南海トラフ巨大地震発生前の活動期に入った

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「西日本は南海トラフ巨大地震発生前の活動期に入った」という専門家の指摘。

活動期と言っても半世紀レンジという考え方や、発生確率が最大になるのは2035年あたりからという話もあります。

「不安を煽るな」という声もありますが科学的な研究に基づく想定でもあり、どこまで備えるか、国・自治体・地域・家庭・個々人それぞれのレベルでの課題も続きます。

「このように備えておけば安心という絶対解」はありません。まずは

・自分ごととして備災・防災に関心を持つ

・できるかぎり正しい情報を取捨選択し、ネット上などのデマに惑わされない

・自分自身で考えて行動する。他人に判断や決断を委ねない

といった考え方も重要です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6a730390d2a14fbe21c700a0c84e9315b4e389ce?fbclid=IwAR2slO6n8cW7k-aMeToSPyoEUIUrlRDyRr1GH5gVVlczT6tMrbe4KBx8L5I 【「西日本は南海トラフ発生前の地震活動期」能登半島地震 “流体の影響”研究する専門家指摘 阪神・淡路大震災前より “切迫”評価 危険度「最高ランク」の活断層とは 】より

■南海トラフ地震前の「地震活動期」 “流体が影響”指摘の研究者

2024年の年明け早々、能登半島を襲った最大震度7の大地震。今回の地震域付近では、2023年5月にも震度6強を観測するなど、およそ3年にわたって活発な地震活動が続いています。今回の地震発生には地下深くから流れこんできた大量の流体が関係しているのではと指摘されています。

【画像&地図で確認】特に危険度が高い8つの活断層 西日本は南海トラフ発生前の“地震活動期” 

人工衛星の位置情報から地盤の動きを解析することで、流体が影響した可能性を指摘している研究者の一人が、京都大学防災研究所地震災害研究センターの西村卓也教授です。

西村教授は「西日本は南海トラフ地震発生前の『地震活動期』に入っている」と指摘します。西日本を取り巻く地震活動の現状について取材した内容をあらためて紹介します。(取材:2023年3月)

■神戸、鳥取、熊本…増える内陸直下型地震 南海トラフ地震の前触れか

西村教授は、人工衛星からの電波を受信して地上の位置を正確に測る「GNSS」と呼ばれる仕組みを使って地盤の動きをミリ単位で解析し、地震を引き起こす「ひずみ」がどこにたまりやすいのか調べる研究をしています。

「GNSS」はGPS(アメリカ)やGalileo(ヨーロッパ)などの衛星測位システムの総称で、スマホやカーナビなどに利用されています。国土地理院は全国に約1300か所(約20km間隔)の電子基準点を設置しているほか、携帯電話会社などの民間企業や研究機関も独自の基準点を設置しています。

西日本で発生が差し迫っているとされる南海トラフを震源とする大地震。ただ、西村教授は、大地震の脅威は南海トラフに限った話ではなく、現在、西日本は「南海トラフ地震が発生する前の『地震活動期』に入っている」と指摘。南海トラフ地震が発生する前後には、内陸で起こる地震が増える傾向にあるといいます。

京都大学防災研究所地震災害研究センター

西村卓也 教授

「西日本では南海トラフの地震の前後に、内陸地震の活動が活発になる傾向が、過去の歴史から知られていて、阪神・淡路大震災(M7.3・1995年)や鳥取県西部地震(M7.3・2000年)、熊本地震(M7.3・2016年)も、その一環として起きたと考えられる。

 いわゆる内陸の直下型地震と呼ばれる震源の浅い地震が起こりやすくなって、規模自体は南海トラフ地震よりは小さいけれど、震源が人の住んでいる所に近いので、震源の周辺ではかなり大きな被害が出る。

 前回の南海トラフ地震が、1944年・1946年にあって、それ以降、西日本の内陸では大きな地震が50年くらいほとんどなかった。ただ、ここ20年くらい、あちこちでポツポツ起きているのは、地震の活動期に入ってきているという見方がされている。」

南海トラフ地震は、海側のプレートと陸側のプレートが接する場所がズレることで起こる地震です。広い範囲で一気にズレるために地震の規模は大きく、場合によっては巨大地震となります。

