Facebook加藤隆行さん投稿記事 【怒りを無罪放免にする】
「怒り」なんていらない「怒り」なんて大嫌いという人多いです。でも人間に出てくる感情で何一ついらないものはありません。全部役割があってアナタに出てきている。
「怒り」についてはまず正しい知識を持つことが大切。「怒り」の本来の役割は「防御」です。
電車でチカンされたら「やめてください!」と言えるチカラが必要
会社でパワハラされたら「No!」と言う必要がある。
誰かに攻撃されたら自分を守るために反撃しなくてはいけないこともある。
「怒り」は「自分を守る」ために必要なチカラ。
いわゆる「火事場のクソ力」というのも困難な状況をチカラで打破するという「怒り」の本来の役割です。
「怒り」を嫌っている人はほとんどが「怒り」で理不尽に扱われてきた人デス。
感情的な親や、がっこの先生などに「怒り」で支配されてきた人。
だからあんな親みたくならない あんな先生みたくならない 怒っちゃいけない 怒りは最悪の感情だ と思い込んでいる。
じゃあなぜその親や先生は 間違った「怒り」の使い方をしているのか?
それは 自分の親や先生からまた間違った使い方を されてきたからです。
怒りで支配されてきた人が「自分を守るため」怒りで反抗するしかなかった。となると
「人とは私を攻撃してくるものだ だから私は怒りで人を コントロールせねばならない」
とカラダで覚えてしまう。
「怒り」で自分を守り「怒り」で人をコントロールするこれがクセになる アタリマエのことと思う。でも理性ではそんな自分を許せない。
だから怒りを嫌い怒りをいらないものとして自分の中から排除しようとする。
でもできないからよけい怒りが溜まって爆発する。
ほかにも会社でパワハラされるヨワヨワな父親がそのパワハラ場面で言い返すことができず
ココロの中に残った怒りが家で出る。嫁さん、子ども弱い者に怒りを撒き散らす。
弱い者を下にして支配することで自分を相対的に上に持ち上げて自分の尊厳を「守ろう」とする。どんなに理不尽なものであってもどの「怒り」も全部もとを辿れば「自分を守ろう」として出てきた感情であり行為です。
「怒り」については3日間セミナーができるぐらい話せますがまずは「怒り」は「自分を守るために必要なもの」「怒り」は「防御反応」であり 本来の役割は「自衛隊」。
そして「怒っている」人は「自分を守ろうとしている人」であり「怒っている」人は「困っている人」で「怖がっている人」なんだ。ということだけ押さえといていただければ
世の中で起こっている争いや理不尽な出来事それらの理由がよく見えるようになりますし、
「怒り」を不必要に嫌うこともなくなります。
まずは「怒り」への誤解を説いて無罪放免にしてあげてください。「怒り」にとらわれやすい人。その「怒ってしまう自分」を責めてしまっている人胸に手を当てて「怒ってもいいよ」
「怒るもの当然」「怒る気持ちわかるよ」と自分に伝えてあげてください。
それだけでアナタの魂は救われるかもしれません(^ω^)
怒りを肯定することが自己肯定感を育むのにとても大切なコトです。
【感情の取り扱い方】
「感情は、一度出してみる」ということを試してみてください。
みんなネガティブな感情が出てくると、それを嫌ったり、否定したり抑えたり、なだめたりと
いろいろ無意識にこねくり回そうとします。でもネガ感情はあなたの命を全力で守るために
出てきたエネルギーです。
怒りは最前線で戦い 恐れは走って逃げる 嫌悪は危険なものを回避し 悲しみは立ちどまるための大切な大切なエネルギーです。
ネガ感情こそが”命” とダイレクトに直結しています。
その感情たちをアタマでこねくり回してなんとかしようとするのはやめなさい。
そんな不自然なことをしているのはアタマデッカチな人間だけです。
ネガ感情を否定するのは命やこの宇宙への冒涜です。
その感情の役割を全うさせてあげてエネルギーを正常に流してあげるというふうに考えてみてください。
だから「感情は、一度出してみる」ということを試してみてほしいのです。
ただし人間社会は複雑に出来上がっています。(まあだから感情をコネてしまうのですが)
だから相手にぶつけるということは得策ではありません。
私ひとりになって私の中に出てきた大切な大切なエネルギーを自分で発散してあげる、ということです。
海に行って怒りを「バカヤロー、ふざけんじゃねえ!」と真剣に出してみてください。
不安や恐れを「こわいーーこわいよーーーこわいーー!!」「ぎゃーー!」と思いっきり怖さを発散してみてください。
イヤだという嫌悪の気持ちを「イヤダイヤダーーー」と子供のように手足をジタバタ駄々こねてみてください。
悲しみの気持ちを感じて思いっきりみっともなく「わーんわーん」と涙を流してみてください。
ネガエネルギーは危険な状況において命を生かすために出てきた瞬発力を持った一時的な強いエネルギーです。
だからちゃんと使ってあげたらそれほど持ちません。やってみればわかります。
怒りなんてちゃんと出せば続いて5分といったところです。
これを中途半端にこねくりまわしているから終わらないのです。長引くのです。
ためてためて爆発してそんな自分をまた嫌悪してどんどん扱えないものになっていくのです。
ネガエネルギーを肯定し、受け入れ、発散し、感じることができるとアナタの魂は生き返ります。
「怒っていいんだ」「怖くて当然なんだ」「イヤなものはイヤでいいんだ」「悲しいのもんは悲しいんだ」それが理屈でなく肚でわかると、「自分は自分でいいんだ」と、自己受容でき
自己肯定感がバク上がります。
多くの人は「感情を制御できるようになる」というのを「理性(アタマ)で押さえつける」ことだとカンチガイしています。
「感情を理性で制御できるようになる」とは、感情の本来の役割を知り感情とともに生きられるようになることです。
感情の否定とは私自身の否定です。私の自然な状態とはどういうことか。ぜひ一度考えてみてください。
そして「感情は、一度出してみる」ということをぜひ覚えて試してみてください。
人生がぐるっとひっくり変えると思います。
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