Facebook・滝沢 泰平さん投稿記事
やって来た日本一の湯治場、秋田の玉川温泉。
単独の源泉では、日本一の湧出量となる毎分8400リットル。世界4位。
温度98度、そしてpH1.2の驚嘆の強酸温泉であり、何より世界で二箇所、日本では玉川温泉にしか存在しない奇跡のラジウム鉱石
「北投石(ほくとうせき)」
から高濃度のラドンガスとマイナスイオンが噴き出しています。
いくつものラジウム温泉を巡り、自然放射線の持つエネルギーに虜となった自分ですが、どのラジウム温泉も個性豊かで非常に質が高い湯治場であるものの、ここ玉川温泉は正直ケタ違いのレベル。
ここはワールドクラス、世界に通用する湯治場という名の治療センターです。
「玉川温泉でガンが消えた」
という話題は、玉川温泉を知る人はどこかで聞いたことがあると思いますが、そうやって命を救われた人の事例は数知れず。
もはや奇跡とも呼べないほど、ここではガンは当たり前に治ってしまうもの。
昭和後半の一部の調査データでは、100人のガン患者の70人以上が完治。
ガンは、70%以上の確率で治る。
ガンどころか、糖尿病、リュウマチ、痛風、現代医学では不治の病と言われるあらゆる難病までも治る、まさに万能の温泉です。
玉川温泉は、大きく分けて2つの湯治療法があります。
1つは、例のpH1.2の強酸源泉を使った入浴・飲泉をする方法。
もう1つ、一歩外に出ると、裸足では歩けないほど地熱で熱された北投石などの岩盤地があり、ここで岩盤浴をする方法。
これらを組み合わせると、非常に効率的に治療が出来ます。
まず入浴・飲泉について。
pH1.2の日本一の強酸は、ハンパなパワーではありません。
普通の風邪ウイルスなら30秒以内、コレラ菌も90秒、あらゆるウイルスは3分以内に死滅。
人間も溶けてしまうのではないかと思うほど、入浴直後に全身ピリピリ感じます。
1回5分ほど入れば充分とも言われ、これを1度の入浴で3回ほど、合計30分ほど休みながら入浴を繰り返す。
湯治に慣れた人は、1日4回セットだとかなり効くそうです。
朝起きたら入浴。次に10時頃。次に14時頃。最後は就寝前。
飲泉は、食事30分前に1度に源泉20ccほどを10倍以上、かなり薄めて1日に3回ほど、合計60cc飲むと良いそうです。
ちなみに普通の家の入浴は、150カロリーから200カロリーの消費で、一般温泉でも250カロリーから300カロリーの消費が、玉川温泉は、なんと一度の入浴で700カロリーから800カロリー消費するそうです。
とにかく身体への一時的な負荷はハンパではありません。
こうしたリズムで入浴・飲泉を繰り返すと、健康な人でも、溜まっていた毒素が表面の皮膚にあぶり出されて、湿疹のようなブツブツが身体のあちこちに出てきます。
その位置によって、その人の疾患が分かるようです。
ガン患者の場合、それはおできのように1cmほどの高さに膨れ上がり、カサブタになって、やがて取れると、ガンも消えているそうです。
もちろん、そこまでに至るのは1週間の人もいれば、2週間の人もいます。
とはいえ、末期ガンなどを完治させるには、徹底的に滞在するのがよく、長い人は1ヶ月から3ヶ月は滞在します。
それで死の淵から生還できるなら、決して無駄な時間とお金ではありません。
なお、ラジウム・ラドンの効能を知らない人は、この玉川温泉の強酸入浴が不治の病を治すものだと思っているようですが、それは玉川温泉の効能のごく一部分に過ぎません。
生命を活性化させる自然放射線を生み出すラドンガスは、浴室内に限らず、岩盤浴エリア、宿の中にまで大量にあります。
