https://www.karadakarute.jp/hlp/column/detail/94 【月の満ち欠けに関係する!?お月様と体調のお話】より
お月様と体調とダイエット
昔から月の満ち欠けと人間の体調やメンタル面との関係については諸説囁かれていますが、実際のところどうなんでしょう? ダイエットへの影響とかあったらタイヘン!と、慌てて調べてみました。・・・ということで、今回はちょっと脱線してややオカルトちっくな特集です。
「月」って神秘的な存在
昔から「月」って様々な伝説とか迷信とか人間との関係が取り沙汰されてきていますよね。 日本における「月」は季節やその形・見える時刻等によって様々な美しい呼び方があったり、様々な詩歌に歌われてるようにとても風流で愛される存在ですが、ヨーロッパ諸国では「ルナティック」(常軌を逸した・精神を病んだ)なんて言葉があったり、狼男伝説や魔女の象徴としてとらえられていたりで、ちょっとネガティブでオカルト的な要素が強いようです。 体調やダイエットと関係ありそうなこともまことしやかに言われていたりしてとってもミステリアス。そんな神秘的で気になる存在である「月」と人間の体調との関係について、科学的・統計学的根拠はあるのか調べつつまとめてみました。
月の満ち欠けと人間の体調は関係あるの?
~ 満月の夜には出産が多いとか事故や犯罪が多いってホント? ~
よく満月の夜には出産が多いとか、事故や犯罪が多いとか聞きますよね。人間の血液の組成は海水の組成と似ているので月の引力の影響を受ける、とか言われたりもします(これは物理学的にいかがなものかと思いますが)。
この「満月にいろいろ起こる説」について統計的な根拠があるのかどうか調べてみました。統計的な根拠がある程度示されているものとしては、精神科の医師であったA.L.リーバー博士の「バイオタイド理論(biological tides theory)」というのが有名で、博士自身の臨床経験に基づいた月と人間の精神状態や身体状況を関連付けた事例を集め、統計解析も行われている、というものですが・・・。その著書を読んでいないので、私としては判断材料が不足してはいるのですが、どうもその著書の統計解析の方法は恣意的で偏った分析をされている・・・ということで、現在では科学的・医学的には否定されているそうです。
日本で実際にこれまで起きた事故の件数や出産数を調べても統計的には満月や月の月齢とは関係が見られないとも言われています。ちょっと残念、というか多少寂しい感じもしますが、やっぱりそうだろうなぁ、とも思います。
ただ、助産士さん達の間では伝承的に「満月には出産が多い」と信じられているという話もよく聞きます。実際の出産数との統計的な関係が見られないのは、現代医学によって計画出産や帝王切開分娩など出産日がある程度コントロールされているせいであって、もっと自然に分娩していれば関係が見られるのではないか、という説もあったりします。
うーん。難しいですね。医学統計で仕事をしてきた身としては、正しい手法の統計解析結果で裏付けられた理論でない以上、否定的な見方をせざるを得ないのですが・・・。 でも、満月の夜はいつもより明るくて、人の表情の陰影もくっきり浮かび上がりますし、科学的な根拠は抜きにして「今夜は満月!」と思うと少し浮き足立つような気分になるのもわかる気がします。そういった「暗示的な作用」で、満月の日の出産は助産士さん達の心に特に強い印象を残し、統計には現れないレベルで人々のメンタル的な面に何らかの影響を及ぼす可能性はあるかもしれません(偽薬のプラシーボ効果みたいなものですね)。
ですからいくら科学的に否定されても根強くこうした説は囁かれ続けて行くのかもしれません。出産数や犯罪件数はともかくとして、月なんて現代人の生活には全く何の関係も無いよ、と切って捨てるのもちょっと寂しいですし・・・「満月の明るい夜」とか「三日月がキレイに見える夜」はちょっと特別なキモチになったり何やら小さな事件(!)がおきたりするってこともあるかもしれないな、と私個人的には思っておくことにします(^^)。
月の満ち欠けとダイエット
~ せっかくだから月の変化を利用してみるのも楽しいかも ~
月に関していろいろ情報収集していたら、「ムーンダイエット」なるものがあることを発見いたしました。月の満ち欠けが代謝や消化吸収に影響を及ぼすという考えで展開されたビックリなダイエット理論のようで、医学的には「???」と首を傾げてしまうのものでしたが(^^;)。そのビックリ理論の是非はさておき、月の変化って周期的に繰り返すものなのでそれをポイントとしてダイエットにメリハリをつけたりしたら面白いかもしれません。例えば「満月の日」は「頑張った自分にご褒美をあげる日」で、日頃我慢してきた好きなものを食べてもいいとか、「新月の日」は「とにかく睡眠を取る休息日」で、絶対夜の予定は入れないようにする、とか・・・。
