善悪の区分

聖書に「園の中央にある善悪を知る木から取って食べてはならない。

食べると死ぬから」と書いてあります。

取って食べたアダムとイブは 神を失い、楽園を追放されます。

善悪の区分をすることは自己を神化することであり、絶対的な善悪は 存在しないということではないでしょうか。

虚無に目覚めた中学時代のある日から 毎日やり続けていた氣象観測もぴたりと止め、レギオン遍歴をはじめました。

授業は興味が持てないとボイコットに徹するのですが(教科担任に帰れと言われ 帰ると次回からは教室に入れないと宣告されました。

クラス担任が平謝りに謝って 事なきを得たこともありました。)

試験をボイコットした時も クラス担任が自宅まで 車で迎えに来てくれました。

教科書持ち込みでいいから 追試を受けるよう言われましたが、授業が進めば そこまでの教科書は破り捨てていましたので 持ち込み用の教科書もありません。

その後はどうなったか記憶にないのですが退学届まで提出し、突き返された高校を 無事卒業してしまいました。

 

休み時間は職員室に入り浸りの 不思議な少女でした。

教師たちには主に「生きる意味」を尋ね続けるのです。

ある理科の教師が 「命とはリトマス反応のようなものだよ」とそっけなく言い切りました。(今はわかる氣がします)教師たちもニヒリストが多く逆に「死ぬ自由があるものとないものとどちらが幸せだと思うか?」

「浦島太郎はなぜ老人になったと思うか?」などチンケナ質問をされてしまいました。

授業中はチョークを投げつける教師が自宅にまで招待してくれました。

理科室、図書室はフリーパス。

図書室は高校生になってからもフリーパスでした。

こんな和多志は真面目か不真面目か決められますか?

意味を問う落とし穴は 無知の底なし沼、レギオンの墓場となりました。

善悪を区別してすっきりしようとする独善からようやく解放され続けています。


Facebook清水 友邦さん投稿記事

80年代ころから、自己実現セミナーや自己啓発セミナーなどの、商業主義的セラピーが行われるようになりました。

大きな特徴は、マニュアルに基づいた行動主義的な構造をもち、エンロールメントと呼ばれる、セミナー未経験者、初心者が卒業生に囲まれて勧誘される事にありました。

友達に誘われて参加したビギナー参加者は、次回の中級セミナーの高額なセミナー料に驚いて即断できないでいると、何人ものセミナー信者に囲まれて口説かれます。

「こんなに素晴らしいセミナーをどうして申し込まないの」

「本当に自分を変えたいと思っているなら、ここでセミナーを申し込むことからから始まるのよ」

「そうやって、決断を先延ばしにしてきたのが、あなたの今までの人生だったのよ」

「思い切ってセミナーを申し込むこと。そこから何かが始まるのよ」

ほとんどの人は刺激ー反応の機械的なマインドを持っているので、存在の力がついていない人々は新興宗教の信者のようにセミナーに依存していったのです。

これらの、商業主義的セミナーのルーツはヒューマンポテンシャル ムーブメント(人間性回復運動)にありました。

1960年代は人類の意識に大きな変化が訪れた時代です。

1961年4月12日にガガーリンがボストーク 1号で大気圏外に出て地球を眺め1969年にアポロ11号のアームストロングとオルドリンは月面から地球を眺めました。

初めて人類は自分の本当の姿を認識したのです。

60年代は、地位や名誉や経済的な成功にあった、アメリカ人の価値観とライフスタイルに大きな転換が起きて、自己実現、自己成就とする主観的なものに移っていった時代です。

アメリカ西海岸のエサレンでは、シャーマニズム、チベット密教、禅、ヨガなどの、東洋の修行法と西洋のサイコセラピーが融合したワークショップが盛んに行われるようになりました。

