宇都宮テラス

https://www.kenbiya.com/ar/ns/region/shutoken/5977.html 【激変するJR宇都宮駅東口に注目!宇都宮テラス(Utsunomiya Terrace)が8月26日に開業。】より

宇都宮駅東口に商業やオフィス、医療さらには地域交流スペースが集積

宇都宮市といえば、栃木県の県庁所在地かつ県内最大の都市。中核市にも指定されていて、直近の人口は51.6万人。近年は他の地方都市と同じく人口減少に転じているが、2018年までは過去60年近く人口が増加し続けていた、北関東屈指で賑わいのあるまちだ。

宇都宮=餃子のイメージだが、カクテルやジャズでもまちを盛り上げている。市街地が発展している一方で、自然や歴史も豊か。画像はJR宇都宮駅。

豊富な水資源や長い日照時間など、恵まれた生産条件を背景に農業王国の側面があり、米やいちご、トマト、梨などの栽培は盛ん。子育てや教育にも積極的に取り組んでいて、とりわけ教育においては小中一貫教育カリキュラムや地域学校園を推進している。

工業団地も広がっていて、テクノポリス(高度技術集積都市)の指定も受けているほど。東武宇都宮駅付近にあるアーケード街「オリオン通り」などを中心に多くの商業施設もあり、単身者・ファミリー層を問わず、住みよいまちを形成している。

首都圏へのアクセスは、鉄道だとJR東北新幹線や宇都宮線、東武鉄道があり、自動車なら東北自動車道を使えばスムーズ。交通の便利も優れている。2023年度にはJR宇都宮駅に隣接する形で宇都宮ライトレールも開業する予定で、同駅東口には8月26日に複合施設「Utsunomiya Terrace(宇都宮テラス)」も開業する。

Utsunomiya Terraceは商業施設やホテル、オフィスが入る14階建ての複合施設で、運営するのは住友商事。1階~6階が商業施設やオフィスに割り当てられ、家電量販店や100円ショップ、ドラッグストア、コンビニ、宇都宮・栃木を代表する名店などが出店。

5階~14階は佐野市に続いて栃木2店舗目の「カンデオホテル宇都宮」が開業する。部屋数は計288室で、地域の特産品を使ったレストラン、屋上には最新のロウリュサウナを備えたスカイスパも。JR宇都宮駅周辺では最大級となる480台の収納台数を誇る駐車場も完備する。

Utsunomiya Terraceの完成イメージ。場所はJR宇都宮駅東口を出た正面で、駅から徒歩1分の距離。ホテルが入るだけではなく商業施設がオープンすることで、にぎわいの創出が期待される。 出所:ニュースリリース

Utsunomiya Terraceの完成イメージ。場所はJR宇都宮駅東口を出た正面で、駅から徒歩1分の距離。ホテルが入るだけではなく商業施設がオープンすることで、にぎわいの創出が期待される。

出所:ニュースリリース

JR宇都宮駅東口ではUtsunomiya Terrace以外にも再開発が目白押しだ。昨年12月には脳神経外科、心臓血管内科を中心とする「宇都宮脳脊髄センター・シンフォニー病院」が開業し、今年5月には分譲マンションの「プラウド宇都宮」が竣工。同マンションは全110戸の規模だが、すでに完売している。

今年11月には交流拠点施設「ライトキューブ宇都宮」と交流広場「宮みらいライトヒル」も誕生する。ライトキューブ宇都宮は隈研吾建築都市設計事務所の設計デザイン監修によるコンベンション施設で、2000人収容可能な大ホールを含め、最大で大小全17室の会議室で構成。

宮みらいライトヒルは「水のプラザ(1階)」「緑のテラス(2階)」「風のホワイエ(3階)」と3層構造の交流広場が設けられている。これら2つの施設はUtsunomiya Terraceと隣接することにより、一体感を持って来訪者を迎える


https://retailguide.tokubai.co.jp/store/25345/ 【ウツノミヤテラスが宇都宮駅東口側に開業、ヨークベニマル、カワチ薬品の都市型店が出店】より