ダイエットを長く続けて成功させるにはやっぱり息抜きが必要ですから、そんな風に息抜きする日を決めるのも面白いですよね。「毎月第2水曜日は○○の日」とか決めるよりもなんだかロマンチック(笑)な感じがしますし。月の月齢表をチェックしなくちゃいけないのがやや面倒ではありますが、ネットですぐ検索できますし、オシャレな月齢表のカレンダーって雑貨屋さんなんかでもよく目にしますよね。月の変化を把握していて、友人を食事に誘うのに「今日は美味しいもの食べに行こう」「満月だしね」(ビシッ)とかキメるとちょっと素敵・・・い、いや、やっぱり変な人、かなぁ??・・・まぁ、キャラによるのでしょうけれど(笑)、けっこうウケたりする・・・かも??私個人的にはそういうの面白くて好きなんですが(^^)。
時には夜空を見上げてひとやすみ
統計や科学的根拠に裏付けされた体調やメンタル面への影響は残念ながら(?)無さそうではありますが、私は月を見ると不思議と心が落ち着くというか癒される感じがします。
夜、ほの暗い中で静かにやわらかく光っているからなのでしょうか・・・。以前、真夜中まで残業して、人通りのあまり無い道をトボトボと下を向いて歩いて帰路につき、あまりに自分の影が濃いので思わず上を見たら静かな夜空にまんまるな月が輝いていて・・・急に涙が止まらなくなったことがあります(あまりに挙動不審だったのか、その後お巡りさんに声をかけられ危うく補導されかけるというオチまでつきました(笑))。その時、自分では気付いてなかったのですが、相当疲れてストレス溜まっていたんだろうな・・・と後から思いました。
・・・皆さんが夜空を見上げるのはどんな時ですか?夜空を見るって、ちょっとしたことですが心と時間に余裕が無いとなかなかしない気がします。本当に忙しい時って、月や星がこの世にあることさえ思い出しもしませんよね。私はここのコラムで毎回休むことばかり推奨しているような気がしますが(笑)、ダイエットのためにも健やかな毎日のためにも「休息」や「癒し」は絶対必要です!私たちの身体の中や脳の中で恒常的にバランスを取りながら働いている様々な仕組みはストレスや疲労でうまく働かなくなってしまう繊細なシステムなのです。無理が続いた後こそ意識して自分の身体を大切に扱ってあげてください。時には立ち止まって、ぼんやり月を眺めるのも良いものですよ。
「自分は平気!大丈夫!!」と思っていても、実は気付かなかった「疲れ」や「ストレス」に気付かされることもあるかもしれません。
Facebookj谷川 淳史さん投稿記事【痛みが続く方へのオススメ本TOP3】
https://ameblo.jp/tms-japan/entry-12818596161.html
心療内科専門医で総合内科専門医のたけお先生が、Amazonの医療3部門で35週連続第1位を記録し、腰痛持ちのバイブルと称され、韓国と台湾でも翻訳出版されている拙著、『腰痛は怒りである』(https://x.gd/gFNqx)を詳しく解説してくださっております。ありがたき幸せ。恐悦至極に存じます。
今回は痛みが続く方へのおすすめ本をご紹介します! 長く続く痛みのことを「慢性痛(もしくは慢性疼痛)」といいますが、慢性痛は個人個人の考え方や理解が非常に重要です!
根拠に基づく新たな腰痛概念、すなわち「生物・心理・社会的疼痛症候群」という観点で書かれた本の有効性に注目が集まっています。最新の腰痛診療ガイドラインでも「根拠に基づく腰痛情報を提供し、活動性を維持するようアドバイスするとともに、有効なセルフケア対策について指導すべき」として読書療法を強く推奨しています。
事実、慢性腰痛を対象に読書療法の効果を長期間にわたって追跡した結果、読了後1週間で52%の患者が改善しただけでなく、9ヶ月後、18ヶ月後もさらに腰痛が改善し続けたという報告もあります。
すべての治療法を試してみるほど人は長生きできません。腰痛疾患でお悩みの方は有効性の確認された治療法で一日も早く治してしまいましょう。医療関係者の方はプロの義務として最新の知見をアップデートし、後世に負の遺産を押し付けないためにも、エビデンス(科学的根拠)に基づく情報の拡散にお力を貸していただけると幸甚でございます。
https://www.youtube.com/watch?v=ZefdTzA-2Ww
https://www.tsunashima-chiro.com/15549070738107 【腰痛の原因は実はストレス!?怒りが引き起こす腰のトラブルチェック法】より
腰の「マッサージを受けているけれどもなかなか治らない」と思っていませんか? 実は腰のトラブルは体だけではなくストレスから引き起こされる場合もあります。あなたが抱えている腰のトラブルも実はストレスが原因で起こっている可能性があります。
本記事を読むことによりあなたの腰のトラブルがストレスによって引き起こされているかどうかを知るきっかけになるでしょう。
腰痛の原因は体だけじゃない
日本人の多くがかかっている腰のトラブル。疲れた時に違和感程度のものや、ぎっくり腰で日常生活や仕事に支障がでてしまうものまでさまざまな種類があります。
腰のトラブルに悩んだ人に一番多く選ばれている対処法はマッサージです。固くなった筋肉を少しでも柔らかくして、不快な症状を和らげようとします。
しかし腰痛の原因は体だけではなく、ストレスによって引き起こされるものがあることをご存じでしょうか。
腰痛の85%は原因不明
