Facebook北條 毅さん投稿記事【牡牛座の月蝕】
今日11月19日の17:57に世界は牡牛座の月蝕をむかえます。ㅤ
この半年間、あなたは移り変わる世の中の流れに意識を向けてきたのではないでしょうか。
繰り返される抑圧と我慢ㅤその中で浮かび上がる嘘と真実ㅤそして解放と始動
ほんの半年間という長くはなかったはずの時間をいま振り返ると5月からのこの流れは、世界にとってそしてもしかすると、あなたにとっても様々な意味で移り変わりの激しい時期だったかもしれません。ㅤ
ですが思い出してみてください。ㅤ
目の前の生活に取り組みながらもこの半年間、あなたの眼と意識はいまのこの社会における
「弱き者や犠牲者」といった「社会が生み出した痛み」へと密かに、そして静かに向けられてきたのではないでしょうか。
そして、それらの人々に対してあるいは、それらを生み出しているこの世界に対して「自分は何ができるのだろう」あなたにとっては、その問いを持ち続けてきた半年間だったのではないかと思うのです。ㅤ
その問いは、あなたがこれから進むべき道をこれまでとは異なる新たな視点で指し示してくれたものだったことにいまあなたは気づいているでしょうか。ㅤ
月蝕は、半年に一度訪れる世界の価値観の大きな変革を表します。ㅤ
「痛み多きいまのこの時にㅤこの世界に対して、わたしは何ができるだろうか」
その問いがあなたの新たな道を指し示した5月からのこの半年間でㅤあなたは、あなたが、そして世界が持つ大いなる可能性を信じてみたいという希望の灯火が、胸のその奥に宿っていることを感じてきたはずです。
時代は移り変わります。そして流れもまたここで次の段階へと突入していきます。ㅤ
この11月19日の牡牛座の月蝕からの半年間は「理想という豊かさを貫き、世界へと分かち合うとき」だと言えるでしょう。
この半年間は、明確に行動のときです。ㅤあなたが力になりたいと思う人々あるいは、あなたが支えることや、修復することもしくは変革することを望むこの世界に対しあなたが最大限に力になれると思うことを現実的な行動レベルで形にし始めていくことを意図する時期なのです。
あなたの想いを貫いてください。
それは、あなたの持つ可能性という豊かさを世界へと分け与えていく行為そのものです。
この半年間、あなたの理想こそがあなたを導く何よりの月明かりとなるはずです。
あなたの誠実さを貫いてください。理想と誠実さこそが、あなたを助け、支えることになるでしょう。
この時期に、あなたがあなたの魂の道を歩む時あなたの人生もまた、大きく動くことになります。
ですがそれは、あなたの魂が意図した道へと大きく舵を切った証に他ならないということを覚えておいてください。
世界は大きな変容をはじめました。ㅤ
そしてあなたもまたこの大変動の時代を選んで生まれてきたその本当の意味を果たし始めるかどうかその大きな岐路に立っているときなのです。
あなたは、あなたのこの人生にどのような意味を持たせたいですか?ㅤ
古い現実を超えた生き方へとあなたの魂が、そして宇宙の大いなる流れがあなたを導いているいくつものサインをいまあなたは感じているはずです。
その魂の導きにこそあなたの意識を向けていきましょう。
魂が意図した道と流れがあなたの前には用意されているのです。
あなたが思い描く世界は、どのようなものですか?あなたはこの世界で、何をしに生まれてきましたか?その答えを、形にしていきましょう。
世界はあなたの答えを待っている。そしてあなたの魂は、その答えをすでに知っている。
誰の言葉より、その内なる真実をこそ信じて。
Facebook草場一壽 (Kazuhisa Kusaba OFFICIAL)さん投稿記事
未来は今日から
先日、2021年の国際ユース作文コンテスト(テーマ:いのちって何?)の作品をご紹介しましたが、昨年のテーマ「2030年の私からの手紙」の入賞作をご紹介したいと思います。わたしたち大人の胸にズンと迫るとともに、こんな頼もしい子どもたちが創るだろう未来への期待がふくらみます(読み進めるうちに涙が出そうになりました)。
「君の未来は今日から始まる」 (原文は英語)
ダッドリー・コジタ・セナナヤカ(12 歳) スリランカ・コロンボ県
