あきらめて夕顔の花咲きにけり

https://ranyokohama.amebaownd.com/posts/6414964/  【天が下のすべて事には季節があり、すべてのわざには時がある】

http://muhmin-papa.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-b7c0.html 【二輪の夕顔】より

  空に月 夕顔二輪 咲き出でる

 二輪並んで咲いたのは今年初めてで、思わず俳句もどきの書き出しとなりました。

 夕顔は夏の季語で、月は秋の季語。「月は四季それぞれの趣があるが、そのさやけさは秋にきわまるので、単に月といえば秋の月をさす。」と角川の俳句歳時記にあります.

一つの句に、季語の資格のある語が二つあることになって、やはり俳句とは言えず、俳句もどきです。 

 なお、同じ季節の季語が一句の中にあると「季重ね」(きがさね)と呼ばれ、貴重な十七文字の中にこうしたダブりがあるのは歓迎されないようです。

 お口直しに、角川俳句歳時記にある夕顔の説明と句をどうぞ。

夕顔・・・夏の季語

  ウリ科の一年生蔓草。夕刻に花冠五裂した大きな白花を開き、翌朝までにしぼむ。果実は長い円筒形のものと、大きく扁平のものがある。苦みがあるためそのまま食用せず、薄く長くむいて干瓢(かんぴよう)に加工する。熟したものは、器や置物に加工する。

夕顔やそこら暮るるに白き花    太祇

夕顔の中より出づる主かな     樗良

風呂沸いて夕顔の闇さだまりぬ  中村汀女

夕顔の一つの花に夫婦かな    富安風生

夕顔の花を数へにいくところ    九鬼あきゑ

あきらめて夕顔の花咲きにけり  五島高資

 今夜は中秋の名月・・・台風との関連が気遣われます。 

 日曜日、キリスト教会の礼拝にお出かけくださいますように。


https://kigosai.sub.jp/001/archives/2165 【夕顔(ゆうがお、ゆふがほ) 晩夏】より

【子季語】

夕顔の花、夕顔棚

【関連季語】

夕顔の実、朝顔、昼顔、夜顔

【解説】

夕顔は夕暮れにほの白い花を開く。その花は翌朝にはしぼむ。『源氏物語』夕顔の巻にあるとおり、貧しい家に咲く花として詩歌に詠まれてきた。花のあとには、丸い大きな薄緑色の実を結び、この実からは干瓢ができる。「夕顔」といえば、実ではなく花をさす。実は「夕顔の実」という。

【来歴】

『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。

【文学での言及】

『源氏物語』夕顔巻

煙たつ賤がいほりのうすぎりの籬にさける夕がほの花 藤原家隆『夫木和歌集』

【科学的見解】

夕顔(ユウガオ)、はウリ科ヒョウタン属の蔓性一年草。瓢箪(ヒョウタン)の一変種である。北アフリカ原産で、日本には平安時代に中国から伝わったとされる。つる性の茎は五メートルから十メートルくらいのなり、巻きひげで他のものに絡みつく。葉はハート型で大きく、柔らかい毛で覆われる。夕方、葉腋に咲く白い花は五列し、花径五、六センチくらい。朝にしぼむ。果実は糸瓜のように細長く大きく、干瓢などに利用する。(藤吉正明記)

【例句】

夕顔に干瓢むいて遊びけり  芭蕉「有磯海」

夕顔に見とるゝや身もうかりひよん 芭蕉「続山の井」

夕顔に米つき休む哀かな 芭蕉「真蹟短冊」

夕顔の白ク夜ルの後架に紙燭とりて 芭蕉「武蔵曲」

夕がほや秋はいろいろの瓢かな  芭蕉「曠野」

夕顔や酔てかほ出す窓の穴 芭蕉「続猿蓑」

夕顔に雑炊あつき藁屋かな  越人「春の日」

夕顔やそこら暮るるに白き花 太祗「太祗句選」

ゆふがほや竹焼く寺の薄煙 蕪村「蕪村遺稿」

夕顔の中より出づる主かな 樗良「樗良発句集」

汁椀にぱっと夕貌明かりかな 一茶「七番日記」

夕顔を蛾の飛びめぐる薄暮かな 杉田久女「杉田久女句集」

ほのぼのと揺れて夕顔ひらきそむ 長谷川櫂「初雁」


https://ameblo.jp/se-re-ta/entry-12516183628.html 【季語のたより 夕顔】より

今回は、『夕顔』の俳句です。『夕顔』は美しいお花(*´`*)でも、夕方に咲いて、翌朝にはしぼんでしまう(*´`*)儚い美しさ(*´`*)