住友商事は、宇都宮市と企業グループが連携して推進する「宇都宮駅東口地区整備事業」の一環として複合施設「Utsunomiya Terrace(ウツノミヤテラス)」を8月26日に開業した。

まちびらき第一弾の高度専門医療施設(2021年12月開業)、第二弾の分譲マンション(22年6月下旬入居開始)に続く開業となった。

施設には宇都宮・栃木の魅力を発信するテナントや一部の行政機能などを誘致した他、今年11月に開業予定の隣接大型交流拠点施設「ライトキューブ宇都宮」とも連携、地域住民、出張や観光目的の来街者に本施設ならではの新しい価値を提供するとしている。

ヨークベニマルは初の駅前ビル出店で、都市型対応

核店のヨークベニマルは施設1階に出店。栃木県の店数は35店になる。他、福島県78店、宮城県63店、山形県22店、茨城県44店の全社合計では242店(実質稼動は240店)体制となる。

JR宇都宮駅の新幹線改札から約300mに立地し、周辺は単身世帯、ファミリー層など幅広い世代が住む地域だという。

JR宇都宮駅には、宇都宮市で進められている「ネットワーク型コンパクトシティ」構想の公共交通手段の「芳賀・宇都宮LRT(ライトレールトランジット、次世代型路面電車システム)」が乗り入れる計画もある。

LRTの発着場からすぐの場所にあり、利用者の利用も見込む。

宇都宮市へは2021年2月オープンの今泉店以来、12店目の出店。ヨークベニマルとしては地域のお客に加え、出張や観光で来店したお客の利用も想定した店づくりを目指す。

駅前の複合施設は同社としては初めての出店パターンとなるため、都市型マーチャンダイジングの店として数々の独自の取り組みを実施している。

駅前であることから、ピークタイムも18時~19時になると想定して人員態勢も組んでいる。

内装ではデザイン性を重視した他、柱を始め売場の随所でデジタルサイネージを設置。

また、8月30日から稼働予定で、お客自身が商品をスキャンしながら買物をし、レジでの会計時間を短縮できる「スキャンカート」を導入予定。

既存店でも導入が進み、今期中には十数店舗に導入見込み。比較的利用率も高いという。各店40台ほど導入しているというが、台数を増やせばもっと高まるとみている。通常カードに比べ投資はかかるが、生産性向上を考えると十分ペイできるという。

売場面積は約530坪で、標準規模の600坪ほどは確保できなかったが、商品面では商圏内に単身者や少人数世帯が多いことから、無駄なく買物ができるよう少量商品や簡便性の高い商品の構成を高める。

青果売場ではバナナ売場では計量器を設け、バナナの量り売りを実施する。通常は房単位で買うバナナを1本から買えるという意味では小量目対応といえる。

レイアウトは青果から始まり、壁面沿いに鮮魚、精肉、日配、デリカとつながるオーソドックスなパターンとなった。

ここのところ、小型店を中心に第1主通路に青果とデリカを配置するパターンを出店しており、今回も入口の位置からそれが好ましいとも考えられるが、バックヤードの配置などからオーソドックスなパターンとなったようだ。

壁面の洋日配の乳製品では、植物性ミルクの売場を「ミルクプロテイン」とコーナー表示

また、大型店ではないが、奥主通路は平ケースを配置したダブルコンコースとなっている。

一方で、需要が高いと想定されるデリカの惣菜、寿司、弁当、ベーカリーは売場のスペースを広げた。

惣菜では、彩り豊かなプレートタイプの「大人様ランチ」や季節の野菜を使用した弁当など、こだわり商品を提案。

寿司ではマグロを中心に人気の食材や季節の食材を組み合わせた少量の生寿司「海鮮アラカルト寿司」を展開。

ベーカリーでは、外側はフランスパンの食感、中は食パンのようなもっちり食感を実現した新商品「もっちり湯種の生フランスパン」やうま味のあるゴーダチーズをたっぷり巻き込むことで、つまみとしても楽しめるフランスパン「ゴーダチーズブレッド」など、食事パンの品揃えを強化する。