2020 年のコジへ
僕から手紙が来るなんて君は夢にも思わなかっただろう。でも、君の未来は今の僕の現実だから、僕は君に向けて書いている。
覚えているかい︖ 10 年後には人々が火星に住んでいて、クリスマスにはどの子もロケットベルトをサンタクロースにお願いするようになると君が予想していたことを。残念だけど、どちらもまだ実現していない。でも、この数年で多くの変化があった。僕たちが思いもしなかった 変化がゆっくりと忍び寄ってきて、僕たちはそのことに気づきさえしなかったけれど、振り返れば、僕たちの世界は大きく変化した。
昔は治らないと思われていた命にかかわる病気も、科学者たちによって、今では治せることがわかった。人工知能(AI)やロボットの助けを借りて医療が進歩し、今日では人々がその恩恵を受けている。
学校はこの10 年間で大きく変化した。数学や英語、科学といった科目のほかに、自己認識、多様性、社会的責任がカリキュラムに取り入れられるようになった。その結果、人々は自分たちの決断を評価するために、それが 「自分の利益になるか」「他人の利益になるか」「世界全体の利益になるか」という三つの基準をクリアできるかを考えるようになった。こうすることで、僕たちはこれまで以上にできる限り思いやりを持つようになった。
今の人々には笑顔があふれている。心の底から本当に幸せに見える。これを聞いて君も喜んでくれるだろうと思う。
戦争は過去のものだ。今でも意見の食い違いはあるけれど、誰もが同じだとは思わず、互いの違いを尊重することを人々は学んだ。疑いや偏見を持つのではなく、言葉を交わして互いを理解し合うようになった。こうして僕たちの社会は平和になった。
世界は今、これまでよりも環境のことを考えるようになった。「リデュース (減らす) ・リユース (繰り返し使う)・リサイクル (再資源化する)」という 3R の考え方が人々の一部となり、毎日の生活の中 に取り入れられるようになった。けれど、そこで終わりではない。僕たちの世代はそれを土台にして、「リシンク(再考)・リイマジン(再発想)・リインベント(再発明)」というさらに進歩した3R を取り入れ、一生懸命これに取り組んでいる。例えば、家を建てるために木を切って更地にするのではなく、木の枝の上に家が建つように上手く設計する。もちろん、どこの子どもたちもこのアイデアを喜んでいる︕
ところで、君にはもっと個人的なことを伝えなければならない。10 年前に君が植えたフトモモの苗木のことを覚えているかい︖ 毎日欠かさず水をあげていたこと、毎朝起きるとすぐに、若葉が芽を出したか急いで見に行っていたことを覚えているかい︖ 毎日一生懸命ものさしで測って、前の日よりも少しでも大きくなったかを確かめていただろう︖ 大きくなっていると君は喜んで、そうでないと残念がっていたのを僕は覚えている。
あれから10 年が過ぎて君は今大学生になり、家から遠く離れた場所にいる。でも、あのフトモモの木はまだそこある。今ではずっと大きくなって頭の上に枝を広げ、甘そうな赤い実をたくさんつけている。君が進学のために家を出てから、この家は両親二人だけになった。君が家にいるときは、毎日友達とはしゃぎ回り、家に笑い声があふれていたが、それがなくなって寂しがっていた。でも今は、近所に小さな子どもたちがいて、放課後になると君の庭にやって来てはフトモモの実を取っている。君の両親の許可をもらって。この家でその子たちの笑い声が聞こえるようになり、楽しそうにワイワイしゃべる声を聞いて、両親の顔はもう一度明るくなった。
だから君もわかるように、どんな行いも、たとえどんなに小さくても、それはずっと後まで影響する。そこから恩恵が受けられることもあれば、そうでないこともあるけれど、大切なのはそんなことではない。
大切なのは、とにかく僕たちが何か良いことをするということだ。
最後に君に伝えておきたい。今日の僕たちの行いは、より良い明日をつくることができる。だから、よく考えて行動しよう。君の未来は君が握っているのだから。
たくさんの愛をこめて 2030年のコジより
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