https://www.tenkawa-jinja.or.jp/isuzu 【五十鈴について】より
五十鈴(いすず)は、天河大辨財天社に古来より伝わる独自の神宝で、天照大御神が天岩屋戸にこもられたとき、天宇受売命(あめのうずめのみこと)が、ちまきの矛(神代鈴をつけた矛)をもって、岩屋戸の前にて舞を舞われ、神の御神力と御稜威をこい願われたことによって、岩屋戸が開かれ、天地とともに明るく照りかがやいたという伝承に登場する、天宇受売命が使用した神代鈴と同様のものであると伝えられています。
特に芸能の世界にいたっては天宇受売命にあやかって、殊の外御精進あそばされる方々(俳優、舞踊、歌手、ラジオ、テレビタレントなど)は、同床共殿のあり方と精神にてこれを奉載され、この三魂(みむすび)の調和統一に意を用いられ、芸能技芸練達の神宝とされますことを切に祈るものであります。
この五十鈴の特徴的な三つの球形の鈴は、それぞれ、
●「いくむすび」 ●「たるむすび」 ●「たまずめむすび」
という魂の進化にとって重要な三つの魂の状態(みむすびの精神)をあらわしています。
この五十鈴の清流のような妙なる音の響きによって、心身は深く清められ、魂が調和し本来あるべき状態に戻り、新たな活力が湧いてきます。
https://ameblo.jp/hotoke-te/entry-12368697194.html 【天河神社 五十鈴・鈴緒奉納振り初め式】より
4/14の予報、雨。
降水確率70~80%・・・それでも行かんといけません。
なんせ今日は、天河さんで五十鈴の振り初め式と、春の大祭があるのです。
「天河・鈴緒の綱がるプロジェクト」参加者の1人として式に参加しなくては、ね。
※天河神社さんには「呼ばれた人しか行けない」だとか「別の時空にいるようだ」とか「頻繁にUFOが現れるらしい」とか、いろいろな噂が飛び交ってますが・・・
今回の記事には、そういうモノはありません。不思議体験は期待なさらないでくださいね。
大阪阿部野橋から7:20発の急行・吉野行きに乗って、約1時間。(最近、この路線ばっかり乗ってる気がする)下市口から8:47発の奈良交通バスに揺られること、約1時間。
なんとか式開始の10時には間に合いそうです。(大祭があるので臨時バスが出てました)
家を出てから約2時間半・・・やっと着きました。こちらが天河大辯財天社、「天河さん」です。さっそく手水舎で手を清めますが・・・あれ?以前より水の勢いが弱まってる!
前はジェット水流並みにシャー!!って感じで、柄杓がはじき飛ばされる(笑)ぐらいやったのに・・・鳥居の上まで水に浸かったという、水害の影響かも知れません。
記帳をして、お祝いを包んできたのし袋をお渡しすると、式次第(プログラムのようなもの)・お下がり・直会(なおらい=昼食ね)引換券が渡されました。
石段を上がり本殿に着くと、すでに満員御礼状態。
境内にはずーっと心地よい横笛の音が響いていました。
布がかぶせてある五十鈴の前を横切って、空いてる席に座りました。
次々とやってくる人の中には、本殿に手を合わせてご挨拶してから着席される方も多く、中にはウッカリ五十鈴を鳴らそうとする人(3~4人はいました 笑)もいて。
(鈴の初鳴らし式ですからね、式より先に鳴らしちゃマズイのです)
参列者ほぼ全員が「Σ(゚д゚;) あーっ!」とビックリして、その大声に驚いたウッカリさんが「(*'0'*) ハッ!」となって鈴緒からパッと手を離し、また全員が「(;´▽`A はぁ~(間に合って良かった~)」で、ドッと大笑い。
バツが悪そうに苦笑いしてるウッカリさんには気の毒ですが、すっかり場が和みました(笑)
これは「笑いによる清め」ですね♪
10時になり、五十鈴・鈴緒奉納振り初め式が始まりました。
修祓の儀では、幣(頭上でバサバサと振ってお祓いするアレね)で宮司さん含め神社関係者・参列者・そして五十鈴をお祓い・・・までは分かるんですが。
「・・・では次に、生きとし生けるものすべてをお祓いいたします。」とおっしゃって、お祓いされたときはスケールの大きさに驚きました。
天河さんに参拝したくても予定があって来られなかった方、遠方の方、日本中の方、世界中の方、人間以外の方、動植物の方、すべての方々が平等に祓われました。
五十鈴・鈴緒除幕の儀で、ファサッと幕が除かれた瞬間・・・
約30年分のホコリをおとした五十鈴は、金・銀に輝いていました。
鈴緒の麻も真っ白です!