玉川温泉にいるだけで元気になるのは、このラドンとマイナスイオンが、そこら中に溢れていることが大きいように思えます。
自然放射線によるホルミシス効果は、自己治癒力を高めます。
玉川温泉で湯治をすると白血球が異常に増加し、免疫力が極めて高くなり、自ら病を克服するパワーが生まれます。
そのスイッチさえ入ってしまえば、あとはどんな病も克服できるほど、人間には誰もが優れた力を持っており、そのスイッチが、あらゆる条件が加味して入りやすいのが、玉川温泉の奇跡の秘訣なのかもしれません。
岩盤浴エリアは、テントが張っており、湯治客が、ゴザを敷いてあちこちでゴロゴロしています。
ラドンガスは、低いところに溜まるので、寝ている方が効率的に吸引でき、自然放射線は内部被ばくさせた方が、外部被ばくよりも100倍以上効果が高いと言われています。
とにかく吸引が大切なのに、このご時世で岩盤浴中にもマスク!本気で病気を治したいならマスクは外すべし。
さらに温熱効果もあって、気になる患部がある方は、その箇所を岩盤に当てて温めて治癒させます。
大自然の生み出したパワーを借りて、本来持っている自己治癒力を引き出し、死の淵からでも甦られる玉川温泉。
是非、具合悪い人にはオススメくださいませ。
http://yutty.jp/archives/report-tochigi-nasu-onsen/ 【湯治をするなら那須に行こう!湯治の歴史と湯治気分が味わえる温泉宿特集】 より
那須の温泉は、1000年以上も前から湯治に利用されてきました。今回は那須の湯治に関する歴史や、湯治として利用できるおすすめのお宿をご紹介します!
湯治ってなに?
みなさん、湯治(とうじ)ってご存知ですか?
病気の予防や疲労回復・病気を自然治癒させることを目的とし、温泉に浸かるほか、自炊をしたり健康的な生活を送りながら温泉地で過ごすことを言います。
なぜ温泉で病気が自然治癒できるの?
地中から湧き出る温泉は、多くのミネラル成分を含有しています。なかには特定の病気などに効く成分も含まれており、泊り込んで繰り返し温泉に入ることでその効果が得られるとして、古くから湯治の習慣が根付いていました。
その一方で、特定の人に限り体にとって害となってしまう成分が含まれていることがあります。多くの場合、短期間の入浴で健康被害を受けるとは考えにくいのですが、長期間頻繁に温泉に入ると健康を損なう可能性もあるのです。
そのため、湯治をしようとする際には必ずかかりつけ医に相談して、湯治をする温泉を決めてくださいね。
湯治をするなら那須に行こう!
鹿の湯 温泉
出典: 鹿の湯公式HP
人気の温泉地、栃木県の那須温泉郷は、栃木唯一の活火山である那須連山の上に位置しています。鉄やその他のミネラルを多く含む泉質で、昔から湯治としてよく利用されている温泉地です。
那須では1300年ほど前から湯治が行われてた!
那須温泉郷 昭和初期の鳥瞰図
出典: 那須温泉郷公式HP
那須温泉郷は、630年頃に狩野三郎行広が鹿の湯を発見したことで生まれたとされています。
そこから約100年後の738年に著された正倉院文書『駿河国正税帳』で、初めて文献に現れます。そこには、小野朝臣が従者12人を伴って湯治のため那須温泉に向かうという記述があります。
つまり738年頃には那須温泉郷は人々に知れ渡っており、湯治を目的として訪れるような場所だったと伺えます。
那須で湯治が体験できるお宿厳選3選
療養や保養、休養を目的とする湯治は、レジャーや観光のような温泉旅行ではありません。そのため、湯治として利用できるお宿も限られています。そこで今回は、湯治ができるプランありの那須のお宿を厳選してご紹介します!
