シモクレン(紫木蓮)

https://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-shimokuren_large.html 【シモクレン(紫木蓮)】より

シモクレンはモクレン科モクレン属の小高木です。

シモクレン(紫木蓮) は、別名を マグノリア(Magnolia) と呼ばれる モクレン科モクレン属の落葉小高木です。 通常、モクレン(木蓮)と言えば、濃紅色の花を咲かせる  シモクレン(紫木蓮) のことです。 白花を咲かせるのは、 ハクモクレン(白木蓮) です。 春、新葉が出る前に、骨格がしっかりした木の枝先に、濃紅色で卵形の大きな花を咲かせます。 花は上向きに咲き、全開せず半開状(開ききらない状態)に咲きます。 花色が濃い紅色は花弁の外側でけで、花弁の内側は白または白味がかった極薄紅色です。

一般名:シモクレン(紫木蓮)

学名:Magnolia Liliflora

別名:マグノリア、モクレン(木蓮)、モクレンゲ(木蓮)

分類名:モクレン科モクレン属  原産地:中国

樹高:300~500cm 開花期:3~5月 花色:濃紅色(外側)・白色(内側) 花弁:6枚 萼片:3枚 萼色:緑紫色 花長:10cm 葉長:10~18cm 葉の付き方:互生 果実:袋果が集まった形


https://horti.jp/8534 【木蓮(マグノリア)の花言葉|花の香りや見頃の季節、開花時期は?】より

木蓮(モクレン)は、春になると紫色の花をいっぱい咲かせる、人気の花木です。日本での歴史は古く、平安時代に書かれた書籍には記録が残されています。また、海外でも人気が高く、欧米では街路樹や庭木に利用されていますよ。今回は、そんな木蓮の花言葉や花の香り、見頃の季節や開花時期についてご紹介します。

木蓮(マグノリア)の花言葉は? 『自然への愛』『崇高』『持続性』

● 西洋の花言葉

Love of nature:「自然への愛」 perseverance:「忍耐」 nobility:「崇高」 dignity:「威厳」

「自然への愛」という花言葉は、春に花と葉を一気に芽吹かせる姿に由来しています。また、木蓮の木は恐竜が生きていた1億年前頃には存在していたとされ、その頃から変わらずに美しい花を咲かせていることから「持続性」という花言葉が付けられました。

木蓮(マグノリア)とはどんな花?

モクレン 木蓮 マグノリア 学名 Magnolia liliiflora  Magnolia quinquepeta 科・属名 モクレン科・モクレン属  英名 Magnolia Lily magnolia 原産地 中国 開花期 3~5月

花の色 紫 別名 マグノリア 木蘭(モクラン) 木蓮華(モクレンゲ) 紫木蓮(シモクレン) 辛夷(シンイ) ハネズ コンパスフラワー

木蓮(マグノリア)とは?赤やピンク、白い花色のモクレンもあるの?

通常、木蓮というと紫色の「シモクレン(紫モクレン)」をさすことが多いですが、近年は白色の「ハクモクレン(白モクレン)」がより広く栽培されています。

「モクレン」と「ハクモクレン」は花色以外にも違いがあります。ハクモクレンは幹が単一で太く、高さが20mにもなり、花びらは9枚で開花後に葉が出ます。シモクレンは根元から複数の幹が立ち上がり、4~5mほどの中高木。花びらは6枚で、開花中に葉が出て花が終わるころには葉に隠れてしまいます。他にも赤やピンクに色づく木蓮もありますよ。

木蓮(モクレン)の開花時期と見頃の季節は?

3~5月が見頃の季節で、開花した花は3~4日ほど楽しめます。つぼみが必ず北を向いていることから、「コンパスフラワー」とも呼ばれています。その様子を確かめてみるのも楽しみの1つかもしれませんね。

木蓮(マグノリア)の花はどんな香りがする?

開花期になると春風に乗って漂ってきます。決して強い香りではありませんが「華やかで上品」「柑橘系でさわやか」といった印象が持たれています。木の近くにいくと、ほのかによい香りがしますよ。

また、「マグノリア」の名称で販売されている精油は、よい香りがすると人気です。ただ、精油は木蓮ではなく、泰山木というモクレン科の仲間から抽出したものになります。

木蓮(マグノリア)の種類は?

木蓮 マグノリア

木蓮の仲間はアジアを中心に、北半球に約90種分布しているとされています。樹高や花の形、色は種類によってさまざまです。今回は、ポピュラーなものをいくつかご紹介します。

白木蓮(ハクモクレン)

モクレン(紫モクレン)よりも樹高が高く、10~15mに生長する種類です。

開花時期もモクレンより早く、3月頃に白い花を咲かせます。花は必ず上向きに咲き、暗くなると閉じる習性があります。春の訪れを待ち望むように咲く姿から、原産国の中国では「望春花」という別名を持っています。

更紗木蓮(サラサモクレン)

モクレンとシロモクレンが交配して生まれた種類です。2つの木の特徴がバランスよく合わさっており、樹高6~10mで、淡いピンクの花を4月頃に咲かせます。

コブシ

コブシの花の画像

日本に自生する木蓮の仲間で、別名「田打ち桜」とも呼ばれます。3~5月に、4~5cmほどの白い花を咲かせます。かつては、樹皮を煎じてお茶の代わりや風邪薬にしていました。

泰山木(タイサンボク)

タイサンボク 泰山木

北アメリカ原産の種類で、明治時代に日本へ渡来しました。樹高は20~30mと高く、直径20cmほどの花を6~7月に咲かせます。アメリカ南部を象徴する花木で、世界各地の公園樹や街路樹になりました。

オオヤマレンゲ

日本の本州から中国南部に自生する種類です。樹高は2~4mと低く、5~6月に白い花を咲かせます。少しうつむいたように咲く花姿が特徴です。

ガールマグノリア

木蓮とコブシを交配させて作られた、アメリカ原産の種類です。樹高2~3mで、狭い場所でも栽培できることから、庭木として人気があります。

木蓮(マグノリア)花を見て季節の訪れを感じよう

木蓮 マグノリア

木蓮は、日本全国で栽培される樹木、同じ時期に花を咲かせる桜や梅に比べると花姿は地味かもしれません。ただ、その花言葉や、1億年も前から変わらず咲きつづけていること、平安時代から日本で栽培されていたことなどを知ると、愛着が湧いてきませんか。

春になったら、木蓮の木の前で足をとめて、花の姿や香りを楽しんでみてくださいね。

コズミックホリステック医療・現代靈氣

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