感謝

https://www.ashramcenter.jp/column/%E3%81%84%E3%81%A4%E3%82%82%E5%96%9C%E3%82%93%E3%81%A7%E3%81%84%E3%81%AA%E3%81%95%E3%81%84%E3%80%82%E7%B5%B6%E3%81%88%E3%81%9A%E7%A5%88%E3%82%8A%E3%81%AA%E3%81%95%E3%81%84%E3%80%82%E3%81%99%E3%81%B9/ 【いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。    Ⅰテサロニケ5:16】より

もう随分前になるが、石川洋先生から次のような話を聞いたことがある。先生がまだ一燈園の同人であったころ、研修で訪れたある会社でのできごとである。先生は、お客様に笑顔を向けることの大切さを話されたのだが、一人の女子社員が、手を挙げ「笑顔の大切なことはわかりますが、作り笑いはかえって良くないのではないでしょうか。」と言ったのだそうだ。一瞬、会場の空気が張り詰め静まり返ったその時、先生は一言彼女にこう答えたという。「たとえ作り笑いでも、続けていけば本物になる。」

確かに、体調の悪い時もあるだろう、悲しみに打ちひしがれている時もある。いくら仕事とはいえ、いつも笑顔でいることなど、喜怒哀楽の感情を持つ人間にはできるはずがない。結局仕事上の笑顔は、愛想笑いや作り笑いにすぎないのではないか。笑顔の大切さは、わかってはいるけれど営業用の笑いは、それこそ偽善なのではないか。私たちは口には出さないけれども、多かれ少なかれそんな思いを持っているのかもしれない。けれども、いや、だからこそこの偽物の笑顔でも続けて行くことなのだ。何千回も、何万回も、昨日も、今日も、明日も、明後日も。悲しみの時も、怒りの時も、失意の時も、泣きながら、怒りながら、途方に暮れながら、笑顔を続けて行く。もうそのことを続けているということさえ忘れるほどに。その時、その笑顔は本物になる。それが「続けていけば本物になる。」という世界なのではないか。

聖書は、キリスト者のこの世での生き方の基本として「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい」(Ⅰテサロニケ5:16)と勧める。「続けていけば本物になる」と言われた石川先生の言葉を思い起こしながら、あらめてこのみ言葉を読む時、新しい気づきが与えられた。パウロはただ「喜べ、祈れ、感謝せよ」と言うのではない。それらの言葉に、「いつも、絶えず、すべての事に」と付け加えるのだ。確かに、人間は喜べる時に喜び、祈りたい時に祈り、感謝したい時に感謝する。それが、人間の自然の姿なのだろう。けれどもパウロはそうではなく、「いつも喜び、絶えず祈り、すべてのことに感謝せよ」と命ずるのだ。そのことのできない時にこそ、それを行えと言うのだ。この手紙が書かれたのは、おそらく紀元50年ごろであろうと言われている。ローマ皇帝ネロによる、キリスト教徒の大迫害が目前に迫る中、パウロは信徒たちに向かってこの教えを語ったのだ。喜びなどどこにあるのかと思える時に、祈りなどなんの役にたとうかと口ごもる時に、そしてどこにも感謝のことなど見出せぬ時に、「喜べ、祈れ、感謝せよ」と言う。しかしそれは、ただ人間の努力だけでは続けられない。パウロはこれらの勧告のあと続けてこう言う。「これこそキリスト・イエスにおいて、神があなた方に望んでおられることです」(Ⅰテサロニケ5:18)と。「キリスト・イエスにおいて」とは、すなわちキリスト・イエスの内にあって、キリスト・イエスと共に、キリスト・イエスの恵みによって、それはなされるという事なのだ。私の力や努力ではなく、まさに内におられるキリスト・イエスの姿を見上げ続けていく時、喜びは、祈りは、感謝は本物になるに違いない。

笑顔で挨拶を交わし 小さなことにもよろこび 嘘を言わず 悪口も言わず 全てのことに感謝し 人のしあわせを祈る 一月一日の気持ちを 皆がみんな 十二月三十一日まで持ち続けていられたら 美しい国になる(星野富弘 花の詩画集『速さのちがう時計』より)


