俳句とクモの糸

http://seiko1929.jugem.jp/?eid=4912 【今日の俳句~お題「蜘蛛の糸」~】より

年から年中、張っているこの「蜘蛛の糸」も季語なんですね。蜘蛛、蜘蛛の糸・・・夏の季語なんだそうです。勉強になります。

でも、蜘蛛って益虫なんですよね。見た目はグロテスクですが、家の中の虫を捕ってくれるという意味では・・・。でも、昨今はあの見た目がダメで蜘蛛が出ると絶叫し、スプレーをかけて退治するなんて話もよく聞きます。

しかし、蜘蛛の糸ってすごいと思いませんか?誰が教えた訳でもないのに、2時間ぐらいであれを作っちゃうんですからね。上手に自分の体を体を風に乗せて・・・本当に匠の技って感じです。もちろん・・・雑な作りのもありますが、壊すのが勿体ないぐらいきれいなデザインのものもありますよね。それに朝露なんかがかかっていると本当に一種の芸術のような気もします。

ということで・・・蜘蛛の巣で1句・・・。

「蜘蛛の中でも特に大きくて、美しい巣をかけるのは女郎蜘蛛なんだそうです。オスを食べちゃったりするんで、あまりいいイメージはないかもしれませんが・・・笑。その女郎蜘蛛が巣をかけて・・・見事な出来栄えに壊されたくないから「作り立て」っていう看板を隣に付けたいわ!!っていう様子を詠んだものです。

こちらが女郎蜘蛛の巣です。

ね・・・すごいでしょ?これだけの糸があの体から出るのもすごいし、物指しやコンパスを持っている訳じゃないのに・・・この精密さ。すごいです。byみのる」

そして・・・たいき先生って行きたいトコなんだけど、なぜか今日、この1回参戦してくれた人がいます。

馬場さんです。馬場鉄平くん

「多事多端なんてよく知ってたなぁ。仕事が忙しくてやらなければいけないことがたくさんあることとかそんな感じの意味ですね。

そんな自分の忙しさに、せっせと精密な巣を張る蜘蛛にまで「ねぇ、君のその素晴らしい能力で手伝ってよ!!」ってすがりたくなるっていう俳句なんだそうです。

馬場さんからは『毎日、メチャクチャ忙しいです。まだ基礎の基礎を学んでいるんですが、朝から晩までみっちり授業です。今も星図の課題に追われています。ただ、授業は好きなことを学習できるのでやっぱり面白いです。』とのことです。馬場さんももしかしたら今、巣を張り始めた頃かもしれませんね。byみのる」

そして、真打登場・・・たいき先生です。

今回の俳句も何か好きです。

「新天地でも蜘蛛のように儚い糸かもしれないけど、しっかり自分の足場を固めて自分自身のこれからを作り上げて行こうという蜘蛛を悪いイメージじゃなく、真面目なイメージをたいきに重ねたものですね。たいきはこういう自分のこれからを重ね合わせるような句を詠ませたら絶妙なイメージでもってくるなぁといつも感心します。最初は全然違う感じで詠んでいたんですが、一回リセットさせたんですが、それでこれを送ってくる辺りがたいきのセンスかもしれません。たいきの若者らしい俳句が大好きです。byみのる」


http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/10/post-3ff1.html 【蜘蛛の俳句と写真 《即位礼に思うこと》】より

 ここをタップして、「俳句の哲学は世界共通」(ヘルマン・ファン・ロンパイ)をご一読下さい。

・和を祈る即位の礼や蜘蛛の糸   (薫風士) 

・蜘蛛に生れ網をかけねばならぬかな   (高浜虚子)     

・蜘蛛の囲や親子三匹餌食待つ   (薫風士)  

・虚空より蜘蛛も大地を見つめをり  (薫風士)

