http://www.niigata-u.com/files/kengai/tochigi16/161128j1.html 【菅原神社(宇都宮市天神〈てんじん〉)】より
宇都宮市天神の菅原神社社頭
菅原神社は,宇都宮城址公園の東300メートル,田川の西岸に鎮座する。
当社は宇都宮氏の初代当主・藤原宗円(1033?-1111)によって創建されたと伝わる。
宗円は近江の石山寺の座主といわれ,安倍貞任討伐(前九年の役)で源頼義、義家父子を援助した功によって,康平六年(1063)に下野国守護職に任じられた。
宗円は築城に際し四方に天満天神を祀ったが,東方の天満天神が当社である。
歴代の宇都宮城主に崇敬され,しばしば社殿が造営修復された。
宇都宮市天神の菅原神社社殿宇都宮市天神の菅原神社社殿
宇都宮市天神の菅原神社境内 境内に稲荷神社が祀られている。
(栃木県宇都宮市馬場通り3丁目)
http://blog.livedoor.jp/kayoko1227/archives/31911040.html 【菅原神社(栃木県宇都宮市天神)】より
【正式名称】菅原神社
【所在地】栃木県宇都宮市天神2-2-7
【祭神】菅原道真
【公式サイト】-
【由緒】天喜年間(1053〜1058)当時陸奥守であった源頼義がその子義家と共に、当時奥州に城を構え朝敵となっていた安倍貞任(あべのさだとう)を攻めましたが、なかなか平定することが出来ません。その時、近江国(現滋賀県)石山寺の座主で、後に宇都宮座主(宇都宮家の祖)となった宗円(粟田関白道兼の三代孫)が朝敵調伏祈祷をし、この本尊が大谷多気山の不動明王といわれています。
その宗円の力によって貞任を討ち当地方を平定したという、その功により下野国守護職に任ぜられ宇都宮に居城を築きました。その折、城の四方に天満天神をまつり、文武両運の長久を祈願したといわれ、その東方に当たる社がこの神社です。
元禄元年(1688)には、城主奥平美作守昌幸が社殿、鳥居の造営、そして嘉永2年(1849・徳川家慶(いえよし))戸田家に至る160余年の間には、11回にわたって社殿の造営修復が行われ、当時の棟札が現存されています。
https://www.dazaifutenmangu.or.jp/about/tenjinsama-ume 【天神さまと梅】より
飛梅の物語
太宰府天満宮の御本殿向かって右手にあるのが御神木「飛梅」です。
菅原道真公は、京都から大宰府へいわれのない罪で左遷される折、自邸の梅の木に「東風吹かば 匂ひおこせよ梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」と歌で別れを告げられました。
道真公を慕った梅の木は、一夜にして大宰府まで飛んできたと伝えられます。
以来、御神木として大切にされている飛梅は、極早咲きの「色玉垣」という品種です。
毎年境内の梅に先駆けて花を咲かせて春の訪れを告げます。
飛梅の梅の実を使ったお守りは、一生一代の「飛梅御守」としてたいへん貴重なものです。
飛梅守飛梅の実で奉製した「飛梅御守」
太宰府天満宮 梅のイメージ
道真公が大切にされた梅
道真公は、御生涯を通じてこよなく梅を愛されました。
五歳ではじめて詠まれた歌にも、梅が登場します。
原文
うつくしや 紅の色なる梅の花
あこが顔にも つけたくぞある
意訳
きれいな赤い色の梅の花を、
わたしの顔にもつけて飾りたいものだ
道真公の御命日にあたる
二月二十五日は、「梅花祭」を執り行います。
神職は冠に梅の花を挿し、花玉串をお供えします。
巫女は「飛梅の舞」を奏上して、
御神霊(おみたま)をお慰めします。
鮮やかな花に彩られた、特別なおまつりです。
唯一無二の梅花紋
境内のそこかしこで、目にする梅の紋。
梅の花の形を模した「梅花紋(うめはなもん)」です。
全国の天満宮でも同じく
梅の花をモチーフにした紋が使われていますが、
その多くが太鼓のばちと梅の花を組み合わせた
「梅鉢紋(うめばちもん)」で、
「梅花紋」が見られるのは
太宰府天満宮だけだと言われます。
これは、道真公の御墓所として、
唯一無二の聖地であるためです。
太宰府天満宮 梅のイメージ
太宰府天満宮 梅のイメージ太宰府天満宮 梅のイメージ
皆様の梅
春を迎えると飛梅を皮切りに、神苑の梅が順々に花を咲かせます。
約200品種6,000本もあるため、その花ぶりや色も様々です。
実はこの梅は、すべてご奉納として植えられたもので、
いわば皆様の梅。
太宰府には、初老(数え41歳)の男性と還暦(数え61歳)の男女が、
厄除けに献梅する「梅上げ」という習わしがあります。
当宮には、この大切な梅を日々お世話する人々がいて、
彼らは「梅守(うめもり)」と呼ばれています。
初夏には、境内の梅が一斉に実をつけ、飛梅ちぎりの神事が行われます。
神職と巫女が飛梅の実を集め、天神さまにお供えします。
これを機に神苑中の梅ちぎりが始まります。
なにしろ6,000本ですから、
太宰府天満宮幼稚園の園児たちも手伝って、職員総出で取り組みます。
集められた梅は、丁寧に梅干しにしてご奉納した後、
11月1日から「天神さまの梅」として皆様に授与いたします。
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