出雲王家の伝承

Facebook天外 伺朗さん投稿記事

25日は、物部彩花さんのボイストレーニング。リアル39名、zoom45名で開催。すごい内容だった。最初に彩花さんがアカペラでアメージンググレースを歌ってくれたけど、魂が震えた。半年後にもう一度お願いすることにした。来年の「日本列島祈りの旅」へのご参加もお願いした。

 出雲王家の伝承によると徐福が二度目の来日で宗像家の三女と結ばれ、生まれた「ヒコホホデミ」が物部家の祖。その6代目の「イッセ」が東征中、熊野で戦死し、弟の「ウマシマジ」が指揮を執った。古事記、日本書紀で神武天皇と称する人物は、この「ウマシマジ」がモデルになっている。彩花さんはその直系の子孫。

 zoomに音声が届かず大変失礼しました。


http://blog.livedoor.jp/takeminakata1120/archives/5721869.html  【出雲の「富家」】より 

 出雲の「富家」、「向家」ともいう。

古代史を研究する者で、その存在を知らない人はもはや少ないであろうと思われます。

 かつての出雲王朝を築いた王家の直系子孫であり、当代は「大元出版」という出版社を立ち上げ、貴重な出雲の伝承を公開してくれています。

 富家の先代も、司馬遼太郎氏や吉田太洋氏といった作家に、自家の伝承の一部を語っています。富家の「富」という名は、古代史上の重要人物達の名にも表されています。

その人達が「富家」の血を引く証です。少し補足をさせていただきたい。

{富家の祖先は、「クナト王」という人に引率され、今から3500年ほど前インドからこの国に移住してきたらしい。

この国に移住してから約千年後、彼らは出雲を中心に国造りを始めた。

王家は二つに分かれ、交代で主王となり、一方は副王となった。

二つの王家のうち、一方は「神門家」といい、「大国主」と伝承されるのは、神門家の人で、出雲王朝八代目の主王だという。

もう一つの王家が「富家」で、事代主と伝承されるのは富家の人で、出雲八代目の副王だったという。

 古事記神話で大国主の子と書かれた「タケミナカタ」は、実は事代主の子であり、富家の人だった。

諏訪大社に伝わる正式神名は「タケミナカタ・トミ ノミコト」であるのを見ましても、それは理解していただけると思います。

 神武天皇の東征に抵抗した人として記される「トミ ノ ナガスネヒコ」は実は、四道将軍として記される「大彦」と同一人物であり、大彦と、その息子「タケ・ヌナカワ」とが東国で築いた国が、「ヒミコ」の国と対立していた「クナ国」です。

クナ国の「クナ」とは、出雲の祖神「クナトノ大神」の「クナ」であります。

ナガスネヒコ(大彦)は、初期大和王家の人であるが、富家の血も引き継いでおりより「富家」の血のほうを意識していたといいます。}

以上は、「富家」に伝わる伝承です。(大元出版各書参照)

 彼らがインドから移住してきたという伝承の、傍証となるものは多いと思われます。

大野晋博士の言語論(日本語の原点はインドのタミル語にあるとする説)や、彼らが移住してきたと主張する年代の、日本における考古的事象(亀ヶ岡文化の東北からの南・西進。又は、その文化要素に特徴的な遺物)。

諏訪においても、諏訪明神(タケミナカタ)はインドの王様であったという伝承も存在すること。あげればキリがない。

日本だけではなく、インドにおいても彼らの主張の傍証と思える考古的事象は存在します。

その一つとして、ちょうど3500年前ころ、ガンジス川流域で、銅器の埋納行為が行われています。出雲の荒神谷や、出雲文化の影響圏でそれが行われたように(日本では弥生時代)。

 出雲の富家に伝わる伝承は、私が古代史を研究するうえで、最も信頼できる伝承です。

部分的に、疑問点もありますが、私が知りうる考古学的知見においても、富家の伝承に合致しそうな点は多々あります。

それについては、おいおい語らせていただきます。

 数千年前から続くこの国の、正しい歴史の生き証人といえる「富家」の存在をできるだけ多くの方に知っていただきたい。

<補足>

 大元出版の各書に記された内容は、大筋で信頼できるものと考えます。

しかし、先述したとおり、疑問点も存在します。

 私が疑問に思う事柄として最も気になる点は、出雲王朝にしても、初期大和王家にしても、その年数に対して、代数が少なすぎるというところです。

それに関しまして、何か抜けている部分があるのではないか?と思うのです。

 例えば、徐福は秦から直接出雲に来たのだろうか?

古事記神話のスサノオについて書かれているとおり、新羅(当時は辰韓?)で数年過してから来日したのではないでしょうか。

 また、出雲八代目主王と副王が徐福の画策によって殺害されたことはおそらくは事実として、この時の出雲副王の娘と、徐福の孫とが婚姻したという記述は、少し矛盾を感じる(時系列的に)。

 徐副のクーデター(?)から、徐福の孫・天村雲が初代大和王のなるまでの、何かが抜けてはいないだろうか?

