http://www.kotoba.ne.jp/word/10/%E4%BA%94%E5%B3%B6%E7%9B%9B%E6%88%90 【五島盛成[ごとう もりあきら]】より
五島 盛成(ごとう もりあきら)は、肥前福江藩の第10代藩主。五島家第30代当主、正五位・子爵。
== 生涯 ==
文化13年(1816年)4月8日、第9代藩主・五島盛繁の長男として生まれる。生母が側室だったため、文化15年(1818年)2月10日に正室の養子となり、文政3年(1820年)2月14日に世子に指名された。文政12年(1829年)12月24日に父が隠居したため、家督を継いだ。漢詩・和歌・俳句に造詣が深く、別荘として「嘯月園」や「不老庵」を設けて曲水の宴を催すほどの教養人でもあった。
弘化3年(1846年)から家臣の禄高改正など、人事改革を推し進めた。幕末期に入ると、もともと外国船などで海防問題が高まっていたことから攘夷思想が高まっており、嘉永2年(1849年)、幕府より国防強化のために石田城築城の許可を受けて、文久3年(1863年)に完成した。
安政5年(1858年)1月21日、三男・盛徳に家督を譲って隠居し、二の丸に隠殿を造立し、心字ヶ池を中心とする林泉式庭園を併設した。現在、この石田城五島氏庭園は、国指定名勝となっている。しかし、盛徳が病弱だったため、事実上の執政者としてなおも実権を握った。明治13年(1880年)には正五位に叙せられた。
明治23年(1890年)4月16日に卒去した。享年75。玄孫に五島高資がいる。
https://zatugaku-gimonn.com/entry915.html 【玄孫の読み方と意味、「やしゃご」と「げんそん」正しいのは?】より
さて日常的に使われるもので「玄孫」という言葉があります。
この玄孫に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
玄孫がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは玄孫の読み方と意味、「やしゃご」と「げんそん」どちらが正しいのかを解説します。
1.玄孫の正しい読み方は「やしゃご」「げんそん」?
では玄孫の正しい読み方は、「やしゃご」「げんそん」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、玄孫の正しい読み方は「やしゃご」「げんそん」の両方になります。
玄孫の”玄”は「げん」、”孫”は「まご」「そん」と読むことができます。
ただ一般的には玄孫は「やしゃご」と読むことがほとんどです。
玄孫を「やしゃご」と読むのは”熟字訓(じゅくじくん)”と言われる読み方で、
熟字訓とは漢字1字に読み方をあてるのではなく、熟字(2字以上の漢字の組み合わせ)に訓読みをあてた読み方のことです。
熟字(2字以上の漢字の組み合わせ)に訓読みをあてた読み方だから、熟字訓(じゅくじくん)です。
”訓読みは漢字の持つ意味を日本語に翻訳したところから生まれた読み方”のことで、”音読みは中国語としての漢字の発音に基づく読み方”のことです。
なので”草”の訓読みは「くさ」で聞いただけで意味を理解できますが、
音読みは「そう」でこれだけでは意味が分からないですよね。
訓読みはそれだけで意味が分かる読み方のものが多く、音読みはそれだけでは意味が分からないものが多いです。
そして熟字訓は熟字(2字以上の漢字の組み合わせ)に読み方があてられているため、漢字単体に読み方が振り分けられているわけではありません。
例えば「玄孫(やしゃご)」に用いられている”玄”は単体で「や」と読むことはできず、”孫”も単体では「しゃご」と読むことはできません。
ですので漢字1字の訓読み(草:くさ)のように、その熟字だけで意味が伝わるように読み方があてられているものが熟字訓というわけなんですね。
熟字訓と言われる読み方は特殊で、あらかじめその言葉の読み方を知っていなければ、読み方が分からないものがほとんどです。
関連:当て字と熟字訓の違いを分かりやすく解説!
次の章で玄孫の意味と類義語について解説していきます。
2.玄孫の意味と類義語について
では玄孫の意味と類義語について見ていきましょう。
まず玄孫は「孫の孫のこと。曽孫(ひまご)の子のこと」の意味として用いられています。
自分の子供が生んだ子というのが(自分から見ると)”孫”になるので、
さらにその孫の子供が生んだ子が(自分から見ると)”玄孫”となります。
4世代も違うので、1世代を20歳~30歳離れていると計算すると、
自分と玄孫の年齢は80歳~120歳離れていることになります。
少しややこしいので図で簡単に見ていきましょう。
ちなみに玄孫の下にもさらに続いていき、順番に来孫(らいそん)・昆孫(こんそん)・仍孫(じょうそん)・雲孫(うんそん)と続いていきます。
また玄孫の類義語としては、「曽孫(ひまご)・令孫(れいそん)・外孫(がいそん)・来孫(らいそん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても玄孫と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「玄孫の読み方と意味、”やしゃご”と”げんそん”正しいのは?」でした。
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