「忘れる」力

https://life.gentosha-go.com/articles/-/8204 【俳句の神様「忘れるというのはつまり…」意外なアドバイス】より

神様の俳句講義 その五 消しゴムで

初めて俳句の神様に会ったのと同じ時間帯だった。私は、句会用の句を考えていた。季語が縛られている題詠だいえい形式で、夏落葉という夏の季語で句を出さねばならない。

夏落葉は、初夏に新しい葉ができる頃、徐々に落ちていく古い葉のこと。秋の落ち葉と異なり美しくもなく人目を引くことなく寂しく散っていく。この時の俳句の神様は、額が広く、縁のない眼鏡をかけ、下町っ子がそのまま齢を取ったような、ご隠居の姿だった。着ていたのは正絹の無地のお召しである。

「夏落葉とは、なかなかいい季語だな。できたのを見せてごらん」

「いいえ、まだできていません。私の年齢になると、夏落葉がとてもわびしい感じがします。若い世代に席を譲って、静かに落下していきます」

「俳句には大きく分けて二つの詠み方がある。対象となる一つの季語だけに意識を集中させ、その状態や動作を詠む『一物いちぶつ仕立じたて』と、一句の中で二つの事物(主に、季語と別の物やこと)を取り合わせて、両者の相乗効果を狙う『取り合わせ』だ。どちらで詠むのかは決めたのかい」

「それも決めていません。正直、この頃夏落葉の実物を見ていないので、一物仕立てで作るのは少し厳しいです。だから取り合わせでしょうか」

「それで、取り合わせるものは」

「まだわかりません」

「なんだ、まだ手つかずの状態か。それは何かい、一から十まで私に作らせて、それをちゃっかり句会に出そうという魂胆こんたんかい」

「いいえ決してそういうわけでは……」

「夏落葉といえば、何を思う」

「人生の輪廻りんねですね」

「難しい言葉が出たな。人生、それもこれまでの人生を思い返すと、若葉を茂らせた誇らしい日々もあったが、時が移り散っていくばかりのやるせない時節もある」

「ご隠居、あなたにもやるせない時節があるのですか」

「私は隠居じゃなくて現役でやっているので、やるせない時節はある。小説や戯曲は比較的順調なのだが、女性がやっかいだ。新しい女性と巡り合うと、今までの女がうとましくなり、出ていけ、俺が出ていくの修羅場。嵐が吹き、葉がたくさん落ちるのだ」

いつの間にか、神様は己の生きざまを語っている。私は、話を本筋に戻そうとした。

「夏落葉を見ていると、自分の人生を思い起こしますが、楽しいだけでない、忘れたい事柄もありますよね」

「忘却とは忘れ去ることなりというぞ。忘れるとは記憶を消すことだ。君は、消すという行為を、どのように行うか」

「いろいろな方法があります。墨で塗りつぶすとか」

「終戦直後の教科書か。古臭いな。他に」

「パソコンならば消去キーを押す」

「機械的に瞬時に消えて、詩的でない」

「修正液を消したい箇所に塗る」

「それは見えなくなるだけで、修正液をはがせば残っているだろう。完全に消さねばならない。例えば、消しゴムで消すとか……」

「切り抜いてしまう」

「それでは、穴が開いてしまうだろ。ほら、あるだろう、消しゴムでごしごし消すとか」

神様が消しゴムを二度持ち出したので、私の頭に浮かんだことを口にした。

「もしかして、韓国映画の『私の頭の中の消しゴム』をご覧になっていませんか」

「ノーコメントだ」

「韓国ドラマ『愛の不時着』で人気の女優、ソニェジンが主演した映画ですよね」

「はて、ソニェジンとは」

「申しわけありません。ネイティブな発音でしたね。日本語式発音ではソン・イェジンですね。つい、韓国語中級の教養が出てしまいました」

「君は、私をおちょくっているのか」

「とんでもありません」

「君と遊んでいる時間はない。『消しゴムで消したき日あり夏落葉』といったところかな」

神様はその一句を残して、煙になって消えた。私が、少しご機嫌を損ねてしまったのは、久保田くぼた万太郎まんたろうの姿をした俳句の神様だった。それにしても、昭和三十八年に亡くなった久保田万太郎が、評判の韓国映画やドラマを知っていることに奇異な感じがしたが、神様ならあり得ることなのだろう。

今回の先生とは、漫才の掛け合いをやっている気分だった。洒脱な先生で私生活の一端まで語ってくれたりしたので、リラックスして授業を受けられた。消しゴムで人生の嫌な思い出を消すという表現に、私はうなってしまった。俳句の表現方法は自由で何でもありなのだろう。

