Facebook・相田 公弘さん投稿記事
いい言葉は人生を変える【 女子高生の怒り 】
あれから10年が過ぎました。
旅行先での駐屯地祭の話。
例によって変な団体が来て、私は厭な気分。
その集団に向かって一人の女子高生とおぼしき少女が向かって行った。
少女 「あんたら地元の人間か?」
団体 「私達は全国から集まった市民団体で……」
少女 「で、何しに来たんや?」
団体 「憲法違反である自衛隊賛美につながる……」
少女 「私は神戸の人間や。はるばる電車に乗って何しにここまで来たかわかるか?」
団体 「……?」
少女「地震で埋もれた家族を助けてくれたのはここの部隊の人や!!
寒い中ご飯作ってくれて…お風呂も沸かしてくれて…夜は夜で槍持って パトロールしてくれたのも、ここの部隊の人や!!
私は、その人達にお礼を言いに来たんや!
あんたらにわかるか?消防車が来ても通り過ぎるだけの絶望感が…。
ここの人らは歩いて来てくれはったんや…。」
最初、怒鳴り散らすように話し始めた少女は、次第に涙声に変わっていった。
団体は撤退…
彼女が門をくぐった時に守衛さんが社交辞令の軽い敬礼ではなく直立不動のまま敬礼していた…。
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最後の守衛さんの敬礼で涙がこぼれました。
自衛隊についてはいろいろなご意見をお持ちの方が居らっしゃいます。
しかし確かなのは災害時、自衛隊の皆さんは自分のことのように身を挺して助けてくれます。
国内だけでなく、今もフィリピンの被災地に国際緊急援助隊として千人規模で派遣され、
日夜活動されています。
私自身、反対意見を持っていても、ちゃんと口に出して言えないことは多いです。
この様な女子高生の行動には頭が下がる思いです。
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