Facebook・さとうみつろうさん投稿記事
イギリスの最新の研究で、妊娠中のメスのマングースが満月の夜に集まって来て、集団で出産する理由が明らかになった。
その理由は、「自分の子供がどれなのか、分からなくする」ため。おっぱいが出にくいママだっている。「この子は、私の子だから」「私が責任をもって育てなきゃ!」そんな育児ストレスが無くなる。
すると種族として生存確率が上がる。いま世界中で、どれほどのママたちが育児に苦しんで泣いていることか。「この子は、私の子だから」と。昔は、人間も「社会で子育て」をしていた。おっぱいも、みんなで分け合っていた。
産んだ人と、おっぱいをあげて育てた母が違うケースもいっぱいあった。動物には「発情期」がある。その理由は、一斉にムラムラさせて、一斉に交尾を起こし、一斉に(同じ時期に)子供たちを生むため。すると、「みんなで子育て」ができる。
沖縄には、「毛遊び(モゥアシビ)」という文化があって、満月の夜に、砂浜に若い男女が集まって来て、酒宴を開く。
文化研究の専門家によると、その実情は集団乱交だったとのこと。
「誰が父親なのか分からない。」その村の全員が父親の可能性がある。
そうなると、「この子だけは大事に育てたい!」「よその子より良い教育を!」「財産を!」のような”ひいき”した子育てがなくなり、全ての子が平等の愛で包まれて育つ。
「地域みんなに愛されたている子供たち」。「この子は、私の大切な子!」それも確かに、愛情たっぷり注げるかもしれないけど、責任も重く一人の女性にのしかかってしまう。
日本には「夜這い」という文化があり、あれは暗闇で父親が誰なのか分からないようにするためらしい。
「地域全体で子育て」「どの子も、みんな平等に可愛い」インディアンの村では、生まれたその日に長老たちが赤ちゃんを預かる。それは、村全体の大切な命だから。
若い母親はしばらく休み、おっぱいが出るほかの女性たちで育てる。
TVでやってた番組で、アフリカを訪れたロケ班が、「私の妻を今夜抱いてください」と酋長に言われて驚愕。
その町には「結婚制度」や「独占欲」が無いため、「嫉妬という感情もそもそも起こらない」と言われて、その映像を見ていたスタジオでは「えー!!!」というどよめき。
でも、「あの女性は、私の女だ」という西洋の思想も、よく考えたら、変なのかもしれない。
どちらも、固定観念。
「私の子」というよりも、「私たちの子」ひいては、ニンゲン族の子供はどれも、みーんな同じく可愛く、平等に育てられる権利を持つ、「ニンゲンの子」。
生命は本来的に、そういう機序をDNAに持って生まれているのだろう。
そして今、遺伝子改変ワクチンの問題が出てきている。
それは「生理周期」が狂うという問題。
詳しくは、コメント欄にURL。
https://ameblo.jp/mitsulow/entry-12682973194.html
www.jst.go.jp/pr/jst-news/backnumber/.../2018_03.pdf
http://www.ritsumei.ac.jp/research/radiant/life/story8.html/ 【ATP分解酵素が体内時計の
24時間周期を決めている。】 より
地球上に棲むほとんどすべての生物は1日24時間の周期に沿って生きている。ヒトも夜になれば眠くなり、朝が来ればたとえ周囲が暗くても自然と目が覚める。考えてみるとこれは非常に不思議なことだ。生物はなぜ昼夜を認識し、24時間という周期を把握できるのだろうか?
