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彼岸とは何でしょうか。
仏教では、6つの徳目(六波羅蜜)を修めることで、迷いの世界である此岸から悟りの境地である彼岸にたどり着くことができると言われています。
仏の教えを学び、自らを見つめ直すことで、ちょっとだけ彼岸が近くに感じられるようになるかもしれません。
https://note.com/honno_hitotoki/n/nc6225ea99665?fbclid=IwAR3D1_Vr88cFBXaoPy5yfRLaJOBlnpWfabDiuvTIOUNOdUOV2GiRr2DhWNA 【<彼岸の入り>仏の教えを知り、自らを見つめ直す書籍【7選】】より
9月23日は秋分の日。今日は「彼岸ひがんの入り」にあたります。
ところで、彼岸とは何でしょうか。
仏教では、6つの徳目(六波羅蜜)を修めることで、迷いの世界である此岸しがんから悟りの境地である彼岸ひがんにたどり着くことができると言われています。
六波羅蜜ろくはらみつとは、
1.施しという完全な徳(布施波羅蜜)
2.戒律を守るという完全な徳(持戒波羅蜜)
3.忍耐という完全な徳(忍辱波羅蜜)
4.努力を行うという完全な徳(精進波羅蜜)
5.精神統一という完全な徳(禅定波羅蜜)
6.仏教の究極目的である悟りの智慧という完全な徳(般若波羅蜜)
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典より
の6つを指します。
つぎにご紹介するのは、仏教にまつわる7冊の書籍です。
仏の教えを学び、自らを見つめ直すことで、ちょっとだけ彼岸が近くに感じられるようになるかもしれません。
愛蔵版 心に響く101の言葉
多川俊映 著
奈良の古刹・興福寺の前貫首が、仏の教えと深い学識をもとに、古今の名言を選び、自らの書とエッセイでつづりました。心に響く、迷いが晴れる、言葉による人生の処方箋です。
愛蔵版 心に響く101の言葉
生物学者と仏教学者 七つの対論
斎藤成也 佐々木閑
約2500年前に釈迦が創始した仏教は、現代の日本人が日常接している仏教とは様相を異にし、“絶対者”の存在を認めず、自己の精神的鍛錬で煩悩に打克って涅槃に到達することを目的としたもので、その合理性・法則性に沿う方法は、科学的思考と親和性があります。
「科学と宗教」について、その類似点と相違点を気鋭の生物学者と仏教学者がそれぞれの知見から考察した一冊です。
生物学者と仏教学者 七つの対論 (ウェッジ選書)
空海に秘められた古寺の謎
弘法大師と辿る高野山と真言宗
山折哲雄 編
空海の人生を、足跡としての古寺を通して見ていきます。故郷の讃岐や高野山にとどまらず、留学先の中国、そして伝説として伝わる全国のゆかりの古寺・霊場にもふれています。
空海に秘められた古寺の謎 弘法大師と辿る高野山と真言宗
最澄に秘められた古寺の謎
伝教大師と辿る比叡山と天台宗
山折哲雄 編
最澄の生涯をたどりつつ、比叡山や最澄ゆかりの古寺社をご紹介。さらには後継となった天台の高僧たちの系譜をもたどることで、日本仏教の母胎となった最澄と天台仏教の魅力を再発見します。
最澄に秘められた古寺の謎ー伝教大師と辿る比叡山と天台宗
聖徳太子に秘められた古寺・伝説の謎
正史に隠れた実像と信仰を探る
瀧音能之 著
『日本書紀』などが「聖者」として太子を礼賛する一方で、太子にまつわる謎・不明な点は多い。いかにして聖徳太子は「聖者」(カリスマ)となり得たのか? 古代史の第一人者が謎解き風に真実に迫る歴史教養本です。
聖徳太子に秘められた古寺・伝説の謎 正史に隠れた実像と信仰を探る
仏像イラストレーターが作った
仏像ハンドブック
田中ひろみ 著
仏像を描くプロである著者が、仏像めぐりの楽しさ、必要な知識、コツを惜しみなく詰め込んだ、まんが&イラストガイドブックです。
仏像イラストレーターが作った 仏像ハンドブック
仏像に会う
53の仏像の写真と物語
西山 厚 著
美しい仏像には、たくさんの願いが託されています。仏教美術史学者の著者が、心に沁みる仏像53体の物語を、厳選した仏像写真と共に紹介します。
https://www.miyagawa.com/user_data/osie/c.html 【「此岸(しがん)」と「彼岸(ひがん)」】より
此岸(しがん)とは
