Facebook清水 友邦さんt投稿記事「グレート・ターニング(大転回)」
現代人は、偽りの自我に覆われて硬直し、身体感覚を閉じているために自由なエネルギーを失っています。
世界との繋がりが断たれている為に敵対し争い、環境を破壊して危機的な状態を起こしていることに気づけません。
地球規模の危機的な状況が迫っています。
私たちは心のどこかで何かがおかしいと思い、漠然とした不安を感じていても、危機的状況から目をそらし刹那的で物質的な快楽にひたっています。
人々は偽りの価値にしがみつき、自分は何もできないという無力感に陥り、環境よりも自分たちの既得権益を擁護する権力者のコントロールを招いています。
絶望などの抑圧されたエネルギーが外に向かえば暴力犯罪や残虐事件の急増、子どもの「いじめ」や校内・家庭内暴力、セクハラ・パワハラとなって現れています。
エネルギーが内側に向うと自己破壊的になりドラッグ・アルコールヘの耽溺、飽食、免疫力低下による病気、心の病や自殺の増加となって現れます。
仏教哲学者、平和活動家であるジョアンナ・メイシーは環境問題から出てくる絶望と悲しみは共有することで個人の意識の成長と導いてくれると語っています。
「絶望を通して、その絶望より深く大きなものが見えてきます。これこそが、わたしたちの相互のつながりです。
苦悩を越え、その苦悩ゆえに、わたしたちはそれに目覚めます。なぜなら、地球とその生命に対する絶望は、自我を超えた愛にほかならないのです」ジョアンナ・メイシー
心と体が繋がると分離抑圧していた様々な感覚が痛みや怒り、哀しみとして湧き上がってきます。
悲劇的な状況を知れば知るほどその重みからくる自分の無力さや絶望感、努力不足に対する苛立ちが重なってひどく苦しみます。
その痛みは心と身体、個人と地球環境のネットワークが絶たれていた繋がりを取り戻す自然治癒のプロセスなのです。
この絶望を健全な反応として受けとめて、絶望を抑圧否定せずに全面的に直面することで自我が抑圧していた心理的感情的エネルギーは昇華して心の痛みは解放されます。
物質も生命も魂も、この世界のすべてのものは相互に依存する宇宙の網の目の一部であり一つの生命体のネットワークとして存在していることに目覚めるのです。
「絶望的であることから目をそらすことは絶望そのものです。絶望的状況を直視して、同じ気持ちを共有する仲間がいると気づいたとき、不思議に力が湧いてきて、それを希望というのだと気づかされます」ジョアンナ・メイシー 『絶望こそが希望である』カタツムリ社
オスロ大学哲学科の元教授アルネ・ネスは人間の利益のために環境を保護する考え方を「シャロー(浅い)・エコロジー」と呼びそれと区別する「ディープ(深い)・エコロジー」を提唱しました。
シャロー(浅い)・エコロジーは否定的な意味になるとして「リフオーミズム(改良主義)」と呼ぶこともあります。
ディープエコロジーは人間が自然の一部であり、自然に生かされていると考えます。
ですから、ディープエコロジーの自己は狭い自我を超えて、地球に住む微生物、植物、動物を含む地球生命圏まで拡大しています。
ジョアンナ・メイシーは仏教の縁起を相互依存的連係生起(dependent co-arising)と言っています。
すべてのものは単独に存在せず、相互依存の関係でつながっています。
すべての生き物とウィルス・細菌、植物、そして水と空気と大地は生きている地球とつながっています。
それを頭だけの概念ではなく自己=地球が自分であることを体現することが、私たちに求められています。
地球に住むすべての人々は人類史を大きく転回するターニングポイントを迎えています。
https://www.youtube.com/watch?v=1k6ipbDCoZs
「グレート・ターニング(大転回)」ジョアンナ・メイシー
Facebook山地 弘純·さん投稿記事
うまくいくから大丈夫。もしうまくいかなくっても、やっぱり大丈夫。これが「大丈夫っ教」です。
【うまくいくから大丈夫。でもね、うまくいかなくても、やっぱり大丈夫】
がん治療のサイモントン療法の講座の時に学んだことがある。
「不安、恐怖を消すよりも、それより大きな大丈夫を育てていこう」ということについてなんだけどね。
まずネガティヴでは、ガンがどんどん進行していってしまう。
「やっぱりポジティブか」と思った僕に、ポジティブシンキングではないとの言葉が。
「絶対にできるから大丈夫」という思考法では実は危ういんだって。
絶対できるから!できないなんて思っちゃダメ!そんなことを思うとできなくなるから。
絶対大丈夫!自分を信じて!
