和顔施(わげんせ)

https://www.plinst.jp/musouan/aoyama14.html 【和顔施(わげんせ)】より

青山俊董老尼

あなたがそこに ただ いるだけで なんとなくその場の空気があかるくなる

あなたがそこに ただ いるだけで みんなのこころがやすらぐ

そんなあなたに わたしもなりたい

私の大好きな、足利の相田みつをさんの詩である。偉そうになにかを語って聞かせるのでもない。やって見せるのでもない。ただただあなたがそこにいるというそれだけで、その場の空気が明るくやわらぎ、みんなの心がやすらいでゆく。そんな方に出会うと私はむしょうにうれしくなり、ほれぼれとその方を眺め、私もそんな人になりたいと思う。

反対にその人がそこへ入って来ただけで、その場の空気が暗くなり、その人の顔を見ただけでイライラしてくるという、そんな人に出会ったとき、私の姿を見るような気がして悲しくなる。私も行く先々に闇黒を、不安をばらまいて歩いているのじゃなかろうか、と反省させられる。

ずいぶん遠い日のことに゜なってしまったが、忘れられない話がある。松井桃桜先生からお聞きした北原怜子さんのお話である。

戦火で灰燼に帰した東京の下町の一隅に、アリの町と呼ばれるバタヤの集落が出来た。大学教授の令嬢でクリスチャンの北原怜子さんが、ある日このアリの町の住人になった。怜子さんは、貧しくて小学校教育も受けることの出来ない子供達を集めて学習したり、病人や孤独な老人の世話に、寝る間も忘れて働いた。何百人というバタヤさんが朝になるとガラカ゜ラと大八車をひいて出かける。明るい笑顔で「いってらっしゃい」と送りだし、夜何時であろうと帰って来た一人一人を必ず出迎えて、「お帰りなさい。お疲れさまでした」とやさしくほほえみかける怜子さん。戦後のすさんだ社会の、そのまた吹きだまりのあらくれ男たちは、この怜子さんのやさしい清らかな笑顔に迎えられることにより、1日の疲れもすべてぬぐわれ、やすらかになることができ、怜子さんは誰いうことなくアリの町のマリアと慕われるようになった。

やがて怜子さんは過労がもとで結核になり、人々が実家へ帰って療養してくれとたのむのに対し、"私をここで死なせてくれ" といってついに帰らず、冷たい隙間風の入りこむあばら屋の片隅に、薬もなく栄養もとれないまま、綿の出た破れ布団にくるまっての闘病生活の末、二十何歳かの若さで世を去った。

死後、枕の下から小さいノートが出てきた。病床でときどきそっと開いていたノート。なにか大切なことが書いてあるのかと、松井先生が開いてみると、そこにはたった一言「あなたは今ほほえむことを忘れていませんか」と書いてあった。高熱にうかされた病床でも、つねにほほえみを失わなかった怜子さんであったが、怜子さんとて人の子、どんなにか人恋しく、また病もつらく、泣きたいときもあったことであろう。そんなとき、そっとこのノートを出して、われと我が身を問いただすという厳しい努力が為されての、あのほほえみであったことを知り、胸えぐられる思いであったと語られる松井先生の眼は、涙にぬれていた。

いつもほほえんでいる。これはなんでもないことのようだが大変なことである。自分の都合のよいとき、わが心にかなうときは誰だって自然に笑みが浮かぶ。どんなときでもほほえみを。わが心にかなわぬときほどむしろ笑顔を。これはなまやさしいことではない。人はついに自分の"なま"の顔に出会うことは出来ない。鏡を見るときは他所ゆきの顔になっているに決まっているのだから。自分が今日気分が悪いからといって、今私が腹立つからといって、その感情を顔に丸出しにすると、その顔によって不快な思いを味わわねばならないのは第三者。全くもって迷惑千万な話。今日私はたとえどんな気分であろうと、それは人間だから仕方がないまでも、第三者にまでとばっちりを及ぼさないよう、自分で責任をもって自分のお守をちゃんとする、感情のおもむくままの顔をさらけ出して公害をふりまかないようにするということは、少なくとも大人らしい大人として生きてゆくうえでの大切な心がけではなかろうか。

地蔵菩薩のご真言の「オン カ カ カビサンマエイ ソワカ」の「カカ」は呵呵大笑の「カカ」で、ハハハという笑い声に通じ、「カビサンマエイ」は「莞爾(かんじ)」と訳されて、ほほえむ姿をいうのであると聞いている。すべてを包みはぐくみ育てる、母なる大地の願いを象徴化したと思われる地蔵菩薩のご真言が、深く美しいほほえみのひと言で表現されているということは、なんともうれしいことである。

母はつねに笑みたもえもの、わが心に違(たが)う、違(たが)わぬの境を越えて、大手を広げてかき抱きたもうものであり、すべての人がつねにこの願いで生きよとの思し召しが、お釈迦様の「和顔施」という、無財の七施の筆頭の一語になったのではなかろうかと思うことである。


Facebook田中 宏明さん投稿記事

今日は言葉ではなくちょっと体感をシェアしたいと思いますそれはとてもシンプルに口角をあげることです^ ^ 僕の中でそれを実践していると感じる有名人は西田敏行さんですな

彼を観るととても繊細な感覚を持っている人だと感じます

無意識かどうかはわかりませんが彼は口角を上げるとハートが軽くなることに気づいたのだと思います

でも実際にやってみるとわかるのですがたしかに口角を上げるとハートがふっと軽くなるのを感じます 実は思考には物理的な引力が働いています だから考えすぎる人や深刻な人はだんだんとへの字口になってきます

そして、ハートもその引力で下に引っぱられます それがいわゆる「気が重い」という感覚です その物理的に引っ張られた ハートを引き上げる方法が 微笑むこと つまり口角を上げることです

