Facebook野口 嘉則さん投稿記事【老いた錬金術師の驚くべき叡智】
おはようございます、野口です。こちらのページは、もうご覧になりましたか?
⇒ https://noguchiyoshinori.com/
「自分の内なる可能性を最大限に発揮して、真の自分らしさを体現すること」を
自己実現といいますが、自己実現していくためには、まず、人間としての土台づくりが必要です。その土台づくり(自分づくり)を進めていくための体系的かつ効果的なプログラムが
「オンライン自己実現塾」です。ご一緒に学ぶお仲間を来週の水曜日まで募集しております。
さて、今回も、自分づくりや自己実現のお役に立つお話をしたいと思います。
ベンジャミン・フランクリンが次の言葉を残しています。
「めったに起きないような大きな幸運で、人間が幸せになることはない。幸せは日々の小さな前進が運んできてくれるのだ」
この言葉は本質を突いていますね。人生においては、めったに起きないような大きな幸運に
恵まれることも、ときにはありますが、本当の幸せをもたらすのは、そのような突発的な幸運ではなく、日々の小さな積み重ねなのですね。
宝くじの高額当選者の多くは、非常に高い確率で人生が狂ってしまい、不安定な人生を送ることになってしまう、ということが知られていますよね。
自分の器や人間力が育っていない状態で、いきなり大きな幸運が舞い込んできても、それは永続的な幸せにつながらないのですね。
毎日の、毎週の、毎月の小さな積み重ねによってこそ、人間としての器や人間力が育ち、その器や人間力が育った度合いに応じて、僕たちは、安定した永続的な幸せを実現できるのです。
「自分は変わることができるだろうか?」「自分は素敵な人間になれるだろうか?」
「自分は望むような人生を実現できるだろうか?」もしもこれらの問いの答えを知りたいなら、まず、次の問いを自分に問うてみる必要があります。
「自分は今日、何を学び、何を実践したか?」「自分は今週、何を学び、何を実践したか?」
「自分は今月、何を学び、何を実践したか?」
これらに対してどんな答えを出せるかが、僕たちの人生を左右します。
毎日の、毎週の、毎月の学びと実践の積み重ねこそが、僕たち自身と僕たちの人生に
大きな変化と恩恵をもたらします。
ここで、「老錬金術師」という寓話を紹介しますね。以下、あらすじです。
=============================
むかしむかし、若い夫婦が暮らしていました。夫のほうが錬金術の研究に夢中になり、「下等な物質を金(きん)に変えて、大金持ちになるんだ」と言って、ろくに仕事もせず、財産を食いつぶしていました。
妻は、老いた父親に助けを求めるべく、夫を連れて、自分の父親のもとを尋ねます。
妻は、自分の父親が夫を叱ってくれる、と期待し、夫のほうも、叱責されることを予想していました。
ところが、老人(妻の父親)は、青年(夫)に向かって、こう言ったのです。
「実は若いころ、わしも錬金術師だったのだよ」そして、老人は青年にいろいろ質問し、
やがて興奮に体を震わせ、こう言いました。
「君はわしがやったことをことごとく達成しとるじゃないか!あと一歩で成功だ!
あと一つ、ある成分を集めれば、君は成功できる。
わしは最近、その秘密を発見したのだが、年老いていて実行できないのだ」
「僕なら実行できます。教えてください」と訴える青年に対して、「バナナの葉につく粉が
2ポンドも必要なのだ。この粉は、君が自らの手でバナナを植え、育てて入手しなければならない。そして魔法のまじないをかけるのだ」と老人が言い、青年は、「だとしたら、何百本ものバナナを植える必要がありますね。僕はやり遂げますよ」と宣言しました。
その日から青年は、土地を耕し、バナナを植え、育てました。
バナナの実がなると、老人から教わった魔法の呪文を唱え、葉から粉を集めましたが、
どの木にも少ししか粉がついていないため、青年はさらに土地を耕し、バナナを植え、育てました。
5年が経ち、ついに2ポンドの粉を集めることができた青年は、老人のもとに飛んで行って言いました。「魔法の粉が2ポンドになりました。さあ、錬金術を教えてください」すると老人は、「まず、君の妻(=老人の娘)を連れてきなさい」と要請しました。
そして、二人がやって来たところで、老人は、自分の娘に尋ねました。
「彼がバナナの粉を集めている間、おまえはどうしていたんだね?」
すると娘(=青年の妻)は、「バナナの実を売って、お金を稼ぎました」と言って、
金貨がぎっしり詰まった袋をいくつも見せたのです。
老人が青年に「ごらん、君はただの土くれを金(きん)に変えたのだ!」と言うと、
「魔法も錬金術もウソだったのか」と気づいた青年は、一瞬黙りましたが、結果として自分がたくさんの金(きん)を生み出した事実に気づき、笑い出しました。
そしてそれ以来、青年は真面目に働き、青年と妻にはたくさんのお金が入るようになったのでした。そして二人はいつまでも、老人のことを賢者として敬いました。
===============================
以上が「老錬金術師」という寓話です。
青年は、日々コツコツと仕事を積み重ねていけば、豊かな収入を得ることもできるのに、そのことに気づかず、錬金術というウルトラC的な、マジカルな方法で、自分の人生が激変することを夢見ていたわけですね。
この青年に限らず、僕たちは、日々の小さな積み重ねをついついおろそかにしてしまいがちです。
しかし、最も確実で、最も強力な方法は、日々、積み重ねていくことなのですね。
これこそ最強の錬金術です。
この日々の積み重ねによってこそ、僕たちの人間としての器が育ち、その器の大きさに応じて、無理なく、自然に、豊かな結果を受け取れるようになるのです。
そして、日々の学びと実践を積み重ねられるようになるためには、楽しく学び、楽しく実践し、楽しく習慣化していく必要があります。
そのための場を創りたい!そんな思いから、オンライン自己実現塾を開講した次第です。
⇒ https://noguchiyoshinori.com/
ご参考までに、僕は、この「老錬金術師」の話をある心理療法家の方から教えていただいたのですが、元の話は、ユング派の心理学者アラン・チネンの著書『大人のための心理童話』の中で、紹介されています。
最後に、今日の話との関連で、二つの言葉を紹介したいと思います。
一つは、二宮尊徳の言葉で、「積小為大(小を積みて大と為す)」これは、「小さなことを積み重ねると、やがて大きな収穫が得られる」という意味です。
もう一つは、『老子』に出てくる言葉です。「千里の行(こう)も足下(そっか)より始まる」これは、「千里の道のりも、一歩を踏み出すことから始まる」という意味です。
まず最初の一歩を踏み出すこと。そこからすべては始まるのですね。
⇒ https://noguchiyoshinori.com/
0コメント