FacebookAyuka Mizoguchiさん投稿記事【あのつぶやきをもう一度】
5年前に書いた投稿をここにコピペしたいなと思います。
というのも、コロナ渦が始まって以来、アンチ~~派、~~推奨派と社会の分離がより強まり、また誰かや特定のグループを“嫌う”傾向が顕著になってきた感じがするからです。
自分の意見や立場は大いに持って良いと思うし、それを表現するのも良いことでしょう。でも、そのために誰かを敵にして、嫌うことはまた別の話のはずです。
ヘイトはそれがどんな正論で始まっていても、私たちの心を必ず歪めていきます。なぜなら、そのうち真実や事実を知ることよりも、自分がなぜ相手(または国)が嫌いなのか?を正当化し始めるからです。
そして自分の嫌いを守るために、相手(や国)を全否定し始めるからです。
こうしているうちに、私たちはバランスを失い、自分の見解がどんどん狭くなりますね。
ということで、5年前の心理セラピストのつぶやきです♪
~~~~~~~~~~~~~~
私は誰も嫌わない なぜなら、それは出口のない苦しみにはまることと同じだから。
嫌えば、嫌うほど苦しみが増すから。もちろん、ノーという言葉は行使する。
違うものは違うと言う。でも、それは嫌っているということではない。
私は誰も嫌わない なぜなら、それは恐れによって支配されるということだから。
嫌えば、嫌うほど私の世界は小さくなるから。もちろん、自分や自分の愛する人たちは守るし、やめて欲しいとはっきり言う。でも、それは嫌っているということではない。
だけど、一見真逆のことを言ってしまおう。
誰かを嫌いで仕方がないとき、徹底的に声を出して大嫌いだ!と叫んでみる。
中途半端にやらないで全力で、声も枯れて、体が動かなくなるまで。怒りが去って、悲しみがやってくるまで。そして、自分は相手を嫌っているのではなくて、たまっている悲しみや声にならない声が行き場を失っていただけだと分かるまで。
ほんとうは、理解して欲しかっただけ。
自分と相手の言動に笑えてくるまで。ほんとうは、心を通わせたかったのだと分かるまで♪
そして、ほんとうは自分はずっと愛に飢えていたと分かるまで。
※写真はロンドンのそれなりに老舗のケーキ屋さんの苺ケーキ。これ技術いるのだろうか??? 苺とビスケットをてっぺんに刺したようにしか見えないんだけど・・・。(そしてヘタもとっていない)
Facebook兼井 浩さん投稿記事 ■「へいわってすてきだね」--- 安里有生君の詩
へいわってなにかな。ぼくは、かんがえたよ。おともだちとなかよし。かぞくが、げんき。
えがおであそぶ。ねこがわらう。おなかがいっぱい。やぎがのんびりあるいてる。
けんかしてもすぐなかなおり。ちょうめいそうがたくさんはえ、よなぐにうまが、ヒヒーンとなく。みなとには、フェリーがとまっていて、うみには、かめやかじきがおよいでる。
やさしいこころがにじになる。へいわっていいね。へいわってうれしいね。
みんなのこころから、へいわがうまれるんだね。
せんそうは、おそろしい。「ドドーン、ドカーン」ばくだんがおちてくるこわいおと。
おなかがすいて、くるしむこども。かぞくがしんでしまってなくひとたち。
ああ、ぼくは、へいわなときにうまれてよかったよ。
このへいわが、ずっとつづいてほしい。みんなのえがおが、ずっとつづいてほしい。
へいわなかぞく、へいわながっこう、へいわなよなぐにじま、へいわなおきなわ、
へいわなせかい、へいわってすてきだね。
これからも、ずっとへいわがつづくようにぼくも、ぼくのできることからがんばるよ。
***
2013年6月23日、糸満市であった沖縄戦の全戦没者を悼む式典で、安里有生(あさとゆうき)君の素直な言葉が、反響を呼びました。その詩が絵本になっています。
絵をつけた長谷川さんは、
「平和のために戦いに行くなんて、そんなことから平和は生まれへんねん。
優しい心からじゃなきゃ。それを安里君が教えてくれている。この詩を読んだとき、今、描かねばと思った。一部の人が戦争を出来る国にしようとしている。
大人として、絵描きとして、逃げることは出来ない」と思ったそうです。
まったくもって同感です。
子どもたちの未来を奪うようなことをしてはならない。素朴な子どもの想いを無にしてはならない。安里くんの詩には、「へいわなにほん」とは出てこない。
「へいわなせかい」・・・日本云々ではない。境界など超越して世界を見据えている。
この絵本が、世界中で読み継がれるようになればいいと思います。
***
へいわってすてきだね(絵本) 安里有生/詩 長谷川義史/画
http://www.bronze.co.jp/books/post-95/
へいわってすてきだね(動画)
https://www.youtube.com/watch?v=NBonUaHnC-g
0コメント