ほとんどの人が口角を上げた瞬間にハートが軽くなるのを 感じるはずです

そしてそこが ハートの正常な位置なんですね

今心が重苦しい人が いたら 微笑むことが出来なくても 無理矢理に口角を上げて みてください きっと深刻であれば あるほど、口角を上げるのが 重く感じるはずです^ ^

でもそこを頑張って 上げてみてください そしてその瞬間に 感じるハートの軽さを

体感してください その感覚こそが 本来のあなたです

一日に何度も 思考に気づき続け 口角を上げ続けてみてください

きっと、奇跡のように 素敵な一日になりますよ😊 嘘だと思った人ほど頭が深刻です(笑) 是非やってみてください^ ^ いや、もうこれはお願いです

信じるものは救われるとは まさにその通りです 何だってやらなきゃ 変わらないんですからね?^ ^

今日は一日西田敏行さんの真似をする日にしてみてください😆では皆さまも素敵な西田敏行の日を🤣✨🌈らぶ💓


Facebook魂を揺さぶる言葉たち要綱記事

笑顔が幸運を引き寄せる!幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せになれる!

つくり笑いの凄すぎる効果とは?『 笑顔の心10ケ条 』

1.「はい」「すみません」と素直に言える笑顔の心

2.「あなたのお蔭です」と感謝のできる笑顔の心

3.「はい、努力します」と前向きに言える笑顔の心

4.「良かったですね」と微笑み合える笑顔の心

5.「お願いします」と信じて言える笑顔の心

6.「会えてよかった」と感動できる笑顔の心

7.「一歩、一歩」と励まし合える笑顔の心

8.「頑張りましょう」と明るく言える笑顔の心

9.「心を込めて」と謙虚に言える笑顔の心

10.「有難うございます」と常に言える笑顔の心

笑顔があれば自分が変わる 笑顔があれば相手が変わる 笑顔があれば運命が変わる

出典:福田純子著「笑顔の教科書」より

笑顔でいるから幸せがやって来る

■ 笑うと楽しいことがどんどんやってくる!?

私たち人間の体は、ほんの少し体を動かすだけで脳や感情に大きく影響を与えています。例えば「笑い」です。笑うと目が垂れて口角が自然と動きますが、この動きを脳は「何か楽しことが起こった」と判断して、エンドルフィンなどの脳内物質の分泌を活性化します。

ですので、笑っているフリをするだけでも、次第に楽しくなってきます。つまり、楽しいから「笑う」のではなくて「笑う」から楽しくなるということです。これは色々なことに応用できるので、まず、常に笑顔でいることを心掛けてみてください。これだけで日々のストレスがかなり抑制されます。

笑顔の人はいつでも勝者!?

平昌オリンピックで日本カーリング史上初となる銅メダルを獲得して、一躍人気者となったカーリング女子日本代表の選手たちを覚えてますでしょうか?。「そだね~」は流行語大賞にノミネートされたり、試合中に楽しそうにおやつを食べる様子が話題となりました。

彼女たちは、試合は勿論のこと普段の練習から笑顔の力を効果的に取り入れています。格上のスウェーデンやイギリスと対戦したとき、相手はものすごく気合いが入りすぎて表情が強張ってましたが、カーリング日本女子代表は笑顔で声掛けをしていました。

試合中何度も窮地に追い込まれたわけですが、表情があまりにも明るかったので、でっきり日本が勝っていると錯覚したほどです。しかし、形勢不利な状況を何度も逆転してメダル獲得という偉業を成し遂げたのです。笑顔には力を抜いて本来の力を出し切る効果もあるようです。

■ 笑顔は人間関係を良くする最高のツール!

人は笑顔になると、大きく印象が変わります。笑顔になるだけで、雰囲気を明るく変えることができます。人に好かれる人は、大抵雰囲気が明るいです。それは明るい笑顔があるからです。笑顔にはそれだけの力があるんです。

本当は、不安や悩みがあっても、いつも笑顔になっているおかげで、明るいオーラを出すことができています。その雰囲気を作るために、時間もお金も一切かかりません。ただ笑顔になるだけでいいんです。これを使わない手はないですよね。

笑顔になるか、ならないかは、個人の心がけしだいです。あなたも今、笑顔になればその瞬間から、明るい雰囲気を出せます。雰囲気は、顔から作っていくものなのです。笑顔は人間関係を良くする最高のツールになります

■ 口角が上げて笑顔になろう!

「笑顔の力」を理解していただけたかと思います。今日から「早速実践!」と、いきたいところですが、ストレス社会に生きる多くの日本人の口角が下がっています。このため笑顔をつくろうにも、表情がこわばってしまいます。

加齢とともに顔の表情筋が衰えてしまうため、口角は下がり、笑顔以前に表情が乏しくなってしまいます。そこで最後に「口角」を上げる方法をご紹介します。見た目も若返るので、ぜひお試しください。

■ 口角をあげる方法とは!?

口角をあげる方法についてですが、母音「イ」で終わる言葉を声に出して言うだけで、簡単に口角があがります。例えば「ウィスキー」、「キムチ」、「キウイ」などです。

母音「イ」で終わる言葉を10回以上繰り返して言うと自然な笑顔になります。鏡を見ながらやると「口角が上下する」姿が見えるので、どれくらい差があるか確認できます。

口角が上がった状態をしっかり記憶して、いつでも笑顔でいられるように口角を上げる言葉を発すれば、きっと運がどんどん良くなりますよ。


【動画】「親子で笑顔トレーニング 」

https://www.youtube.com/watch?v=trBvpBs9ymw

コズミックホリステック医療・現代靈氣

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吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

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