https://greensnap.jp/article/8044 【クリスマスローズの花言葉|意味や由来、贈りものにおすすめな理由とは?】より
冬の代表的な花の一つとして、クリスマスローズは人気ですよね。そのうつむきがちでかわいらしい花は、優しい花言葉を持つためプレゼントにもぴったりです。ここでは、そんなクリスマスローズの花言葉の意味や由来などを詳しく紹介していきます。
クリスマスローズの花言葉
「私の不安を和らげて」「慰め」
古代ヨーロッパでは、原種のクリスマスローズが持つ清らかな香りには、人の心を癒やす効果があったと考えられていました。
この効能に由来して、このような花言葉がつけられたといわれています。
「私を忘れないで」
中世ヨーロッパの頃、騎士たちが戦場に向かうときに、自分を忘れないでほしいという思いを込めて、恋人にクリスマスローズの花を贈ったことに由来したといわれています。
「中傷」
クリスマスローズの茎には、毒があることでも知られています。そのため、「中傷」という怖い意味の花言葉がついたと考えられています。
色別のクリスマスローズの花言葉
クリスマスローズの花色は白や紫などいくつかありますが、色別の花言葉は特に存在しないようです。
クリスマスローズの花の基本情報
科・属名 キンポウゲ科クリスマスローズ属 分類・性質 草花、多年草
原産地 ヨーロッパ、地中海沿岸 学名 Helleborus 英語名 Hellebore、Christmas rose
別名 カンシャクヤク(寒芍薬)、ユキオコシ 出回り期 12〜4月
開花時期 11〜3月 花色 白、ピンク、緑、紫 花もち 1週間ほど
誕生花 11/16、12/13、12/26
名前の由来
クリスマスの時期にバラのような花をさかせることから、このような名前がつけられました。
花の特徴
クリスマスローズ自体は、ヨーロッパや西アジアが原産の植物で、原種はノイガーという品種名で知られています。一般的に流通しているクリスマスローズはクリスマスの時期には開花しませんが、ノイガーはクリスマスの時期に開花します。
品種改良が進み、花色や八重咲き、半八重咲きなど花形の種類も多く、殺風景になりがちな冬の時期に花を咲かせるため、切り花だけでなく鉢花としても人気があります。
クリスマスローズは「純真な心の贈りもの」として扱われていて、キリスト教の逸話にも登場する神聖な花でもあります。
聖母マリアがキリストを出産した際に、お祝いに多くの人々が駆けつける中、貧しかった少女マデロンはお祝いの品を持っておらず、途方に暮れていました。
悲しさからマデロンが流した涙が地面に落ちると、地面から純白の美しい花が咲いたといわれています。
その花がクリスマスローズで、マデロンの純真な心から生まれた花と言い伝えられています。
クリスマスローズの花言葉を贈ろう
クリスマスローズの花言葉は、「慰め」「私を忘れないで」「私の不安を和らげて」「中傷」です。
このように心を落ち着かせるいたわりの花言葉を多く持ち、純真な花としても知られているため、クリスマスローズは大切な人への贈りものにもおすすめです。ぜひ花束を贈ってみてくださいね。
https://ameblo.jp/flowerflakes/entry-12243502916.html 【クリスマスに咲かないのになぜクリスマスローズなのか。】より
クリスマスローズ、人気のお花ですね。シックな色合いと、可憐な姿が日本人に受けるのでしょう。しかし咲くのは春。なぜ「クリスマス」なのでしょうか。
まずローズというのは、キリスト教関連ではよくあることで、ローズマリーも「マリアのバラ」と付いてますが、バラとは関係ありません。
イエスを生んで逃げる途中に、たまたま少し休んで座った時に、青いマントを白い花にかけたところ、祝福されて花が青くなったので、とか言う由来ですが、それはまたいつか!
では、クリスマスというのは???春の花なのに?