70年代は、エサレンのセラピストがインドのデカン高原のラジニーシ・アシュラムに大挙して訪れ、瞑想とセラピーとボディワークの融合が起きました。

東洋の修行法と西洋の心理療法の融合が、世界中で起きたのです。

そのようなヒューマンポテンシャル ムーブメント(人間性回復運動)の流れの中から生まれたセラピー・グループを受けた人々が大勢いました。

2012年のロンドンオリンピックの開会式で演奏したマイク・オールドフィールドもその一人です。

マイク・オールドフィールドの初期の3部作は、スタジオにこもってオーバーダビングを何百回も繰り返して録音した繊細な作品でした。

マイク・オールドフィールドは、小さいころから自分が存在していることが不安で怖くなることがあり、パニック障害の症状を何度も起こしていました。

発作が起こることを想像するのも怖かったので、自分に唯一できることは、不安を忘れるほど音楽にのめりこむことだったと語っています。

彼の音楽は、映画に使われ大ヒットしますが、その成功が負担となり、彼のやわな神経はダメージを受けてしまいました。

マイク・オールドフィールドは、極端に厭世的になり、数年間、精神的に参って療養していました。

そんな時に、マイク・オールドフィールドはエスト(est)の流れを汲むエクセジーセス(Exegesis)というワークを受けました。

その結果、マイク・オールドフィールドは、神経質で内向的な傾向から快活で、外向的な性質に変貌しました。

それまで、マイク・オールドフィールドは、部屋に一人でこもって様々な楽器を演奏して長い曲を作っていましたが、セラピーの後は大きくロック、ポップス調の短い曲に曲調が変わり、バンドを組んで人前でライブでやるようになったのです。

ワーク後に、出したアルバム名が露出を意味するExposedです。

その頃、実際にヌード写真も発表しています。

マイク・オールドフィールドは、4回結婚して4度離婚して子供が9人いますが最初の結婚相手は、エクセジーセス(Exegesis)の代表ロバート·ドービニーの妹ダイアナ・ドービニーでした。

エクセジーセス(Exegesis)が、どのようなワークだったのか詳細はわかりませんが、その元と思われるエスト(est)は、「コンテンツ」(内容)から「コンテクスト」(背景)へとトランスフォームさせる、つまり意識の方向性を思考や感情から、存在(Being)へと転換させるセミナーだったようです。

エスト(est)とはエアハード・セミナー・トレーニングの略で自己啓発セミナーの源流のひとつです。

エスト(est)を始めたワーナー・エアハード1935年生まれで本名をジャッ ク・ローゼンベルグと言い 父親は フィラ デルフィアでレストラン経営者 していたユダヤ教徒 で 母親は監督派教会(米国聖公会) のキリスト教徒で した。

ジャッ ク・ローゼンベルグは1953 年に結婚して子供がいましたが、1960年に別な女性を好きになりに最初の妻子を捨てて、逃げてしまいました。親戚縁者からの追跡を逃れるためにワーナー・エアハードに名前を変えました。

エスト(est)を始める前のワーナー・エアハードはブックビジネスや中古自動車で成功した優秀なセールスマンでした。

彼はセントル イスでセールスの仕事をしながら、成功哲学のナポレオン・ヒルや自己イメージを変えることで目標を達成するマックスウエル・マルツの「サイコ・サイバネティクス」を研究していました。

ワーナー・エアハードは売り上げが悪い営業社員は他者に対して罪悪感や不満を抱いていて、その事が成功を妨げていると考えていました。

ある日ワーナー・エアハードはゴールデン・ゲイト・ブリッジで至高体験(peak experience)が起きましたが、彼が悟り( enlightnment )と思ったものは長続きせず喪失してしまいました。

体験者がいる体験は必ず過ぎ去ってしまいます。

彼は自分の至高体験について何が一体自分に起きたのか。それを再び蘇らせるにはどうすれば良いか人間性心理学やヒューマン・ポテンシャル・ムーヴメントに求めました。

1961年にサンフランシスコに行きエサレン研究所を通じてカール・ロジャース、アブラハム・マスローを知り、アラン・ワッツを通して「禅」を知りました。

『もしあなたが、「お金を稼ぐことが最も大事なことだ」と言っているとしたらあなたは完全に人生の時間を無駄に過ごしていることになる。

生きるためにしたくない仕事をしてお金を稼ぐということをしていれば、それをやり続ける人生になる。

それは実に馬鹿げている。

そんな惨めな状態で長生きするより短い人生でも好きなことをやって過ごした方がまだマシだ。

結局のところ、どんなことでもいい。

本当に好きなことを一生懸命やっていればあなたは必ずその達人になるだろう。』

アラン・ワッツ

アラン・ワッツは、ワーナー・エアハードに「セルフ」と「マインド」の区別を教えました。

それからデール・カーネギーのコースやハリウッドのセレブ達が信奉しているサイエントロジーを受けました。

このときに人生の本質が「成功」ではなく「満足」にあることを発見しました。

エスト(est)を始めるとエアハードはサイエントロジーの概念を盗んだと非難されました。

1970年 にワーナー・エアハードはエスト(est)の構成と似ている アレクサンダー・エベレットが開始したマインド・ダイナミックス社のインストラクターになりました。