ちなみに、その抜けている何かとは、諏訪にあると私は考えています。

(徳島県の神社伝承より・天村雲の妃は、タケミナカタの孫とある)

 そして、上記事柄を埋めたとしても、それでも初期大和王家の代数が少ないと思われる。これを埋められるものはなんでしょう。

 私が考えられることとしましては、天村雲から始まる「海(あま)家」が覇権を握っていない時期があり、その事実を省いているのではないか?ということです。

 例えば、「タケミカヅチ」という名は、出雲富家の分家で「登美家」の系図にある名です。この方が祭神として祀られる訳はなんでしょう?

海家と登美家が婚姻で結ばれていた事は、記紀にも記され、出雲神族の伝承にもあることですから、登美家初代の「天日方」が祀られるのは分かります、しかし、その子孫である「タケミカヅチ」という方は何を成した人なのでしょう?

これに関して、私の考えを申しますと、海家が数代で一旦弱体化し、「タケミカヅチ」の代から登美家が大和の覇権を握った時期があるのではないかということです。

そして、大和における登美家覇権時代は欠史とされ、再び海家が覇権を取り戻した時代とその前の時代を無理やり繋ぎ合わせた、ということではないでしょうか。

 以上はあくまでも私個人の推論です。

はたして真実は何処にあるのでしょうね。


https://www.chunichi-culture.com/upload_image/3000/61570.pdf【物部氏とヤマト王権の謎をとく】より

物部氏が大伴お お と も氏と同様に大連おおむらじ(ヤマト王権の執政官)に任命されて権力を握り、仏教信仰の受容をめぐり蘇我氏と激しく対立したことは周知のところですが、意外にもその実像はあまり知られていません。物部氏は、河内国渋川しぶかわ郡を本拠とする大豪族であり、祖の饒速にぎはや日ひの命みことは天皇家と同じような降臨こ う り ん神話を有します。物部氏が、その神話で伝える鎮魂(タマシヅメ・タマフリ)の呪儀は、物部氏を最も特徴づけるものですが、そのことの重みも未だ十分には評価されていません。これらの諸問題をとく鍵は、大和国山辺やまのへ郡に鎮座する式内し き な い名神みょうじん大社た い し ゃ、石 上 坐いそのかみにいます布ふ都つの御魂みたま神社(石上神宮/天理市布留ふ る

町)とその祭祀にあります。

本年は、物部氏の神話・鎮魂の呪儀・石上神宮の祭祀の本質などをめぐる問題から、物部氏の実像を明らかにするとともに、ヤマト王権の実態を解明します。

4月から始まる6ヵ月講座です。

●講 師 龍谷大学教授 平林章仁

●開講日 第4水曜日 13:00~14:30

●受講料 6ヵ月(全6回)分 15,000 円+税

第 1 回

4 月 25 日(水)物部氏に独自な神話

・古代の氏族と神話 ・物部氏の神話

・ニギハヤヒ命神話 ・ニギハヤヒ命神話から読み取れること

・『先代旧事本紀』の神話Ⅰ―ニギハヤヒ尊の神話―

・『先代旧事本紀』の神話Ⅱ―ウマシマチ命の神話―

第 2 回5 月 23 日(水)

物部氏を特徴づける呪術

〈鎮魂〉

・古代の霊魂信仰 ・霊魂を取り込んで〝人〟になる

・鎮魂の意義と目的 ・物部氏の呪術・鎮魂

第 3 回6 月 27 日(水)

物部氏の台頭と性格Ⅰ

〈采女〉

・ウツシコメ/イカガシコメの入内 ・イカガシコオと神祇祭祀

・物部十市根大連の五大夫 ・物部君/直入物部神

・内政に与る物部膽咋連

・物部大前宿禰/物部伊莒弗大連/物部長真膽連

・物部目大連/物部菟代宿禰

第 4 回7 月 25 日(水)

物部氏の台頭と性格Ⅱ

〈継体天皇の即位と物部氏〉

・物部麁鹿火大連/影媛/歌垣

・物部麁鹿火大連/筑紫君磐井の乱

・物部木蓮子大連の娘宅媛/物部尾輿大連の瓔珞

・物部麁鹿火大連と新家屯倉

第 5 回8 月 22 日(水) 石上神宮の真実

・石上神宮の祭神 ・『記』『紀』の中の石上神宮

・七支刀と禁足地 ・石上神宮の神宝管治

・収蔵物から見た石上神宮の性格と祭祀

第 6 回

9 月 26 日(水) 石上神宮の祭祀をめぐる物部氏と蘇我氏

・石上神宮の移動問題 ・石上神宮と布留宿禰氏

・蘇我馬子の妻と石上神宮の祭祀 ・物部首氏と蘇我氏と石上神宮

・「物部」の本質と石上神宮 ・石上神宮の祭祀と物部連氏の呪術

コズミックホリステック医療・現代靈氣

コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

0コメント

  • 1000 / 1000