玉響の互ひの上の春の月 高資
https://tamayura.sagafan.jp/e825120.html 【玉響現象とは(1)】より
「玉響現象」(Wikipedia:2016/10/08アクセス)では次のように定義されています。
玉響現象(たまゆらげんしょう)とは、オーブ現象とも呼ばれる。主に写真などに映り込む、小さな水滴の様な光球である。肉眼では見えず写真でのみ確認される。
その「光球」の「解釈」として次の二つが紹介されています。
自然現象説
オーブは夜間に霜が降りてきた時や、滝や渓谷などの湿り気のある場所で映り込む事が多い。従って空気中の水分や埃などの浮遊物が、カメラフラッシュなどの強い光源の反射により映り込んだものである、という解釈がある。通常こうした浮遊物は、本来意図していた被写体と距離が異なる為、ピントがぼけた状態で表示される。デジタルカメラが普及した事もオーブ写真が増えたことと関連している。
霊魂説
元フジテレビのプロデューサーであり、日本神霊科学協会・サイ科学会の理事である小林信正は、オーブ自然現象説の説明を受け入れた上で「その内部に意識体が入っている」と述べている。日本神霊科学協会における研究では、電磁波測定器や低周波測定器を用いてオーブを撮影することを試みており「ガス状の電離したプラズマの気体で、内部には核の構造を持つものもある」としている。結論としては「その正体はいまだ不明である」としながらも「電磁気的エネルギーを持った意識体の可能性がある」と記述している。
そして、その「光球」の「再現性」と「偽物・本物」についても以下のように記載されています。
スタンフォード大学のクラウス・ハイネマンとミホール・レドウィズらの研究によると、殆どのオーブはカメラレンズに水滴をスプレーするなどで簡単に再現できるが、一部再現不可能な現象があるという。彼らによれば「偽物」と「本物」のオーブ現象があり、それらはレンズとオーブの距離や写真の色補正などで判別できるとしているが、明確な基準は示されていない。
「写真などに映り込む、小さな水滴の様な光球」とされていますが、ネット上で公開されている画像にはさまざまな「玉響現象」が報告されています。形態も球状だけではなく、帯状、シャワー状等がありますし、状態も動的や静的に見えるもの、色彩も様々です。ほとんどが自然現象説(人為、非人為も含む)のように見えてしまいます。
本当のところはよく分かりませんが、多くの事例を自分なりに解釈することになるのでしょうか。
https://tamayura.sagafan.jp/e825122.html 【玉響現象とは(2)】より
下田の石神群で撮影した画像に「玉響現象」と思しきものがあることに気付いたことから、類似例の追加となるかと思いこのブログ上で紹介していきます。ただ、99.9%は「自然現象説」であると個人的には思います。
下田の石神群が点在している場所は、「滝や渓谷などの湿り気のある場所」(「玉響現象」(Wikipedia:2016/10/08アクセス)による)であり、樹木に覆われています。太陽の光も樹木の間から差し込む感じになります。曇天の日は昼間でも三脚を使用するか手ぶれ補正付のカメラでなければ、まず「手ぶれ」になりますし、樹木の多さからピントもイマイチになります。
そのような状況のなかで、下田の石神群では、数多くの「玉響現象」がこれまで報告されています。継続的に報告されているのが「カエル会」(宗俊朗氏主宰)の会報「巨石パークの奇跡」です。「神秘」、「不思議」として「玉響現象」の写真が報告されています。
会報「巨石パークの奇跡」(平成28年(2016)11月末現在で192号まで)は以下で見ることができます。
http://blogs.yahoo.co.jp/sagamanga/39570317.html
下田の石神群で私が撮影した画像に「玉響現象」らしきもの、つまり、輪郭のあるものないもの、淡いものから濃いブルー系の光球等があったことから、カメラを全国チェーンのカメラ店に持ち込んで見てもらいましたが、レンズにもカビや傷・汚れもなく、レンズの特性による「ゴースト」だという説明でした。カメラ店の説明では、これまでに撮影したものの中にもあるはずですよ、とのことでした。