https://chigai.site/2227/ 【「感情」と「気持ち」の違い・意味と使い方・使い分け】より

感情は「突発的に起きる人間の心情のこと」突発的に本能的に起きるもののため、時間の経過によってすぐに消える場合がほとんどです。

気持ちは「時間の経過によって少しずつ生じてくる人間の心情のこと」。

時間の経過によってすぐには消えず、かつ変化する可能性を持っているので、そこが感情との大きな違いになると言えます。

「感情」の意味

感情というのは、人間に想起する突発的な心情であり、本能的に起きるものを指しています。

基本的には割とすぐに心の中から消えるものであり、容易に忘れることがしやすい心情とも言えます。

感情は人間にとって、元々は防衛本能による危険信号とも言えるものなので、人間が自らコントロールして、特定の感情を制御するようなことはできません。

「気持ち」の意味

気持ちというのは、人間に想起しうる心情のうち、徐々に心に芽生えてくるものになります。

また、時間が経過しても消えるとは限らず、場合によっては変化していくものでもあるのです。

例えば、特定の人が気になりだして、好きになっていくような過程がありますが、これは時間が経過しても消えない心情かつ変化する心情ということになります。

「感情」と「気持ち」の用法や用例

「嫌いな食べ物を見ると、私は無意識に嫌な感情が芽生えてしまう。どうしても食べたくないと思ってしまうんだよな。でも、それを食べてしまうと嫌な感情はすぐに消える。

「あの人が好きだという気持ちをずっと抱えたままだ。告白する勇気がないので、この気持ちが消えることはこの先もないのかもしれない。そう思うと胸がはちきれそうだ。

感情は短期、気持ちは長期

感情というのは突発的に起きるもので、時間が経てばすぐに消える、忘れることができる心情と言えるでしょう。

しかし、気持ちは割と長期間続くもので、ときには変化するものになります。

したがって、感情と気持ちの最も大きな違いは短期か、長期かという部分になり、そこが見極めるポイントのうえで大きな基準と言えるでしょう。


https://matsumura-seito.jp/thankyouhk 【感謝を伝える俳句!感謝の言葉を俳句ポイントを紹介!】より

感謝を伝える俳句!俳句のポイントは?

俳句といえば、NHKの番組や年配の方がするイメージだ。しかし最近では夏井いつき先生の活躍や、ジャニーズタレントなどが出演する番組などのおかげで若い人達にも俳句の世界は広まっている。

俳句とは、五・七・五の十七音で表現する詩で、この短い文の中で気持ちや情景を伝える。

感謝の気持ちを伝える手段としても使われ、母の日や日頃の思いを伝えるコンテストも催される。初心者は俳句と言ってもどのように作れば良いのか分からない。コツとポイントを探ってみた。

俳句は先にテーマを決めるのがコツだ。公園に出掛けた時やドライブ中、野菜や果物、家の窓から見える風景、材料は至るところにある。どんな物や事も立派な材料になる。

そして難しい言葉ではなく、いつもの言葉で、日記や手紙を書く感じで取り組むのがポイントだ。

俳句には必ずその詩の季節を表す季語が含まれる。その季語からテーマを決めるのも有りだ。

実は季語のない俳句も存在し、それらは無季俳句(むきはいく)と呼ばれる。

テーマと大体の構成が決まれば次は五・七・五の十七音にあてはめる。

文字の数え方にはポイントがある。

「蝶(ちょう)」の「ょ」のようなものを拗音(ようおん)と言い、「ちょ」で一文字と考える。

促音(そくおん)と言う小さい「っ」は一文字とカウントするので、「やっと」だと三文字になる。音を伸ばす長音符「ー」も同じで、「シート」も三文字だ。

俳句の中には17文字を越えたり、少なかったりする詩が存在する。

「字余り」「字足らず」と呼ばれ、作品の印象を強めるために用いられる。

かなり高度な技なので初心者は五・七・五になるよう意識しよう。

俳句では1月~3月を春、4月~6月を夏、7月~9月を秋、10月~12月を冬とする。

実際の季節とは少しズレているので、使いたい季語が見つかれば、その季語がどの季節に当てはまるのか確認するのが良い。

感謝の言葉を俳句にするなら親や大切な人に、俳句で感謝の気持ちを伝えるのも粋だ。

普段、なかなか気持ちを伝えられない人も俳句にすれば素直に言葉が出てくるのではないか。

手紙とはまた違った良さがある。

誕生日など、メッセージカードの代わりにおすすめしたい。

「ありがとう いつも見てるよ 君のこと」この俳句は自分の知人がホワイトデーに婚約者に贈ったものだ。

俳句とは無縁の彼だったが、彼女の趣味である俳句で気持ちを表した。

周りは小学生の俳句と笑ったが、初心者らしい非常にシンプルな詩で、飾らないストレートな気持ちがとても伝わってくる。

【お母さん 恥ずかしいけど ありがとう】

これは日比谷花壇さんの、母の日に送るありがとうの俳句に応募された作品の一つだ。

「ありがとう」という言葉は、いざとなると言いにくい言葉だが、それを素直に表現した詩でホッコリする。

俳句を極めるなら別だが、俳句は特別な難しい言葉を使う必要はない。

「ありがとう」「感謝」などのストレートな言葉でじゅうぶん伝わる。あまり複雑になるとかえって伝わらない。

その他にも「おいしい」「うれしい」「楽しい」など、思った言葉で取り組めばスラスラと浮かんでくる。

まとめ…俳句なら素直になれる

中学の授業でやって以来、気にもしなかった俳句だが、テレビ番組のおかけで気にかけるようになった。巷では様々なコンテストも行われ、感謝をテーマにした母の日では大いに盛り上がる。(父の日は盛り上がりにかけるのはなぜだろう。)