1971年11月から、セミナー形式のエスト・トレーニング(est)を開始しました。

東洋の修行とセラピーとアメリカの商業主義と結びついたのがエスト(est)です。

ヒューマンポテンシャル ムーブメント(人間性回復運動)は無限の可能性を秘めていることを説きましたが、これが商業主義になると「望んだ結果は、必ず手に入る」のスローガンとなってセールスマンの教育プログラムに使われました。

エスト(est)は都市の中心地で、いっきょに二百名以上集める商業主義的なセミナーで成功し、熱狂的な信奉者を生んでいきました。エスト(est)は高額で経済的利潤を追求するビジネスでした。

ワーナー・エアハードはエスト(est)を金のためにやっているのではないといいましたが自身はオートレースにのめり込んでお金をつぎ込んだり、クルーザーを所有したりしていました。

けれども、それはアメリカ人の金持ちが普通にやっていることでした。

彼は「ニューエイジのグル」と呼ばれましたがそのスーツ姿はビジネスマンでした。彼の自我(エゴ)と自己(セルフ)は同じことでした。

日本では1985年のバブルの間最中のころから始まりましたが、なるべくマスコミに目をつけられないように宣伝をせずに、個人から個人への姿勢に徹したために目立たなかったようです。セミナーの参加費は15万円でした。

あるセミナーでエスト(est)のトレーナーは開始早々こんなことをいっています。

「あんたたちは、全員くそったれだ。(You asshole!)あんたたちは機械だ。あんたたちの人生は働いていない。あんたたちはくそったれだ。なぜなら、あんたたちはそうふるまっているからだ。」

「お前たちはみんな機械にしかすぎないんだ。人生で一度だって、自ら決断を下したことはないんだ」

250ドルも支払った参加者は罵倒され驚きました。

反発する人もでました。

そうしてトレーナーは、感情のプロセスが起きればプロセスワークを始めたのです。

トレーナーは、過去の似た状況の再現を今この瞬間に、彼が行っている事実に直面させます。

感覚を観察する「ボディ・プロセス」やサークルを作り1人ずつ相手の目を見るアイコンタクトや、鏡の中の自分の目を見て挨拶をさせたり、会場に仰向けに横たわり、大声を出すような事も行なっていました。

トレーナー「今、何がありますか」

参加者「悲しみがあります」

トレーナー「受け取りました。それから何がありますか」

参加者「両親への怒りがあります」

トレーナー「受け取りました。ほかに何かありますか」

参加者「何もありません」

トレーナー「サンキュー、その悲しみと怒りと一緒にいてください。プレゼンスするものにプレゼンスするとき、それは消えてしまいます」

参加者「いわれていることがわかりません」

トレーナー「OK、わからなくていいです。ところで、あなたは病気だから成功できないのですか」

参加者「そう思って生きてきました」

トレーナー「それはあなたが作ったストーリーですか。それとも現実ですか」

参加者「私が作ったストーリーです」

トレーナー「では、そのことに責任がとれますか」

参加者「責任をとるとはどういうことですか」

トレーナー「責任をとりますと、ただ言うことです」

参加者「責任がとれます」

トレーナー「受け取りました。自分には持病がある。そして自分は健康である、と宣言することはできるでしょう。この会話は、自分には持病がある。だから自分は成功できない、という会話と比べて、あなたを力づけますか」

参加者「力づけます」

トレーナー「あなたは成功してもいいですか」

参加者「成功してもいいです」

トレーナー「何かほかにいいたいことはありますか。聞きたいことはありますか」

参加者「ありません」

トレーナーはよく「get it」や「it is it is. it isn't it isn't. 」といいました。

「わかっても何にもならない。説明は常に必ず事後である。説明が何かを起こすことはできない。」

トレーナーは、ホワイトボードに2つのサークルを描き、左に「プレゼンス(存在)」、右に「リプレゼンス(解釈)」と書いたりしました。

ユングは心理療法を、「告白」「解明」「教育」「変容」の4つに分類して、自我から自己への移行、心の全体性の成就を「変容(トランスフォーメーション)」といっています。

