Facebook後藤 守禅さん投稿記事
ぎっくり腰仲間と養生の旅。まずは世界遺産の花窟(はなのいわや)神社へ。超巨大な岩のご神体。とても写真に収めきれない。神々の母である伊弉冊尊(イザナミノミコト)が火神・軻遇突智尊(カグツチノミコト)を産み、灼かれて亡くなった後に葬られた御陵。日本最古の神社だとか。そのあとは波打ち際の洞窟温泉に。波の豪音を聞きながら洞窟内で温泉に浸かる。最高の養生。幸せ。
https://ameblo.jp/tagetage3580/entry-12709652513.html 【ぎっくり養生旅1~花の窟神社へ】より
ここのところのオーバーワークでぎっくり腰。温泉で身体を癒すために温泉に。
同じく腰を痛めた女子夫妻と頼りになる施術ナース女子とのぎっくり養生の旅に。
先ずは世界遺産に登録された花の窟(いわや)神社へ。
世界遺産なんだけれど、こじんまりとした神社の周辺。茶店でまずは腹ごしらえ。
ここのおうどんは古代米が練り込まれていて、もちもちで美味しい。
つるつる食べて、さぁ、出発。
花窟神社(花の窟神社)は日本書紀にも記されている日本最古の神社といわれている。
神々の母である伊弉冊尊(イザナミノミコト)が火神・軻遇突智尊(カグツチノミコト)を産み、灼かれて亡くなった後に葬られた御陵。その二つの神様がお祭りされている神社。
うっそうとした参道をてくてく。手水舎を過ぎて、お稲荷様と黄金竜神様にご挨拶。
ちゃんと鳥居をくぐってお参りしなさいと、こんこんの神様からご注意(笑)。
その先には巨大な磐座が。見上げるほどの大きな石の壁。ところどころに自然の穴が開いている。人が入れるくらいのものもある。あまりにデカくて写真に収められない。
さすが世界遺産。
花の窟では年2回、例大祭を行われる。
神々に舞を奉納し、日本一長い約170メートルの大綱を岩窟上45メートル程の高さの御神体から境内南隅の松の御神木にわたす。
この「御綱掛け神事」は、太古の昔から行われいるそうだ。旗縄だけが常時かけられている。
9月に崩落の事故が起こったらしいけれど、もうちゃんと片付けられていて痕跡も無し。
無事にお参りできた。
では、では、温泉に。今日のお宿でもある。熊野の海を見下ろす温泉に。
温泉三昧だ。この波打ち際に温泉がある。満ち潮だと波をかぶるような凄い温泉。
忘帰洞や玄武洞という波打ち際の洞窟温泉。スタンプラリーするくらい温泉がある。
洞窟の中の温泉は最高に気持ちいい。
波の豪音を聞きながら天然の温泉に浸かるなんて贅沢。
美味しいご飯もワイワイ食べて身も心も癒す旅。
https://hananoiwaya.com/hananoiwaya/iwaya_gosaishin.html 【花の窟と日本書紀】より
天地開闢において神世七代の最後に伊弉諾尊・伊弉冊尊ともに生まれた。
国産み・神産みにおいて伊弉諾尊との間に日本国土を形づくる多数の子を設ける。
その中には淡路島隠岐島からはじめやがて日本列島を生み、更に山・海など森羅万象の神々を生んだ。
伊弉冊尊の神逝り後、妻に逢いたくて黄泉国まで行った伊弉諾尊に死後の姿を見られたことを恥じて、逃げる伊弉冊尊を追いかけるが、黄泉比良坂(現:島根県東出雲町)で伊弉冊尊が道を塞ぎ、伊弉諾尊と離縁する。
その後、伊弉冊尊は黄泉国の主宰神となった。日本書紀の一書では三重県熊野市有馬の花窟神社に葬られたと記されている。
伊弉冊尊(イザナミノミコト)
伊弉冊尊(イザナミノミコト)
日本書紀では伊弉冉尊(イザナミノミコト)と記されている。(『古事記』では伊邪那美命)
日本神話の大地母神であり、人間の寿命を司る黄泉津大神である。同時期に生まれた国之常立神、豊雲野神、宇比地邇神、須比智邇神、角杙神、活杙神、意富斗能地神、大斗乃弁神、淤母陀琉神、阿夜詞志古泥神、伊邪那岐命と並んで「神世七代」と称される。『記紀神話』では、伊弉諾尊(イザナギノミコト)と共に天津神に国造りを命じられ、大八島国(日本の国土)と大事忍男神ら35の神々を生むが、軻遇突智尊(カグツチノミコト)を生むときに火傷を負い、それがもとで神逝る。
伊奘冉尊、火神を生む時に、灼かれて神退去りましぬ。故、紀伊国の熊野の有馬村に葬りまつる。土俗(くにひと)、此の神の魂を祭るには、花の時には亦花を以て祭る。又鼓吹幡旗を用て、歌ひ舞ひて祭る。
軻遇突智尊(カグツチノミコト)
軻遇突智尊(カグツチノミコト)
日本書記では軻遇突智(カグツチ)、火産霊(ホムスビ)と記されている。
伊弉冊尊が火の神である軻遇突智尊に焼かれ、臥せりながらも土神(ツチノカミ)埴山姫(ハニヤマビメ)と水神(ミヅノカミ)罔象女(ミツハノメ)を生んだ。軻遇突智尊は埴山姫を娶って、稚産霊(ワクムスビ)を生んだ。この神の頭の上に、蚕と桑とが生じた。また臍の中に五穀が生じた。罔象、これをみつはと読む。
伊奘諾尊、恨みて曰はく、「唯、一児(このひとつぎ)を以て、我が愛しき妹に替へつるかな」とのたまひて、則ち頭辺に匍匐ひ、脚辺に匍匐ひて、哭き泣ち流涕びたまふ。其の涙墜ちて神と為る。是即ち畝丘の樹下に所居す神なり。啼沢女命と号く。遂に所帯せる十握劍(とつかのつるぎ)を抜きて、軻遇突智を斬りて三段に為す。此客神と化成る。
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