Facebo0k若林俊彦さん投稿記事· 原点になる考え方について考えた
やはりさまざまなモノを感じていきたい 棚ぼたみたいなことを待ち望むのでなく
自ら感じ自ら行動して自分の人生を 創っていくこと
そして誰か救世主の到来を望むのでなく 自らが個性を輝かすこと
依存や他人任せでなく自分軸を生きること
和多志は63歳 でもこれから後を続く人に胸張って生きる人でありたい
それは与えられたモノでなく自ら創り上げていく和多志の意志
Facebook野口 嘉則さん投稿記事
【自己実現の7原則】
最も本質的なこと、最重要なことこんばんは、野口嘉則です。
先日より、「自己実現のための7つの原則」をお伝えしているわけですが、今のところ、第5の原則までお話ししましたね。
かなり早いペースでお伝えしていますので、十分に整理・消化できていない方もたくさんおられると思いますが、無理もないことだと思います。
それぞれの原則は、1つの原則に1~2ヵ月ていどの時間をかけて学ぶとよいものばかりです。
一方、今回の企画は、「まず、どんな原則があるかをお伝えする」ということを趣旨としています。
具体的な手法や、やり方・取り組み方までお教えするとなると、本にして3~4冊分のボリュームが必要になり、フェイスブックやメルマガの記事でお伝えするには少し無理があります。
そこで、まずは、どんな原則があるかということだけをざっくりとお伝えすべく、けっこうなハイペースでお伝えしているわけです。
で、ペースが早いために、これまでの内容が整理できていなかったり、未消化になっていたりされる方も多いと思うのですが、無理もないことだと思うのです。
ですので、焦って消化しようとされずとも、まずは第7原則までの全体を把握されて、そのうえでご自分の課題を整理し、その中から優先課題を見つけられるとよいのではないかと思います。今週末までには、第7原則まですべてお伝えする予定です。
そして今回は、第6の原則をお教えしたいところなのですが、その前にどうしても、このタイミングで、最も大切、かつ最も本質的なことをしっかりお伝えしておきたいので、今回それをお話しすることにします。
では、早速始めますね。
「自己実現のための7つの原則」のスタートの記事の中で、https://bit.ly/3ExEn3J
ユング心理学の、次の言葉を紹介しましたね。
自己実現をするためには、まず、その前提として、自分という人間の土台を確立する必要がある。この言葉を言い換えるなら、自己実現をするためには、まず、土台づくり、自分づくり、人間づくりをする必要がある。ということです。
そして、「土台づくり」「自分づくり」「人間づくり」とは、自らの「人間性」「人間力」「人格」を高めていくということです。
このことについて、もう少し突っ込んでお話ししますね。
名著『7つの習慣』の著者であるスティーブン・R・コヴィー博士は、成功について書かれた書物を、200年分さかのぼって調べたそうです。
200年前から今日までの成功に関する文献を徹底的に調べたわけですね。そして、その結果、
ここ最近50年間に書かれた本は、その場しのぎの、応急処置的な方法を書いたものが多かった。これでは真の成功や永続的な幸せを実現できない。
と述べています。さらにコヴィー博士は、次のようなことを述べています。
ここ最近50年間の本には、「信じれば達成できる」などのプラス思考、自己PRのテクニック、などを強調するものが多いが、こういったものだけでは、真の成功は達成できない。
真の成功を達成し、永続的な幸福を手に入れるためには、「人格」の向上が不可欠である。
原理原則を自らの「人格」の内に深く内面化させる必要がある。これを「人格主義」と呼ぶことにする。
つまり、コヴィー博士も、人間としての土台をつくり、人格(人間性、人間力)を高めていくことが永続的な幸せの条件である、と述べているわけですね。
また、東洋思想の大家である安岡正篤氏は、多くのご著書の中で次のように述べておられます。
人間の本質的要素(根幹)は「徳性」であり、一方、人間の属性的要素(枝葉)に当たるのが
「才能」や「技能」である。
「徳性」とは、「人間性」「人格」という意味ですね。これこそが人間の根幹をなすものであると安岡氏もおっしゃっているわけです。
