Facebook近藤裕子さん投稿記事《南無地獄大菩薩》ー白隠禅師ー なむじごくだいぼさつ
昨夜の会合で久々に聞いた白隠禅師のこの言葉。
人生に於ける苦しみは 今起きている現実から 逃げたい、避けたい、離れたいどうにいうことから生じます。
つまり 現実如何に地獄から逃げるな、避けるな、離れるな。地獄はこの世の中にこそあります。現実に向き合い、地獄を受け入れる覚悟があってこそ道が開ける事を伝えた言葉。
この世は表裏一体。地獄極楽も同じです。挫折の中に光明があります。
人生に向き合うポジティブさを大切にしたいものです。
Facebook宮井陸郎 シャンタンさん投稿記事
悲しみを感じたら扉を閉めて座り、出来る限り悲しみを感じる瞑想をしなさい。
悲しく感じたらいつでも、静かに坐って、悲しみがやって来るのを許すがいい。
それから逃げようとしてはいけない。出来る限り悲しくなりなさい。
泣き叫び、嘆き悲しむ・・それをすっかり味わい尽くすがいい。死ぬほど泣くがいい・・大地に身を投げ、転げまわる・・そして、それが自然に消えていくに任せる。それは消える。
というのも、誰も永遠に同じムードではいられないからだ。
質問
私は最近、彼と別れたのでとても悲しく、彼のことを考えずにはいられません。
osho
悲しみは、あなたをとても、とても豊かにする体験になる。あなたはそれに取り組まなければならない。自分の悲しみから逃避するのは簡単だ・・そして普通は、あらゆる関係が逃避だ。人はただそれを避け続ける。が、それはいつも根底にある・・流れは続いているのだ。
関係の中ですら、それは何度も爆発する。そうなると、人は責任を相手に転嫁しようとしがちだが、それは的外れだ。それはあなたの淋しさ、あなた自身の悲しみだ。
あなたはまだ、それと決着をつけていない。だから、それは何度も何度も爆発する。
あなたは仕事に逃げ込むことも出来る。別の何か、関係や社会やいろいろなこと、旅行などに没頭することで逃げることも出来るが、そんなやり方では消えはしない。というのも、それはあなたの存在の一部だからだ。
人はみな、独りで生まれる・・この世に独りで。両親を通って、それでも独りでやって来る。そして人はみな独りで死ぬ。再び独りでこの世から去って行く。
このふたつの孤独の間で、私達は自分を騙し、欺き続ける。勇気を持ってこの孤独の中に入って行くがいい。初めはどんなに辛く困難に思えようとも、それはとても大きな報いをもたらす。一度あなたがそれと決着をつけたら、一度あなたがそれを楽しみ始めたら、一度あなたがそれを悲しみとしてではなく、沈黙として感じ始めたら、一度あなたが逃避するすべはないと理解したら、あなたはくつろぐ。
それに関しては何も出来ないのだから、それを楽しんだらどうかね?
その中に深く入り込み、それを味わい、それが何であるかを見たらどうかね?
子供が生まれる・・子供は常に無力で、自分では何も出来ない。
子供の頃はずっと、長い無力な期間だ。子供はありとあらゆることを、小さなことを人に頼らなくてはならない・・
母親に食事を、衣服を、入浴を。もし寒さを感じたら、泣かなくてはならない・・誰かが毛布を持って行かなければならないのだ。子供には何も出来ない・・だから、子供は自分の幸福は他の人にかかっているということを覚える。が、このように感じるのも当然だ。
というのも、子供は独りでいるといつでも不幸に感じるからだ。
服を濡らしてしまっても、濡れたままそこに横たわり何も出来ない。小石が皮膚の横にあっても、それを取り除くことさえ出来ない。
他の人達がいれば子供は幸せだ。独りだと感じるとパニックに陥る。が、それは当然だ。
子供は無力なのだ。子供の時期は過ぎ去るが、条件づけは残る。いつの日か、人はその条件づけを落とさなくてはならない。もうあなたは大人だ。もう子供ではない。
あなたは独りでいられる・・もう独りでも幸福でいられる。ただ、条件づけが落とされなくてはならないだけだ。そして、これがその美しさ・・一度あなたが独りでも幸福でいるようになり始めたら、あなたは関係を持つ能力が備わる。それ以前のあなたには、関係を持つ能力はない。というのも、独りでいて幸福を感じられない人が、どうやって関係の中で幸福でいられるだろう?