一方、内陸地震は、地表付近の活断層で起こる地震です。南海トラフ地震に比べると、一つ一つの地震の規模は小さいですが、地表のすぐ近くで起こるために震源近くでは激しい揺れに見舞われます。阪神・淡路大震災や熊本地震もこのタイプです。

■活断層の危険度を4つのランクに 最高ランクは全国31の活断層

この内陸地震を引き起こす主な要因となるのが活断層です。政府の地震調査研究推進本部(=地震本部)によると、全国にはおよそ2000の活断層があるとされていますが、このうち全国114の活断層について地震発生の危険度を以下の4つのランクに分けて評価しています。

今後30年以内の地震発生確率

 Sランク 3%以上 Aランク 0.1~3%未満 Zランク 0.1%未満 Xランク 不明

最も危険度が高いものが「Sランク」です。今後30年以内に地震が発生する確率が「3%以上」と評価した活断層が該当します。2023年1月に公表した最新データでは、Sランクの活断層は全国に「31」あります。

Sランクの活断層

北海道「サロベツ断層帯」「黒松内低地断層帯」

山形「新庄盆地断層帯」一部「山形盆地断層帯」一部「庄内平野東縁断層帯」一部

新潟「櫛形山脈断層帯」「高田平野断層帯」一部「十日町断層帯」一部

富山「礪波平野断層帯・呉羽山断層帯」一部

石川「森本・富樫断層帯」

神奈川・静岡「塩沢断層帯」

三浦半島(神奈川)と周辺海域「三浦半島断層群」一部

長野・山梨「糸魚川ー静岡構造線断層帯」一部

長野「境峠・神谷断層帯」一部

長野・岐阜「木曽山脈西縁断層帯」一部

静岡「富士川河口断層帯」一部

岐阜「高山・大原断層帯」一部

岐阜・長野「阿寺断層帯」一部

滋賀「琵琶湖西岸断層帯」一部

京都・奈良「奈良盆地東縁断層帯」

大阪「上町断層帯」

奈良~和歌山~淡路島(兵庫)~四国北部~大分「中央構造線断層帯」一部

広島・山口の沖合「安芸灘断層帯」

山口・大分の間の海底「周防灘断層帯」一部

山口「菊川断層帯」一部

島根「宍道(鹿島)断層」「弥栄断層」

福岡「福智山断層帯」

玄界灘~福岡平野「警固断層帯」一部

熊本「日奈久断層帯」一部

長崎「雲仙断層群」一部

■阪神・淡路大震災発生直前より危険度“切迫” 特にリスク高い8つの活断層

「Sランク」の活断層の中には、発生確率が阪神・淡路大震災が発生する直前の「8%」を超える、特にリスクの高い活断層が8つあります。

発生リスク8%超の活断層

「三浦半島断層群」(神奈川)

「富士川河口断層帯」(静岡)

「糸魚川ー静岡構造線断層帯」(長野県内)

「境峠・神谷断層帯」(長野)

「阿寺断層帯」(岐阜・長野)

「中央構造線断層帯」(愛媛県内)

「安芸灘断層帯」(広島・山口)

「日奈久断層帯」の一部(熊本)

その一つ、広島湾を走る「安芸灘断層帯」は、江田島市の沖合から岩国市の沖合にかけての安芸灘西部に分布する活断層帯です。長さはおよそ26kmあります。1995年に阪神・淡路大震災が起きたあと、海上保安庁の測量船などによって詳しく調査されました。

京都大学防災研究所地震災害研究センター

西村卓也 教授

「過去に繰り返して起きてきた地震の間隔がある。安芸灘断層帯では、だいたい4千年に一回くらい地震が起きてきたと言われている。安芸灘断層帯の最新の活動は4600年±1000年前くらい。最新の地震がいつ起きたのかと、平均の発生間隔を比較することで「Sランク」と判断されている。」

「安芸灘断層帯」の今後30年以内の地震発生確率は「0・1%から10%」とされ、もし全体が一度にズレた場合、マグニチュード7・2程度の地震が起こる可能性が指摘されています。

