Facebook中田実さん投稿記事
🎁今日のヤポンスキーこばやし画伯の言葉🎁🍀2024年4月15日(月)🍀
💝意識の90%が自覚できない深層心理なんだって。たった10%の考えで自分を諦めるには早すぎるね。💝
🔎📖👀
【人間の行動は90%以上が無意識に行われている!? 習慣化が重要な理由
➡ https://the-owner.jp/archives/4416 】
(THE OWNER より転載)
(本記事は、山根 洋士氏の著書『「自己肯定感低めの人」のための本』=アスコム、2020年9月26日刊=の中から一部を抜粋・編集しています)
人の行動の9割は無意識
自分が頭で思っていることと裏腹に、心のクセがノイズとなって、思考をネガティブにするだけでなく行動にさえブレーキをかけてしまう。そんな話をしてきました。
でも、やっぱり不思議に思いませんか?
自分が痩せたいか、痩せたくないかもわからないなんて。知らない間に自分で自分にブレーキをかけているなんて。
しかし無意識に思考や行動が変わってしまうのは、人の仕組みからすると、当たり前のことなんです。
さてここで質問です。
あなたは今、本を読んでいます。ここまでページをめくるとき、「よし、めくるぞ」と意識してめくってきましたか?
きっとほとんどの人が、わざわざ意識してページをめくることなんてなかったと思います。
何が言いたいのかというと、あなたは意外と、無意識に行動しているということです。
試しに、あなたの朝からの行動を振り返ってみてください。
布団は右手ではねのけてとか、トイレのドアノブは右手でひねってとか、歯ブラシはどの部分を握ってとか、レンジのボタンを人差し指で押してとか……。
その一つひとつを、どれだけ意識して行ったでしょうか。
そんなに多くありませんよね。あなただけでなく、私も、みんなそうなんです。
人間の行動は、90%以上が無意識に行われているとされています。
わかりやすいのが、自転車のこぎ方をいちいち意識しないように、意識しなくてもできること。
それから、ついやってしまうことも、いろいろと思い当たります。横断歩道で隣の人が歩き出すと、ついつられて歩き出してしまう。人が急に振り返ったり、上を見上げたりすると、つい視線を追ってしまう。
こんなふうに、メンタルノイズもいつの間にか発動して、あなたが意識していない行動を勝手に起こしてしまうんです。
最近、「習慣化」が大事だとよくいわれるのも、意識より無意識のほうが圧倒的に強いからです。ダイエットも筋トレも勉強も、意識せずにできるくらいじゃないと、続きません。
要するに、意志の力なんて、大抵の人は大したことがないんです。もしあなたが「意志が弱い」と悩んでいるなら、そう悲嘆することもありません。みんな同じです。
ノイズは無意識の中に隠れている
話が少しややこしくなってきましたね。
でも大丈夫です。あなたにとって大事なことだけ、かいつまんで説明します。
図を見てください。人間の意識と無意識を図式化したものです。
近年、脳科学やAIの研究が進んだことで、人間の意識と無意識の関係は、図のように無意識が上、意識が下という考え方が主流になりつつあります。
そして、無意識と意識の間に、潜在意識があります。無意識と潜在意識は、日常生活で自覚することはほとんどありません。
簡単にいうと、意識というのは、あなたが普段自覚している思考や判断です。例えば、「今年こそ痩せるぞ」と思うことや、「この本を買おう」と判断すること。
そして無意識はそれ以外の、考えたり判断しないでもやっていることです。先ほど説明した自転車のこぎ方や、歩き方やドアの開け方、それから呼吸などもそうです。
あなたの心のノイズは、無意識と意識のパイプ役にあたる潜在意識の中にあります。図で見ると海に沈んだ部分、つまり意識に出てくる前の部分にあるので、あなたは自分でもなかなか気がつかないのです。
メンタルノイズのイメージイラストを思い出してください。あのいたずら小僧は、あなたの心の奥に隠れて悪さをしているんです。
冒頭で「痩せたい」と思っているのに「痩せないほうがいい」というノイズがある人の例を出しました。
頭と心、意識と無意識にそんなあべこべが生じてしまうのは、人の仕組み上、当たり前のことなのです。
📣
良い習慣を身につけたいものですね。もう遅いでしょうか?そんな事ありませんよね?
それにしても人間って、凄~く、不思議で神秘的で素晴らしいですよね。
そうお思いになりませんか?今更かも知れませんけども。
https://www.bookbang.jp/review/article/646368 【「メンタルノイズ」に邪魔されない心をつくるために大切な3つのポイント】より
「メンタルノイズ」に邪魔されない心をつくるために大切な3つのポイント
[レビュアー] 印南敦史(作家、書評家)
流行語というほどではないにせよ、昨今は「自己肯定感」ということばを耳にする機会が増えたように思います。
それはおそらく、自己肯定感が持てずに悩んでいる人が多いからなのでしょう。『「自己肯定感低めの人」のための本』(山根洋士 著、アスコム)が話題になっていることからも、そう推測できます。
著者は、これまでに8000人以上の悩みを解決してきたという心理カウンセラー。自身に降りかかったさまざまなつらい経験を生かしながら、多くの人にカウンセリングを提供したいと考え、現職に至ったのだそうです。
本書もそのようなバックグラウンドをもとに書かれているわけですが、とはいえ「自己肯定感を高める方法」が書かれているわけではありません。
明らかにされているのは、「自己肯定感が低めでも悩まなくなる方法。しかも自己肯定感低めの人に必要なのは、『心のクセ=心のノイズ』に気づくことだ」というのです。
なんだか胸のあたりがザワザワ、もやもやする感じって、ありませんか?
