Facebook加藤隆行さん投稿記事【「自分」ってなんだ!?】
「本当の自分って、どこにいるんだろう?」「これが私だ! って思えるものがほしい」
こうやって「本当の自分探し」してる方いませんか?ボクはしてましたよ。
でも実は、本当の自分も、偽物の自分も、どこにもいませんでした。
なぜなら、私たちの中には、いろんな自分がいるから。
つまり全部が自分。怒っている自分、不安がっている自分、理性的に考える自分、「がんばれ!」と奮い立たせる自分。嫌がる自分、落ち込む自分、喜ぶ自分、逃げ出したい自分。
そして、それらの自分を「こんなの自分じゃない」と否定する自分。その全部が、「あなた」。「じゃあ、結局のところ、 本当の私はどこ?」と思うかもしれない。
よく、「これが本当の私だ!」と感じる瞬間がある。何かに夢中になったとき、心が燃えるように感じたとき。でも、それってただの錯覚。
その瞬間にアドレナリンやドーパミンが大量に出て、「最高!これが私!」と脳が勝手に興奮しているだけ。一時的な感情の高まりを、「本当の自分」と勘違いしてしまう。
でも、時間が経てばその感覚は薄れ、また「本当の私」を探し始める。ドーパミンが高まった
”あの”感覚の再現をしたいだけ。「本当の自分」なんて、どこにもいない。あるのは、瞬間ごとに変化するいろんな自分。それらがすべて合わさったとき、その中央にふわっと浮かび上がってくるのが、「自分のセンター」でも、それは固定されたものじゃなく、常に変化し続けるもの。だから、「本当の私はこれ!」と決めつけなくていい。「こんなの私じゃない」と切り捨てなくてもいい。だって、今ここにいる「私」は、すべての自分が力を合わせてつくりあげている。
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私たちは無意識のうちに、ある自分を押さえつけてしまうことがある。「こんな自分は嫌だ」
「こんなの認めたくない」「こんな自分はいてはいけない」そうやって無意識にも見ないようにしてきた自分。
でも、その自分があることに気づかないと、生き方が不自然になり、どこか偏ってしまう。
だから、すべての自分を認めていくうちに、隠していた「見たくなかった自分」も見えてくる。その子を見つけたらそっとこう言ってあげるといい。「ああ、気づかなかった。 こんな自分もいたんだね」そうやって仲間に入れてあげる。そうすると、また新しい「自分のセンター」が浮き上がってくる。偏った私ではなく、安定した「私」になっていく。
もしかしたら、あえて言えばそれこそが、**「本当の自分」**なのかもしれない。
でも、それすらも変化し続けるもの。「これが私だ!」と決めつけるのではなく、いろんな自分がいることを知りながら、変わり続けていく。「本当の自分なんてなかったんだ」ということがわかったときに「本当の自分」ぽさがわかってくるというパラドクス。
そして「全部の自分」を「そうかそうか」とフラットに眺められる立ち位置が「真我」
と呼ばれる”目が覚めた自分”。自分の一部を否定しなくなったとききっとあなたは、もっと自由に、もっとラクに生きられるはずデス。(^ω^)
FacebookNakako Yamamotoさん投稿記事
いま、私の魂は何をしにここにきたのかしら?とけっこうな問いかけをしていて以前書いたこの日記を思い出して再アップいたしやす😄
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「インナーチャイルドはいんなー」の巻
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もう20年前のことになりますが、「インナーチャイルド・セッション」というものを受けたことがあります。あの頃の私は、今振り返っても人生最悪で、一番深い穴に落ちていました。光がまったく差さない暗闇で、そこから抜け出す道標もまったく見えません。ただ、闇雲にフラフラと彷徨っていました。せめて小石でもあればつまずいて手がかりになったのに――そんなことを考えていたほどです。こんなとき、「死」はとても身近に感じられ、まるでいつも断崖絶壁で寝かされているような感覚でした。不意に寝返りを打てば、あちらの世界へ落ちていくのだろうなあ……と、ぼんやりと考えていました。