もともと、クリスマスローズというのは、キンポウゲ科のヘレボラス属「ニゲル」の名前なのです。ニゲルは、クリスマスの頃咲くそうです。
ところが!日本で流通しているクリスマスローズは、ヘレボラス属の別の花で、オリエンタリスなどの春に咲く種類。
クリスマスの頃に咲くニゲルを指していたのに、親戚の別の花が流通しちゃったので、季節感のない名前になってしまったということのようです。なるほど。
https://www.eflora.co.jp/f_xmas/colum/flower/02/ 【意外に知らない?クリスマスローズにまつわるお話】より
クリスマスローズは、その名前からクリスマスシーズンに咲く花と思われがちですが、日本ではクリスマスの頃に見ることはほとんどありません。それなのになぜ「クリスマスローズ」というのでしょうか。
不思議な名前をもつ花・クリスマスローズにまつわるお話をご紹介します。
「クリスマスローズ」という名前
「クリスマスローズ」という名前は、もともとはキンポウゲ科・ヘレボルス属のひとつで12月に花を咲かせる「ニゲル」という品種につけられましたが、ニゲル以外の多くのクリスマスローズの開花期は、本州で2月~4月、東北地方や北海道などでは4月~5月となります。
そして、「ローズ」と名前にはついていますが、バラ科の花ではありません。花の形がバラに似ていたことから、「クリスマスに咲くバラ」という意味で「クリスマスローズ」と呼ばれるようになりました。
クリスマスローズは神秘の花
そんなクリスマスローズには、キリストにまつわる神話も残されています。
「キリストが誕生したその日、マデロンという羊飼いの貧しい少女が、聖母マリアのもとへ祝福に訪れました。少女は、何か捧げものを…と探したものの、季節は寒い冬。1輪の花すら見つけることができず、がっかりして涙を流しました。すると、少女の涙は種となり、その種から芽が出て、なんとバラのように美しい純白のニゲル(クリスマスローズ)を咲かせ始めたのです。少女は幸せに満ち、その花を聖母マリアと幼子キリストへ捧げました」
清楚で可憐なクリスマスローズが、キリスト教国の多くの人々に受け入れられているのがよくわかる神話ですね。
秘めた思いを感じさせる花言葉
クリスマスローズはうつむくような姿で花を咲かせるのが特徴です。その可愛いらしくも寂しげな、そして何か想いを秘めているような様子は、花言葉にもあらわれています。
クリスマスローズの花言葉は、「追憶」「私を忘れないで」「私の不安をとりのぞいてください」など。
ちょっと切なさを感じるような言葉もありますが、「追憶」「私を忘れないで」そんな思いを届けたいときに、クリスマスローズはぴったりの花なのではないでしょうか。
遠距離恋愛をしている恋人や、離れて暮らす家族などに贈るのもよいですね。もちろん、大切な人へ気持ちを伝えるプレゼントにもぴったりです。
可憐で神秘的、魅力いっぱいのクリスマスローズ。実は丈夫で育てやすく、和洋どちらの空間にも似合う花です。鉢植えも地植えもできるので、興味を持たれた方はぜひ育ててみてはいかがでしょう。
http://www.wakaizumi-farm.com/kurisumasuro-zu-nigeru.html 【クリスマスローズの伝説 原種ニゲルのお話し】より
クリスマスローズの原種ニゲルはヨーロッパアルプスの東端、スロベニアやイタリアの高山から林の中にかけてからドイツ・オーストリアなどに自生し、2つの亜種ニゲルとマクランサスがあり白花で一重の花を咲かせます。
ニゲルという名前の語源は、植物の根が黒く見えることによるとされていて、古くは薬草としても使用されていました。
ニゲルは古くから原種本来の名称とは別に「クリスマスローズ」の名を持ち、イギリスやドイツなど冬の寒さが早く来る地方では12月のクリスマスの頃から真っ白で清純な花を咲かせるので、「クリスマスに咲くバラ」「クリスマスローズ」の愛称をかぶされたいへん人気のある原種です。ニゲル
ニゲルの白い花には次のようなお話がキリスト教の国々で語り継がれています。
キリストが誕生したときにマデロンという貧しい一人の少女が、お祝いに聖母マリアのもとに駆けつけたがキリストの誕生を祝う贈り物が無く嘆き悲しんでいるときに、少女の流した涙が落ちた土の中から忽然と真っ白なニゲル(クリスマスローズ)が咲きみだれ、少女はその真っ白な花を摘み花束にして聖母マリアと幼子キリストに捧げたという物語が伝えられています。
イエスキリストは紀元前にユダヤ地方のベツレヘムで生を受けたとされています。
この地方にはヘレボルスの原種ニゲルは自生していませんので、この聖母マリア伝説にあるニゲルの物語はキリスト教がヨーロッパローマに伝わった後、キリスト教国の園芸家たちによって作られた宗教上の創作ではないでしょうか。
しかし、そのような伝説が実際にあったように伝えられているのには、ニゲルの清楚な白い花がキリスト教国の多くの人々に受け入れられている証拠ではと感じます。
原種ニゲル ダブル
クリスマスローズの花言葉 いたわり
日本でも清純で清楚なニゲルの花はガーデンハイブリッドなどと共に、咲く花の少ない冬の園芸分野では無くてはならない植物となり多くの愛好家に楽しまれてきました。
最近ではダブル(八重咲き)のニゲルやセミダブル(アネモネ咲き)も発見され一部はメリクロン化し話題も豊富になってきました。
またニゲルは他の原種の有茎種と交雑しやすく、原種アーグチフォリウスとの交配種二ガークロスが作られ、原種リビダスとの交雑ではバラーディアェが、交配種ステルニーとの交雑ではエリックスミスなどが作出されています。
最近発表されたニゲルとの交配種では原種チベタヌスとの間に若泉ファームで「絹」「ピンクアイス」、原種ヴェシカリウスとニゲルでは「ブライヤーローズ」がイギリスのアシュウッドナーセリーによって発表されている。
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