夕顔の 一つの花に 夫婦かな  富安 風生(とみやす ふうせい)

う~ん?(*´`*)何だか、はかないような(*´`*)侘しいような(*´`*)

鉛筆作者の、富安 風生(とみやす ふうせい)さんは、昭和19(1944)年生まれ、75歳の方です(*´`*)この鉛筆句は、作者が、59歳の時に、詠まれています(*´`*)

先行き不透明の戦時下、子どものいない老夫婦が、「一つ」の、白い『夕顔』の花に寄って、何か会話をしている(*´`*)

絵馬『源氏物語』の『夕顔』の巻にも通じるはかなさが伝わってきます°・(*´`*)・°・

夕顔(ゆうがお、ゆふがほ)は、花火晩夏の季語です。

【子季語】夕顔の花、夕顔棚

【関連季語】夕顔の実、朝顔、昼顔、夜顔

【解説】

夕顔は夕暮れに、ほの白い花を開かせます(*´`*)そして、その花は、翌朝にはしぼみます(*´`*

絵馬『源氏物語』夕顔の巻にある通り、貧しい家に咲く花として、詩歌に詠まれてきました(*

花のあとには、丸い大きな薄緑色の実を結び、この実からは干瓢が出来ます(*´`*)

『夕顔』といえば、「実」ではなく「花」の事(*´`*)実は「夕顔の実」と言います(*´`*)

【来歴】

『花火草』(寛永13年、1636年)に所出

【文学での言及】

煙たつ賤がいほりのうすぎりの籬にさける夕がほの花 藤原家隆『夫木和歌集』

【科学的見解】

夕顔(ユウガオ)は、ウリ科ヒョウタン属の蔓性一年草です(*´`*)瓢箪(ヒョウタン)の一変種です(*´`*)

北アフリカ原産で、日本日本には、平安時代に、中国中国から伝わったとされています(*´`*

つる性の茎は、5㍍~10㍍くらいになり、巻きひげで、他の物に絡みつきます(*´`*)

🌿葉は💗ハート型で大きく、柔らかい毛で覆われています(*´`*)

夕方、葉腋に咲く白い花は5列し、花径5、6㌢くらい(*´`*)翌朝にしぼみます(*´`*)

果実は糸瓜のように細長く大きく、瓢(かんぴょう)等に利用します(*´`*)

(藤吉正明記)より(*´`*)

【例句】

夕顔に干瓢むいて遊びけり   芭蕉 「有磯海」

夕顔に見とるゝや身もうかりひよん  芭蕉 「続山の井」

夕顔に米つき休む哀かな   芭蕉 「真蹟短冊」

夕顔の白ク夜ルの後架に紙燭とりて   芭蕉 「武蔵曲」

夕がほや秋はいろいろの瓢かな   芭蕉 「曠野」

夕顔や酔てかほ出す窓の穴  芭蕉 「続猿蓑」

夕顔に雑炊あつき藁屋かな   越人 「春の日」

夕顔やそこら暮るるに白き花  太祗 「太祗句選」

ゆふがほや竹焼く寺の薄煙  蕪村 「蕪村遺稿」

夕顔の中より出づる主かな  樗良 「樗良発句集」

汁椀にぱっと夕貌明かりかな   一茶 「七番日記」

夕顔を蛾の飛びめぐる薄暮かな  杉田久女 「杉田久女句集」

ほのぼのと揺れて夕顔ひらきそむ  長谷川櫂 「初雁」


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