そんなときはノイズがあなたの思考や行動を邪魔しています。 要するにメンタルノイズは、あなたがついやってしまう心のクセなのです。
(中略)
好きな人に「うっとうしいと思われたらイヤ」だから、声をかけたり、LINEを送ったりできない。 友達に「いいやつだと思われたい」から、頼まれごとを断れない。
実際にはそうとは限らないのに、つい考えてしまう。それがノイズです。
こういうことが積み重なると「はあ、なんて自分はダメダメなんだ」と自己肯定感が低くなってしまいます。
胸のザワザワ、もやもやに、もし思い当たることがあるとしたら、ノイズが発動している証拠です。(27ページより)
ノイズは、自分自身が意識していなくても、日常生活のいろいろなところで発動しているもの。
だからそうしたノイズを見つけ、「なぜかうまくいかない」状態を抜け出すことが重要な意味を持つのです。
第4章「1分でできる! ノイズに邪魔されない心をつくる10の『ノイキャン』エクササイズ」のなかから、3つのポイントを抜き出してみたいと思います。
ここではメンタルノイズの影響を受けないようにする、すなわちノイズをキャンセルできる「ノイキャン体質」になるためのエクササイズを紹介しています。
「STOP(やめること)リスト」
著者によれば、これはTo Doリストの逆。
「もうやめよう」と思うことを、毎日ひとつずつ書いてみる方法だそうです。
TODOリストは、どうしても「やらなきゃいけないこと」が増えていくので、つらくなったりします。
そして、できなかったことが残ると、「私って……」と凹んでしまいます。 だから、やることを減らす方向で考えてみましょう。
「寝る前に勉強する」ではなく「寝る前のスマホをやめる」とか、ですね。(166ページより)
大事なのは、やらされ感がなく、自分で決めて、しかも挫折しないことだとか。
「STOP(やめること)リスト」が、そのいい練習になるというわけです。(166ページより)
絶好調ラベル
ある心理学者の研究では、人は1日に約6万回もなにかを考えていて、そのうちの8割がネガティブなことだといいます。
そしてマサチューセッツ工科大学の研究によると、ネガティブな感情の感染力はポジティブな感情の7倍も強いとされています。(177ページより)
だとすれば、人は放っておけばどんどんネガティブになっていくということになります。身近な例でいえば、気づかないうちに多くの人がやっているのが「体の不調確認」だといいます。
朝起きたら、頭が重い…、肩が痛い…、腰がだるい…、ヒザが痛い…、気分が乗らない…、やる気が出ない…
というように、自分の体の調子の悪いところばかりを確認し、ラベリングするようなことが少なくないというわけです。
しかしそれでは、自分の悪いところばかりを探しているようなもの。それでは毎日が憂鬱になっても当然ですし、するとますます不調になり、自己肯定感も低くなっていくという悪循環に陥る危険性もあるでしょう。
それでは逃げ道がなくなってしまいますから、著者は「その逆をやる」ことを勧めているのです。「いいところを探してラベリングするエクササイズ」こそが重要だということ。
今日は、目がよく見えるなあ、肩が軽いなあ、頭が冴えてるなあ。
ちょっとでも体の好調な部分を確認したら、そのまま流してしまわないでバシッと「絶好調ラベル」を貼りましょう。(178ページより)
とはいえ、不調ラベルを貼るクセはなかなか抜けないものでもあります。
そこで「頭が重いなあ」というように不調を発見したら、「頭は重い。でも、胃の調子はいい」と、どこか好調なところがないかも探してみるべきだといいます。
無理にポジティブに考えるのではなく、不調とセットで好調を探せばいいという発想。これは、自分のなかに起こる「あ、いいかも!」という部分を逃さないようにする練習だそうです。
人は放っておくとネガティブになってしまうものなのだから、こうすることで客観的に自分を見られるようにしておくべきだというのです。(176ページより)
やめてみる10秒瞑想
メンタルノイズの影響を受けやすい人は、「自分が本当に変われるとは思えない」という思考に陥ってしまいがち。
そこで著者がおすすめしているのが、メンタルノイズは消せるもの、変えられるものという感覚を得るエクササイズ。
まず前提として「変えられる」という感覚を持つことで、柔軟に気持ちの切り替えができるノイキャン体質に近づけるというのです。すなわちその方法が、「やめてみる瞑想」。
目を閉じて、頭の中で「やめてみる」を10秒イメージします。
最初は体の機能、例えば心臓の動き、血液の流れ、呼吸……やめたらどうなりますか? 死んじゃいますよね。
だから、心臓も呼吸もやめられないものなんです。
次に、自分の中のノイズに従うことをやめるイメージで、また10秒瞑想してみましょう。
どうですか? ノイズを拒否したら死んじゃいますか? もちろん、死なないですよね。だからノイズは消してもいいし、変えてもいいものなんです。(183ページより)
そう思えるだけで、このエクササイズは成功だそうです。(182ページより)
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ここで10の「ノイキャンエクササイズ」すべてをご紹介することはできませんが、つまりはこのように、ノイズに邪魔されないための具体的なメソッドが紹介されているのです。
すぐにできることばかりなので、実践してみれば、心のもやもやが消えて楽に生きることができるようになるかもしれません。
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