此岸は私たちの住んでいる世界の事で、欲や煩悩にまみれた世界です。さまざまな苦悩に堪(たえ)え忍ばねばならないこの世界を、サンスクリット語では「サハー」といい、「忍土」という意味です。
これを中国語では「娑婆」と書き、世間の事を俗に「しゃば」というのは、ここから来ています
彼岸(ひがん)とは
釈迦が「彼岸に渡れ」と説いたように、彼岸は人々が欲や煩悩から解放された世界です。彼岸はサンスクリット語で「パーラム」、渡る事は「イター」といい、これをつなぐと「パーラミター」となります。どこか聞き覚えにある言葉です。これは有名な「般若心経(はんにゃしんぎょう)」の一節「波羅蜜多(はらみつた」の事です。大乗仏教の基本経典で、まさしく「彼岸へ渡る」事を説いたものです。
釈迦が説いた教えは「どうしたら幸せになれるか」という事がテーマになっています。
此岸と彼岸の間には、仮に大きな川があると想像して下さい。自分がいる方を「此岸」、向こう岸を「彼岸」とします。仏教では、私たちが住む「此岸」を凡夫の世界(煩悩にあふれた世界)、「彼岸」は仏の世界(煩悩の火が消えた、涅槃の世界)と考えます。
釈迦は、「人は此岸では真の幸せになれなから、彼岸に渡れ」といい大きな川を渡る方法を説きました。そこで問題になるのは渡る方法です。小乗仏教の教えた方法は、川を渡れるのはごくかぎられた人々です。しかし、これは釈迦の望んだ教えではないとして、すべての人が渡れるように方法を説いた大乗仏教が誕生しました。
釈迦は最初に川を渡る専門家たちに「出家せよ」と説きました。なぜなら、川を泳ぐ為には、身ひとつでなければ泳げないからです。服を着たまま、あるいは財産など持って行けるわけがない。また、自分1人でも泳ぎきれるかどうかわからない。だから、妻子も捨てて、「裸になりなさい」と教えたのです。やがて、出家した者が渡りきった後には、必ずすべての人々が渡れる橋がかかる。釈迦はのちに人々を導く役目を出家僧たちに託しました。
此岸にいながら彼岸に渡る六つの方法
小乗仏教では出家して修行を積む事が彼岸へ渡る方法と考えました。しかし、こうした修行は普通に暮らす人々には無理です。いつまで経っても不幸のままです。
では、大乗仏教では、どうすれば良いと考えたのでしょう。大乗仏教の根本的な教えを説いた経典に「般若波羅蜜多心経(はんにゃはらみつたしんぎょう)」があります(「般若心経」の事)。「般若」とは智慧(ちえ)、「波羅蜜多」とは彼岸に渡るという意味です。つまり、「般若波羅蜜多心経」は「智慧で彼岸に渡る」方法を中心に説いた経典といえます。という事は、「わざわざ彼岸に渡らなくとも良い」、此岸にいながら、彼岸の智慧を身に付ければよいのだと教えています。
小乗仏教のように出家して、厳しい修行を積んで彼岸に渡らなくとも、在家(ざいけ)の普通の人々でも実践できる方法を「般若波羅蜜多心経」は教えています。
どうしたら彼岸の智慧を身に付けられるか?
大乗仏教では、「六波羅蜜(ろくはらみつ)」の実践がすすめられます。
この六波羅蜜はすべて実践できる、実践すべき教えです。実践することにより、般若(単なる智慧でなく、どこまでも深まっていく智慧)が身に付きます。ひいては、此岸にいながらにして彼岸に渡ることになります
布施波羅蜜(ふせ) 布施をするこ
持戒波羅蜜(じかい) 戒律を持って生きること
忍辱波羅蜜(にんにく) 堪え忍ぶこと
精進波羅蜜(しょうじん) 努力すること
禅定波羅蜜(ぜんじょう) 座禅すること
智慧波羅蜜(ちえ) 前五つの波羅蜜の実践によって得られる智慧のことです。
六つの波羅蜜(はらみつ)が何であるかはわかったものの、実際には何をどうすればよいのか?
Facebook西川昇さん投稿記事·
阿波は深過ぎる。
日本史観を大きく揺るがす何かが隠されている。
https://www.youtube.com/watch?v=vFFtt3j-ytA
https://www.youtube.com/watch?v=JkBLxCY2mFc
https://minamiyoko3734.amebaownd.com/posts/36994679/
【イエス・キリストが最期を迎えた剣山(鶴亀山)】
https://ranyokohama.amebaownd.com/posts/6984395/
【石からのメッセージ】
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