エスト(est)で「トランスフォーメーション」は毛虫から蝶になる重要な言葉になっています。

エスト(est)の基本は、トレーナーと参加者との1対1の相互作用にあり、参加者が体験の知的解釈をやめゲシュタルトが転換した時、世界認識が根本的に転換しました。

マインドは、過去の記憶によって外部からの刺激に自動的に反応してしまう機械であり、あなたのマインドは、空虚で意味のない存在であるという認識は、マインドを自分と思っていた参加者に大きな衝撃をもたらしました。

そして「あなたはすべてを創造する完全な存在だからこそ、意味の無い空っぽの世界で人生を自由に創作できる可能性に満ちているのだ」とトレーナーはむすびました。

けれども「あなたはパーフェクトよ」「そのままで大丈夫」「それでいいのだ」は、気づきが起きないと、単なる自我の自己納得になってしまい現状維持に終わってしまいます。

セミナーで強烈な高揚感が起きても長続きせず、数週間、数ヶ月後には落ち込みに変わる事があります。

たしかに「わたしはあるがままで完全だ」と繰り返し思い込むことで、苦しみが和らぐことはあります。

しかし、それは痛み止めのようなもので、薬が切れれば再び心が痛みだします。自我の次元にとどまる限り、苦悩は繰り返されるのです。

世界は空虚で意味がない。人生は空っぽで意味がないとと繰り返し説かれると、参加者は自我の枠組みが揺さぶられます。自分を縛っていた過去を手放すために、物語(ストーリー)を話すようトレーナーに勧められると、参加者は心の奥にしまっておいた、過去の恐ろしい人生の秘密を泣きながら暴露しはじめます。

高揚した参加者は、大勢のアシスタントに囲まれて、次の高額なコースに勧誘されるのでした。

商業的セラピーの特徴は、高額なセミナー料、何人かの参加者を連れてこなくてはいけないエンロールメントと呼ばれる方式、マニアルに基づいた行動主義的な刺激―反応パターンの構造をもっている、ことなどがあげられます。

大集団の意識トレーニング・プログラムには、特別に傷つきやすい傾向のある人々が参加する危険性が指摘されています。

自己変容が起きるには、存在の力が要求されます。

自覚がないままにセミナーに参加して、自我の枠組みがゆさぶられると、大抵の人は何が起きているのか自覚できないので、混乱し怯えて退行してしまいます。

セミナーの参加者には、心理的防衛機が強く働いたまま帰宅して、虚無感と不安に襲われてしまう人もいます。

そのために苦しんだ参加者からたくさんの深刻な訴訟を起こされてマスコミに騒がれ社会問題に発展したセミナー会社もありました。

分厚いマニュアルに則って、意識や感覚の訓練を強引に引き出す、ライフスプリングやライフダイナミックスのような、体験実習的な商業セミナーとエスト(est)は異なるといっていました。

ライフダイナミックスは、マニアルに沿っていたのでトレナーは、マニュアルを持って独立したので、自己啓発セミナーが、雨後の筍のごとく世界中に発生したのです。

エスト(est)はトレーナーになるには7年かかり、問題がある人のためのグループセラピーではなく、健康で成功している人のものであると、弁明していました。

エスト(est)は商業的セラピーでしたが禅の公案や瞑想法、センサリー・アウエアネス、ゲシュタルト療法と同様の手法が使われていたので、自我が脱落してセルフをかいま見る体験が起きた人はいたのです。

エスト(est)に、優れたトレーナーがいたので相当強い衝撃を受けた人は大勢いたようです。

エスト(est)を終了した人物に、ジェリー・ルービンやオノ・ヨーコやジョン・デンバーなどがいます。

トランスパーソナル心理学を、日本に紹介した吉福さんによると、あるがままの自分をみとめることを悟りだとするエスト(est)は、トランスパーソナル心理学会でひどく批判された事があるといっていました。

吉福さんは、『もちろん、「あるがままの自分を受け入れる」というのはすばらしいことです。大半の人は、あるがままの自分を受け入れられないがために苦しんでいるわけですから、それを受け入れられるだけでもすばらしい体験だと思う。それは第一歩であって、終着点ではなく。そこから本格的な道がはじまるわけです』とも結んでいます。

