https://www.akatsuka.gr.jp/bosco/yamatouta50/ 【心に咲く花 50回 馬酔木(アセビ)】より
水の辺(べ)の 馬酔木の若木 小さけれど
ほのかに群れて 花つけむとす ― 北原白秋
【現代訳】
水辺に馬酔木の若木がある。まだ小さいけれども春の到来を告げるように、ほのかに仲良く群れて今まさに花を咲かせようとしている。
『万葉集』に十首ほど詠まれるなど、古くから多くの人々に愛された馬酔木。早春の大地を純白色に群れて彩る馬酔木の花は本州や四国、九州などの山地に自生する他、庭木や盆栽としても人気です。「天の城」と書く、静岡県の天城山には馬酔木の大群生地があることが知られています。
『万葉集』では詠み人知らずの「我が背子(せこ)に 我が恋ふらくは 奥山の 馬酔木の花の 今盛りなり」などの歌が有名です。「貴方のことを密かに恋焦がれる私の心は奥山に咲く馬酔木の花のように真っ盛りです」という恋の歌。鈴なりに群れ咲く姿が、湧き上がるような恋心を思いおこさせるのではないでしょうか。
「山」を導く枕詞として知られる「あしびきの」という言葉は、実はこの馬酔木から来ているという説もあります。
有毒成分があることから、馬や鹿などは避けるといわれる馬酔木。馬が食べると酔っぱらったようになることからこの名がついたと語り継がれます。
『万葉集』には、「鴛鴦(おし)の住む 君がこの山斎(しま) 今日見れば 馬酔木の花も 咲きにけるかも」(鴛鴦(おしどり)がやって来るあなた様のお庭を今日見ると、美しい馬酔木の花が咲いていますね)という三形王(みかたのおおきみ)の和歌もあります。
水辺のまだ若い馬酔木も今まさに花をつけていると詠む北原白秋(きたはらはくしゅう)の掲出歌。古典からの歌の流れを踏まえれば、白秋の一首にもほのかな恋心が描かれているのかもしれません。
伊藤左千夫(いとうさちお)は短歌雑誌に『馬酔木』という名をつけました。一方、水原秋櫻子(みずはらしゅうおうし)も俳句雑誌に『馬酔木』という名をつけています。多くの詩人たちにも親しまれた馬酔木。花言葉は「献身」だそうです。
樹齢百年、二百年の古木もある馬酔木。女流歌人の稲葉京子(いなばきょうこ)は、「昏れ残る 障子明かりの 花の色 馬酔木のかたに 春は来てゐし」と詠み、馬酔木のすぐそばに春が来ていると表現しています。
https://note.com/8irodori/n/n48be43154e99 【【前々回のお・ま・け/馬酔木(アセビ)】~世界もココロもグラデーションでできている~467】より
こんにちは
八彩理絵子(やいろりえこ)です。
前回、笑い上戸の自分を思いっきり肯定しました😅
その最後に見つけたアセビにみんなそれぞれに違った反応をした。
金子みすゞさんの『みんな違ってみんないい』この言葉がほんといいなぁと思いました。
本来みんな違うは当たり前。なのに同じと勘違いすることあるある!
同じ言葉を使っていてもどのように使っているかは・・・?よ~く話を聴かないとですね。
ところで前々回365の「お・ま・け」を
皆がそれぞれの反応を示した「アセビ」についてです。アセビは樹齢百年、二百年の古木もあるそうです。日本特産の常緑低木です。
アセビ⇒馬酔木
花言葉は「献身」
やや乾燥した林内や砂礫地、山の尾根などに群生することが多く、 木全体に毒性があって他の動植物を寄せ付けないそうです。奈良の春日大社、奈良公園、箱根、天城山などはアセビだらけの景色の名所として知られているそうです。
古くから多くの人々に愛された馬酔木。『万葉集』にも十首ほど詠まれているそうです。
水の辺(べ)の 馬酔木の若木 小さけれど
ほのかに群れて 花つけむとす ― 北原白秋
【現代訳】
水辺に馬酔木の若木がある。まだ小さいけれども春の到来を告げるように、ほのかに仲良く群れて今まさに花を咲かせようとしている。
昏れ残る 障子明かりの 花の色 馬酔木のかたに 春は来てゐし
ー 女流歌人 稲葉京子(いなばきょうこ)ー
馬酔木のすぐそばに春が来ていると表現しているそうです。
ほら春の足音が すぐそばに・・・
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