■活断層が未確認でも “地震活動が活発なエリア”が存在

一方、Sランクよりも危険度が低いとされるAランク、Zランクといった活断層や、危険度が不明のXランクとされる活断層であれば、大きな地震のリスクは低いのでしょうか。

京都大学防災研究所地震災害研究センター

西村卓也 教授

「活断層があること自体が危険。活断層は過去に地震を起こした”古傷”ですので、将来的にも地震が起こる所と思われている。

 危険度が不明というのは、平均の発生間隔がわからないとか、最近いつ地震が起きたのかがわからない活断層。もしかすると、最近はまったく地震が起こっていないため、次の地震が起こる満期に近い断層かもしれない。危険度ランクが不明(=Xランク)の活断層の中でも、地震の発生が切迫しているものはあると思う。」

また、西村教授は、中国地方には活断層がほとんど見つかっていないながら地震活動が活発なエリアがあるといいます。

京都大学防災研究所地震災害研究センター

西村卓也 教授

「活断層というのは、断層のズレが地表に明瞭に現れて地形になって現れている所だが、山陰地方では地下に伏在していて地表に現れていない断層がいっぱいあると考えられている。特に最近の100年間では、マグニチュード7クラスの地震がかなりいっぱい起こっている。

 また、微小地震の数を見ても、山陰地方は日本の中でも内陸地域では地震活動が高い場所で、広島県北部の三次市やその周辺も含まれる。そこでは活断層がなくても、周囲に比べて地震活動が高く、今後大きな地震が起こりやすい場所。」

■もう一つの大地震リスク 芸予地震などのプレート内地震

さらに、広島における大地震のリスクを考える上で、もう一つ注意が必要なのが、沈み込む海側のプレート内部のやや深い所で起こるプレート内地震です。「芸予地震」などがこのタイプにあたります。

西村教授によると、安芸灘では、過去400年で7回、やや深い所で大きな地震があったとされています。そのうち1回は、江戸時代に起きた安政南海地震(1854年)の直後に起きましたが、その他については、南海トラフ地震の発生時期とは関係なく起こっているといいます。

今後30年以内に発生する確率が70~80%と非常に高い南海トラフ地震が大きく注目されがちですが、それ以外にも様々なタイプの地震リスクがあるといえます。


Facebook玉井 昭彦さん投稿記事

北陸の揺れどう見る? 南海トラフ巨大地震の現実味、警鐘を鳴らしていた専門家に改めて聞く

元日に発生した能登半島地震(M7.6、最大震度7)は、甚大な被害をもたらした。石川県内では、すでに78人の死亡が確認されているが、道路の寸断や家屋の倒壊などで救出作業が難航しており、被害の全容は分かっていない。

 能登地方では2020年12月から群発地震が活発化。立命館大環太平洋文明研究センター特任教授の高橋学氏は22年4月6日付の日刊ゲンダイで「内陸直下型の大規模地震が発生する前段階の可能性があります」「能登半島は地滑りが起きやすい地域なので非常に心配です」と警鐘を鳴らしていた。

 今回は地下20~30キロにたまっていた水などの流体が10~15キロ付近まで上昇したため、断層が滑りやすくなり、内陸型地震が発生したとされる。

 高橋教授が言う。

「局所的には、流体の上昇が地震を引き起こしたように見えます。しかし、もっと広い視野で地震の原因を考えなければ、北陸地方に限定した話に矮小化されてしまいます。今回の地震は動きが活発な太平洋プレートが北米プレートを東から押し、北陸周辺でユーラシアプレートに正面衝突したため起きたのです」

日本列島付近では「北米プレート」「ユーラシアプレート」「太平洋プレート」「フィリピン海プレート」と4枚のプレートが相接している。それらの境界が、日本海溝、相模トラフ、南海トラフとなっている。

■伊豆やフィリピンの火山噴火は前兆?

いま、特に懸念されているのが、南海トラフ大地震だ。

「フィリピン海プレートの北にユーラシアプレートがあり、両プレートが接する海底の溝が南海トラフです。太平洋プレートの動きによって、能登半島地震が起きたように、動きが活発な太平洋プレートがフィリピン海プレートを押し、ユーラシアプレートと衝突することで、境界の南海トラフで巨大地震が起きてもおかしくありません。昨年秋から、伊豆や小笠原の火山が噴火し、フィリピンやインドネシアでも噴火や大きな地震が多発していますが、南海トラフ地震の前兆の可能性があります」(高橋学氏)

政府の地震調査研究本部によると、M8~M9クラスの地震が30年以内に発生する確率は70~80%。「昭和東南海地震及び昭和南海地震が起きてから70年ほど経過しており、南海トラフにおける次の大地震発生の可能性が高まってきています」としている。

