https://sectpoclit.com/umesaguru/ 【【冬の季語】梅探る】より
【冬の季語=晩冬(1月)】梅探る 探梅」をすること。
【梅探る(上五)】 香を探る梅に蔵見る軒端かな 松尾芭蕉
【梅探る(中七)】 軒の柊梅を探るにおぼつかなし 服部嵐雪
【梅探る(下五)】 大寺の一塔頭の梅探る 高野素十
心当てあらぬとはなく梅探る 上田五千石
もう何もなきところまで梅探る 藤崎久を
大仏のうしろの山の梅探る 長谷川櫂
虚子とその仲間のやうに梅探る 西村麒麟
Facebook秋山 忠義さん投稿記事
探梅や梅の木苔を観て帰る 白兎
たんばいやうめのきごけをみてかへる
探梅(たんばい)は晩冬の季語。子季語に、梅探る、探梅行、春の便り。
春を待ちかねて、まだ冬のうちに早咲きの梅を求めて山野に入ること。枯れ尽くした大地の中に春の兆しを探す心映えを尊ぶ。寒気の残る山野を、一輪の梅を探し求める姿は、人生の真を追い続ける心の旅にも似ている。
Facebook人間禅 豊前道場投稿記事
今日の一句
探梅行鶏おどろかし通りけり 前田普羅(まえだふら)
明治十七年(1884年)生~昭和二十九年(1954年)没
東京(横浜との説も)生まれの俳人
高浜虚子に師事 「辛夷」主宰 別号は「清浄観子」
冬の季語「探梅」「探梅行」「梅探る」
まだ立春にならない時期に、咲いているかいないかの梅を求めて歩き回ることを言います。
「梅」は春を代表する季語ですが、「探梅」となると冬の季語になります。
風雅への志を感じさせる語感です。
実際「探梅」を冬の季語としたのは松尾芭蕉だったといわれています。
https://www.1242.com/program/happy/2013/02/9534.html 【『早春の風流 ~探梅のススメ!』】より
梅の開花、見頃もそろそろといった今日この頃。東京でも、この週末から、「梅まつり」が始まります。そこで、今日は、ハコちゃんに、『早春の風流~探梅のススメ!』と題して、色々と伺いました!
まず、聞き慣れない『探梅』という言葉の意味は...
『(早咲きの)梅の花を探して見あるくこと』です。実は、冬の季語でもあります。
<梅の歴史>
*梅は古くから日本人に親しまれてきた花。万葉集には119首もの「梅」の歌がある。
*鎌倉時代のお坊さんたちは、引きしまった梅の枝ぶりを楽しんでいた。
江戸時代には、梅の名所が増え、入場料を取っていた。明治時代に「探梅」が流行した。
<ハコちゃんおススメの「探梅」コース>
ハコちゃんのおススメの「探梅」コースは、スカイツリーのお膝元、押上駅から、
江東区の亀戸周辺だそうです。「押上駅」から、「北十間川」沿いを歩き、「横十間川」にぶつかったら、そこから下ります。途中には、「龍眼寺、別名萩寺」があります。
こちらには、都内最古「松尾芭蕉の句碑」があります。さらに、南下し、「天神橋」を渡り、
亀戸の方へと歩いていきます。「蔵前通り」を歩き、「亀戸4丁目交差点」を左に、ここから北上して行きます。
途中「亀戸香取神社」があります。さらに、北上すると、再び「北十間川」あたります。
「北十間川」を超えると、明治通り沿いに「香取神社」があります。
このコースは、見ごたえあるお寺を楽しむことができ、大変おススメのコースです。
そして、体力に自信のある方には、もう1つ、こちらのコースをおススメします!!
亀戸線 小村井駅の北にある、「墨田清掃工場」から旧中川沿いを下り、
亀戸中央公園を散策するコースです。
亀戸中央公園には、新しい公園にはめずらしく、梅林があるそうです。
こちらは、かなり殺風景なところを歩くコースですが、江戸時代の面影を探しながら、また想像しながら、ブラブラするのが、また風流なのだそうです。
皆さんも、お休みの日に、歩いてみてはいかがでしょうか?
もしかしたら、ハコちゃんに出逢えるかも?しれませんよ!
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