https://ameblo.jp/highjunman/entry-12202927511.html 【ドングリの実?椎の実?樫の実?】より
本日、有給休暇を貰い、長住団地に出かけた。そのついでに鹿助池公園を訪れた。
どんぐりの実だろうか?椎の実だろうか?樫の実だろうか?
実がもう落ちている。樫の実ではなかろうか?どの木が樫の木か?見つけた!
この大木が樫の木だ!
樫の木については、Wikipediaにて紹介してもらおう。
カシ(樫、橿、櫧)とは、ブナ科の常緑高木の一群の総称である。狭義にはコナラ属Quercus中の常緑性の種をカシと呼ぶが、同じブナ科でマテバシイ属のシリブカガシもカシと呼ばれ、シイ属Castanopsisも別名でクリガシ属と呼ばれる。なお、アカガシ亜属 (subgen. Cyclobalanopsis) をコナラ属から独立させアカガシ属Cyclobalanopsisとして扱う場合もある。またクスノキ科の一部にも葉の様子等が似ていることからカシと呼ばれるものがある。
特徴
常緑性であり、葉には表面につやがあり、鋸歯(葉の縁のギザギザ)を持つものが多い。アカガシ亜属は日本から台湾・中国南部・ヒマラヤにかけての温帯南部の湿潤地域に約150種が分布する。日本では関東地方以南に多いが、一部の種は、分布の北限が太平洋側で宮城県、日本海側で新潟県に達する。一方、コナラ亜属の常緑性のカシは、温暖だがやや乾燥した地域に多く、東から東南アジア以外にも南ヨーロッパやアメリカ大陸にも分布する。
一般には晩春から初夏に花を咲かせる。例外的に、シリブカガシは秋に花をつけるが、厳密にはこの植物は同じブナ科でもマテバシイ属に属し、小花を密生した穂をつける、本種は狭義のカシ類とは言いがたいが、英名ではJapanese oakと呼ばれる。他にもマテバシイ属は堅果(ドングリ)の果皮が非常に硬いことから英語でストーンオーク (Stone oak) と呼ばれ、また海外産のマテバシイ属もカシの和名が付けられているものが多い。
カシ類の花は同じコナラ属の落葉高木群であるナラ類と共に風媒花であり、雌花と雄花があるが、いずれも花びらもない、地味なものである。花粉を雄しべの葯から速やかに落として風に乗せるのに適応し、雄花穂は垂下して風に揺れる。同じブナ科で常緑高木になるシイ類やマテバシイ類の花は虫媒花であり、全体が明るい黄色で強い香りを発して甲虫や花蜂類のような昆虫を誘引し、雄花穂も昆虫が止まりやすいようにしっかりと上を向いているといった点で大きな相違がある。 カシ類の果実は、落葉性のナラ類と共にドングリ(団栗)と呼ばれる。どんぐりは開花した年に熟するものと、2年目に熟するものとがある。
コナラ亜属のウバメガシは低木ないし小高木だが、アカガシ亜属はいずれも大きな木になる。アカガシ亜属は殻斗(いわゆるドングリの皿)に環状紋が現れるのが大きな特徴である。アカガシ・シラカシなどの材質は非常に堅く、器具の材料などとして重要である。
「樫の実の踏まれてもなほ樫たらん」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AA 【ドングリ】より
ドングリ(団栗、無食子、英: acorn)とは、広義にはブナ科の果実の俗称[1]。狭義にはクリ、ブナ、イヌブナ以外のブナ科の果実[1]。最狭義にはブナ科のうち特にカシ・ナラ・カシワなどコナラ属樹木の果実の総称をいう[2][3]。
ドングリは、一部または全体を殻斗(かくと、英: cupule)に覆われる堅果であるが、これはブナ科の果実に共通した特徴であり、またブナ科にほぼ固有の特徴である。
ブナ科の果実には、「どんぐり」以外の固有の名称を持つものもある。クリの果実は「栗」もしくは「栗の実」と呼ばれる。「椎(しい)の実」、「楢(なら)の実」の語もある。ブナの果実は「そばぐり」と呼ばれることもある。
概要
ドングリは果実(堅果)であり、種子ではない。樹種により形状は多様であるが、ドングリに限らずブナ科の果実の共通の特徴として、先端はとがり、表面の皮は硬く、上部はすべすべして茶色、下部はぶつぶつした薄めの褐色である。果実の下部または全部を覆うおわん状・まり状のものは殻斗である。ドングリの殻斗は俗には「ぼうし」「はかま」などと呼ばれる。殻斗は総苞片が集まり、癒合変形、乾燥したものであり、ブナ科とナンキョクブナ科[4]の果実特有のものである。このことから、かつてブナ科は殻斗科と呼ばれた[5]。ブナ科の堅果は、他の堅果と区別して殻斗果またはどんぐり状果と呼ばれる。
ドングリのイメージとして、細長く、下部をぶつぶつとした殻斗が覆う、というものがしばしば見られるが、クヌギではドングリは丸く、殻斗は毛が生えたようになっている。クリまたスダジイなど殻斗がドングリ全体を覆うものもある。クリの殻斗はトゲが生え、「イガ」と呼ばれる。
内部の種子の大部分を占める子葉はデンプン質に富み、人間を含む動物の食料になる。日本の古典的な玩具(独楽など)の材料にもなった。
(略)
https://takeuchiteien.co.jp/sudajii_blog/%E3%82%AD%E3%83%8E%E3%82%B3%E3%81%A3%E3%81%A6%E6%9C%A8%E3%81%AE%E5%AD%90%EF%BC%9F/ 【キノコって木の子?】より
みなさん、これって見たことありますか?
