https://www.shimi-mori.com/news/detail.php?news_uuid=176323592861034d6508b4b9.2574931 【ヒイロタケ(緋色茸)】より
■生える時期
一年中観察することはできます。特に梅雨時期になると、幼菌が出始めて鮮やかな個体を見ることができます。
■生える環境
白色腐朽菌で主に広葉樹の枯れ木、枯れ枝に群生します。どちらかというと日の当たる場所を好みます。
■特徴
傘はほぼ、半円形や扇形。生える環境によっては、円盤のような形をしているものもあります。表面は鮮やかな朱色で新鮮な時は、フェルトのようなきめ細かい菌糸が絡み合い指で押すと指跡が残りますが、成長すると木質のように硬くなります。
ヒイロタケは一年中その場に生え続けていますが、長い間雨風にさらされてしまうと赤みがだんだんと薄まってしまい、最終的には白っぽい色へと変化していきます。湿度が高い場所では、傘の表面に緑色の藻が付いていることもあります。
ヒイロタケの裏側も鮮やかな赤色で、よく見ると小さな管孔がたくさんついています。
裏側も、時間が経つと色が褪せてきます。
■白色腐朽菌とは
きのこの勉強をしているときに「木材腐朽菌」という言葉を耳にすることがあると思います。木材腐朽菌は名前の通り、木材を食べて、細かく分解し最終的にはボロボロになって土の一部へと変化してきます。そんな木材腐朽菌ですが、大まかに3つのグループに分けられています。
ひとつは、白色腐朽菌(木材を白く変色させるもの)。褐色腐朽菌(木材を褐色にし、ブロック状に崩れるもの)。軟腐朽菌(木材の表面に軟化現象をおこさせるもの)に分かれます。
白色腐朽菌は、木材中のリグニンを分解する能力を持ち、リグニンが分解された後に残っているセルロース、ヘミセルロースの色である白色に変色させることから「白色腐朽菌」と呼ばれています。このグループは、他の腐朽菌と比べて、寒さや直射日光が強く、乾燥や湿気がくり返し起こるような激しい環境でも生育することができます。
また、街中にある街路樹や公園木(サクラ・ケヤキなど)でも見ることができ、白色腐朽菌によって衰弱した樹木が道や車、建物などに倒れてくることもあります。
そんな白色腐朽菌ですが、私たちが食卓でよく見ているシイタケ・エノキタケ・マイタケ・ヒラタケなどは白色腐朽菌に分類されていて、比較的栽培もしやすいきのこになりますし、
クワガタ類の幼虫を飼育するために使用される「菌糸瓶」は、白色腐朽菌(オオヒラタケ菌、ヒラタケ菌、カワラタケ菌など)が中に入っています。
白色腐朽菌は良くも悪くも意外と身近で、人々とのかかわりも多いきのこのグループなのです。
https://www.hokto-kinoko.co.jp/kinokolabo/album/36144/ 【【きのこアルバム】ヒイロタケ】より
梅雨が明ければ夏本番!自然界のきのこも元気に顔を出す季節です♪
夏の暑さには気をつけつつ、エネルギーの溢れる夏を思いきり楽しみたいですね。
今回は、そんな夏のまぶしい太陽を連想させる鮮やかなきのこ「ヒイロタケ」をご紹介します。
ヒイロタケは春から秋にかけて、広葉樹の枯れ木や落ちた枝に群れになって発生し、以前ご紹介した「カワラタケ」と同じタマチョレイタケ科に属するきのこ。
幅が3~10cm、厚みは3~7mm程度で、タマチョレイタケ科のきのこの中ではあまり大きくならない種類です。
「タマチョレイタケ科のきのこならば薬としての効果があるのでは…?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、今のところヒイロタケの薬としての効果は発見されておらず、食用にも向きません。
しかし!
このヒイロタケ、「きのこ染め」の原料として使用されているのです。
きのこ染めとは、草木染のように、きのこを煮出した汁で糸や布を染める技術。
ヒイロタケの学名「coccineus」には「真っ赤な、深紅色の」という意味があり、その鮮やかな色が特徴のきのこなのですが、ヒイロタケできのこ染めを行うとしっかりと黄土色~オレンジ色に染まるそうです。
きのこ自身が作り出した色素で染め上げるというのはなんだかロマンを感じます。
ヒイロタケ
見ている方が元気になるような色鮮やかなきのこですが、発生して時間が経ったり、雨風にさらされると色褪せてしまうそう。
公園など身近な環境にも発生するきのこなので、もし、鮮やかなヒイロタケを発見できたらラッキーかもしれません♪
一瞬一瞬の鮮やかな色味を楽むことも、きのこ染めにして長く楽しむこともできる、素敵なきのこなのです。
ちなみに、ヒイロタケを漢字で書くと「緋色茸」。
緋色とは「黄色みのある赤色」と表現されることが多くありますが、以前にも「緋色」とつく「ヒイロチャワンタケ」をご紹介しています。
こちらも非常に色鮮やかなきのこなので、ぜひご覧くださいね♪
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真っ赤に燃える太陽のような「ヒイロタケ」。
ヒイロタケに負けないくらい、最後まで元気で健康に、熱い夏を楽しみましょう!
https://kinoco-zukan.net/hiirotake.php 【ヒイロタケ- サルノコシカケ科 -】より
環境
ヒイロタケは広葉樹の枯れ木などに群生しますが重なり合うほどに密生する事はあまりありません。
季節 春~秋
特徴
ヒイロタケは名前の通り表面が緋色のキノコでカサの直径は4~8cm。形は大体、半円球になっており、カサの厚みは5mm程度で表面は扁平となっています。また、古くなると白みがかって色あせていきます。
ヒイロタケの管孔面は黒みがかった緋色で管孔は小さく細かい。柄の部分は他のサルノコシカケ科のキノコと同じで非常に短いかほぼありません。
ヒイロタケの肉は表面と同じく緋色で、堅くしっかりとしているという印象があります。
毒
ヒイロタケは食用キノコではないので食べる事はできません。食用には適さないキノコだと考えられています。
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