その答えは生物が体の中に持っている「時計」にある。
「生命は細胞内に『体内時計』を持っており、遺伝子発現や生理的反応など多くの生体活動は24時間の振動、すなわち概日リズムで刻まれています」。そう説明した寺内一姫は生物が持つこの時計の謎に魅せられた一人だ。彼女は体内時計の性質が備わった最も単純な生き物といわれるシアノバクテリアを用いて体内時計のメカニズムの解明に挑んでいる。
「シアノバクテリアはおよそ30億年前から地球に生息しているとされる最古の光合成原核生物です。このシアノバクテリアに概日振動があることが初めて観察されたのは、1986年のことです。研究が進み、1993年にはバクテリアのような単純な生物までもが『体内時計』を持っていることが証明されました。さらに1998年には、シアノバクテリアの細胞から『時計』をつかさどるタンパク質を作り出す3つの遺伝子が発見されました」と説明した。これらの遺伝子は発見した日本人研究者らによって回転の回を由来として、KaiA、KaiB、KaiCと名付けられている。さらに体内時計の研究において衝撃的だったのは、2005年、KaiA 、KaiB、KaiCを用いて、試験管内で体内時計の再構成が可能になったことだった。「ショウジョウバエなど他の生物でも体内時計の役割を担うタンパク質を作る遺伝子が突き止められていますが、試験管内でタンパク質の概日振動を再現できたのはシアノバクテリアだけです。これによって体内時計の研究が大きく進展することになりました」と寺内はその功績を語る。
3つの時計タンパク質のうちKaiCはリン酸結合部位を持ったATP分解酵素を含む六量体が二つ重なったような構造をしている。試験管内で時計タンパク質の活性を再現できるようになった結果、KaiCがATPを加水分解し、リン酸基を取り込んだり(リン酸化)、放出したり(脱リン酸化)を繰り返す24時間のリズムをつくっていること、そしてKaiAとKaiBはその働きを助けていることが明らかになった。「しかし何の刺激も与えないのに反応が24時間周期で繰り返されるというのは普通ではあり得ない化学反応です」。寺内はこの不思議を解き明かすことで体内時計のメカニズムに迫ろうとしている。
光合成を行う微生物の中でも最古の生物、シアノバクテリア。
約30億年前には地球上に存在したといわれる。
シアノバクテリアの細胞内にあるKaiC分子の模型。
まるで時計のように見えるこの形は、世界中の研究者を驚かせた。
これまでの研究成果として寺内は、シアノバクテリアの体内時計がKaiCのATP加水分解によって決定づけられていることを突き止めている。「3つの時計タンパク質の中でも中心振動体であるKaiCは、ATP加水分解によるエネルギーを使って概日振動しています。しかし時計タンパク質が使うエネルギーは極めて微量のため、ATP分解活性がエネルギー源となっていることは長くわかっていませんでした」。
そこで寺内は24時間周期より短い、あるいは長い振動リズムを刻むKaiCの変異型を作製し、シアノバクテリア本来のKaiCのATP分解活性と比較する実験を行った。「その結果、振動周期の逆数である振動数とATP分解の速さが比例することが判明しました」。これはすなわちKaiCのATP分解の速さが24時間という周期を決めていることを意味する。これにより概日リズムの発生機構の基盤がATP分解酵素にあることが明白になった。
「その他にも体内時計には『温度に左右されない』という性質があり、細胞周辺の温度が高くても低くても24時間という周期が乱れることはほとんどありません。加えて周囲の環境に概日リズムを同調させる同調現象も特徴的な性質です。外国へ行って昼夜の時間が変わると一時的に『時差ボケ』を起こしますが、やがて環境に適応し、体内時計は現地時間にリセットされます。これが同調現象です。こうした体内時計特有の性質についてもその仕組みを解明したいと考えています」と寺内。
その一方ではシアノバクテリアのような原始的な生物がなぜ地球の自転周期である『24時間』を細胞内に記憶するようになったのか、その理由も突き止めようとしている。「生命の存続に欠かせない光合成を効率よく行うために地球の自転に合わせて体内時計を発達させたのではないかと考えていますが科学的な答えはまだ出ていません」と言う。その答えに迫る研究として、光環境に応じてシアノバクテリアの細胞内で起こる変化を調べた実験で、光の強度が概日時計の周期の長さに関与していることを示唆する結果を得ている。
太古から現在まで生きてきた生物の『24時間の記憶』の謎を解き明かす研究が、我々人間を含めた生命を理解することにつながっていく。
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