https://blog.goo.ne.jp/haiku_2007/e/725a5e44d863665dcac8165e3b787651 【コミュニケーションツールとしての俳句】より
ご無沙汰しています。数日娑婆から離れていました。
この間、2つの大人の句会をしました。
1つは、八名川句会。参加者は十数名ですが、地域のおじいちゃん、おばあちゃん、そして八名川小学校の保護者、元保護者が中心です。
新年の初句会ということで、本格的にお茶が振る舞われ、和気藹々の二時間です。
もう一つは、気功の先生方を中心とした気功を学ぶ人たちの俳句会。
ここでは、俳句を作るのは初めてという人がほとんどです。
果たして自分もできるかしら、ちっょとおっかなびっくりという方もいるし、作ってみたらいくらでもできそうという方もいらっしゃる。
八名川句会。もちろん、点盛りもしますが、それよりも面白いのは、それぞれの句を語る場面。お正月に温泉に行ったらああだった、こうだったとか・・・・
句会を通して、お互いの生活や考え方がわかり、昔の生活や各地方の風習を学んだりするのです。
つまり、俳句はコミュニケーションツールになっているのです。
これが、文学としての俳句、作品としての俳句ということになると、作品を語ることは基本的にはするものではありません。語らないということが本筋になります。作品で分かればよいし、ああだった、こうだったというのは余計なことになるわけです。
気功の方々の俳句は、「頭の気功としての俳句」という位置づけです。頭を働かせ、リラックスさせて楽しむ。ここでも、文学作品を作ろうと言うことは当面ありません。
ひるがえって、子どもの俳句を考えてみます。子どもの俳句はどっちだろう。
子どもの俳句は教育という側面があります。それは、句をシェープアップして高める過程で日本語力を育てることで、ある意味で文学をめざすということになります。
それ以上にこんなこともあるのではないかと思うのです。
これまで、俳句を何のために作ってきたかと言うと、コンクールに応募するために作るということが多かったのではないでしょうか。そこでは、コンクールに引っかからないような句は意味ないという価値観が支配します。振り返って考えてみると、私にもその傾向性は色濃くあります。
ところが、土田先生の実践をみると、その重点は、コミュニケーションです。その中から、子ども達の心情を高めていくというやり方です。これが、学級づくりに繋がります。
コミュニケーションツールとしての俳句、生活を楽しみ豊かにするための俳句という側面に子ども俳句の観点からもっと重点をおいていいのかもしれないと思ったのは、2つの句会が実に楽しいかったからです。
コンクール参加型でない俳句、生活を共有して楽しむ、そしてその中で力を付けることを基本として考えたとすると、例えば、句会の方法にしても、作った本人にもっと語らせることを重視したかたちになるだろうとも思いました。この問題は引き続き考えていきたいと思います。
皆様方の意見も伺いたいところです。
【アサーション・(効果的なコミュニケーション)】
1.気持ちを伝えるときの、いつもの自分の話し方を顧みる。
「 資料 あなただったらどうしますか?」(下欄)を参照 その後 グループで適切な対応を考える。
2.自分のアサーションスタイルをチェックする。
3.先の事例を、アサ-ティブな表現に直し、寸劇スタイルで発表 。
4.なぜアサーティブになれないかを検討。
非合理的な信じ込み(イラッショナルビリーフ)をチェック。
自分を縛る外的抑圧、内的抑圧を観る。なぜアサーティブになれないかを話し合う。
5.アサーション権
三人(a.b.c)ひと組になり ライフスキル「子どものアサーション権」のアサーション権をbが「aさん あなたには ~~の権利があります」と伝え、伝えられたaは「私には~~の権利があります」と答える。
10項目終えると bに変わってcが同じように繰り返す。
二人がaに伝え終わると、伝えられる役をチェンジする。a,b,c 三回繰り返す。
6. 振り返り
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「資料 あなただったらどうしますか?」
次のような場面を想像してください。いつものあなただったらどのように対応しますか?
1.相談を受けた。深刻な悩みを打ち明けられ 心を動かされた。しかしゆっくりと話を聴ける時間がなく、早く切り上げなければならない。
2.保護者から注意を受けた。自分ではその指摘は適切ではないと思う。状況を説明して、誤解を解きたいと思うとき。
3.講演会で周りの人のおしゃべりがうるさくて、話が良く聞き取れない。静かにして欲しいと伝えたいとき。
4.園長から主任を受けるよう勧められた。ありがたい話だが断りたいと思うとき。
5.保護者に話しかけても、受け答えがぞんだいで、伝わらない感じがする。話に耳を傾けて、きちんと応えてもらいたいと思うとき。
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【アイメッセージのポイント 】
1.相手の気持ち、望んでいることを共感的に受け止める。
2.自分自身の気持ち、望んでいること、意志を観察する。
3.表現する時 避けること。
自分の考え(議論を避ける) 生の感情(感情をぶっつけるのではなく気持ちを伝える。感情をぶっつけると、相手を攻撃するエネルギーになる) 批判(批判でなく提案) 曖昧な表現 操作的な行為
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■「I(アイ)メッセージ」の伝え方とは(下のシェア記事より)
「私が●●してほしい」と主語を“私”として、自分がどう感じたか言い方に替えて思いを伝えると、相手に何をわかって欲しいのか真直ぐに伝えることができます。それを“I(アイ)メッセージ”といいます。
例えば、こんな伝え方にすると子どもも理解しやすいのではないでしょうか。
ゲームをしている我が子とテレビが見たいママ。ゲームの音量がちょっと大き過ぎてテレビの音が聞こえません。
そんな時に「ゲームがうるさい!」とか「ゲーム止めなさい!」と命令したくなりますが、子どもにとってはママが付けているテレビの音がうるさかったりします。
その時は、I(アイ)メッセージに変えて次のように言ってみましょう。
「ママ(私)のテレビ音が聞こえないから、●●くん(あなた)のゲーム音量を下げてほしいな」
ゲームをしていることが悪いことではないので、自分がこうしてほしいからあなたもこうしてほしいと言い方を変えるだけで、伝わり方が違ってきますよね。
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