消しゴムで消したき日あり夏落葉

湯豆腐やいのちのはてのうすあかり

久保田万太郎


Facebook船木 威徳さん投稿記事 【 嫌いな人を頭の中から消し去る方法 】

「ネガティブな人やもの、情報をさけることは自分のなかのエネルギーが漏れてゆく、

失われてゆくのを防ぐことになります。それも、大事。

でも、よいエネルギーをくれる、よい人たちと近くいて、よいものに囲まれ、よいものを身体に入れる。

生きてゆくのに、非常に大事なことだと私は考えているのです。」

ちょうど4年前の投稿。

私には、実は自分でもいいのか悪いのか分かりませんが、不思議な力があります。

それは、人を「忘れる」力。

簡単に言えば、直感で「ダメだな」と感じる人、他者を支配してプライドを満たそうとする人、自分「だけ」の利益しか求めない人、文章を読み取る力に乏しく、充分読まずに

それを書いた人を攻撃する人、私は、こうした人たちとは、すぐに距離をおき

ほとんどの場合、もう会うことはないです。あまりにしつこい場合は、関係を切ります。

「それがなかなか難しい」と、悩んでいる方々のお話を伺いますが、簡単なことです。

メールに返信しない 電話に出ない

街で会っても目を合わせない ただ、それだけです。

これを繰り返していると、私の場合、相手の名前も、顔も、話したことも、ほとんど記憶から消え去ります。

街でたまたま出会って、声をかけられて、思いだすまで何分もかかることはザラです。

それも、難しいと言う方。関係を断ちたい相手の名前を、3✖️5cmくらいの小さな紙切れに書いて、それに火をつけて、燃やしてください。

あなたと、相手の関係も、これまでのいやなやりとりも灰になるように消えます。

自分の気持ちを押し殺していやな相手と、無理矢理付き合うほど不健康なことはありません。

限られた人生で、それほど無駄な時間は直ちに切り捨ててしまうべきなのです。

(メールについては、私が、なにか調べて返信しようとして、忘れている可能性があります。普通の関係なのに、返信がない場合は、大変恐れいりますが、催促のメールをいただけると幸いです)

〜王子北口内科クリニック院長・ふなきたけのり船木 威徳

2017年8月3日 ·

【 私が全力で「避ける」相手 】

私のFBの記事の読者さんからある質問が届きました。

「いつも、ためになる記事を、ありがとうございます。(こちらこそ、ありがとうございます!)ところで、船木さんが以前に言っていた、ネガティブな相手をできるだけ避けて、

遠ざけるために、具体的にどんな人を避けているのかを教えてください。」

あけみさん(仮名)・33歳、からのご質問です。きっと、美人だと思います。

いい質問ですねえ。早速お答えしましょう。と、いろいろ書いていて、正直、実は、自分でいやになってきたのです。

「こんな人を避ける、遠ざける」というのは私は、もはや直感で短時間でやっていることで、

それを具体的に「こんな人はいや」「こんな行動はいや」と挙げていくと、自分で書いていて、ネガティブな思考、行動を想像するのもいやになってきて、・・・やめました。笑。

で、逆の発想でお答えすることにしました。

『私が、付き合いたい人、触れあいたいもの』について、です。

まず、私の考える「人の内なるエネルギー」について話しておきたいと思います。

学校では、栄養がどう、肝臓や腎臓がどうビタミンがこう、などと、言うなら「目に見えること」しか、教えられません。

しかし、40、50歳で亡くなる人、100歳を超えてもモリモリ食べて、まわりの人たちに愛されている人をおおぜい見てきた私には、私たちが生きて行く上で、私たちの内側に貯めている「エネルギー」があるように感じられてしょうがないのです。

その「内側のエネルギー」は、四六時中入ってきては、出てゆく、を繰り返していると思います。

単に水や栄養のような目に見えるものだけではなく「内側のエネルギー」が枯渇したときに

人は死んでしまうのではないか、私はそう勝手に考えているのです。

「内側のエネルギー」は、意識すると、「感じる」ことができるように思います。

誰に教わったわけではない、私の空想に近い話なので、興味のない方は、出口はあちら、です。

では、私の考える、「内側のエネルギー」をどこからもらっているか?について、です。

・他者を愛する人・学ぶことにどん欲な人 ・使命を自覚し、それを実行している人

・心から幸せを感じている人 ・スキルを持っている人 ・喜んで働く人

・すすんで他者を助ける人 ・心から笑顔でいる人 ・何かができるからではなく無条件に愛されている人(おもに赤ちゃん、小さな子ども)・他者のせいにしないで、自ら決断を繰り返してきた人 などの、「人」です。

そして、

・人間の汚染があまり及んでいない植物全般 ・生産者の思いが込められ、化学物質で

汚染されていない作物(野菜、くだもの、お米など)

・作り手の思いが込められてる料理 ・汚れていない水 ・天日で作られた塩

あるいは、

・よくかわいがられてきた犬、ネコ、ウサギなどの動物。

私は、こうした人やもの、生きものと できるだけ近くにいたり、触れあったり、

食べたり、飲んだりすることを心がけています。

どうでしょうか。あなたも経験がないでしょうか?ネガティブな人やもの、情報をさけることは 自分のなかのエネルギーが漏れてゆく、 失われてゆくのを防ぐことになります。

それも、大事。

でも、よいエネルギーをくれる、人たちと近くいて、よいものに囲まれ、よいものを身体に入れる。生きてゆくのに、非常に大事なことだと私は考えているのです。

~あけみ(仮称)さんへ。

★ちなみに写真は、できるだけ糖質を避けている私がそれでも愛してやまない

「蜂屋(旭川市)の醤油ラーメン」です。

社長のおじさんとも話しましたが、そこに込められた愛や思いに圧倒されます。

~王子北口内科クリニック院長・ふなきたけのり

コズミックホリステック医療・現代靈氣

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吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

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