実は腰のトラブルの85%が原因不明と言われています。椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、圧迫骨折、感染やがんの転移など原因がしっかりわかるものは15%ほどしかありません。
以下、厚生労働省が発表している資料からの引用です。
「ぎっくり腰は、 椎間板(ついかんばん)を代表とする腰を構成する組織のケガであり、医療機関では腰 椎捻挫(ようついねんざ)又は腰部挫傷(ようぶざしょう)と診断されます。しかしながら、厳密にどの組織のケガかは医師が診察しても X 線検査をしても断定できないため非特異的腰痛と呼ばれます。腰痛の約 85%はこの非特異的腰痛に分類されます。通常、 腰痛症と言えば非特異的腰痛のことを指します。」
厚生労働省「腰痛対策」から引用
https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/dl/1911-1_2d_0001.pdf
つまり病院で検査をしてしっかりと原因が把握できるものはほとんどないということです。その原因がわからない85%の中には一定の割合で「心因性腰痛」といってストレスからくる腰のトラブルを抱えている方がいます。
腰痛とストレスの関係
筋肉が固くなっていて腰のトラブルになるのはわかりますが、なぜストレスを抱えると腰に症状が出るのでしょうか。はっきりとした原因はまだ解明されていませんが以下のような説がいわれています。
ストレスによって筋肉が硬くなってしまい腰のトラブルが発生する
強いストレスに気づかないように腰のトラブルをかわりに発生させる
このような説が考えられています。
実際に大学生に対してストレスと腰痛の関係を研究した論文が発表されています。 その研究からもストレスを感じた大学生は腰のトラブルを引き起こしやすい可能性があると結論づけられました。
参考文献「大学生と腰痛の心理的要因の関連性」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jspfsm/61/1/61_1_71/_pdf/-char/ja
このような研究からもストレスと腰痛の関係はとても大きいものだと考えられます。
怒りも腰痛のトラブルを引き起こす
ストレスの中でも特に怒りを心の中に抑え込むと、腰のトラブルにつながるのではないかとも言われています。 怒りと腰の関係を研究している TMS ジャパンという団体は以下のように発表しています。
それは「〈怒り〉である」と長谷川氏はいいます。
「サーノ博士は、腰痛など筋骨格系疾患の患者を詳しく診察しているうちに、彼らの大部分が、心理的緊張によって生じる病態を経験していたことに気づきました。そこで、もしかすると患者が訴えている痛みの原因も、心の緊張にあるのではないかと考えたわけです。緊張性筋炎症候群(TMS)の『緊張性』というのも、この心の緊張からとられたものです」
そして、サーノ博士が至った結論は、TMSとはストレスによるものだということでした。しかも、ただのストレスではありません。怒りの抑圧というストレスであり、その抑圧が、腰痛をはじめとする筋骨格系疾患を招いているのだといいます。
TMS ジャパン「腰痛治療革命の理論」から引用
https://www.yakult.co.jp/healthist/234/img/pdf/p20_23.pdf
職場や家庭などでストレスが多く怒りの感情を心に押し込んでいる方は腰痛が出やすいのかもしれません。
ストレスが原因の腰痛を知る方法
自分が抱えている腰痛がストレスかどうかを知るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。ここではおすすめの方法をご紹介します。
ストレスがかかった後に腰痛がひどくなるなら心因性腰痛の可能性がある
職場や家庭でストレスがかかった後に腰のトラブルがひどくなったり、違和感があったりすることが多い方がいます。 もしもそのようなことが多く起こった場合にはストレスからくる腰のトラブルの可能性があります。
仕事がない休日の日には腰に違和感はないのに、働いている平日には腰のトラブルを感じやすいという方もそうかもしれません。自分の腰のトラブルがどのタイミングで出るかを知ることが、原因を知るひとつのきっかけになります。
おすすめのチェックシート
ストレスと腰のトラブルがどの程度を知ることができるチェックシートがあります。いくつかの質問を答え点数が高ければ高いほどストレスとの関係が大きいとされています。
数分でできるチェックなので興味のある方は是非行ってみてください。
みんなの家庭の医学
https://www.asahi.co.jp/hospital/archive/kaisyo/youtsu/shinin/monshin.html
まとめ
腰のトラブルは体だけの原因ではなくストレスからも引き起こされることがあります。自分の腰のトラブルが起こるタイミングを振り返ってみましょう。
ストレスがかかる時に腰の違和感やトラブルが発生することが多いようなら、ストレスとの関係が大きいかもしれません。
あまり無理をせず時には休憩も必要なのかもしれませんね。
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