今まで参拝したときに見ていた五十鈴は鈍く光っていて、金・銀の2色があるなんて私、知りませんでした。
この後、祝詞やお神楽の奉納などがあり、参列者代表により玉串が捧げられました。
そして、今回の鈴緒プロジェクト発起人・天川彩さんに感謝状が贈呈されました。
約1000人からのご浄財があったそうです。スゴイですねー!
五十鈴・鈴緒奉納振り初め式は1時間でお開き。
トイレ休憩をはさんで、11時からは春季大祭がはじまりました。
お祓いをして、斎主が一礼してから・・・
高く澄んだ石笛の音が響き、「オーオオオー」の声がして、本殿の扉が開かれました。
階段下からは、まったく拝見できないんですけれどね。
ピカピカに磨かれた五十鈴や、まっさらの鈴緒を見られた神さまが「キャー♡うれしー♡」って喜んでくださってるといいなー♪なんて思いました。
あとは祝詞、お神楽、玉串とつづき、全員で般若心経や御真言などを唱えて春季大祭もお開きになりました。
終了後はいよいよランチタイム。
石段を下りて、記念品(紅白まんじゅう)を受け取り、参集殿でちらし寿司をいただきました。
具だくさんの美味しい、八角ちらし・・絶品でした!
長くなるので、つづきます。
いつも長くなってごめんなさいね(^人^)
https://ameblo.jp/hotoke-te/entry-12368965495.html 【五十鈴の音は、岩戸をも開ける】より
天河神社さんの参集殿で直会(なおらい=今回は昼食ね)をいただいてから、お腹ごなしも兼ねてお散歩に行きました。
13時からは境内の舞台で能楽が奉納されるそうなんですが、撮影禁止ですし、私あんまり能には興味がわかないもので・・・お散歩することにしました。
参集殿前のお堂には、天河神社さんの草創の祖である役行者さまがまつられています。
今回、ご浄財が予想よりたくさん集まったので、こちらの鐘緒もあらたに奉納させていただいたんですって。
役行者さまも、さぞお喜びでしょうね♪
さっきはズラーッと長蛇の列だった本殿前も、やっと人が少なくなってきたようです。
(トランス状態でクルクル舞ってる方もいましたが)あらためてご挨拶させていただきました。こちらの五十鈴、不思議なカタチでしょう?
天河神社さんに古くから伝わる独特の鈴で、2つの五十鈴が重なるように設置されています。
神代のむかし、天照大御神さま(あまてらすおおみかみ)が天岩戸にお隠れになられたとき、天宇受売命さま(あめのうずめのみこと)が、その手に神宝の五十鈴を持ち振りながら舞を舞われ、無事に天岩戸は開かれたのでした。
その岩戸開きに使った五十鈴と同じカタチなんだそう。
(境内に掲示された図)
もともと人が持っている「生魂(いくむすび)」、「足魂(たるむすび)」、「玉留魂(たまずめむすび)」の3つの魂が、この五十鈴の妙音の響きと共鳴することで清められ、本来のあるべき状態となって活力が湧いてくる、ともいわれているんですって。
なーんにもする気が起きない・・・前に進みたくて焦るのに気力が湧かない・・・
いわゆる「気」が枯れている状態を、「気枯れ=ケガレ」というそうです。