連泊も可能!【那須湯本温泉 雲海閣】
雲海閣 内湯の写真
“昔ながらの湯治場”の雰囲気を感じさせるお宿がこちらです。
温泉は、古き良きレトロな雰囲気。那須湯本温泉のはじまりとも言われている「鹿の湯」からこんこんと湧く新鮮な源泉を引いています。そのため、疲労回復効果もおおいに期待できそうです。
なんといっても、自炊ができる自炊場がついているのが特徴です。観光ではなく、温泉に入るために来ている、という方向けですね。もちろん普通にお料理つきでの宿泊も可能です。
雲海閣 自炊場の写真
温泉宿名 : 雲海閣
住所 : 栃木県那須郡那須町湯本33
アクセス : 那須ICから車で約20分
営業時間 : 9:00-20:00
参考URL : http://www.nasuonsen.com/search/detail.php?no=11
電話番号 : 0287-76-2016
日帰り入浴料 : 大人400円、子供200円
宿泊:あり
宿泊料 : 4875円〜(2016/2/23那須温泉旅館協同組合調べ)
駐車場の有無 : 有(10台)
シャンプーの有無 : 有
ドライヤーの有無 : 有
レンタルタオル : 有
天狗と一緒に湯治!【北温泉旅館】
北温泉旅館 天狗に見張られながら入れる温泉の写真
「天狗に見張られながら入れる温泉」として有名な【北温泉旅館】も、実は湯治に最適なスポットです。
【北温泉旅館】の特徴は天狗の温泉だけでなく、滑り台もついた巨大プール型温泉などもあります。お風呂の種類も豊富なため、何日いても飽きないかもしれません。
食事つきのプラン以外にも、素泊まりで自炊できるプランもあります。加えて、相談をすれば長期滞在もできるのだとか。本格的な湯治をしたい方はぜひ、こちらをご検討ください。
温泉宿名 : 北温泉旅館
住所 : 栃木県那須郡那須町湯本151
アクセス : 東北自動車道那須IC下車、県道17号を那須湯本方面へ約30分
営業時間 : 日帰り8:30~16:00
公式URL : http://www.kitaonsen.com/mokuj.htm
電話番号 : 0287-76-2008
日帰り入浴:あり
日帰り入浴料 : 大人700円
宿泊:あり
宿泊料 : 1泊2食付7,500円~/自炊4,650円~
駐車場の有無 : あり
シャンプーの有無 : あり
ドライヤーの有無 : なし
レンタルタオル : あり
24時間いつでも入浴OK!【湯荘白樺】
湯荘白樺 浴槽の写真
このお宿の特徴は、宿泊すれば近隣の共同浴場も全て入浴可能になること!そして24時間、お宿の温泉が入り放題なこと!これはありがたいですね。
宿泊プランも、通常の宿泊代より1000円ほど安い湯治にぴったりなひとり用のお部屋があります。自炊のプランはありませんが、リーズウナブルでお得に連泊できるのも嬉しいポイントです。
湯泥の沈んでいる泉質で、さまざまな成分が含まれています。評判が高い【北温泉旅館】自慢の泉質を、ぜひ堪能してください。
温泉宿名 : 湯荘白樺
住所 : 栃木県那須塩原市湯本塩原14
アクセス : 西那須野塩原ICより車で35分
公式URL : http://www.mmjp.or.jp/sirakaba/index.html
電話番号 : 0287-32-2565
日帰り入浴料 : 大人500円
宿泊料 : 3240円〜(2015/12/14楽天トラベル調べ)
駐車場の有無 : あり
まとめ
いかがでしたか?昔から湯治で有名な那須の温泉。観光だけではない温泉の楽しみ方をご紹介しました。仕事のストレスを解消するために一人旅もよし、両親の体を労って、湯治体験をプレゼントするもよし。さまざまな楽しみ方があるかと思います。ぜひ、日ごろの疲れがたっぷり溜まった体を癒しに、那須の温泉宿で湯治に行ってみませんか?
本記事の情報は記事掲載時のものであり、現在とは異なっている場合がありますので、予めご了承ください。
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