Facebook近藤裕子さん投稿記事 ☘️良い未来を創る為に☘️
「裂古破今」 れっこはこん いにしえをさき いまをやぶる
昔からのしきたりや伝統は、こう決まっているからこうなのだという、形や形式に対してそのまま なんの疑問も持たずにいるとそれが因習となり、害を生ずることもあります。
だからと言って、何でも新しく変えれば良いとも言えません。
日本には「伝統文化」と言われるものが沢山ありますが、古いものに囚われず、今に向き合い、本当の良いものを残していかなくてはなりません。
世の中は、予測を越えて変化しています。長い歴史で培われた文化も伝統も、「今」と言う時に順応できなければ廃れてしまいます。時を越えて伝えるべきもの、時との折り合いの中で変化しながら受け継がれるもの、古今を超えて「本物を見る目」こそ、今、必要です。
本当の良いものを選ぶ力をつけていくことが大切です。
https://ameblo.jp/ctusky/entry-11067350139.html 【幸せをつかむ仏教用語(要語)裂古破今(れっこはこん)】より
仏教は人の心について学び、私たちに本来備わっている良い資質を高め、
どうすればそれを実践して幸せをつかむめるかを考える、科学であり哲学です。
その為の要の言葉、仏教用語(要語)を取り上げます。
裂古破今(れっこはこん)とは、古きを裂き今を破る。
昔から伝えられているものには、
いつの世にも通用する正しいこともあれば、
間違っていることや活用できないものもある。
新しいものの中にも画期的なものもあれば、そうでないものもある。
古いからと言って盲目的に信用するのではなく、
新しいからと言って飛びつくのではない。
本当に良いものは古いものの中にも新しいものの中にもある。
それを見る目を養いましょうと言うこと。
Facebook加藤隆行さん投稿記事【「記憶」にダマサれるな】
映画に興味がない人はまったく知らないと思いますがクリストファー・ノーラン監督の
『オッペンハイマー』がアカデミー7冠を達成しましたね。
原爆を作った男ロバート・オッペンハイマーの生涯を描いた作品で、倫理的に日本では上映されるかどうかが議論となっていた作品でした。
で、今日は『オッペンハイマー』は全然関係なくて(笑ノーラン監督で思い出したのが彼の初期作品に『メメント』という映画があります。
記憶障害によりわずか10分間しか記憶を保てなくなった男の話で難解ながらめちゃくちゃ
面白いのでオススメなんですが、その作品の中に『「記憶」は「記録」じゃない』というセリフを思い出しました。
『「記憶」は「記録」じゃない』 うむ? どーいうこと?って思うかもしれない。
でもこれ、ボク自身の体験的にも クライアントさんと接してきていても 本当にそのとおりなのです。
*
みんな「記憶」ってある程度は正確に覚えていると思っていると思うんです。
少なくとも脳裏に思い出せたものは正確でよく思い出せないものはそれが薄れているだけと思っているのではないかな。
でもその記憶ほぼ【ウソ】です。だから「記憶」は「記録」じゃない。と言っている。
「記憶」って思い出すたびに、少しずつ上塗りされて作り変えられていっています。
「怖い」記憶がある人はその怖さが「妄想」で広がってその「妄想」さえも現実と区別がつかなくなって記憶の一部にしていたりする。
小説やマンガで観たシーンをごちゃまぜにしてるなんてこともよくある。
ボクは昔、小学校の同窓会に行った時「こういうことあったよね」というハナシをしていて
「お前それって マンガの話じゃねえか?」と言われてほんとにそのとおりで驚いたことがあります。
家族と幼少期のこと話してても記憶が食い違う、ってこと結構あるんじゃないかな?
で、記憶はほぼ【ウソ】という話なのですが。
そんな記憶は改変されている、というレベルの話よりも記憶には「“今” の心理状態」が
めちゃくちゃ影響してくる、ということを知っておいて欲しい。
人は「ストーリー」に生きる生き物なので“今” 不幸で不機嫌な人というのは”過去”も同じように不幸だったことにしたりします。
”今”が不幸なのに過去はとっても幸せで温かい家庭で育った。というのでは「ストーリー」が上手に成り立たないから。
カウンセリングでよくあるのは本当はハッピーエンドで終わる話なのに前半のツラかった、悲しかった部分だけ記憶から取り出しているということがあります。
もしくはめちゃくちゃ過去を”美化”することもあります。
あの時は本当に幸せだったのに”今“はものすごく不幸でツラい。
結局、”今”を正当化するために”今”に納得するために“過去”の記憶を使うのです。
脳内にあるたくさんの記憶から一部だけ取り出したり、全然違うものをくっつけたりとそんなことを平気でしてます。
記憶はしょせん”今” 自分が自分のことをどう思っているか”今” 自分が世界をどう感じているか
それを形作るための「部品」でしかない。
だから自分が「過去のせい」で不幸だと思う人はその記憶をよくよく疑ってみるといい。
その逆今、私は幸せだなぁと思う人は私にはもっともっと幸せな記憶があるんだろうなぁって思っていると、アタマがこれまでの記憶を切り貼りして”新しい過去!”の幸せな記憶を創り出してくれます。
過去の苦労も全部、“今”の幸せにつながって報われる記憶となる。「あの苦労が自分を作り上げた」的なヤツありますよね。
だから ”今” なんです。”今すぐ、ここ” で、幸せを感じてみる。その練習。
逆を言えば、不幸な人はずっとその逆をやってきただけ、なんです(^ω^)
『「記憶」は「記録」じゃない』知っとくといい言葉です。
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