私もちょっと・・・いや、ここ6~7年はケガレの状態でした。昨年からだいぶ好転してきましたけどね。だからこそ分かるんですが、この状態は本当にツラいものです。
まるで大きな岩の戸に心を押しつぶされて動けない、みたいな息苦しい感じ。
でも、岩戸開きの五十鈴の音が聞こえてきたから、夜明けはもう間近ですね。
そうそう、こちらの五十鈴は一般の神社さんの鈴の鳴らし方では、うまく鳴りません。
鈴緒を少し持ちあげて、おおきく円を描くようにグルングルンと回転させると、なんとも表現できない音がしますよ。
参拝される機会がありましたら、ぜひお試しあれ。
(鈴緒が新しいうちは、まだ固くてうまく回せないかも知れませんが)
境内には天から降ってきたと伝わる「天石」が4つあるそうで、石段の途中にあるこれもその内の1つ。
舞台では能の「花月」が奉納されていて、鼓や笛の音と、あの独特の掛け声「よぉー!おー!」が聞こえてきます。
天河神社さんは能発祥の地だそう境内は人もまばらで、のどかな感じですねぇ。
鏡開きの樽酒も、すでにセッティングされていました♪神社さんを出て、ちょっくら周辺をお散歩してきますね。あ、そうそう。この石の碑のウラには、こんな碑文があります。
前鬼鬼童 建之・・・天河神社さんの宮司さんは前鬼の子孫と云われていて、2月2日には「鬼の宿」という神迎えの神事も行われていますよ。
天河さんの向かいには「来迎院」というお寺があり、こちらには空海さんお手植えとされ、樹齢は700年とも1000年(!)ともいわれる立派な銀杏の木があります。
私はむかし、天河神社さんの七夕祭りにご奉仕させていただいたことがあるんですが、そのときに皆で来迎院さんの境内もホウキで掃かせていただいたんです。
うふふー懐かしいなー♪
天河神社さんのバス停には、大きなガラス玉が吊り下げられていました。
太陽の光を反射して輝き、まわりは7色の光がキラキラとあふれていてました。
7色の光のシャワーを浴びて気分良くなったところで、お散歩を再開。
そうそう!この先5分ほど行ったところには、槇ボイラーでお湯を沸かしている日帰り温泉の「天の川温泉」もあるんですよー。しっとりツルツルの美人の湯です。山と温泉・天の川温泉
弁天さまみたいな美人になれるかも♡
うわぁーキレイな山桜ー!と興奮しながら、この写真を撮っていたら声をかけられました。
この声に導かれるようにして訪れた場所とは。
もったいつけるようで申し訳ないのですが、長くなるので 「つづく」 とさせて頂きます(^人^)
https://ameblo.jp/hotoke-te/entry-12369215060.html 【天の河の思い出と、地の球の思い出。】より
えっと前回は「山桜キレー!」って写真を撮ってたら、ある人に声をかけられました。
ってトコまで、でしたよね。
ちょっと長くなりましたが、今回でラストですので、もうしばらくお付き合いくださいませね。
声をかけてくださったのは、白い衣装を着た神社関係者の女性でした。
「禊殿(みそぎでん)には、もう行きはった?」と。
あてもなくブラリと散歩するだけのつもりでしたが・・・そっかぁ!禊殿ね。うんうん、行ってみます!
