アーユルヴェーダ

Facebook澁谷 るみ子さん投稿記事  不老不死の水銀。

香住の「丹生大明神」

ここは、朱(水銀)の神社です。自宅から1時間。今子浦の千畳敷の近くで、柴山温泉町の中にあります。

温泉の看板も朱色、私の車も朱色、しかも、到着したら、朱色の電車が走って来ました。すでに、水銀に歓迎されてる感満載、ワクワク。

「古代の朱」

という本には、日本の太古の水銀知識について、記載されています。こちらの本を元に探ってみます。古事記や日本書紀には、神話の暗号として、水銀の産地が出てきます。物語で、土蜘蛛を切ったその血で、「血田」となった土地は、水銀の産地。同じように、様々な物語で、血浦、血原などと、呼ばれるようになった場所は、全て水銀の一大産地だそうです。

密教もわかりにくいですが、完全なる錬金術書で、様々な神々の名前が、水銀をはじめ鉱物や貴金属の名前だったりします。

そうですよね。そりゃ、日本神話もやっぱりそうですよね。暗号で隠しながら伝えているんですね。万葉集の詩にも、すでに、水銀を錬成させて、水銀を黄金の錬成、すなわち錬丹術、錬金術を行っていた事が詠まれています。

元々、朱色とは真っ赤な色の事だったようです。それは、丹砂=辰砂=赤土=硫化水銀の色です。しかし、日本の豊富な水銀鉱山は、水銀冶金師の移動氏族によって、次々に取り尽くされ、朱の代用として、鉛丹が使用されて、それが今の朱色、つまり、黄色がかった赤の概念に置き変わったそうです。

水銀女神

もともと水銀の女神様は、「ニホツヒメ」だと最も古い播磨国風土記に記載があるそうです。播磨の女知事にニホツヒメが降りて、神功皇后に朱のすごさを説き、皇后は、朱で染めた船で新羅に攻めそして征した。後に、功績を讃えて、神功皇后は「ニホツヒメ神社」を紀伊国の高野山近くに移しました。

 移動すると、どうやら名前が、「ニウズヒメ」と呼ばれるようになる。じつは、播磨では朱砂の産出のことを、「ニホ」とよび、紀伊では「ニフ」と呼んでいたから。

また、紀伊で水銀を採鉱していた氏は、ニフ氏とよばれていたらしく、後に漢字が入ってくると、丹生(ニフ)氏とし、女神も「丹生都比売(ニウズヒメ)」とした。

丹生氏は、水銀を採鉱に長けていた植民で、採れなくなったら移動して、全国の辰砂が取れる場所に入植していったのではないかと、筆者の松田氏は書いていました。なるほど、なるほどです。

丹生氏が丹生という地名を付け、丹生神社を建て移動していったと考えられます。丹生(にう)とは、水銀を生む朱(辰)砂の事。

アーユルヴェーダ

自然界に水銀は、硫黄との化合物として、つまり、硫化水銀(辰砂)の形で、朱色で見つかります。辰砂は朱色ですが、辰砂から水銀だけを純粋に抜き取ると、水銀はもちろん銀色です。

アーユルヴェーダでは、硫化水銀から、水銀を取り出して精製します。水銀は猛毒ですが、硫黄で無毒化します。水銀を薬として使用する時は、再び、硫黄と混ぜて乳鉢でひたすらに練ったり、高温で焼きます。病気治療の薬として、水銀を無毒化した後に、さらに、水銀の能力をあげていく、工程を加えていきます。

最終的には、錬丹術から金を錬成させて、不老不死の薬を作る事を目指し、その物質変換の過程の全ての科学があったとされます。現在も、重病の場合は、鉱物薬、水銀薬はかなり使用します。

先月のインド入院ツアーで、キャンセルが出たので、新たにステージ4の癌の方をお連れしていました。昨年も癌が消えた方がいましたが、今回の方は、アーユルヴェーダも初めてで、私とも一度しか、お会いした事がない方でした。50代の方で、何食べても全身に激しく痛みが走り、高熱が出る為、食事が殆ど出来なくなり、体重が34キロくらいに減り、マルチプルな骨転移で苦しまれていました。しかし、3週間の治療で、癌の数値がほぼ正常になっていました。今では何食べても美味しいと痛みも殆ど無くなり、熱も出なくなったと報告がありました。鉱石、ダイアモンドの薬を飲んで頂いてます。

