Facebook相田 公弘さん投稿記事
「答ではなく問いをみつける」というお話です。
「読者のすすめ」清水店長の著書「逆のものさし思考」よりご紹介させていただきます♪
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最近では、自分で考えずにすぐに答えを欲しがる傾向にあります。
なかには徹底的にパクってしまえばいいと平気で言う人もいますが、それは自分の力にならないし、答えをすぐ聞きたがるというのは子どもと同じですよね。
日本人は総幼稚化していると言った人がいますが、本当にその通りじゃないでしょうか。
自分で「なぜだろう」と考えないで、「だれだれ先生がこう言ったからそうなんだ」と言ってなんの疑問も持たない。
作家の〈ひろさちや〉さんが、中学の社会科で民主主義について「選挙をして多数決で決めていく社会だ」と勉強したとき、「先生、二+二=四ですけど、多数決で二+二=五だって決まったらどうするんですか」と先生に質問したそうです。
すると先生から「多数が間違うわけがないからそういうことを気にしちゃいけない」と返ってきて衝撃的だったという思い出を語っていました。
その先生の言葉に従えば、極端な話〈みのもんた〉さんが「二+二=五だよ」と言ったからそうなんだ、となってしまうわけです。
それは恐ろしいことだと思いませんか?
だからそれぞれに問いを持つ必要があるのです。
テレビや新聞、雑誌はお金をもらって作っていますから、損得というものさしが入っています。
だけど、我々は新聞社や雑誌社、テレビ局みたいに、細かい情報を知っているわけではないので、それを信じるしかなくなってしまう。
だからこそ、問いを持たないとひどい目にあってしまうのです。
(「逆のものさし思考」清水克衛 著 / HSより)
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何事も、鵜呑みにしてしまうのは危険ですね・・・。
僕にも尊敬する人や師匠、あこがれの人などおりますが、すべてを鵜呑みにして「あの人が言っているんだから間違いない」ということはしたくありません。
そういう人に限って、「あの人のせいで人生が狂った」と言いがちです(笑)
本を読んでいても、すべてを言われたとおりに行動することはできません。
やはり、「問いをみつける」ことが重要なんだと思います。
また、成功する方法があるとして、それをその通り真似をしたら成功できるかというと、決してそんなことはありません。
失敗する法則はあるかもしれませんが、必ず成功する法則なんてものはないのです。
その証拠に、もし仮に今からセブンイレブンの真似をしてコンビニを始めたとして、上手くいくと思いますか?
その時代、そのタイミング、流行りの商品、マーケティング、どう考えても簡単なことではありません。
いつの時代を真似するのかでも変わるでしょうし、それがこれからの時代で上手くいくとも限らない。
おそらく真似だけでは成功できないでしょう。ただし、ヒントは必ず存在します。
だから、答えではなく「問いをみつける」ことが大切。
そして問いかけのポイントは、「なんで」じゃなくて「どうしたら」です♪
「なんで」の問いかけは答えがネガティブになりがちです。
「なんでこんななんだろう」「なんで勝てないんだろう」「なんで喜ばれないんだろう」
これらの問いに対する答えはきっと、ネガティブな答えが山ほど出てきます(笑)
「どうしたらもっと良くなるんだろう」「どうしたら勝てるんだろう」「どうしたらもっと喜んでくれるんだろう」
この問いかけは、ポジティブな答えが出るでしょう。
どうしたら世の中をもっと便利に出来るんだろう?って考えた人がいっぱいいたから、便利な世の中に進化してきたのです。
「答ではなく問いをみつける」肝に銘じていきたいですね♪
※魂が震える話より
https://deepvisionlab.jp/%E6%AD%A3%E3%81%97%E3%81%84%E7%AD%94%E3%81%88%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%8F%E6%AD%A3%E3%81%97%E3%81%84%E5%95%8F%E3%81%84%E3%82%92/ 【正しい答えではなく正しい問いを】より
こんにちは。ディープビジョン研究所です。いつもお読みいただきありがとうございます。
今回は、ブランド戦略コンサルタントの江上隆夫が、「正しい答えではなく正しい問いを」
というテーマでお話しします。それでは、早速どうぞ!
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何かに対しての創造性は問いの質で決まる、と言われます。
私たちが探さなければならないのは正しい答えではなく正しい問いです。
「私は地球を救うために1時間の時間を与えられたとしたら、59分を問題の定義に使い、
1分を解決策の策定に使うだろう。」これは、アインシュタインのことばです。
問題の定義とは、問いの設定ということです。相対性理論も問いの質が導いた理論です。
ビジネスでも、その重要性は問いにあります。
「戦略的な意志決定では、範囲、複雑さ、重要さがどうあろうとも、初めから答えを得ようとしてはならない。重要なことは正しい答えを見つけることではない。正しい問いを探すことである。」これは「現代の経営」に書かれてあるピーター・F・ドラッカーのことばです。
良い問いをつくるには・・・
1)誰もがその問いにインスパイアされる
2)適度な面白さと、適度な難しさがある
3)「こわだり」から行動するようになる
そんな問いを探す必要があります。
想像するに創業後のAppleが設定した問いは・・・「どうしたらコンピュータは、人間の知的生産や生活の便利さを、あらゆる側面で助けられる存在になれるだろうか?」・・・ではなかったか、と想像してしまいます。
その目線で見ると、Appleのあらゆるプロダクトはこの問いへの答えとしてつくられていると感じます。
正しい答えより正しい問いを!あなたをインスパイアする問いを!探してください。
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いかがでしたか。いま目の前に課題があるとしたら、ぜひ、まず、問いを立ててみましょう。
ではまた次回の更新もお楽しみに!
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