という訳で、急きょ予定を変えて行ってみることにしました。
禊殿(みそぎでん)は、天河神社さんから歩いて10分ぐらいのところにある奥社で、2つの川が合流している川の股にあります。
途中の道には、キレイなお花がたくさん咲いていましたよ。
右手を見ると、赤い橋と赤い椿がとってもキレイな競演をしていました。
そばを流れる川は天の川とよばれていて、天河神社さんの七夕祭では夜、この川に灯籠を流します。
真っ暗な川をユラユラと流れていく無数の灯籠を見て、なぜか涙が止まりませんでした・・・
現世に未練があるのか、浅瀬に入って川の流れに合流しようとしない灯籠もありました。
糊で貼りつけたかのようにピッタリと寄り添い、仲良く流れていく2つの灯籠は、おしどり夫婦と呼ばれた御夫婦のものでした。
橋の上で灯籠を見送っていると、たくさんの灯篭が寄り集まって、やがて大きな勾玉の形になりました。
勾玉の中心部分(ヒモを通す穴の部分ね)が、きちんと空白だったのを見たときは驚きました。
橋の上で一緒に見ていた方が「勾玉は胎児のカタチ。流れていった人が『また生まれてくるよー』って伝えてるのかもねぇ。」と言い、私はまた泣いてしまいました。
ちょっと話が反れてしまいましたが、天河には確かに不思議はあるんやなーと感じたお話しでした。
そんな事を思い出しながら歩いていると、左手に見えてきたのが禊殿です。
失礼して正面から。
背後のお山の、すんごい力を感じていただけると思います。
背後のお山は、高倉山(たかくらやま)といいます。
高さ15メートルほどの低い山ながら、今でも禁足地となっている神奈備山です。
あんなに人がいた天河神社さんですが、ここまで来られる方はいないのか、たまたまなのか私1人。
いつもは閉じている扉も開かれていて、静かな境内で、ゆっくりお参りさせていただくことができました。
桜の花が満開で、なんだか神さまと2人でお花見をしてるみたいで。
幸せな、あったかい気持ちになれましたよ。
「今日はお招きいただき、ありがとうございます(^人^)」
そういえば、サクラの語源は穀物の神を意味する「サ」と、神が降臨する磐座(イワクラ)の「クラ」を合わせたもの、と聞いたことがあります。
境内にはキレイに手入れされたお花も咲いています。
そうそう、ここがどうして禊殿とよばれるか。
それはこの近くの河原で、天河神社さんの関係者さんたちが禊をするからなんですって。
関係者以外は立ち入り禁止です
禊殿の対岸の山には、近年の大雨による大災害で倒れた大木が・・・
む、胸がいたいです。
1日もはやく元どおりになりますように。
この大洪水で、禊殿も水に呑み込まれてしまったそうですが、水が引いたとき古文書が発見されたんですって。
その古文書で、高倉山には国常立尊(くにのとこたちのみこと)が祀られている事が分かったそうです。
国常立尊は、大地の神さま・地球の神さま。
天河神社さんが「天の神社」なら、こちらは「地の神社」でしょうか。
時が満ち、いよいよ大地の神さまがお出ましになられたのかも知れませんね。
そういえば禊殿の前の建物に、こんな貼り紙がありました。
禊殿に1台の車がとまりました。
車を下りてこられたのは、白い服を着た女性2人。
神社関係者・・・かな?
とりあえず、「こんにちはー」と挨拶だけして、あまり気にせずにいました。
・・・が、お社の脇にある石の前で、君が代を歌いつつ舞を舞いはじめたお2人。
なんだか見てはいけないものを見てしまった気がして、気配を殺してその場で立ちすくんでおりました(笑)
動けないながらも失礼して、1枚だけ撮らせていただきました。
2曲目の「桜」を歌いはじめられたとき、玉砂利の音がしないように細心の注意をはらいながら(笑)、そーっと禊殿をあとにしました。
はぁー貴重なモンを見せていただけたなー♪と、ホクホクしながら天河神社さんに帰り着いたら、ちょうど鏡開きのタイミング!
美味しい樽酒をいただきつつ、天川さんのアシスタント(?)・あきさんと5分ほど楽しく立ち話。
友人でもある彼女から、明るくてあたたかいパワーをいただきました。
お餅まきでは、なぜか天川さんご指名でカメラマンとして最前線に呼ばれた私(笑)。
殺気立つ群衆のなか、飛び交うお餅にビシバシあたりながら「戦場カメラマン」の気分を満喫しましたよ。
うーん、逆光であまり良い写真が撮れなかった・・・天川さん、あきさん、ごめんなさいね。
それでも、おでこに当たったお餅を1つゲットできました♪
(あとからアキさんに紅白のお餅を2つ、いただきました。ありがとー♡)
帰りのバスの中、ウトウトしていると雨が降り始めました。
「そういえば今日の降水確率、70~80%やったよな・・・式典の間だけ雨を止めてくれはったんかな・・・天河の神さま、禊殿の神さま、ありがとうございます」・・・zzz
天河神社さんに行かれる機会がありましたら、金と銀に輝く五十鈴と、真っ白に輝くあたらしい鈴緒に注目してみてくださいね。
今回の旅も、なが~い記事になってしまいましたね。
まさか3部作になるとは・・・(^_^;)
ここまでお付き合いしてくださった方々に、天よりも高く、地よりも深く、感謝申し上げます(^人^)
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