オルラヤ グランディフローラ Orlaya grandiflora

http://flower-walk.jp/7107/070903.html 【オルレア・グランディフローラ】より

ロゼット状に広がった人参のような葉の中から茎を伸ばし、純白の花を開きます。

オルレア・グランディフローラオルレアはヨーロッパ原産の多年草です。本来は多年草ですが、日本では夏の暑さで枯れるため一年草として流通しています。

こぼれ種から繁殖、群生する丈夫な植物で、栽培は容易です。

「オルレア・ホワイトレース」という名前で流通しており、「ホワイトレースフラワー」とよく混同されますが別の植物です。

ロゼット状に広がった人参のような葉の中から茎を伸ばし、純白の花を開きます。

一つ一つのお花は花径が数cm程度で、それが集まって花房となり、約10cmほどの大きなお花に見えます。

オルレア・グランディフローラ【基本データ】

科属:セリ科オルレア属

園芸分類:耐寒性秋まき一年草

品種名:オルレア・グランディフローラ

学名:Orlaya grandiflora

漢字表記:――

花期:5~6月

花色:白色 

別名:ホワイトレースフラワー、オルラヤ、ホワイトフィンチ

草丈:60cm前後

原産地:ヨーロッパ

花言葉:可憐な心・感謝・悲哀・細やかな愛情 

誕生花:7月9日

撮影:2016.06.04 横浜山下公園

https://blog.goo.ne.jp/kt23takahashi/e/9692b2ee56ca42ed582da4fd588a08b0 【「ロゼットとは」葉っぱの状態!花や植物の話!】より

ロゼットやロゼット状という言葉に出会いませんか。

地べたから直接葉っぱが出てることを、ロゼットと言います。

草花には、地面から茎を伸ばし、葉っぱが付いてくるタイプと、茎がなくて、放射状に葉っぱが広がるタイプがあります。

タンポポやスイセンを思い浮かべて下さい。

茎がなくて地面から、直接葉っぱが出てるように見えますね。

その葉を根生葉(こんせいよう)、根葉(こんよう)、根出葉(こんしゅつよう)と言いい、植物の葉っぱの形態の一種です。

良く見ると見えないけれど、葉の付け根に極短い、数ミリの茎があったり、なかったりで、地面から生えているように見えます。

特に秋に発芽して春に咲く多年草や越年草が、冬越しのために、冬の根生葉だけの形態をロゼットと言います。

イチゴ

なぜ、ロゼット植物になるか。

茎をつくるためのエネルギーが節約でき、そのエネルギーを葉や根に回して、

光合成によるエネルギーを、子孫を残す栄養補給をしている。

ロゼット植物は茎が短く葉が密集するので、葉っぱが重なるのを防ぐため、放射状に配置しています。

冬の間に光合成によるエネルギーを蓄え、春に花を咲かせて子孫を残すのが、ロゼット植物の生き方なのです。

そして昆虫に授粉してもらうために花を目立たせ、風などで種子を遠くに飛ばしたりするためには、花の位置は高くないと困るので、花を咲かすときには茎を長く延ばします。

ロゼット植物には大きい植物がありません。

河原や砂丘などの荒れ地の過酷な環境で生き延びるためです。

過酷な環境では、種子から芽生えて何年もの間、ロゼットの状態で、少しずつ成長し栄養を蓄えたのち、茎をのばして花を咲かせます。

またヒマラヤやアフリカなどの高山帯や砂漠地帯では、

葉っぱのサイズがメートル単位になる大型のロゼット植物が存在します。

多肉植物

いかがでしたか?花の楽しみ方は、色々ありますね。

自然界や植物を知る事も、そのひとつです。

ロゼット植物のロゼットは、バラの花の形を現す言葉だそうです。

形が八重のバラの花に似ているからでしょうか、

あまり似てもいないように思います。

ロゼット植物の生き方は、自然環境から生まれたのでしょう。

子孫を残す方法として、機能的だと思います。

ダイコンやカブは太い葉柄(ようへい)(水分を送る)に葉を付ける代表的な根生葉の植物。ダイコンやカブは根から直接葉柄を伸ばし、茎がないように見えるが、白い部分は根ではなく、胚軸(はいじく)と呼ばれ、上部が茎で下部が根です。不思議ですね。

胚軸は胚軸で、茎でも根でもありません。


https://plaza.rakuten.co.jp/lilyandrose/diary/201904280000/ 【誕生花のないオルラヤ(オルレア)の花言葉「ほのかな想い」、白いレース編みのような花の「可憐な心」】より

春から初夏に、羽状に細かく切れ込んだ葉をつけて枝分かれした長い花茎の先に、ハート形の大きな花弁が中心部の小さな花弁を囲んだ白い花が集まって咲きます。

誕生花のない花は、白いレース編みのような繊細で優しい花、オルラヤ(オルレア)。

花の名は、属名Orlayaの音読みで、属名はロシアの植物学者で医師の Johann Orlayにちなんで名づけられました。

オルラヤは、学名Orlaya grandifloraの音読みのオルラヤ・グランディフローラとも、園芸品種名のWhite Laceからオルラヤ・ホワイトレースとも呼ばれています。

種小名のgrandiflora(大きい花)は花弁が大きいことから、ホワイトレースは白い小花がふんわり集まった花の姿が豪華なレースのように見えることからつけられています。

 

花言葉「ほのかな想い」は、白い小花と小花がレース編みのドイリーのように見える清楚で繊細な花の姿からつけられたのでしょう。

花言葉「可憐な心」は、セリ科の仲間のホワイトレースフラワーと同じ花言葉で、白いレース編みのような優美な花の姿からつけられています。

 

オルラヤ・ホワイトレースは暖地では夏越しできませんが、秋にこぼれダネが芽を出し、ロゼット状の葉を広げて冬を越し、春になると花を咲かせます。

純白のハート形の花弁がよく目立つ花は繊細な葉の上で際立って美しく見えます。

セリ科オルレア属、半耐寒性多年草(秋まき一年草扱い)、原産地:ヨーロッパ

オルラヤ(オルレア)の花言葉:可憐な心、ほのかな想い、細やかな愛情。

オルラヤ(オルレア)の誕生花:―

流通時期:ポット苗を早春に見かけます。

​ペットエコ&ザガーデン楽天市場店​、​みんなの花屋さん ほのか​、​おぎはら植物園​、​園芸ネット プラス​、​大神ファーム​さんにあります。


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