今日(10月22日)は「即位礼正殿の儀」が行われました。

令和の時代も平成の時代と同様に日本国民の象徴として両陛下が国際親善を推進される平和憲法の大原則が永久に堅持されることを祈っています。

「即位礼の句に蜘蛛の俳句とはけしからん」とおしかりを受けそうですが、昨日深田公園など散歩していて親子らしい蜘蛛が3匹いる蜘蛛の巣が目についたので写真を撮りながら高浜虚子の俳句がふと浮かんだのがこの記事のきっかけです。

蜘蛛の糸は肉眼で見えたのに写真には殆ど写っていないのが不思議でしたが、今朝撮った蜘蛛の囲は太陽光線の向きによっては写真に写っていました。

この記事の原稿を書いている間に、「即位礼正殿の儀」関連のテレビ放映がどんどん進展したので冒頭の拙句を掲載する羽目になりました。

蜘蛛は夏の季語ですが、思いつくままに掲句を作り、天皇陛下のお言葉や、芥川龍之介の短編小説「蜘蛛の糸」の寓話や高浜虚子の掲句に思いをはせ、世界平和を祈りつつこのブログを書く次第になりました。

蜘蛛は、人間界のことに関心があるのか無いのか、相変わらずあちこちに蛛の囲を張っていましたが、ウイキペディアの解説によると、蜘蛛の巣を張らない蜘蛛も居るそうで、高浜虚子の掲句が必ずしも当て嵌らないことを知り、大自然の摂理を再認識しました。

ちなみに、「蜘蛛も」と助詞「も」を用いたのは、「虚空蔵菩薩の化身である明星のみならず蜘蛛も人間の営みを見ているよ」と言いたいからですが、「それは独りよがりで分からないよ」と批判されるでしょうね。  

 

https://ameblo.jp/yujyaku/entry-12544978941.html  【この枯葉落とすまいぞと蜘蛛の糸】より

この枯葉落とすまいぞと蜘蛛の糸( このかれは おとすまいぞと くものいと )

今頃、いつもの散歩道を歩いていると、蜘蛛の巣にかかって揺れている枯葉をよく見かける。本日の掲句は、そんな枯葉を見て詠んだ句だが、今回は蜘蛛の糸が、落ちようとする枯葉を必死に引き留めている様子を擬人法的に詠んだ。

「枯葉」は冬の季語。「蜘蛛の糸」が夏の季語なので季重なりになるが、本句では「枯葉」を主たる季語とする。

ところで、「今回は」と敢えて言ったのは、蜘蛛の巣(糸)にかかっている枯葉を題材とした句を、これまでいくつも詠んできたからである。以下には、その中から、いくつか選んで再掲したい。

散り急ぐ枯葉支える蜘蛛の糸

この句は、掲句と着想がほぼ同じで、細い蜘蛛の糸が、散り急ぐ枯葉を落とすまいと支えている様子を、やはり擬人法を使って詠んだ。掲句よりもやや客観的。

蜘蛛の囲に縋りたゆたう枯葉かな

この句は、「枯葉」側から詠んだ句で、「今地に落ちようとする枯葉が、何の未練か、蜘蛛の囲に縋(すが)って揺れている」というもの。上五の「蜘蛛の囲(くものい)」は「蜘蛛の巣」のことだが、幾分詩的な響きがある。

蜘蛛の巣にかかるは枯葉ばかりかな

これは、蜘蛛に同情して詠んだ句。「蜘蛛は、懸命に巣を作っているが、かかるのは餌になる虫ではなく枯葉ばかりだ」というのが句意。ここでは、生き物の蜘蛛を意識して上五は「蜘蛛の巣」とした。

枯葉以てモビール創る蜘蛛の糸

この句は、蜘蛛の糸が枯葉でモビールを創って揺らしている様子を詠んだ写生の句。寂しくも楽しげな光景として詠んだ。

*モビールとは、針金に薄い金属片などを微妙なバランスをとって吊るし、空気の微動にも動くようにした造形作品のこと。

因みに、「枯葉」に関しては、蜘蛛の巣(糸)とは関係なく詠んだ句もいくつかある。その中で、比較的気にいっている句としては以下のものがある。

【関連句】

① はらはらと落ちる枯葉よお疲れさん

② 枯葉舞う彼は誰に聞くバイク音

①は、春に新緑で清々しい情景を作り出し、夏に暑さを凌ぐ木陰を作り、秋は美しい紅葉で目を楽しませてくれた木々の葉に、心で「お疲れさん」と声をかけたことを詠んだ。

②は、明け方の「彼は誰(かわたれ)」時に合わせ、近所の景を詠んだもの。まだ薄暗い道には枯葉が降りやまず、人は誰も通っていない。その時、静けさを破るように、新聞配達のバイク音が聞こえてきた。そんな情景を詠んだ句。

