https://www.asahi-net.or.jp/~uu2n-mnt/yaso/yurai/yas_yur_hotokenoza.html 【ホ ト ケ ノ ザ (仏の座)】より
春の七草のホトケノザはキク科のコオニタビラコのことで、この草のことではない。ホトケノザはシソ科で、本州、四国、九州、沖縄に分布し、花期は3~6月。
ホトケノザの葉は対生で、その形が仏様がお座りになる蓮座に似ているというので「仏の座」の名が付けられたのだそうだ。なるほどそう言われてみると、茎を丸く取り巻くような形の葉から蓮座を連想することは容易である。ある田舎でのことである。子供にこの草の名はホトケノザと言うのだよと説明をしていたら、それを横で聞いていたご婦人がハタと手を叩いて、「あ、分かったわ。葉の形から付いた名前なのよね」と即座に納得してくれた。この蓮座に似た葉が階層状になって茎につくので、サンガイグサ(三階草)の別名もあるそうだ。
https://plaza.rakuten.co.jp/lilyandrose/diary/201602080000/ 【2月8日の誕生花 サンガイグサ(三階草)の花言葉「輝く心」、「調和」のとれたホトケノザ(仏の座)の葉と花】より
冬から初夏に、まっすぐ伸びた茎の上部につく縁にギザギザ(鋸歯)のある葉のわきに、紅紫色の筒状の唇形花が葉に数輪ずつ咲き、群生して一面に咲き広がります。
2月8日の誕生花は、春の七草のひとつのホトケノザ(キク科のタビラコ)とは別の花、サンガイグサ(三階草)。
花の名は、段々に葉と花がつくことから名づけられました。
別名のホトケノザは、葉柄がなく花を囲むように茎に対生する葉を、仏像の如来や菩薩が座る蓮華座(ハスの花のかたどった台座)に見立ててつけられています。
花言葉「調和」は、すっと伸びた茎に段々についた葉と葉、花と葉のバランスがとれていることからつけられたのでしょう。
花言葉「輝く心」は、蓮華座に座る仏さまの限りなく輝くお心をいただく信心を連想してつけられたのでしょうか。
庭や鉢主が休眠中の鉢に入ったサンガイグサは、花の少ない冬にけなげに咲く花をめこぼししていたので、暖かくなって抜いてもなかなか庭から出て行ってくれませんでした。
油断すると、近くの空き地や田んぼの土手のように増え続けて、一面紫の花のじゅうたんになりそうでしたが、今は同属のヒメオドリコソウの旺盛な繁殖力に負けて消えていきそうです。
サンガイグサは一つの茎につぼみをたくさんつけても、花を咲かせずにつぼみのまま閉鎖花になって自家受粉するものがいくつかあるそうです。
シソ科オドリコソウ属、耐寒性一年草、原産地:アジア、ヨーロッパ、北アフリカなど
別名:ホトケノザ(仏の座)
サンガイグサ(三階草)の花言葉:調和、輝く心。
サンガイグサ(三階草)の誕生花:2月8日
https://plumkiw948.at.webry.info/201311/article_15.html 【ホトケノザ (仏の座)】より
公園でホトケノザ(仏の座)が花をほころばせていた。
蕾は飾りのついた毛糸玉のようで、花には模様がついており、姿はリボンをつけたウサギの頭部、顎は長く喉のように見える。
名前からくるイメージとは違い可愛らしく愛嬌がある不思議な花だ。また、花の表情が「笑っているみたい」か、ウサギ(兎)の顔のようにも見える。
ホトケノザ(仏の座)の名前は、茎の上のほうの葉には柄がなくて、2枚の半円形の葉がお互いに向き合って接していて、この様子が仏様の座っておられる蓮華座(仏の座)のような形をしていることに由来している。
別名は葉が段々になることからサンガイグサ(三界草)やホトケノツヅレ(仏の綴)、カスミソウ(霞草)などがある。春の七草の1つに、ホトケノザ(仏の座)があるが、これはきく科のタビラコ(田平子)のことで、この植物ではないから春の摘み草にはむかない。
最近、一般の植物図鑑や野草図鑑などでは、春の七草と間違うことがあるからか、サンガイソウ(三界草)の名前で掲載されているのをよく見かける。
赤紫色の綺麗な花を咲かせよく目立つので、春に咲く代表的な雑草の1ツとして知られている。秋には芽生えて春には花を咲かせるのが、秋の深まった頃に、日当たりがよく暖かいところでは、気が早くもう花を咲かせている。土の栄養がよい性なのか、それとも陽気が良いためなのか、今頃から咲くのだろうか。分からない。