来年の父の日、母の日は感謝の俳句を添えてみようと思う。


http://luvenglish101.com/cultural-difference/how-to-show-feelings/ 【北米人(アメリカ人&カナダ人)と日本人との感情表現の違い】より

多くの方がご存知かもしれませんが、私の夫がいまだに口にするのが、アメリカ人と日本人では感情表現の方法が全く違うということです。

北米人は感情が大変豊かな半面、日本人は感情を表に出さないのが普通ですよね。

喜怒哀楽という言葉がありますが、日本人は喜びと楽しみを表すのは得意ですが、怒りと哀しみを表すのは苦手なように感じます。北米人は全て得意です。

逆に言えば、日本人は感情をコントロールするのが得意で、北米人は感情のコントロールをしないとも言えるかもしれません(笑)。どちらが良いかは状況によると思います。

カナダにいた頃、職場で泣いている同僚を見ました。どうしたのか聞いてみると、プライベートの生活で辛いことがあったそうです。もちろん仕事が辛いという理由で泣いている同僚を見たこともあります。

日本では一度も目にしたことのない場面だったので最初はかなりショックを受けましたが、慣れてしまうと「またか」くらいに日常的なことに思えるようになりました。

日本では、プライベートで辛いことがあったのか嬉しいことがあったのかなかなか判断できないくらいプロフェッショナルな方が多いですよね。どんなことがあっても仕事に影響を及ぼさない、というのは一緒に働いて大変働きやすいですよね。

哀しみ以上にショックを受けたのが怒りの表現です。

同僚が普通に言い合っている場面や、電話で患者さんに向かってきついことを言っている同僚を見たこともあります。

これまた日本ではありえないですよね?

今働いている職場でも同じことが当てはまります。患者さんがかなりイライラしていて声を上げるのに対し、冷静に対応できるスタッフももちろんいますが、中にはかなりきつい調子で言い返す人もいます。

私からしてみたら、火に油を注ぐ状況になるから落ち着いて!と言いたくなりますが、そういう時でも日本人の私は何も言わずに静かにしています。

日本では特に「怒り」はあまり表に出しませんよね。カナダにいた時にすごく腹立つことがあり、”I’m so pissed.”と同僚に言ったところ、”Are you?”と聞き返されたのを今でも覚えています(笑)。私の表情からは怒っているようには全く見えないと言われました。

焦っている時や辛い時もそうですね。私は体調不良で仕事をするのが大変辛い時や、仕事がなかなか終わらなくて焦りまくっている時でもなかなか表に出したり口にしたりしません。なのでよく同僚から”You always look calm.”と言われます。それに対してもちろん”I’m not! I’m panicking!”と言ったりしますが、私の感情表現からそうはみえないそうです(笑)。

夫はアメリカ人なので、かなり感情表現が豊かです。イライラしている時や嬉しい時は一目瞭然なので大変分かりやすくて楽です。

公共の場でも全く同じなのでたまに少しは感情隠してよ、と言いたくなることもあります(笑)。それに対して私は慣れてきたとはいえ、あいかわらず感情をそこまで表に出さないので、ちゃんと言ってくれないと分からない!と言われることがよくあります。

日本では「衝突」を避けるのが当然のことなので、怒っていてもなかなか口に出さずに、ため込むことがよくありますよね?そのためにストレスがかなりたまっている方も多いのではないでしょうか?

北米では理不尽なことやイライラすることがあると普通に表現します。そのために色々なところで「衝突」が起きますが、その分解決するのも早いと思います。

日本にいた頃、会社の会議にうんざりしていたのを今でも覚えています。というのも、何時間も話し合いをしているにも関わらず、部署間で「衝突」しないようになかなか問題点を話し合えずにいたためです。

そのようなことは北米にきてから一切ありません。むしろ、問題をバンバン取り上げていくために、熱い口論が繰り広げられる会議にたくさん参加してきました。

このように、感情表現に対しては本当に北米と日本で大きな違いがあると思います。どちらが良いとは大概には言えませんが、どちらも経験してみると、どちらが自分に合っているか良く分かるようになります。

私は確実に北米の方が合っています。自分はそこまで感情を表にだしませんが、周りが思う存分出してくれるので、喜んでいるのか怒っているのか哀しいのか楽しいのか分かりやすくて対応がしやすいためです。

ちなみに結構前になりますが、ディズニー・ピクサー映画で『インサイド・ヘッド』(原題 “Inside Out”)という映画がありました。これは「感情」を題材にしたとってもかわいらしい映画ですのでご興味ある方はぜひご覧になってみてください。

人の頭の中が舞台になっており、「喜び」「悲しみ」「怒り」「嫌悪」「恐れ」という5つの感情がそれぞれキャラクターとして登場します。

少しネタバレになってしまいますが、最終的には、感情は1つだけではなくて全て必要なんだ、というまとめになっていて大変心温まるストーリーですよ。

コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

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