*「彼は誰」時とは、「彼(あなた)は誰だ」とはっきり分からない薄暗い時刻を指す。明け方と夕方の両方に使われていたが、夕方を「誰そ彼(たそがれ)」というのに対し、明け方に限定して用いられるようになったそうだ。

参考句は、「蜘蛛の巣(糸)」と「枯葉」の取り合わせで詠んだものを掲載したいと思ったが、ネットでは見つからなかったので、「枯葉」に関するものをいくつか掲載した。(過去に掲載したものを除く。)

【枯葉の参考句】

セーターに枯葉一片旅さむし (加藤楸邨)

枯葉散るわが身に触れぬままに散る (仙田洋子)

日溜りへ飛びきし枯葉白川郷 (中西舗土)

風の音枯葉の音にふりむきし (田中起美恵)

さまざまな枯葉踏み来し靴を脱ぐ (神長裕子)


https://waqwaq-j.com/greece/3042/ 【タルタロス、カオス(混沌)から誕生したギリシャ神話の地獄】より

タルタロスとはギリシャ神話の奈落、地獄をいいます。

そしてギリシャ神話においては罪人だけでなく、多くの神々も幽閉されているのです。

普通の人間には立ち入ることのできない、そのタルタロスのご紹介です。

タルタロスの構造や、そこに堕ちた者たちとは

タルタロス ガイアの胎内にある神、あるいは奈落  出典:deviantart

タルタロスは神であり、ギリシャ神話においての地獄。カオス(混沌)の時代、ガイアと共に誕生しました。ガイアが大地、世界であるなら、タルタロスは世界に存在する地獄という領域であるといえます。

神としてのタルタロスは、ガイアを妻とし、ガイアとの間に最大にして最強の怪物テューポーンという息子と、一説には上半身は美女、下半身はヘビという半神半獣のエキドナももうけます。

タルタロスとは  ホセ・ベンリウレ・イ・ヒル作

タルタロスは大地の下、天と地の間の距離と同じだけ、冥界のさらに下方にあるといわれています。

古代ギリシャの神話学舎ヘシオドスによれば、地球の腸内にある場所、地上から落とされた「銅の石」が9日9夜後にタルタロスに到達する位置にあると定義しています

そこは常に深い霧が立ち込め、神々ですら忌み嫌う淀んだ空気。

想像を絶する強風が吹き荒れ、生きた人間は立ち入れない、仮に迷い込んだとしても1年経っても底にはたどり着けない空間であるとか。

ポセイドンが造った壁、あるいは、古代ローマの詩人ウェルギリウスはキュクロプスが地球の「トリスバス」の盾として建てた三重の銅の壁で囲まれていると述べています。

タルタロスに送られる亡者はハデスの支配する冥界の審判で罪深いと判断された者、あるいは神々への反逆者。

死者は冥界と上界とを分ける川スティクス(憎悪)あるいはその支流アケローン川(悲嘆)送られ、そこで渡し守カーロンが死者の霊を獣皮で縫い合わせた小舟で死者を彼岸の冥界へと運んで行きます。

渡し賃は1オボロス。それを持たない死者は200年の間その周りをさまよわなければならないと伝えられていました。

冥界に着いた死者はそこでハデスの審判を受けることになります。

タルタロスに幽閉される神神 ティーターン族 ピーテル・パウル・ルーベンス作

大神ウラノスとガイアの子供たちとして誕生。末の男子クロノスはガイアの命を受けウラノスより王位を奪い、主神となります。そしてハデス、ポセイドン、ヘラなどの子供を儲け、そのひとりゼウスとの対戦ティーターノマキアで敗戦。加勢したティーターンと共にタルタロスに幽閉されます。

