畑の波

https://mokuenn.jugem.jp/?eid=355 【「稲穂波」】より

 新川沿いの開拓田を散歩すると、香しい稲の香と共に黄金色に輝く稲穂波に出くわす。稲穂が美しい円弧を描いて垂れる様に、心が和むのは私だけではないであろうが、私にとっては郷愁である。南側に小山を背負った十戸余りの村であったが、米の収穫に時期には活気が有った。

稲穂  旅人          藤枝 昌文

  落日の照らす垂れ穂の 黄金色きしめく中に 首垂れて歩む痩せ足

  影法師長く尾を曳き 朱に染む一人旅人

  ・・・・

 この詩は、中学時代の私が島崎藤村や室生犀星の詩にあこがれて、真似をして作った陰気臭い詩である。中学生の作る詩ではなさそうで、母は私の顔を見ると、「旅人・・旅人・・」と揶揄したものであった。この収穫時の胸の膨らむ時に、こんな詩を作る方が可笑しかったのであろう。今なら、この稲穂と対峙して、一人の俳人としてどの様な句を作ることが出来るであろうか・・・

  まほろばの瑞穂の国や稲の波      昌文

  開拓の碑つつむ稲穂波         〃

  農を継ぐ人ありてこそ稲の秋      〃

  稲の香を胸いっぱいに郷を思ふ     〃

 まあ、大した変化はないかも知れないが、陰気臭さは解消しているかな。

菜の花畑は春の波【縦型超ショート俳句動画/59秒】

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※俳句動画とは自由律俳句、自由律詩を映像や音楽とあわせ、数十秒程度の超短に編んだ動画

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菜の花畑の 顔それぞれ  風に問われて ささやきあえば 春の波


https://ekr.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/07/30/2019073080016.html 【風に揺れる黄色い波、全南・海南郡のヒマワリ畑が人気】より

 韓国の南端に位置する全羅南道海南郡。海をせき止めてできた広い干拓地がきらめく黄色い波に覆われている。広さ8万坪の敷地にぎっしり咲き誇るヒマワリ。心を奪われた。

風に揺れる黄色い波、全南・海南郡のヒマワリ畑が人気

 数年前から農業会社法人(株)南海が、韓牛(韓国伝統の肉牛)の畜舎に飼料として供給するため、ここにヒマワリを植え始めた。花が枯れると、ヒマワリは牛を育てるのに役立つ立派な天然飼料になるという。ヒマワリ畑の規模がだんだん拡大し、今年は国内最大規模に広がった。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などを通じてうわさを聞きつけ、集まり始めた人たち。7月第2週の週末にはおよそ1万人が訪れ、近くの農道が車でいっぱいになったという。

 私有地だが、観覧料も収益が発生するような施設もない。開放されたヒマワリ畑、親切な案内板があるだけだ。ここの主に対し、訪れる人が増えて不便ではないかと尋ねた。「こんな遠いところまで、自分で調べて来てくれる方たちを見ると、ありがたいです。地域を知らせることができるいい機会ではないですか。ヒマワリを見ながら笑っている人たちの顔を見ると、ほほ笑ましいです」と話し、笑顔を見せた。ここを訪れる人は皆、主の笑顔以上に幸せそうな表情を浮かべている。

コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

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