https://greensnap.jp/article/8864 【キウイフルーツの花言葉|種類や花の特徴、実はビタミンが豊富!】より
ほどよい酸味があっておいしいキウイフルーツ。こちらは花が咲きますが、花言葉はあるのでしょうか。
このページでは、キウイフルーツの花言葉や花期、果実の特徴などの基本情報をご紹介しています。これから育ててみたい方もぜひご参照ください。
キウイフルーツの花言葉は「生命力」と「豊富」です。
キウイフルーツは栄養がたっぷり。ビタミンを豊富に含んでいますが、それだけではなく、食物繊維、カリウム、葉酸もたっぷり入っているのですよ。
これは私たちの生命活動にとても必要なもの。特にビタミンは、摂ることで免疫力があがったり、疲労が回復したりすると言われています。そのことからキウイフルーツには「生命力」という花言葉がつけられているのでしょう。
また、キウイフルーツ自体も生命力が強く、耐寒性がしっかりとしています。マイナス10度ほどの寒い冬にも耐えられるのです。そのことからもキウイフルーツには「生命力」とつけられたのかもしれませんね。「豊富」という花言葉についてですが、こちらは栄養が豊富なことから名づけられたと考えられます。
キウイフルーツの基本情報
学名 Actinidia deliciosa 科・属 マタタビ科マタタビ属 原産国 中国
別名 キウイ、シマサルナシ
中国原産と考えられていますが、現在ではイタリアが最大のキウイフルーツの産地となっています。
キウイフルーツの由来
キウイフルーツの由来についてご紹介します。キウイフルーツはその実の姿を鳥の姿に重ねたという説があります。かつてニュージーランドのキウイフルーツをアメリカに輸出をする際に、ニュージーランドの鳥であるキーウィの姿に似ているため、キーウィの名にちなんで名前が付けられたそうです。
これは実は最近のことで1959年に命名されたのです。では、それまでは、なんと呼ばれていたのでしょうか。中国が原産だったこともあり、チャイニーズグースベリーと呼ばれていたそうです。
また、鳥の姿に似ているからではなく、単純にニュージーランドといえばキーウィだからという理由でつけられたという説もあります。いずれにせよ、キーウィという鳥が由来になっていると考えてよいでしょう。
キウイフルーツの花の特徴
キウイフルーツの花は、白い花で、下向きにつきます。そのため、キウイフルーツの果実と比べると花は目立ちにくい傾向にあります。
花期は5月から6月で、花の大きさは3センチから4センチほど。キウイフルーツの花はわずかに香りがしますので、果実だけでなく香りも楽しめますよ。
キウイフルーツの実の特徴
キウイフルーツの果実は楕円形をしています。表面には短い毛(繊維)が生えている特徴があります。キウイフルーツは茶色い皮をしているのも特徴で、中身は基本種(グリーンキウイ)のキウイフルーツで緑色をしています。茶色と緑のコントラストはフルーツのなかでは珍しいと言えるでしょう。
キウイフルーツの実は栄養豊富な特徴もあります。キウイフルーツの果実にはビタミンCが豊富に含まれているため、免疫力アップや美肌などに良いのですよ。
しかし、それだけではありません。キウイフルーツには、クロロフィルが含まれています。クロロフィルとは葉緑素のこと。クロロフィルを含むフルーツは非常に珍しいのです。
キウイフルーツの種類、品種
ここではキウイフルーツの種類についてご紹介します。
グリーンキウイ
よくある一般的なキウイフルーツのことで、中身が緑色をしているもののこと。中心には黒ゴマのような種子があります。
ゴールドキウイ
ゴールデンキウイとも呼ばれる種類です。中身が緑色ではなく、黄色い果肉をしたもののこと。グリーンキウイよりも酸味が抑えられていて、甘く食べやすい種類です。
レインボーレッドキウイ
緑色、黄色どちらの果肉もある種類。種子の部分が赤い特徴があります。黒いゴマのような見た目の種子が苦手な方にもおすすめのキウイフルーツ。皮には毛がなく、糖度も高いため、食べやすい種類のキウイと言えます。
キウイフルーツはビタミンが豊富
既にご紹介したように、キウイフルーツはビタミンがとても豊富です。ビタミンは免疫力アップにも良く、美肌効果にも良いとされています。また疲労軽減にも良いそうですよ。
しかし、キウイフルーツはビタミンだけではありません。食物繊維も豊富ですので、お通じ改善にも役立ちます。さらにカリウムも含んでいるキウイフルーツ。食べることで体内の余分な水分が排出されますので、むくみ予防効果が期待できます。体に良いフルーツをぜひお庭で育ててみませんか。
https://honeymother.jp/blog/newzealand-beekeeping-kiwi/ 【みつばちが作る世界の食べ物】より
ニュージーランド生活 はちみつのお話
こんにちは。ハニーマザー代表の西田です。
ニュージーランドの養蜂家から近況を知らせるお便りが届きましたので、ご紹介させていただきます。
私たちが皆様にお届けしている、マヌカハニーをはじめとする、はちみつは栄養価が高いのはもちろんですが、他の食物を作るためにも重要なものということをご存じでしたでしょうか?
