病気を引き起こす心

Faceboook藤井 清史さん投稿記事  【諺から考える健康学 95】

『人参で行水(にんじんでぎょうずい)』という諺があります。

これは、「高価な漢方薬の朝鮮人参を浴びるほどたくさん飲む意から、金銭を惜しまずに、あらゆる手を尽くして治療することのたとえ」のことです。

「子育て支援に、健保料を微増させて財源を確保する」

ということに、巷では論議が交わされてきますが、そもそも、子育て支援をしなくてはならなくなった背景には、政治の失敗があるのではないかと私は思います。

何だかんだいって、国の人口は国力に比例します。

その人口が減少していく事に関しては、30年以上前から明確だったのではないでしょうか?

それに対して、何の抜本的な策も功じず、行き当たりばったりの支援しかしてこなかった、言わば、「票取り支援」しかしてこなかった政治の失敗に他なりません。

今回の子育て支援に関してもそうなのだはないでしょうか?

私は、子育て支援をすることの是非ではなく、はたまた、その微収方法の是非ではなく、そもそもの「抜本的解決の無策」を問うべきではないのかなぁ、と思っしまいます。

諺通り、お金をかけてあらゆる手を尽くして治療したとしても、目的が間違っていたら無駄にしかなりません。

人参は万能ではありません。

正しい用い方をしなければ、いくらお金をかけたとしても、治療の効果は得られないのですね。

政治手腕においても如り、ではないでしょうか!?

人口減少を食い止めるための抜本的な解決案が無いのに、いくら行き当たりばったりで支援したところで人口減少は食い止めることは出来ないでしょう。

未来に展望がない、衰退しか見えない国に、頑張って子孫を残していこうと考える人は、少なくなって当然です。

そこから、スタートして考えなければならないのでは!?と思うのは、私だけでしょうか??

皆様は、いかがお考えでしょうか?

健康においても如り、であります。

まさに諺通り、あらゆる手を尽くして治療にあたる方は数多くみられます。

しかし、あらゆる病気になった原因を考え抜く人は、そう多くありません。

拙書「心主身従」でも、詳しく論じておりますが、病気になるには「病気を引き起こす心」というものが必ず存在します。

ここを見ずして、病の抜本的解決はあり得ません。

財産を投入して、一つクリアしたとしても、また次なる病が訪れて来るのですね。

自らの心を深く見つめ、深く考え、病の源となる自らの心のあり方探ることは、一円もかかりません。

しかし、財産を投入するよりも正念の要ることでもありますし、苦しいことでもあり、ある意味、大変なことでもあります。

でも、これを行じ、実行できたなら、人生の宝を手に入れることが出来るのですね。

病の本当の意味を知ることができ、かつ、人生の意味を知ることが出来るのでは、ないでしょうか!?

人生の根本治療、この観点が大切だと、私は常々、考えております。

皆様はいかが、お考えでしょうか?

※本文中にも出てくる心と身体の解説書「心主身従」も、ぜひ、ご覧下さいね^_^

https://www.amazon.co.jp/%E5%BF%83%E4%B8%BB.../dp/4909679170【心主身従】より

藤井 清史 (著)

1999年8月、発刊2ヶ月で京都の大型書店でベストセラー入りし、和歌山新報などの地方紙にも複数回特集された、伝説の健康本「健康の自由」の増補改訂版。新版は大幅に加筆されての発刊。

「病気の原因は“心"にある」という、信条を、生死の狭間をさまい、健康を取り戻した著者みずからの体験から掲げ、それを東洋医学の理論を用いてわかりやすく語られていた書籍「健康の自由」。

本書は、その「健康の自由」をベースに、さらに30年の臨床経験と、患者さんに起こった数々の奇跡などを踏まえ、さらにわかりやすく、具体的な内容にしました。そして、昨今の「健康ブーム」「スピリチュアルブーム」などにも大いに斬り込み、さらに、日ごろの心のあり方や、心の仕組みなどへも言及した論考を大幅に加筆。

病気になる原因の心を「病原心」とし、様々な体質や、病気別にわかりやすく述べるとともに、日常の些細なことからヒントになる心の機微などを語り尽くす。

『日々の臨床で経験した知識をまとめた本書は、従来の健康書と違い、別の角度から健康と病気を考えるきっかけを与えるものだと思います』(初版時推薦のことば 現鈴鹿医療大学 佐々木和郎氏 より)

Contents(概要)

1.「病原心」とは何か

2.病原心 総論

~東洋医学的な解説から心とカラダを観る

3.病原心 各論

~癌、アレルギー、脳疾患、認知症、糖尿病などなど、各疾患別病原心

4.戦略的健康法

5.健やかな老いを生きる

6.心主身従

~18の切り口から、心とカラダを観る

東洋医学の風雲児、呑気堂治療院 総院長が語った、健康哲学がここにグレードアップして甦る!

コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

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