 南海トラフ地震が発生した場合、関東から九州までの太平洋側で甚大な被害が発生すると想定されている。元日の北陸の揺れは、列島全体への警鐘なのか。

(日刊ゲンダイ1月5日)

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/334237/2


https://news.yahoo.co.jp/articles/4971d573afe26f721293327bd85a30c4855bf9f5 【能登半島地震 地震の専門家が南海トラフ地震への備えを訴える【高知】】より

今回の能登半島地震はどのような地震なのか。地震の専門家は「能登で起こっていることは、次の南海地震で起こる」と、せまる南海トラフ地震への備えを訴えています。

高知大学防災推進センターの岡村眞名誉教授です。

岡村名誉教授

「断層が150キロ以上動いている。典型的な活断層型、地下直下型地震です。」

能登半島地震は過去の地震と比べてどのような規模になるのでしょうか。

岡村名誉教授

「阪神淡路大震災(1995年)、鳥取県西部地震(2000年)、熊本地震(2016年)はマグニチュード7.0から7.3くらい。今回は長さ150キロ、マグニチュードは7.6で、地震の規模は3~5倍くらいです。阪神大震災よりも大きい。そして地震の震源が非常に浅く被害が出やすい。」

南海トラフ地震とは関係があるのでしょうか。

岡村名誉教授

「前回の南海地震から77年で切羽詰まってきている。その理由は南海地震の30年前くらいから内陸の地震が活発化することが過去400年起こっている。きっかけが1995年阪神淡路大震災、その後鳥取地震、福岡西方沖地震、熊本地震、それから6年くらい起きないねと言っていた。そうしたら能登で大きな活断層が動いて、南海トラフを取り囲むように内陸で活断層が活発化している、これが約5、6年の間隔。いよいよ南海トラフ地震も近づいてきたという感覚は持っている。」

私たち高知県民は今回の地震をどのようにとらえたらよいのでしょう。

岡村名誉教授

「大事なことは、能登で起こっていることは次の南海地震で起こる。つまり非常に揺れが大きい、高知県の真下・直下で起こる。これが地盤の悪い所では震度7になる。ですから古い家が潰れる。2階が1階を押しつぶして亡くなる方が多いというのは今回も見えている。それから山の崩壊・山体崩壊を起こしている。単なる表面が地滑りを起こしているのではなく、岩盤の方から崩壊が起こって主要な道路が寸断されているという状況が起こっている。さらにそこに津波が数分でやってきた。この全ての要素、今起こっていること、そこで起こることが次の南海地震で起こることに全てが重なってしまう。」


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富士山の噴火と南海トラフ地震。

1707年、今から315年前に富士山は大噴火しました。

宝永噴火と呼ばれるものですが、その49日前に、南海トラフが動き、日本全体を揺るがすようなマグニチュード8.6の宝永地震が発生。

巨大地震と大噴火のコラボが、この21世紀も懸念されており、そろそろ表メディアも国も、そのXデーが、カウントダウンに入って来たと見ています。

拙著でも10年近く前より伝えてきましたが、富士山は噴火するにしても噴火の仕方によって未来はパラレルに分かれる。

4つの大陸プレートの要石の役割も持つ富士山が、地下水とマグマによる山体崩壊噴火となればら、本当に小説や映画、アニメともなった日本沈没となりかねない。

なるべくソフトランディングに世界が移り変わるように、様々な人々が働きかけてきましたが、あとは神のみぞ知る。

ここ1ヶ月ほど、各方面より、ややエネルギー的に不安のある兆候が出ているため、急遽重要なポイント地点の1つである伊豆半島へ。

大本の出口王仁三郎の日本雛型論によれば、日本列島は、世界大陸を寄せ集めた縮図であり、伊豆半島もインド大陸も、別大陸がくっついて誕生した経緯があります。

やがてエベレストも誕生すれば、雛型となる富士山も誕生。

インドもお茶が名産となれば、静岡もお茶が名産となる。

出雲王ニギハヤヒは古代ムー帝国の末裔であり、伊豆の語源は出雲とも言われ、伊豆は本州でもムー大陸の流れを汲む特別な地。

富士山を通る中心地であり、南海トラフ(駿河トラフ)や相模トラフの要ともなるポイント。

コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

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