例えば、イチロー選手みたいになりたいと夢に向かう子どもたち。そこに偏ったポジティブシンキングを与えられ、「絶対にできる」とのマインドを植え付けられながら日々練習に励んで過ごしているとしたら。
一部の夢を叶えられた人によってその思考法はスポットライトを浴びる。
だけど、その陰で夢破れて何も見失い、大丈夫ではなくなった子どもたちがたくさんいるってことを、みんなは見えていない。
健全な思考法とはどういうことなのか。という説明があった。
それは、「きっとうまくいくから大丈夫!でもね、もしうまくいかなかったとしたら、、、
それでもやっぱり大丈夫!」これは目から鱗だったね。
がん治療におけるマインドは、ネガティヴでもなく、ポジティブでもなく、その両面にマルをつける、まさに陰陽統合の思考法だった。
そういう健全思考な人のガンは、なんか知らんけど消えるんだって。
僕はこれを聞いて以降、「大丈夫っ教」を発信し始めたくらい、心に響いたな〜。
引き寄せの法則でも、この罠にはまってる人がいるものね。心が現実を作るから、「思わなきゃダメ」「思っちゃダメ」みたいな。
片面はしんどいよね。両面が大切だよね。そうヒシヒシと感じる今日この頃。
それでね、子どもとのやり取りで、まさにそれを実感する出来事があったんだ。
昨日お風呂に入っている時に長女が、深妙な表情で話があると言った。
「誰にも言わないでね」と断ってから、「今日失敗しちゃったの。バスを降りる時にピンポンを早く押しすぎちゃって、熊谷小学校のところのバス停に止まっちゃった。それで間違えましたって言ったの。」田舎のバスは降りるバス停の前でチャイムを押さないと止まらないんだけど、どうやら一つ前のバス停に降りることになりそうだったらしい。
「へー、ちゃんと間違えましたって言えたんだ。すごいね」「でも失敗しちゃった」
「え、失敗?」「失敗しちゃったよ〜」そういいながら長女はボロポロと涙をこぼした。
「失敗だと思うの?そんなことないよ〜」「でも、でも〜」
「先生も言ってたよね。失敗していいよ。どんどん失敗していいんだよって」
「だけど、もう学校に行きたくない。」え、え、え、僕は焦ったね。これだけで?これだけのことで?泣きじゃくる長女をなだめながら、僕はただただ言葉だけの大丈夫を与え続けた。「そうだ、明日の朝、練習しよ。ピンポンをうまく鳴らせるように。朝早く起きて、ちょっとだけ車で連れて行ってあげるから、ピンポン鳴らす練習しよ」
その言葉になんとかかんとか頷いた長女だったけど、暗い表情で布団に潜り込んでいた。
次の日の朝、やっぱり学校へ行くことに不安そうな長女を連れて、バスが来る前に車で連れ出し練習した。
こんなしょうもないことで悩むんだな〜やれやれと思ったけれど、そういえば子どもの頃にどこで鳴らそうかとタイミングを一生懸命計っていた僕の姿が記憶に蘇る。
僕の子どもだもんな。臆病で仕方ないよな。そんな遺伝子の繋がりの濃さに苦笑いした。
練習というほどでもない練習を何度かして、「もううまくやれるよね?」って聞くと、「うん」という返事。なのに浮かない顔。
「どうしたの?もうバッチリ大丈夫だよ!」「だけど。。。」「え?まだ不安なの?」
「もし覚えてなかったらどうなるの?忘れてたらどうなるの?」「忘れてたら?また乗せてもらって帰ってくればいいじゃない」「だけど、だけど。。。」
「大丈夫だよ〜。この次は終点の伊角のバス停に着くだけだし。」とかなんとかいうやり取りをしばらくして繰り返してたね。
「よし、見てこようか。この先に何があるのか。伊角はどんなところか」そして二人で足を延ばして、次のバス停まで車を走らせた。
結構遠いから、もしかしたらもっと不安になっちゃったりしないかなって思ってたんだけど、なんだか落ち着いて景色を眺めてた。
伊角のバス停に止まって、僕は長女に説明した。
「ここが伊角のバス停だよ。もしうまくできなくてここまで来ちゃってもね、ほらあのおうちに行って、電話してもらえば父ちゃんすぐ飛んでくるよ。この辺の人はみんな善住寺だっていえば、すぐわかってくれるよ」
そしたらこの日初めての笑顔で言った。「えー、善住寺知ってるのか〜」
見えない、未知の場所が見えたことで、怖さが取れたのかもしれないね。
「どう、安心した?」「うん」「これで大丈夫?」「うん、大丈夫」モヤモヤした表情がとれた長女を見て、僕もホッと一息。そしてこの時に「そうか、そういうことか」って感じたんだ。僕は「うまくできるから大丈夫」だけの半面しか提示してなかったんだな〜って。
そう、「もしうまくできなくても、やっぱり大丈夫」っていうもう半面の提示。これも長女は欲しかったんだな〜って。
彼女は軽やかに学校へ出かけていった。そして帰って来た時には、何事もなかったかのように、「ちゃんとできたよ」と素っ気なく答えた。
なんだよ、まったく。拍子抜けだよ、このやろう。
でも、彼女のおかげで、僕自身がその「大丈夫」の陰陽統合をする体験ができた。
ありがとうだね。僕の引き寄せマインドでもあるからね。「うまくいくから大丈夫。もしうまくいかなくっても大丈夫」僕は、全ての体験に大丈夫を立証していってるところなんだ。
つまり実践だね。そして今では、だいぶ腑に落ちてきてるよ。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
なにか感じてくれたかな?さぁみんな〜、うまくいくから、右手でポチっと、
もしうまくいかなくっても、左手でポチっと、【シェアする」ボタンを押してね☆
長え〜。うぜ〜。よう最後まで読んだね、あなた!
0コメント