日本の水銀と即身仏

水銀や鉱物の知識は、日本にもあったはずです。しかも、太古です。その後、江戸時代では、水銀冶金の技術が退化し、意味がわからなくなり、神話や和歌を読み解けなくなってしまった。

ところで、辰砂は朱色であり、山や川にこの赤が堆積すれば、それはそれは目立ちます。当然、縄文時代や石器時代から、朱(=水銀)は、日本ではめちゃくちゃ使われてて、縄文土器や石棺や土偶に塗られていました。

その後、日本でも、薬やミイラとしても使用されています。日本のように湿度がある場所でも、ミイラに出来たという技術はすごいです。そして、空海の高野山は、もちろん水銀鉱山の場所。修行者がミイラとなって、弥勒の世がくるまで、肉体をこの世に残す即身成仏。そのミイラ化に水銀を使っている事が考えられます。  

水銀は、適正に使うと若返り薬で、老化を防ぎます。それだけでなく、記憶力や知能を上げたり、超能力を発揮したりします。

中国に仏教が入っているという事は、インドからアーユルヴェーダが中国にごっそり入っているという事。アーユルヴェーダ医学とともに、錬金術もしかりです。ただ、さらに、もっと古くはどうでしょうか?

日本では、万葉集の時代から、日本は黄金の現鉱石から金を抽出するのに、水銀と合金させたアマルガム法を使用していたとある。金アマルガムに熱を加えて水銀を蒸発させて金を得る方法。同じだ。例の中尊寺のミイラも、東北の平泉が水銀と黄金の鉱山があり、縄文時代から土器に水銀を使っていたとあります。

水銀がタブーとなってしまっている日本だけれど、地球の鉱石の力は本当に、どこまでも素敵ですごい。人類が徳高くなって、鉱石と仲良くなれた時の化学反応が楽しみです。


https://www.treeoflife.co.jp/ayurveda/ 【アーユルヴェーダとは】より

アーユルヴェーダとは、五千年の歴史をもつインド・スリランカ発祥の伝統医療です。

サンスクリット語のアーユス(Ayus/生命)とヴェーダ(Veda/科学)からなる言葉で、「生命科学」を意味します。

生活の木では、アーユルヴェーダを「よりよく生きるための知恵」と捉え、古来の医学体系を現代の私たちの生活にも取り入れやすい形で提案しています。例えばヨガ、呼吸法、ハーブを用いた食事療法など。毎日の暮らしを心地よくしながら不調を整え、病気を予防し、心と体の健康を保つことを目的としています。

アーユルヴェーダでは、「ドーシャ」と呼ばれる3つの要素「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」が私たちの心身の健康を支配していると考えています。

また、この3要素のバランスによって一人ひとりの体質がきまります。

不調が生じたとき、体質ごとに対処法が異なるので、まずは、自分のドーシャバランスを知ることが大切です。


https://ameblo.jp/0nce-upon-a-t1me/entry-11630081882.html 【続き・・本『空海と錬金術~金属...』】より

昨日の昼・・・これが10月か・・・というくらい暑かった。この“鉄人28号”のある広場....神戸市の長田だ。この近くで、ヨガ教室。おかげで、滞っていた血流が動きだし、筋肉が緩む。

肺も広がった。やっぱり、ヨガは呼吸だ。

“鉄人28号”だから、“金属”というわけではないが・・・

9月15日のブログ「本『空海と錬金術』」の続きも、ちょっと休憩のつもりが、しばらく時間が過ぎてしまった。

・・・抜粋というかメモ...本を読みながら、ブツブツ独りごとをつぶやいているようなもの...いわば、私的な備忘録なのだが。

では、続き

中国の錬金術・・・

J・ニーダムによると、中国における錬金術の黄金時代は、400年から800年頃、

ちょうど、空海の生きた時代、唐に渡った頃は全盛期といえる。

“中国最古の薬局方を述べた『神農本草経』に、辰砂と水銀の両方含めて、四十一の無機物の名前が・・・”

  ふ~ん レメディみたいな感じか??