青果売場で販売する店内製造のタルトについては、青果の担当者がベーカリーのバックヤードで作業する態勢とした。

また、店内の生鮮素材を使ったサラダやレンジ調理商品を提供すると共に原木を展開でカットするカットチーズなども提案する。チーズの店内カットはロスの問題などハードルも高いが、商圏内に多い単身者向けの小量目対応が可能になる他、値頃も作れることから導入した。

地元対応では、栃木県の食材、菓子、スイーツなどを積極的に取り入れ、地産地消の取り組みに力を入れる。

生鮮食品で展開する店内製造の冷蔵のミールキットは継続的に展開している。定着まで時間はかかるものの、最終的には売れるようになってきているという。

精肉ではノントレーの商品を拡大している。

精肉では冷凍の品揃えを充実させ、ハレメニューなどにも対応。

酒についても単身者を意識して小容量の飲み切りサイズを強化した。

小量目対応としては、コーヒー豆について量り売りも展開。

冷凍食品はデリカと一体のゾーンを形成。

ホテル客もターゲットにしたワンプレートの商品や地元のベーカリー企業「ザ・スタンダード・ベイカーズ」の冷凍パンなどを導入。

「宇都宮みんみん」の商品をはじめ、ギョーザも多数導入しているが、実際、導入している栃木県の既存店では売れているという。

アイテム数は、デリカ230、食品9000、日用品1700。合計1万930。売上高構成比計画は、鮮魚8.9%、精肉14.1%、果実5%、野菜10.5%、日配品21.8%、加工食品23.2%、日用品1.5%、惣菜9.7%、寿司2.7%、ベーカリー2.6%。

ウツノミヤテラスは東口側の商業施設だが、駅反対側の西口側のトナリエ宇都宮の地下には来年1月にヤオコーの出店が予定されているなど、競合環境の変化も想定される。ヨークベニマルの都市型マーチャンダイジングの真価が試される店となりそうだ。

カワチ薬品や宇都宮みんみんなど新型店続々

2階にはドラッグストアとしてカワチ薬品の化粧品強化型の新フォーマット2号店の「アイココチ」宇都宮テラス店が出店。今回は初となる駅隣接商業施設に約100坪の規模で出店した。

ヘルス&ビューティに特化したフォーマットで、「私らしさを見つける、心地よい空間」をコンセプトにポイントメイク、基礎化粧品ブランドの商品が330アイテム、メーカーブランドが50ブランドを中心に医薬品や一部、日用品と飲料といった商品構成。

医薬品、化粧品についても専門の従業員を配置している。ビジネス客、学生をメインターゲットとしているという。

もともと今回の立地に駅東口店を出店していた宇都宮みんみんは2階に最大規模の宮みらい店を出店。

既存店があった立地のため実績もあることから席数は同社では最多の90席弱(現在は間引いているため約50席)とした。タッチパネルによる注文、セルフレジは初めての導入。持ち帰りのギョーザの販売にはレーンを導入するなど、新たな取り組みが多数。内装ではところどころで地元の建材の日光杉を使っている。

同じく2階にプロントコーポレーションは「昼はカフェ、夜はサカバ。」という「二面性」をキーワードとした「キッカサカバ形態」の店を栃木県初出店。

3階にはダイソーなどが出店する他、4階には核店クラスの店として「コジマ×ビックカメラ宇都宮テラス店」が出店している。

建物内で独立した駅側の2階、3階のスペースを使って地元宇都宮を代表する観光地「大谷」地区発祥のスペシャルティコーヒーショップ「ISLAND COFFEE ROASTERS」がカフェを出店。



コズミックホリステック医療・現代靈氣

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