Facebook出口光 ·さん投稿記事
皆さん、こんにちは。地球のシンボルマークを発注する人は誰か。その答えは「だ れ で も!」でした。でも実際に誰でも発注するわけではない。
地球という「存在」が一体何を意味しているのか。それを知った者でなければ!
それでは、一体地球とは何か。そのお話をしましょう。
稲吉紘実先生が「地球は、英語で 「earth」。これには、深い意味があるのです。
earth の最初の文字は「e」で最後の文字は「h」ですよね」と。
つまりe は 「eden」(エデンの園)h は 「heaven」(天国)を意味します。
真ん中に残るは、「art」(芸術)です。エデンの園と天国を「芸術」(art)で結んだのが地球なのです。
エデンの園といえばアダムとイブが住んでいたキリスト教でいう地上天国。そして、天国は神さまのいるところ!それを芸術で結んだ存在が地球です。
地球は「芸術」によって天地を結ぶ「存在」になることができるのです。
いま地球環境を人類みずからが汚染させ生態系を急速に破壊しています。
いまでは「だ れ も」が21世紀は人類存亡の危機だと認識するようになってきていますね。
一人ひとりが自分の仕事や人生を芸術にまで高めることができれば本来の地球が戻ってくるのではないでしょうか。
あなたも「美しい地球」で生活を芸術にまで高めましょう!
https://web-japan.org/kidsweb/ja/cool/12-12/index.html 【世界で最も短い詩 俳句
English】より
パート1
世界で最も短い詩のかたちを知っていますか? 日本で生まれた「俳句」です。たった3行という短い詩の中に、自然の風景や日常生活の一場面を読む俳句は、大人から子どもまで、誰(だれ)もが自由な表現で詩の創作を楽しめる文学のスタイルとして、世界中で親しまれています。
5-7-5で表現
日本の俳句は、5-7-5という17の音節で表現します。日本には、もともと17音節の句と、7-7という14音節の句を、別々の人が代わる代わる読みつなぐ伝統的な詩の形式がありました。その最初の部分だけを独立させて生まれたのが俳句です。松尾芭蕉(まつおばしょう、1644-1694年)が、芸術に高めたことが知られています。
古池や(Furuike ya) The ancient pond―
蛙飛び込む(Kawazu tobikomu) A frog Jumps in,
水のをと(Mizu no oto) The sound of the water.
これは、芭蕉が歌った有名な句の一つです。「古い池にカエルが飛び込む音が響く」という、なんでもない風景を歌った詩のようですが、芭蕉の代表作として、世界中で数多くの訳が発表されています。
日本は、春夏秋冬の気候の変化が大きい国です。日本で生まれた俳句には、この四季に関係する言葉を「季語」として、1つの句に1つ盛り込むルールがあります。季節を象徴する多くの虫や動物、自然現象や行事などが季語となっています。芭蕉の句のカエルは、土の中で冬を過ごして、春に姿を現すところから春を表現する季語です。
また、「古池や」の「や」は「切れ字」です。切れ字は、文章の流れを一瞬(いっしゅん)止めて、文と文の間にゆったりとした時間の流れを作り、読む人に、古い池だけでなく、その周りの静けさまでも想像させる大事なテクニックです。英語では「―」や「…」を使って表現することもあります。
パート2
自然観察の力育てる
俳句は、日常の生活の中でも作れますが、日本では、大人も子供も、俳句を作るため山林や海岸、公園などを歩く「吟行(ぎんこう)」に出掛けます。吟行をする中で、普段の生活では見過ごしてしまっている虫や鳥を発見したり、落ち葉など季節の変化に気付いた時に生まれた言葉が、俳句となるのです。
目隠しをして自然を感じ、俳句を作れるか挑戦してみる子どもたち(東京・新宿御苑で)
5-7-5の音の数を指折り数えながら俳句を作る少年と祖母(東京・新宿御苑で)
短冊に自分で作った俳句を書きとめる女の子(東京・新宿御苑で)
今年の夏、東京都内の公園で、親子で吟行をするグループを見かけました。子どもたちは、じっくりと自然観察をするだけでなく、目隠(めかく)しをして木に触(さわ)ってみたり、芝生をごろごろと転がったりして、感じたことを俳句にしていました。こうした体験を通じて物事を考える習慣を身につけることは、俳句などの文学を理解する力を育てるだけでなく、自然科学を研究する才能を磨(みが)くのにも役立つとも言われています。
句会を開いて、優れた作品を選ぶのも俳句の楽しみ © 埼玉県北本市立西中学校
良い句が作れたなら、俳句作りのグループで集まって「句会(くかい)」を開きます。句会では、作品に名前を書かず、誰が書いた作品なのか分からない中で、優れた句を選び、鑑賞します。乱暴な言葉遣いの男の子がロマンチックな詩を読んでいるのに驚いたり、勉強やスポーツでは目立たないクラスメートの作品が最優秀作品に選ばれたりするのも、句会の面白いところです。
国境を越え、世界に
言いたいことを瞬間的に短い文章にまとめる訓練にもなることから、俳句作りを学校で教える国や地域も増えています。17音や季語のルールは気にせず、自分の国の言葉で作った3行の詩を発表できる場として「世界こどもハイクコンテスト」が1990年から2年に1度、開かれています。
世界こどもハイクコンテスト(2011~12年 オーストラリア大会)の大賞作品
Christmas
Santa surfs
On the wave
クリスマス
サンタサーフィン