しそ科オドリコソウ属の越年草で、学名は「Lamium amplexicaule」である。属名の「Lamium(ラミウム)」は、ギリシャ語の「laipos(咽喉)」が語源で、「」葉の筒が長くてのど状に見える」ことに由来している、との説がある。種名の「amplexicaule」は、「抱茎の」を意味している。
原産地で本州から琉球や東アジア、ヒマラヤ、ヨーロッパ、北アフリカで、日本では本州や四国、九州、沖縄に分布しているが、世界的にみると温帯から暖帯に広く分布している。田や畑、田や畑の畦道、日当たりのよい草地、道端など、至るところに、ごく普通に生えているのを見ることができる。普通だと秋に種子が発芽して冬を越し、春に花を咲かせて実を結ぶ。こういう生活史をする植物を「越年草」という。主な花期は3月~6月だが、生育の早いものは秋の深まったころには、もう花を咲かせていることがある。
秋や冬でも見かけることがある花だが、やはり春のイメージが強く、写真は11月下旬のものなのに、もう、春なのかと錯覚してしまうくらいだった。紅紫色の細長い筒状の可愛い花をつけて咲いている。花は筒状と書いたが、よく近づいて見てみると、筒の先は唇の形をしている。これを唇形花冠といって、もともと5枚の花びらが、お互いに側面でくっついて出来上がった花である。
ホトケノザ(仏の座)は、ちゃんと開く花以外に、少し小さめの「閉鎖花」というのもつけるので、見えているものがちゃんと開くかどうかは分からない。閉鎖花の場合は開かずに蕾の状態のまま結実する。まあ、全てが閉鎖花ということはない。もう時期から紅紫色の花が開くことだろう。
葉は同じ節に2枚の葉が向かい合ってつく「対生」だが、とても個性的な形をしている。扇を広げたような形で、長さは1~2cmぐらいである。下の葉には長い葉柄があるが、花がつく上の葉には葉柄がなくて茎を抱いたような状態でついている。
ホトケノザ(仏の座)は、分類学ではしそ科という大きなグループ(世界で約35,000種)の中のオドリコソウ属というグループに入っている。
紅紫色の細長い筒状のかわいい花をつけて、田畑や田畑の畦道,道端などで、至るところに生えている野草である。でも、意外と見過ごしてしまうのか、「春になると雑草が蔓延って」といいながら、ホトケノザ(仏の座)も一緒に草むしりに一生懸命ではないだろうか。これを機会に、少しだけでも、この植物を眺めてやって欲しい。良く見ると美しい花をつけて咲いている。
星野冨弘さんが著した、花の詩画集「あなたの手のひら」には、ホトケノザ(仏の座)が「別れ:サンカイグサ」の詩として載っている。
「別れ・サンガイグサ」 詩 星野冨弘
あなたが最後に見た季節が また巡って来ました。
あれから私は幽霊というものが いてもいいと思うようになりました。
できることなら あなたに幽霊になってもらってでも もう一度逢いたいのです。
「父ちゃん、」
気付くのが少し遅かったけれど 分かりました。
詫びることもお礼をいうことも、出来なくなる別れが
あるとことを」
階成社より引用
花言葉は調和である。
https://ameblo.jp/secology-mama/entry-10872736337.html 【あなたが最期にみた季節がまた巡って来ましたあれから私は幽霊というものがいてもいいと思うようになり】より
別れ(サンガイグサ)
あなたが最期にみた季節が また巡って来ましたあれから私は幽霊というものがいてもいいと思うようになりました
できることならあなたに幽霊になってもらってでももう一度逢いたいのです
父ちゃん
気づくのが少し遅かったけれど 分かりました
詫びることもお礼を言うことも出来なくなる別れがあるということを
星野富弘
あなたの手のひら―花の詩画集 所収
サンガイグサ(三階草)はホトケノザの別名だと知りました。
花の下にある葉は茎を包み込むようになって いる。
これを仏の蓮華座に見立てた名前。
その名の通り仏様が座られるのだろうか?
孝行したい時に親はなし...
ではないけれど、仏様になってでも親には傍にいてほしい。
いつまでも元気でいるのが当たり前のように思っていたけれど、
いつか訪れるその日までは、せっせと親孝行しないといけませんね。
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