1991年に、ワーナー・エアハードは脱税容疑と近親者からのセクシャル・ハラスメントで訴えられ会社を辞めざるを得なくなってエスト(est)は解散しました。

その後、ワーナー・エアハードの脱税容疑は晴れて告訴は取り下げられています。

エスト(est)はその後、著作権を譲り受けた「ランドマーク・フォーラム」に代わりました。

ランドマークはエアハードの姉妹ジョウン・ローゼンベルグが取締役でワーナー・エアハードの弟ハリー・ローゼンベルグが最高責任者でした。

日本に進出したランドマークは最初「ブレークスルー・テクノロジー・コース」と名乗り次にランコード株式会社そしてランドマーク・エデュケーションと次々と名称を変更しました。

マインド・ダイナミックスから派生したライフ・スプリングは、ライフ・ダイナミックスと名前を変え日本に進出しました。80年代にアークインターナショナルと名称を変更しました。

ライフ・ダイナミックスのトレーナーだった高橋浩二が独立したライフスペースは1999年に成田ミイラ化遺体事件を起こしました。

業界最大手だったアークインターナショナルは、2000年に解散しました。

アークインターナショナルのトレーナーは次々と独立してBeYou、iBD、サミット、シナジー、オリジン、日本創造教育研究所 、メディオス、ウィキャン などが派生しました。

エスト(est)で働いていたトーマス・レナードとローラ・ウィットワースはエスト(est)のトレーニングモデルを元にコーチングを開発しています。

エスト(est)の影響は驚くほど広範囲に渡り、数多くの商業主義的な自己啓発セミナーが次々と名前を変えては現れ消えていきました。

お金は現代の風俗となっています。

お金の時代の宗教はビジネスの姿をしています。

儲けるという文字は信者と書きます。

生活の全てが経済のシステムに組み込まれています。

お金の価値が頭に入り込んでいるので、金額の数量でものごとを判断しています。

お金は、環境を破壊することも守ることのどちらにも使うことができます。

お金は良くも悪くもなく、どのような使われ方をするかにかかっています。

お金の時代に、仏陀やイエスや老子が現れたならネクタイを締めてスーツを着ていたかもしれません。

中世で一番大きな建物は、教会や仏殿などの宗教施設でした。

17世紀になると、政治の建物が大きくなり、産業革命が起きると、経済活動の建物が一番大きくなりました。

そして、21世紀に入ると、経済の象徴だったツインタワーが911で崩壊しました。

経済の時代は、すでに終わっています。

次の時代に向かって世界は大きく動いています。

文献

ワーナー・エアハードとest/神谷光信

マインド・レイプ/塩谷智美

精神世界マップ/C+Fコミュニケーションズ

眼には眼を/ケン・ウィルバー

カルトの正体/宝島編集部

いまどきの神サマ/宝島編集部

マインドコントロールとは何か/西田公昭

マインドコントロール/岡田尊司

カルト/マーガレット・シンガー

意識のターニングポイント/吉福伸逸

アメリカ現代思想4/吉福伸逸編

洗脳の楽園/米本和広

癒しの時代をひらく/上田紀行

洗脳撃退マニュアル/高橋紳吾

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清水友邦 呼吸道ワークショップ お知らせ

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無条件の愛、永遠の至福、無限の光、沈黙、虚空などの言葉は、言語で表現できない真実の自己を表しています。

本来の自分に戻るには体の感覚に注意を向け、常に変化している呼吸と身体感覚から始めるのがやさしいです。

私たちは頭に浮かぶ思考を自分と思い込んでいます。

苦しみの根っこは、頭の中に浮かぶ思考を自分と思い込んでいることにあります。

不安な時、憂鬱な時、退屈している時は思考に同化しています。

思考は過去を思い出し現在にいません。

そして、過去の記憶から否定的な未来を想像して、湧き上がる不安や恐怖に翻弄されています。

そこから自由になるには、否定的な受け入れがたい感情が自分にあることを、しっかり受け止めて、それに心を開くことが必要なのです。

マインドの条件つけを解除すると、制限していた生命エネルギーが活性化します。

微細な身体に、生命エネルギーが流れることで、思考が鎮まり、あるがままに観照している本来の自己に気づくでしょう。

コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

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