「玉響現象」らしきものに気付く発端となった画像は、下田の巨石群(巨石パーク)進入路で撮影した以下のものです。
玉響現象とは(2)
下田の巨石群(巨石パーク)管理棟までの進入路途中から西を見る
このため、4年ほど前からの5,000点程度の画像をとりあえず見返してみると確かにありました。撮影当時に気付いていなかっただけですが、2014年4~6月に集中していました。それが以下の4点です。あちこちよく出かけているなと我ながら思います。
刈田嶺神社
刈田嶺神社鳥居(宮城県刈田郡蔵王町 *とても風が強い快晴の昼間でしたがなぜか全体がピンボケです。)
須走
須走から富士山を望む(静岡県駿東郡小山町須走)
仁比山神社
仁比山神社社殿(佐賀県神埼郡神埼町仁比山)
新川温泉
新川温泉入口(鹿児島県鹿児島市唐湊4丁目 *温泉なので、噴きだした湯気が漂っていたかも知れません。)
共通して「光源」の真下か左下の少し離れたあたりに、どちらかというとぼんやりとした淡いブルーの光球が見えます。
実のところ、下田の石神群での画像を見て「使えないこんな画像で困ったな」「カメラの買い換え時かな」と思いながら調べたところ、「玉響現象」という言葉に行き着いた次第です。それからこのブログで紹介することになった訳ですから「不思議」なものです。
写真にトリミングや色調整等の加工は加えていませんが、ブログに掲載するために、「縮小専用」で画像縮小しています。
なお、カメラはRICOHのDIGITAL GRを使用し、オートフォーカス、フラッシュなし、IOS感度はオートで撮影です。手ぶれ補正機能はありませんが、ほとんど三脚使用なしです。
https://tamayura.sagafan.jp/e835013.html 【玉響現象とは(3)】より
このブログで紹介する「光球」が写っている画像は、強い光=「光源」となるものが画面の周辺にあり、ほとんどが逆光気味です。光を遮る暗い障害物(巨石、樹木、建物等)が前面(画面中央部)にある状況で明るい「光球」が、それほど暗くないものが前面(画面中央部)にある状況で淡い「光球」が発生します。「光球」の明るさと前面(画面中央部)の明るさは反比例するようです。
最近、このような現象が気になってテレビ画面を見ていると、このブログで紹介するような「光球」が写ることがよくあります。恐らく、レンズの特性による「ゴースト」だという理解で99.9%問題ないと思います。ちょっと残念な気もしますが、0.1%ぐらいは「説明困難」があることも期待したいと思います。
以下の画像は、平成29年1月4日(水)初詣に出かけた祐徳稲荷(佐賀県鹿島市)で撮影したものです。
まず、楼門前から本殿を見上げたもので、左半分は白っぽく霞んでおり、画像の右下に緑色、水色、青色の三層構造の円盤状の「光球」があり、さらに右下隅に淡いぼんやりとした青い「光球」があります。
楼門前から見上げた本殿
楼門前から見上げた本殿
次に、光を遮る暗い本殿を北側から撮影したもので、左上の屋根上に「光源」があり、シャワー状の光が伸びています。その右下に向かって伸びる長半円状の「光球」は、中央部が緑っぽい水色で、周囲が青色です。
https://tamayura.sagafan.jp/e868307.html 【玉響現象(4) 現・道祖神石(さやのかみいし)】より
玉響現象を紹介する時の枕詞になってしまいましたが、「ゴースト」であろうと理解した上で、先月10月現・道祖神石を撮影した画像に写り込んだ「光球」を紹介します。
現・道祖神石の西側から東を向いて撮影していますので、午前中ですし当然逆光気味です。
今回の画像には、全体に霞んでいますが虹色のシャワー状にひろがる光、淡いぼんやりとした青い小さめの「光球」が中央部に一つ、ぼんやりとした数個の白っぽい「光球」が幾つも重なり合って浮かんでいます。焦点がボケている訳ではありません。
同じような画像が何枚か撮影できましたが今回は1点のみ紹介します。
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