ここまで落ちたのには理由がありました。その年、私の人生で大切にしていたもの、拠り所にしていたものが一気に失われたのです。今思えば、「拠り所」とは、“一生懸命”という名をつけて、本質を見ないようにしていた私の依存場所でした。全身でその壁にもたれていたから、外されたときにア〜レ〜ッ!となってしまったのです(この話は長くなるので、またの機会に)。
そんな状態だったので、「死」はもはや特別なものではありませんでした。でも、生命維持の本能って不思議ですね。なんとか生きようとする自分もいて、光の差す場所を探そうとしていました。そんなとき、「インナーチャイルド・セッション」という言葉に出会い、なぜかピンときたんです。すぐにコンタクトを取り、セッションを受けに行きました。こういうのは、本当にガイドさんの手配ですね。
さて、退行催眠という手法で、私は自然に促されながらインナーチャイルドに会いに行くことになりました。その子がいる部屋のドアを開けても、姿が見当たりません。
「どこかにいますよ。焦らずに探してください。優しく呼びかけてあげてください」
カウンセラーがそうささやきました。いくつものドアを開けて中を覗きましたが、どこにもいません。私は次第に、このセッションそのものに疑念を抱き始めました。
(インナーチャイルドなんて作り話では? 催眠でその気にさせているだけじゃないの?)
内心、そんな悪態をついていました。一番厄介なクライアントです。
そのとき、かすかな物音が聞こえました。私はその音のする方へ向かい、そっと中を覗き込みました。
そこには、膝を抱えてうずくまり、訝しげに私を見上げる小さな子がいました。
「いましたあ!」私は歓喜の声でカウンセラーに報告しました。
「どんな子ですか?」
「ミッキーマウスを小さくしたミッキーマウスです!」
カウンセラーが、ぷっと吹き出すのが分かりました。私自身も驚きました。実は私は、ミッキーマウスに特別な思い入れはなく、ディズニーには恐縮ですが、ミッキーに大騒ぎする世間をクールに見ている側の人間でした。
(なんで、ミッキーがいるねん!?)と、心の中でツッコミました。
それでも、カウンセラーの絶妙な誘導のおかげで、ミニミッキーと少しずつ会話に漕ぎつけました。長年、自分を否定し続けたことで、この子をとことん痛めつけてしまった私は、彼にとっては加害者、私の話など聞きたくなかったのでしょう。さすがの百戦錬磨のカウンセラーも、手こずったようです。それでも最後に、彼の希望を聞くことができました。
「ぼくは、人を楽しませるために生まれたエンターティナーだよ。それがぼくの生きがいなのに、まったくその機会を与えてくれないじゃないか」
彼の目から涙があふれ、私に心を開きはじめたのが分かりました。私の目からも、滝のように涙がこぼれ落ちました。
「ごめんね、ごめんね。ずっと暗がりに閉じ込めていてごめんね」
もうカウンセラーそっちのけで、彼と対話し、抱きしめてあげました。
このセッションが終わり、帰る道すがら、私はまるでミニミッキーの心の大空を歩いているような気分でした。ほんとうに久しぶりに見る青空でした。スキップして、鼻歌なんかも出ちゃったりして。そこからは、今もお手てつないで、いろんなことを一緒に楽しんでいます。
「もしもあなたが大金持ちで、お金のために何かをしなくていいとしたら、何をやりたいですか?」
これは、魂レベルの声を聴く問いのひとつらしいです。私は、その答えを見つけました。
「楽しませたい!」
私は、ミッキーマウスを自覚したのです。“ミニ”ってところが、そこはかとなく奥ゆかしい私らしいわん。 Have a wonderful day🥳
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中ちゃんおばさんのセルフコンタクト日記
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