ところが現代人は、才能や技能を開発することには多くの時間とお金を投入しながら、
人間の根幹である人間性(人格、徳性)を養うことをおろそかにしてしまいがちです。
「人間性を培(つちか)う」という目的で、一定の時間とお金を投資して学んでいる人が、
僕の友人・知人にはたくさんいらっしゃいますが、一般的には、こういった人は少数派ですよね。
つまり、一般的には多くの人が、根幹である人間性を養うことをおろそかにして、才能や技能を高めることにばかりに時間とお金を投資しているわけです。
そして、これを樹木にたとえるなら、根や幹を養うことなく、枝葉ばかりを茂らせようとしている状態です。これでは、一時的に枝葉が茂ることはあっても、長続きはしませんね。
大地に根を深く張り、幹を太く養ってこそ、枝葉は長きにわたって茂り続け、本物の果実を豊かに実らせます。
同様に僕たちも、人間としての根幹(土台)を養い、人間性を高めていくことによってこそ、才能を豊かに花開かせ、技能や戦略を真に活かすことができ、それらを永続的な幸せにつなげていくことができるのです。
もちろん、技能や戦略も大切です。これらが不要というわけではありません。
コヴィー博士も、次のようなことを述べています。
コミュニケーションのテクニック、他者に影響を及ぼすための戦略、プラス思考(ポジティブ・シンキング)、これらが成功するうえで不要だと言っているわけではない。必要な場合もある。しかしこれらは、一次的なもの(第一の要素)ではなく、二次的なものである。
つまり、成功するうえでは、テクニックや戦略やプラス思考が必要になることもあるわけで、
そういう意味では、これらも大切なものなのですが、何よりも、決定的にカギを握るのは、
それらではなく、人格(人間性、徳性)だということです。
ちなみに、東洋の人物学では、その人の中で、徳(人間性)と才(才能)のどちらに比重があるか、をとても重視します。
そして、徳が才より勝っている人のことを「君子(くんし)」と呼び、これを「目指す人間像」とします。
つまり、君子とは、その人の中の比重を見たときに、[徳 > 才]になっている人です。
一方、才が徳より勝っている人のことを「小人(しょうじん)」と呼びます。
小人とは、「器の小さな人」という意味なのですが、具体的に言うと、その人の中の比重を見たときに、[徳 < 才]になっている人です。
『資治通鑑』の編者であり、北宋の宰相も務めた司馬光は、次のように述べています。
どんなに大きな才があっても、才が徳より勝っている人間は小人であり、その才のゆえに利己的・排他的になってしまい、事を成し遂げることができない。
まず人間性(徳性、人格)を高め、人間としての土台をしっかり作ること。そのことの大切さを東洋思想も教えてくれているのです。
そして、その「人間性の土台」の上にこそ、「才能」は豊かに花開き、永続的な幸せをもたらしてくれるのです。
ところで、第1~第5の原則は、ご自分の内面と向き合っていただく原則でしたので、少しキツかった方もおられると思います。自分の内面と向き合うには、それなりのエネルギーを要しますからね。
そんな方もご安心ください。第6と第7の原則は、内面と向き合うものではなく、内面とは違う角度からアプローチする原則です。極めてパワフルな原則ですので、楽しみにしていてくださいね。
ではここで、今回のワークセッションを提案したいと思います。
今回の記事を読んで感じたことを下のコメント欄に書き込んでみてください。これが、今回のワークセッションです。
情報をインプットするだけでなく、感じたことや気づいたことをアウトプットすることで、
理解と気づきが深まり、学んだことが定着します。
また、他の人と気づきを分かち合うことで、視野が広がるとともに、さらに新しい気づきが得られたりします。
ぜひ、この機会に、気軽にアウトプットする習慣を体得され、学びをご自分のものにしていただきたい、と思っています。
あなたのコメントを楽しみにしています。
次回は、「自己実現のための7つの原則」のうち、第6の原則についてお話しします。楽しみにしていてくださいね。
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