ノイバラ

http://boo-bee.cool.coocan.jp/plants/fabi-rosa-cucurb-etc/noibara.html 【ノイバラ / テリハノイバラ / ドッグ・ローズ ( バラ科 )】より抜粋

ノイバラ 生薬名: エイジツ ( 営実 ) [ 局 ] 用途: 漢方薬

イバラは、トゲのある低木の総称で、そのひとつが ノイバラ 野茨 です。 沖縄を除く日本の山野に普通に見られる、日本の代表的な野バラ ( 野薔薇 ) で、半つる性の落葉低木です。 高さは2m程度、よく枝分かれをして直立し、茎にはまばらに下向きの鋭い刺がつきます。 葉は、奇数羽状複葉で互生し、小葉は5~9枚、広卵形~長楕円形で鋭い鋸歯があり、先は尖ります。 葉の表面に光沢はなく、裏面は有毛、葉軸には小さな刺がつきます。

5、6月頃、枝先の円錐花序に、白色の5弁花を、多数咲かせます。 花は直径2cmほど、花弁は先が凹んだハート型で、黄色の雄しべが多数あります。 果実 ( 偽果 ) は秋に熟し、直径8mmほどの卵球形で、赤色~暗褐色に熟し、先端には萼片が宿存します。 偽果はガク筒が肥大したもので、内部には数個の種子 ( 正しくは、そう果 ) が入ります。

薬用にするのは、少し青みが残る完熟前の偽果と果実 ( そう果 ) で、採取して天日乾燥したものが、生薬のエイジツになります。 エイジツ ( 営実 ) には強い瀉下作用があり、緩下剤に配合する製薬原料として用いられています。 他に、エイジツのエキスに皮膚の保護作用 ( 抗酸化、収斂、保湿 ) があるところから、化粧品に使われることもあります。

ノイバラ は、観賞用としてはあまり評価されず、道端の自生種は刺のために嫌われる傾向がありました。 しかし、園芸の領域では品種の創出に活用され、あるいは丈夫な台木として利用されました。 ヨーロッパで創出された、花が多いタイプのバラや、つる性のバラについては、ノイバラ の遺伝子を引き継ぐ品種が多いとされます。

属名:Rosa 、バラのラテン名。ギリシャ語の赤色を示す言葉に由来するという説もある。

種小名:multiflora 、多くの multi + 花 flora から 花の多い、多花の という意味。


https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5cb55228e4b0ffefe3b5c354 【ノートルダム大聖堂、聖遺物「いばらの冠」と「聖ルイのチュニック」を炎の中から運び出す】より

ノートルダム大聖堂に保管されている、聖遺物「いばらの冠」。イエスは十字架を背負い、イバラの冠をかぶってゴルゴタの丘まで歩かされたのちに処刑にあったため、この冠は受難の意に用いられている。

フランス・パリのノートルダム大聖堂の一部が4月15日、火災で燃え落ちた事件。大聖堂が保管していたキリスト教の「聖遺物」の状態について、世界中が注目されている。

ノートルダム大聖堂には、カトリック教会の最も重要な聖遺物の一つ「いばらの冠」が保管されていた。

イエス・キリストが処刑を受けるためゴルゴタの丘まで、十字架を背負って歩かされた際に、頭にかぶっていたという冠だ。受難に関わる品や、聖人の遺骸や遺品は「聖遺物」と言われている。

大聖堂のパトリック・ショーべ司祭は、この「いばらの冠」は無事だったと伝えた。このほか、ルイ9世(聖ルイ)が着用していたチュニックも運び出されたという。

火災の炎は、宝物庫までは至らなかったとみられる。

困難な状況下での運び出し作業、負傷者も

消火作業には約400人の消防士があたった。現場の消防士の最優先事項は、世界的にも貴重な文化財の数々を守り、運び出すことだ。


https://www.gotquestions.org/Japanese/Japanese-crown-of-thorns.html 【いばらの冠の意味とその重要性は何ですか?】より

答え

イエスのいかさま裁判とそれに続くむち打ちの後、イエスが十字架に付けられる前に、ローマの兵士は、「いばらで冠を編み、頭にかぶらせ、右手に葦を持たせた。そして彼らはイエスの前にひざまずいてからかって言った。『ユダヤ人の王様。万歳。』」(マタイ27:29;ヨハネ19:2-5も参照)いばらの冠は非常に苦痛なのですが、それは苦痛を与えるよりもあざけりのためでした。 ここに〝ユダヤ人の王”がムチ打たれて、つばきをかけられ、下級なローマ兵士たちに侮辱されていました。 いばらの冠は、彼らのあざけりを決定的にするものでした。王位と威厳の象徴である冠を苦痛を与える、下劣な物と取り換えたのです。

クリスチャンにとって、いばらの冠は二つのことを思い出させます。(1)実にイエスは王だったこと、また今でも王であること。ある日いつか全宇宙全世界がイエスを“王の王、主の主”として膝をかがめて拝むときが来ます。(黙示録19:16) ローマ兵士たちがあざけりの意味でしたことは事実、イエスの二つの役割を描いているのです。まず第一に苦しみのしもべ、(イザヤ書53章)二番目に、征服するメシヤであり王なのです。(黙示録19) (2)イエスはご自分から苦しみ、侮辱、恥を私たちの代わりに 忍ばれたこと。いばらの冠とそれに伴う苦しみはもうずっと前に終わり、今ではイエスは受けるに価する冠を受けられました。「ただみ使いよりも、しばらくの間、低くされた方であるイエスを見ています。イエスは死の苦しみのゆえに、栄光と誉れの冠をお受けになりました。その死は神の恵によって、すべての人のために味わわれたものです。」(へブル書2:9)

いばらの冠にはさらに象徴的意義が含まれています。アダムとエバが罪を犯したとき、悪と呪いを世界にもたらしましたが、人類にもたらした呪いの一部は「、、土地はあなたのゆえに呪われてしまった。あなたは一生苦しんで食を得なければならない。土地はあなたのためにいばらとアザミを生えさせ、あなたは野の草を食べなければならない。」(創世記3:17-18)ローマの兵士は、知らずに呪いの対象を取って冠に編み、その呪いから私たちを開放してくださるお方にかぶせたのです。 「キリストは私たちのためにのろわれた者となって、私たちを律法ののろいから贖いだしてくださいました。なぜなら、『木にかけられる者はすべて呪われる』と書いてあるからです。」(ガラテヤ3:13) キリストは完全な贖いのためのいけにえとして罪の呪いから私たちを贖いだしてくださったのです。いばらは呪いの象徴なのでした。 あざけりのための物だったのですが、一方いばらの冠は、事実イエスがどういうお方で、何を達成するために来られたかを象徴する最高の物なのです。


コズミックホリステック医療・現代靈氣

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