・・・辰砂の粉末について、それは山の渓谷で見つけられ、その味は甘であり、軽い冷性であり、身体と五臓の百病を調和し、精神の活力を養い、魂〇を鎮め、気を益し、眼を良くし、魅(寄生虫)を駆除し、邪悪気(悪性体液)を除法するとされている。辰砂は〇(水銀)に変えられる。たえず、用いれば神明に通じ、不老となる。

この無機物=鉱物薬の使用・・・中国において、紀元前まで遡るらしいショック!

ニーダムは中世中国のエリクシル錬金術には、三つのルーツがあった・・

・・・(a)不死の薬草の植物製薬の伝統、(b)人工的に金を造る冶金化学な伝統、(c)治療に無機物と金属を使用する医療鉱物学的な伝統....

でもこれらは、アーユルヴェ―ダ医学、シッダ医学など、インドが源流のようだ・・・


https://ameblo.jp/0nce-upon-a-t1me/entry-11636252244.html 【『空海と錬金術』】

『高野山奥の院』…とあるが、この場所は、通称「須磨寺」(神戸市須磨区)その「奥の院」の前からの風景だ。おそらく、その方向...海のむこうが高野山ということだろう。

ここの「奥の院」には、もちろん、弘法大師が祀られている。

須磨寺については、また…

さて、弘法大師・・錬金術の続き・・・空海と錬金術―金属史観による考察

この本の筆者は、錬金術というもの、、、その技術伝達に隠語が用いられたと推測する。

そもそも、密教というものも、言葉の表わすとおり、秘密の教えだ。正式にその門にはいって弟子となり、その秘密について伝授される。錬金術についても同じ、、、徒弟制度のようなかたちで受け継がれる。そして、その伝達に 隠語が用いられる。

・・・錬金術=冶金作業に用いられた隠語=秘語・・・

丹砂・・・赤龍  白虎または虎は水銀  青龍は、水銀・・

鉛はサンスクリットでナーガであり、動物では、蛇・龍とりわけコブラを意味している。

青龍で想起されることは、空海が唐で真言密教を伝授された恵果の寺が「青龍寺」であったことである。

龍樹=ナーガールジュナ・・・

大乗仏教開祖の龍樹とインド錬金術の龍樹は、別人と言われている。が・・・

・・・空海が『付法伝』に書いた・・・と龍樹が、「寿年数百なれど志貌衰えず」・・・

もしかしたら、龍樹は数百年という寿齢だったのかも・・・だいぶ前に書いた、裸行上人のブログ 本当に彼ら(裸行上人は複数形?ꉂ 🤭)は、医学的に不老長寿の術を身につけたのではないだろうか???

仏教はそもそもの成立の時点から、つまりブッダによる仏教の開創のときから医学と深く関係しており、むしろアーユルヴェ―ダの医学論から、ブッダは仏教の根本教義の・・・・考案したと考えられる。・・・

つまり、『大智度論』の著者で、大乗仏教または密教の開祖のナーガールジュナが、錬金術師の一面をもっていても、けっして不思議ではないということである。

・・・『大智度論』に錬金術の記述があり、これが604年に漢訳されているのだから、インドから中国へその頃に錬金術が伝えられたものとみている。

日本の錬金術・・・

このあと、覚書だと思って読んでほしい。「万葉集」の大伴家持の

すべらぎの御代栄えんと東なる  みちのくの山に黄金の花さく「続日本紀」、、、

聖武天皇の天平二十一年(749)になって、陸奥の小田郡が黄金を貢上した。

これが黄金が出たはじめである。よって、年号を改めて天平感宝元年とした、と。

東北の黄金伝説・・・

・・・聖武天皇の大仏造営で、「先進的な鋳造技術を外国から取り入れる・・・政治体制を完成する技術」と、宗教の「マジカルなテクノロジー」との「技術の二面性、それが奈良から平安までの全部に存在する」・・・

高野山=空海=密教=錬金術=水銀=丹生

空海の高野山開創の上表文の中の一文、、、

空海少年の日、好んで山水を渉覧して、吉野より南に行くこと一日、さらに西に向って去ること両日程にして、平原の幽地あり、名づけて高野という

さらに、筆者は、嵯峨天皇と空海の交遊の中から、錬金術師としての空海像を・・試みる。







コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

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