ハナダイコン(=オオアラセイトウ)とハマダイコン

Facebook生澤 和義さん投稿記事

おはようございます。

今朝の首都圏は快晴、日中は気温も上昇、寒暖差の大きい一日になりそうです。

近所の公園で咲く、紫色の花の群生に圧倒される「ショカツサイ(諸葛菜)」

アブラナ科オオアラセイトウ属の中国原産の一年草、別名は「オオアラセイトウ(大紫羅欄花)」、「ムラサキハナナ(紫花菜)」など、「ハナダイコン(花大根)」と呼ばれることもあるが、実際は別の種類です。花言葉は「聡明、癒し、変わらぬ愛」など。

それでは本日も明るく元気な笑顔で参りましょう。


Facebook西脇 与作さん投稿記事

ハマダイコンの花

 昨年ハナダイコン(=オオアラセイトウ)とハマダイコンの違いについて随分と頭を悩ましました。どちらもアブラナ科の越年草で、ハナダイコンの和名が「オオアラセイトウ(大紫羅欄花)」です。別名が「ショカツサイ(諸葛菜)」。

 一方、ハマダイコン(浜大根)は野菜の大根が野生化し、海岸の砂地に生えたと言われています。それゆえ、当然ながらダイコンによく似ています。海岸の砂浜に生育することが多く、時として沿岸域の荒れ地などにも生育します。葉は大根に似て羽状に分裂し、長さ20cm程度。3月の終わり頃から6月にかけて花茎を出し、花弁は淡い紫紅色を帯びています。

*ハマダイコンの画像にフタホシヒラタアブが見えます。複眼の間が離れている個体が雌のフタホシヒラタアブです。

**最後の画像はハナダイコンとクロヒラタアブ


https://blog.goo.ne.jp/kenken1948/e/dfafdc89323e449852c281937b9611c0 【<オオアラセイトウ(大紫羅欄花)> 別名に「諸葛菜」や「紫花菜」】より

【中国原産、総状花序に淡紫色の十字花】

 中国原産のアブラナ科オオアラセイトウ属(オリチオフィラグムス属)の2年草。日本には江戸時代に観賞用として渡来したが、広く栽培されるのは1930年代以降になってから。今では野生化し、道端などでも見かけるようになってきた。花期は長く3月から5月頃まで。草丈は30~60cmで、茎の先の総状花序に径2~3cmほどの淡紫色や紅紫色の十字形の4弁花を付ける。

 「オオアラセイトウ」の名付け親は植物学者の牧野富太郎博士で、アラセイトウは切り花やブーケなどとして人気があるストック(アブラナ科アラセイトウ属)の和名。若芽が食用にもなるオオアラセイトウには「ショカツサイ(諸葛菜)」や「ムラサキハナナ(紫花菜)」の別名もある。諸葛菜の名前は中国・三国時代の軍師・諸葛孔明(181~234)が兵士の食料用として栽培し広めたことに因むそうだ。東京都武蔵野市はこの植物をムラサキハナナとして「市民の花」の一つとしている。

 「ハナダイコン(花大根)」の呼び名でも広く親しまれている。ただ、このハナダイコンは同じアブラナ科でも別属のハナダイコン属(ヘスペリス属)の植物の正式名。花の色形などがよく似ていることによって混乱が生じているが、こちらはヨーロッパ原産で、草丈は50~90cmとやや大きい。紫花のほか白花もある。オオアラセイトウはモンシロチョウの仲間スジグロシロチョウの食草の一つになっている。「諸葛菜咲き伏したるに又風雨」(水原秋櫻子)


https://yujyaku.blog.fc2.com/blog-entry-766.html 【孔明も愛でし花らし花大根】より

■ 孔明も愛でし花らし花大根( こうめいも めでしばならし ばなだいこん )

当ブログでは、花名の由来などの記事を時々掲載するが、今日は様々な名前で知らている「花大根(はなだいこん)」を取り上げてみたい。

まず、「花大根」という名前だが、これは、大根の花に似ていて、花が美しいことから付けられたとのこと。そして、別名には「諸葛菜(しょかつさい)」というのがある。

この「諸葛」とは三国志に出てくる蜀漢の政治家・軍師「諸葛孔明(しょかつこうめい)」のこと。彼が、この植物を広めたという伝聞から、この名前がつけられたそうだ。

本日の掲句は、そのことを知って詠んだ句で、「孔明」と「大根」の取り合わせが面白いと思い詠んでみた。尚、「孔明も愛でし花」としたが、本当のところ、兵士の食糧として栽培したようである。「花大根」「諸葛菜」は春の季語。

因みに、この植物には他にも「紫花菜(むらさきはなな)」という名前がある。これは、花の形が花菜(菜の花)に似ており、花の色が紫なのでこの名になったとのこと。

更に、「大紫羅欄花(おおあらせいとう)」という名前もあるが、これが一番厄介で、まず漢字が読めない。そして花の名前も何のことやら見当がつかない。しかも驚くべきは、この名前が標準和名になっているということだ。

そこで、例により由来を調べていくと、「紫羅蘭」は漢名からきており、「アラセイトウ」は園芸品種の「ストック」の別名だとのこと。それが、なぜ「大紫羅欄花」に使われているのかは、どうもはっきりしていないようだ。

花大根こと大紫羅欄花は、アブラナ科オオアラセイトウ属の越年草。原産地は中国。日本には江戸時代に輸入され栽培されていたが、のちに野生化。花期は3月~5月。花色は始め紫色だが、次第に薄くなり、最終的には白色に近くなる。

名前がいくつもあると、どの名前で句を詠むか迷うところだが、調べてみると「大紫羅欄花」は名前が難しいせいか詠まれた句はなく、「紫花菜」は名前が長く、他の花菜と混同されるためか、これもほどんとない。

一方、「花大根」や「諸葛菜」で詠んだ句についてはままあり、ネットで見つけたいくつかの句を参考まで以下に掲載した。

     【花大根の参考句】

      大原や日和定まる花大根      (飯田蛇笏)

      花大根黒猫鈴をもてあそぶ     (川端茅舎)

      夕月は母のぬくもり花大根     (古賀まり子)

     【諸葛菜の参考句】

      諸葛菜咲き伏したるにまた風雨 (水原秋桜子)

      足もとに点るむらさき諸葛菜    (草間時彦)

      東京を一日歩き諸葛菜        (和田悟朗)

コズミックホリステック医療・現代靈氣

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