ヘカトンケイル族

100の手と50の頭を持つ、百腕巨人とも呼ばれる、ガイアとウラノスの息子のひとり。外見の醜さからウラノスに疎まれ、タルタロスに幽閉。ティーターノマキアではオリュンポスの神々に加勢し、それ以降はタルタロスに堕ちたティーターンの監視役となります。

キュクロープス族

ヘカトンケイルと同じくガイアとウラノスの息子のひとりとして生まれます。

卓越した鍛冶技術を持つ単眼の巨人、その醜さゆえタルタロスに幽閉。

ヘカトンケイルと同じくティーターノマキアでオリュンポスの神々に加勢し、タルタロスに堕ちたティーターンの監視役となります。

シーシュポス

ティツィアーノ・ヴェチェッリオ作

ゼウスがアイギーナを略奪した居所を父に密告。ゼウスは死の神タナトスにタルタロスに幽閉するように命じます。その死の神タナトスを騙し捉えたために、死すべきものから死を奪うことに。

そして冥府の女王ペルセポネとの三日だけ復活させるという約束を取り付け、それを破って現世に居座るなど、冥府に多くの混乱をもたらしました。

タルタロスで受ける罰として、坂の上に岩を押し上げ、頂上に達する直前に岩は重みを増して下まで転げ落ちてしまう、それを永劫繰り返しています。

ティテュオス

ティツィアーノ・ヴェチェッリオ作

エラレーとゼウスの子という説もある巨人ティテュオス。アポロンとアルテミスの母、ゼウスの子を身ごもったまま大地を放浪するレートーを襲い、ゼウスの雷に撃たれて死亡、タルタロスにおくられたとされています。

ティテュオスに課せられた罰は

2羽のハゲタカ、あるいは1匹の竜が肝臓を喰らい、月が昇って肝臓は再生し、また食われる、永劫続くものです。

タンタロス

ジョヴァンニ・バッティスタ・ランジェッティ作

タンタロスはゼウスの親しい友として、神酒ネクタルや、神々の食べ物アムブロシアを食べることを許され、不死の体を得ていた人間。神々を酒宴に招き、息子ペロプスを殺し、その身体をシチューにして提供。

神々はみな料理の正体に気づいて口を付けなかった中で、デーメーテールだけが気付かず左肩の肉を食べてしまったと伝えられています。

課せられた罰は

沼の上の果樹に吊され、水は満ちあごまで届くが飲めず、果物も目の前にありながら口にできず不死の体であることが災いして、飢えと渇きに永遠に悩まされる罰を受けています。

イクシーオーン

義父を殺害し、ヘラを寝取ろうとしたためゼウスの怒りをかうことになります。

課せられた罰は

火の燃えさかる車輪に蛇で括られながら、未来永劫許されることなく、ぐるぐると回される拷問を受けています。

タルタロス、オブジェ・蟲人にもなる不思議の存在

アニメやゲームで人気のペルソナシリーズの第3弾、「ペルソナ3」では主人公の通う私立月光館学園の立つ場所に出現する用途不明の建造物として登場。物語においての最大の謎となっています。

ーーーーーーーーー

「コンクリート・レボルティオ~超人幻想~」では超人タルタロス蟲人として登場。「神化」という架空の年代「もうひとつの日本」を舞台にして、人間と超人が共存する社会を描きます。

ーーーーーーーーーー

タルタロス まとめ

出典:deviantart

地獄で受ける罰は万国共通?、日本でもギリシャでも恐ろしい拷問であるよう。

ただし、日本の地獄に落ちた亡者たちは、罰が終わると輪廻転生して解放されるのに対し、タルタロスに墜ちた罪人は未来永劫その苦しみが続くというもの。

コズミックホリステック医療・現代靈氣

コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

0コメント

  • 1000 / 1000