まず第一に、幸福はその人の中に存在しないのだ。だから、私は関係に反対しているのではない・・私は大賛成だ。
しかし関係を持てるようになる前に、あなたが存在しなくてはならない。
もし、あなたが惨めなまま誰かと関係を持ったら、あなたはさらに多くの惨めさを作り出すことになる。惨めさはどんどん増すばかりだ。倍になるだけではなく、二乗して増えていく。もし幸せを持っていたら、幸せがどんどん増えていく。
関係の中で、あなたは何百万通りにも映し出される・・あなたが映し出されるのだ。
そしてもうひとつ・・もしあなたが不幸だったら、あなたは常に不幸な人と関係を持つ。
私達には、波長が似ていると感じる人を選ぶ傾向がある。幸福な人には、幸福な相手を選ぶ傾向がある。そして惨めな人は、惨めな人にしか選ばれない。
たとえあなたが幸福な人を選んだとしても、彼の方は、あなたが幸福でない限り、あなたを選びはしない。
なぜ彼が面倒なことに巻き込まれなくてはいけないのかね?誰が地獄に行きたがるかね?
だから、これが私の提案だ。
相手を選んで関係に入って行く前に、独りでも幸福でいることを学んでごらん。
さもなければ、あなたは間違った相手を選んでしまう。そして、間違った人同士の間に関係はあり得ない。それこそ世界中で起こっていることだ。
人々は幸福を求めて関係を持つが、まさに正反対のことが起こる。
さらなる惨めさ、さらなる涙、さらなる悲痛、さらなる苦悩。だから、瞑想を始めなさい。
悲しく感じたらいつでも、静かに坐って、悲しみがやって来るのを許すがいい。
それから逃げようとしてはいけない。出来る限り悲しくなりなさい。
それを避けてはいけない・・それをひとつ、覚えておくことだ。
泣き叫び、嘆き悲しむ・・それをすっかり味わい尽くすがいい。
死ぬほど泣くがいい・・大地に身を投げ、転げまわる・・
そして、それが自然に消えていくに任せる。それは消える。というのも、誰も永遠に同じムードではいられないからだ。
それが去って行ったら、まるで重力がすべて消え、無重力で飛ぶことが出来るかのように、あなたの重荷が降りる、重荷がすっかり降りる。
その時こそ、自分自身の中に入る瞬間だ。まず悲しみをもたらしなさい。
普通の傾向としては、それを許さずに何らかの方法や手段を見つけて、自分の目を他へそらそうとしがちだ・・レストランに行ったり、プールに泳ぎに行ったり、友人に会ったり、本を読んだり、映画を観に行ったり、ギターを弾いたり・・
とにかく時間をつぶし、注意がどこか他へ向くように何かをする。
これを覚えておくべきだ・・悲しみを感じたら、機会を逃してはいけない。
扉を閉めて座り、世界中がまさに地獄であるかのように、出来る限り悲しみを感じるがいい。その中に深く入って行くがいい・・その中に沈み込むがいい。
ありとあらゆる悲しい考えがあなたの中に浸透するのを、すべての悲しい感情があなたをかき回すのを許すがいい。
そして泣き叫び、嘆き悲しみ、言いたいことを言いなさい・・
大きな声で言いなさい。何も心配することはない。だからまず最初に、2,3日悲しみを生きてみるがいい。
そして、二番目に覚えておくべきことは、その悲しみの勢いが消えるやいなや、あなたはとても穏やかで安らぎを感じるということだ・・
まるで嵐の後のように。その時こそ静かに坐り、ひとりでにやって来る沈黙を楽しむがいい。それはあなたがもたらしたのではない。あなたは悲しみをもたらしていた。
悲しみが消えると、その後に続いてすぐに沈黙が定まる。その沈黙を聴くがいい。
目を閉じるがいい。それを感じなさい・・まさにその手触りを感じなさい・・その香りを。
そして、もしあなたが幸福に感じたら、歌い、踊るがいい。
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