これはシイタケです。
シイタケは椎茸と書きます。
シイタケはシイノキ(椎の木)に生えます。
だから、シイタケは椎の「木の子」です。
シイタケは、枯れたり、切り倒されたりしたシイから生えてきます。
ちゃんと生きて立っているシイからは生えてこないのです。
シイタケが生えてくると、栄養を取られたシイはぼろぼろにくずれて
くさってしまいます。
シイといえば、関東ではこのスダジイです。
シイタケは、切りそろえたクヌギの木などで
人工栽培(原木シイタケ栽培)してもつくられます。
シイタケを生やすことができる木たちを集めると、
左から、スダジイ、コナラ、ミズナラ、クヌギ、となります。
これらはみんな、ブナ科の樹木です。
幹の樹皮では樹木の違いがよくわからないので、
葉の形でくらべてみることにします。
同じブナ科の樹木でも葉の形は微妙に違うものですね。
ちなみに、スダジイは1年じゅう緑色のまま紅葉しない常緑広葉樹で、
コナラ、ミズナラ、クヌギは秋になると紅葉(黄葉)する落葉広葉樹です。
やや脱線しました。話をキノコにもどしましょう。
それでは次に、これってなんですか?
これはマツタケです。
松の木に生えるから、マツタケは松の「木の子」です。
松の中でもアカマツによく生えます。
では、ここで頭を使って、クイズといきましょう!
「マツタケは、土の中の何から生えてきたのでしょう?」
次の3択から選んでみてください。
㋐枯れたマツやマツの切り株
㋑生きているマツの根っこ
㋒その他のもの
* * *
マツタケは生きているマツの「根っこ」から生えてきます。
シイタケのように「枯れ木や切り株」から生えてきません。
ましてや、マツの「枯葉や松ぼっくり」からも生えてこないのです。
マツタケは、マツの根っこから栄養(エネルギー)をもらい、
その代わりに、根っこからマツにミネラルや水分を与えているのです。
ですから、マツタケは、シイタケのように木をくさらせたりしないのです。
マツタケとマツは、お互いに助け合って生きているというわけです。
* * *
それなら、マツタケには「根っこ」があるのでしょうか?
土の中をもう一度のぞいてみることにしましょう。
おや? キノコの下からでてきた、白い綿のようなものはなんでしょうか?
カビ・・・、それとも根毛・・・。
いえいえ、キノコに根っこはありません。
これは土の中に広がる、キノコの菌糸体(きんしたい)です。
キノコといわれている部分は、子実体(しじつたい)といい、
ここから空中に胞子を飛ばします。
菌糸体も、子実体も、菌糸が集まってできています。
からだじゅう菌糸でできているのです。
そのうち、子実体をつくる生物を「キノコ」と呼び、
一生、子実体をつくらない生物を「カビ」と呼んで区別しているわけです。
それで、キノコとカビは同じなかまとし、「菌類(真菌類)」といっています。
* * *
シイタケの菌糸体がクヌギの中に広がっています。
この上から子実体のシイタケが生えてきます。
クヌギはくさってきます。これを腐朽(ふきゅう)といいます。
マツタケの菌糸体がアカマツの根にくっついています。
この、菌糸体+根、を菌根(きんこん)と呼んでいます。(右はそのアップ)
「キノコ」は自分では栄養をつくれないので、
木から栄養をもらう「木の子」ですが、
この2つのタイプがあるわけです。
よく知られている腐朽菌です。(天然、栽培、樹種)
正解は、上から、エノキタケとエノキ、ブナシメジとブナ、
ナメコとブナ、マイタケとミズナラ、となります。
よく知られている菌根菌です。(樹種A、天然、樹種B)
このキノコは2種類の木と菌根をつくります。
正解は、コナラ、ホンシメジ、アカマツ、です。
* * *
樹木は、地下の菌根菌を通じて、別の樹木の根とどんどんつながっていきます。
森や林の地下には、地上では見えない広大な菌根ネットワークが存在していて、
たくさんの樹木がお互いに助け合って生きているのです。
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