時代からあるのかもわからないようなオーラを放ちまくる8角形の祭祀場!?が......

ココに足を踏み入れた時は......畏れ多すぎ!!

でビビリまくり!でちた。(@_@)シャシン ノセルノモ マヨイマチタノ...

佐太大神≒(ニアリーイコール)猿田彦大神=八島士奴美神=清之湯山主三名狭漏彦八嶋篠。

名前には秘密が多く、そして、名は体を表す。名は「呪=しゅ」でもあり、とても大事なもの。ツービート≒ビートたけし=北野たけし=北野武。

サザンオールスターズ≒KUWATA BAND≒桑田佳祐=嘉門雄三=桑竹居助=夷撫悶汰。

今も昔も、仕事や役割が違えば名前も違うのでしょうか......

面白いものです。......ムァアアッ!(@ ̄□ ̄@;)!!


https://yellow-black.cocolog-nifty.com/tabi/2008/10/post-98e8.html 【サルタヒコ】より

スサノオの長男に八島野尊という人がいます。

「清之湯山主三名狭漏彦八島野尊(すがのゆやまぬしみなさろひこやしまぬみこと)」

とっても長い立派なおくり名をもらっているにもかかわらず記紀においては具体的な事跡が何も書かれていない謎の人らしいです。

立派なおくり名が与えられているにもかかわらず具体的な事跡が見えてこないということは、スサノオが暴れ者にされたり、ニギハヤヒ(大歳)が神社の祭神名から抹殺され(天照という称号を奪われ)たと同様に、記紀編集者によってなんらかの改竄や隠蔽がなされたと疑う価値ありです。

で、そのおくり名に”さろ彦”とあることから「猿田彦こそ実はスサノオの長男である八島野尊ではないか?」ということらしいんです。

これは、どうなんだろうか?

猿田彦といえば、まず思い出すのは手塚治虫の火の鳥に登場する鼻のでかいキャラクター。

次に思い出すのは交通安全の神、猿田彦を祭神とする三重県鈴鹿市にある「椿大社」(この神社の交通安全のお札は自動車に貼り付けるお札の定番とも言えるもので三重県ではこの神社のお札を貼って走っている車が多い。)

その猿田彦、なぞの神であり、記紀での扱いはあまり良くないです。まずその容姿の表現ですが、鼻がでかくて目が光ってたとか。司馬遼太郎がこの形容を読んで「なんだか外人のような」と素朴な感想をどこかで書いていたような気がします。褒めているのではなく奇異な容姿として貶されている。また二枚貝に手を挟まれて海の底に沈むというかたちでぶざまな最期をとげます。

ちょっと可哀想なみじめな人が猿田彦。

このように記紀で悪く書かれている場合は、何らかの裏(事情)があると疑ったほうがいいです。

壬申の乱で大変な功を挙げていながらそれが一言も触れられていない「尾張氏」然り。

本当は日本建国の始祖王でありながら、乱暴者として酷い当て字をされている「スサノオ」然り。

蘇我入鹿=悪人、の記述にもとてつもなく大きなカラクリが隠されているとか・・)

八島野尊とサルタヒコに関する部分を「古代日本正史(原田常治)」の中から拾っていくと、

まず、スサノオの子供達について書かれている章で

「第一子、八島野尊(やしまぬみこと)」

・この長男の八島野尊については色々調べてみたが、あまりはっきりとした事跡がない。

・長いおくり名があることでも、相当立派な人物だったことがうかがえる

・他の弟妹たちがほうぼう飛び歩くし、みんなよく動いていたので、留守番をして出雲を守っていたのではないかと想像される。

として簡単に済ませています。一方で猿田彦については、

・大国主の時代に九州統治の責任者として出雲より西都に出張していた。

・大日霊女は猿田彦の人格に全幅の信頼を持って、出雲の政治を依頼した。

・武御名方を出雲から追放(出雲国譲り)した後の出雲の政治を猿田彦が行った。

・徹底的な民主政治、神在り月、部族長会議を行った。

と書かれています。また、

・猿田彦を祭神とした佐太神社は、(昔は)出雲の二ノ宮だった(一ノ宮はスサノオの熊野大社)

これを読むとこれだけの人の出自が不明というのはどう考えても変な(怪しい)わけです。

スサノオ亡き後の重要な占領地である九州の統治責任者に抜擢された謎の人が猿田彦

(=>スサノオの長男である可能性が高いのでは?)

出雲国譲りという難しい状況を収拾できる立場、出雲方からの大きな信頼がある猿田彦

(=>スサノオの長男である可能性が高いのでは?)

スサノオの熊野大社が一宮、猿田彦の神社が二ノ宮であったという事実

(=>猿田彦はスサノオの長男である可能性が非常に高い)

祟神天皇が三輪山の大神神社の神主として探し出した人物にオオタタネコという人がいますが、この人は出雲系(スサノオ系?、ニギハヤヒ系?)の直系の人ということで神主に抜擢されたということです。その変な名前のオオタタネコですが以前は「大+多々+ネコ」というふうに考えてましたが、これを「大田+タネコ」というふうに区切ると、サルタヒコの子孫の大田尊との関連性が見えてくるわけです。

猿田彦とは、「スサノオの長男の八島野尊があまりに立派な人だったので、その子孫である豪族の力をそぐために、そのヒーローのような偉大な人物(八島野尊)の事跡をスサノオ直系という史実もろとも歴史から抹殺した。そのときに作り上げられたた(すり替えた)ちょっと滑稽な人物こそが猿田彦」なのではなかろうか・・・・迷宮です^^

コズミックホリステック医療・現代靈氣

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