みつばちと食べ物の深い関係
私達が直接みつばちから恩恵をうけるのは、はちみつやプロポリスなどの、みつばちが作り出した製品だけだと思っているかたも多いかもしれません。
しかし普段口にする多くの野菜やフルーツが、実はみつばちの働きによって、つながっているということをご存じでしたでしょうか?
2011年、国連環境計画発表により、 「世界食料全体の90%を占める100種類の作物のうちの70%程度はみつばちが受粉をして食べ物になっている」 という情報公開がありました。
この数字だけを見ても、みつばちが人間に与えている恩恵がとても大きなことが分かります。
オーガニックの養蜂には巣箱が欠かせない
多くの野菜やフルーツは受粉(めしべとおしべの花粉が合わさること)により果実や実をつけ成長し食べ物になります。
風や自然の環境で受粉が完結する植物もありますが、みつばちが花の蜜や花粉を食料として、花から花へ飛び回る結果、多くの植物に対してこの受粉を行っています。
花がみつばちにとって魅力的な花蜜を出すのは、受粉をしてもらうための誘い蜜という役割を持っているからです。
自然界に飛んでいるみつばちが受粉することもありますし、農場では養蜂家にお願いして受粉をしてもらうことがあります。
こうして受粉され、実をつけた作物の多くは、人間が食べる食物に成長していきます。
みつばちの減少とネオニコチノイド
数年前に日本のあちこちで「みつばちがいなくなる」というニュースが多地域であったことを覚えていますでしょうか?
この一番の原因が「ネオニコチノイド系」の農薬と言われています。
ネオニコチノイドは少量で効き目が強い農薬として、減農薬農法(慣行栽培の50%以下程度の農薬で作物を栽培する方法)でも推奨されている農薬種です。
量が少なく効くということは、微量で自然界に強く影響するということ。この農薬がみつばち減少の原因を作っているという見解が、主にヨーロッパでは主論であり、世界的に使用の規制が強くなっている農薬です。しかし、日本では2013年頃から規制緩和が進んでおり、世界の行動とは真逆の方向性に進んでいる事実があります。
これは以前他の記事でもご紹介した「グリホサート除草剤」についても同じことが言えます。
ニュージーランドの養蜂
ニュージーランドは世界でも最も厳しい養蜂基準を設けている国で、みつばちに抗生物質を与えてはいけないという決まりがあります。
またハニーマザーでは輸出・輸入時の2回にわたり農薬残留検査を行っていますが、信じられないほど厳しい基準での検査の中、過去に一度も残留が検出されたことがありません。
ネオニコチノイド系農薬については、ニュージーランドも使用禁止国ではないものの、養蜂環境には影響がないよう最善の注意を払っているため、他国のようなみつばちの減少のニュースは幸い届いておりません。
私達ハニーマザーの養蜂はこのような素晴らしい環境で採れたはちみつをお届けしています。
クリスマス。夏のニュージーランドは養蜂シーズン真っ只中!
さて、そんなニュージーランドでは、みつばち達がフルーツの受粉で大忙し。
ニュージーランドを代表するキウイフルーツにはミツバチの受粉は欠かせない作業で、ハニーマザーのパートナーである養蜂家たちは農場から受粉依頼が殺到中!毎日忙しくフルーツ園を回っています。
多くの花は、ひとつの花の中に「おしべ」と「めしべ」が包括されていますが、キウイフルーツの花は少し変わっていて、「おしべ」と「めしべ」が別々の花で成っており、別々の植物に生育していきます。
みつばちは「おしべ」から花粉を集め「めしべ」に運びますが、実がなるのは「め花」だけなので、生産者は多くの「め花」の中に数個の「お花」を植えます。
「お花」 の花粉が沢山受粉してしまうと、フルーツ内に種がたくさんできるため、この植える配分が重要なのだそう。
またキウイの花は蜜を作らないので、みつばちを呼び寄せるために他の花が周りにないことが重要でもあります。
キウイの雌花と雄花を複雑に絡めたフルーツの木
キウイの木は虫除けのネットで守られているので、巣箱をネットの中に入れ、約10日ほど置いて受粉は完了。 この農場のキウイフルーツには3つの品種があり、シーズン最初に開花するのがレッドキウイ、次がゴールド、そして最後に開花するのが人気のグリーンです。
養蜂家はフルーツの生態にも詳しく、自然の様々な営みをみつばちと共に作り上げている。そして彼らが作る最も純粋なものが「はちみつ」なんだなぁ~と改めて感じさせるお便りでした。
ニュージーランドはこれから真夏を迎え、いよいよマヌカハニーの収穫もピークを迎えています。
現地から直接輸入している私たちのはちみつはとても素晴らしいもので、是非日本の皆様にも味わっていただきたいものばかり。2022年もハニーマザーのはちみつをどうぞよろしくお願い致します!
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