波の上
© 日航財団
15歳までなら、誰でも応募できるこのコンテストには、子どもたちが自由に作った3行の短い詩と絵画が一つの作品として出品されます。2011年には、25カ国・地域から約12、000人の作品が集まりました。日常の一コマを素直に読んだ句と色鮮やかな絵画からは、それぞれの国や地域の子どもたちの楽しい生活ぶりがいきいきと伝わってきます。
世界こどもハイクコンテスト(2009~10年 ロシア大会)の大賞作品
The school is like mother
Loves and teaches everyone
I run to her with joy
学校はお母さんみたい
みんなを愛して教えてくれる
うれしくて駆けていく
(「日航財団編「地球歳時記Vol.11がっこうのうた」ブロンズ新社発行」から)
俳句は、20世紀初めにフランスで紹介されて以来、欧米諸国だけでなくアジア、アフリカなど世界中に広まりました。俳句を作る人の数は、日本国内で800万~1000万人、日本以外では約50カ国・地域で200万人いると言われています。
世界こどもハイクコンテスト(2011~12年 モロッコ大会)の大賞作品
Forest festival
Trees dancing also
Playing with wind
森のお祭り
踊りながら木は
風と遊んでいるよ
© 日航財団
日本で生まれた「俳句」は、言葉の壁を越え、世界共通の文学として親しまれています。
https://mikoshistorys.com/haiku-3905.html 【ポイントをおさえて俳句を始めよう】より
日本には先人から受継ぐワザだけでなく、文化や芸能が数多く残されています。
日本の伝統芸能と聞くと、神楽や歌舞伎などをイメージする方が多いかもしれませんが、実は「俳句」も伝統芸能に含まれています。気軽に始められる俳句は、特に伝統文芸に分類され、これは季語など言葉遊びを兼ねていることからそう言われています。
改めて「俳句」というものの歴史や、基本的な詠み方を確認してみましょう。
◎俳句の歩み
俳句とは、世界最短であり五・七・五の十七音から成る日本語の定型詩です。
十七文字や十七音、十七語とも呼ばれることがあり、今では海外でも「Haiku」と称されています。シラブルの規制がなく、季語が無いことからとても取り組みやすいことから、海外での人気も高まっています。
俳句は、近世に発展した文芸であり、俳諧(はいかい)からうまれた近代文芸です。俳諧とは、江戸時代に栄えた日本文学のことを言い、正当の連歌から分岐した遊戯性を高めた集団文芸やそれらの作品のことを指します。(俳諧の連歌とも言う)
17世紀には松尾芭蕉が俳諧の芸術性を高め、単独でも鑑賞出来る自立性の高い発句を多く読んだことが俳句の原型ではないかと言われています。その後は明治時代に正岡子規が俳句を成立させました。
俳句には、季語や季節感を持たない無季俳句や、五・七・五の定形からの自由を目指す自由律俳句などもあります。
◎俳句を詠む上でのポイント
俳句の魅力は、十七音でその季節や情景を聞き手が想像しやすく、その時代背景を描写することが出来ることです。
そして季語を入れ、五・七・五で作ることが原則とされており、これを「有季定型」と言います。
また、俳句は挨拶であり、解釈は自由であることから誰でも楽しむことが出来ます。
ここでは、一句詠む上で抑えておきたいポイントをご紹介します。
季語
俳句を詠む上で、季語の有無は重要なポイントです。
季語とは、春・夏・秋・冬・新年の5つの季節を象徴的に表す言葉です。春ならば「桜」、冬なら「雪」のように、聞き手がイメージしやすい言葉を選ぶのがポイントです。これは季語は季節感・連想力・象徴力の3つの特性を持っていると言われているからです。
どのような季語を使用するか困ってしまった場合は、「歳時記」という本に季語がまとめられているため、参考にすることが出来ます。
字余り・字足らず・自由律
五・七・五の十七音から成ることが基本ですが、五音が六音以上や七音や八音以上又は以下になってしまうことがあります。もし定型から外れてしまい、五・七・五以上となった場合は字余り、音の数が足らないものを字足らずと言います。
字余りや字足らずが評価されるときは、どうしても定型から外れていることから低く評価されてしまうことがありますが、重要なのは自分が表現したいことを表せているかです。
また、十七音にとらわれない自由律の句もあり、これは音数が違うだけでなく、季語も無いことがあります。
切れ・切れ字
俳句は、俳諧の連歌が独立したものであり、最初の句である発句に下の句をつけていくものが連歌なので、下の句がつけやすいように切れ字を多くの場合使用します。
現代で使われる切れ字は「や」「かな」「けり」が多く、この切れ字の有無や良い切れを作ることにより下の句がつけやすいかは俳句の最大の楽しみであることから評価対象ともなります。
・「かな」:末尾に使用され、感動や詠嘆を表す
・ 「や」 :上の句に使用され、詠嘆や呼びかけを表す
・「けり」:末尾に使用され、断言するような強い調子を与える/過去を表す
〜最後に〜
俳句は、日本の伝統芸能であり簡単に始めることが出来ます。
決まりである五・七・五の十七音や季語の有無、切れ字の活用などどうしても気にかけてしまうものは多いですが、まずは自分が詠みたい、つまり相手に伝えたい句を作ることから始めるのが大事です。
是非、この機会に俳句を始めてみてはいかがでしょうか。
をさな子や ただ三つでも 年の豆 (一茶)
0コメント