不動明王

https://kita36fudo.com/tochigi/tochigi18.html 【18番札所:持宝院(通称:多気不動尊)

18番札所:持宝院(通称:多気不動尊)】より

ご詠歌  あらたかや 願いをさずく 不動尊 衆生を護る 多氣のみ山に

宗旨  真言宗智山派

御本尊 不動明王

寺宝  不動明王 (市文化財)/寺叢 (市文化財)/十六羅漢屏風

住所 〒321-0343 栃木県宇都宮市田下町563

参詣者が絶えない県内屈指の寺院

金剛山を出て、鹿沼街道から国道293号線を北東に行くと、大谷に出る。この山門の先には本堂を目指して石段が続く。両側は樹木に囲まれている。古くから石の町として知られる大谷。地下採掘場跡は、かつての大谷石採掘のようすを今日に伝えている。

そこから車で5分ほど走ると、多氣山で知られている持宝院の山門にたどり着く。

さらになだらかな坂道を登り、石段を踏みしめると、すでにそこは多氣山の中腹。 石段を最後まで登っていくと、心地よい疲労感をいやしてくれるかのように、本堂、観音堂、少し離れて鐘楼堂が建ち並ぶ。

持宝院の歴史は平安初期にさかのぼる。

弘仁十三年(822)、日光開山勝道上人の弟子・尊鎮法師が、ある時、夢知らせにより、多氣山の霊気を知り、早速、馬頭観世音菩薩を本尊として、堂宇を建立。これが開基とされている。

建武二年(1335)の8月1日、宇都宮六代城主・公綱により、今の本尊不動明王が安置され、以後多くの人々に信仰され、現在に至る。18番札所:持宝院(通称:多気不動尊)

この不動明王には興味ある逸話が尽きない。

天暦三年(989)3月28日を選んで、源頼光が、多田義仲の子、多田の法眼、後の円覚上人に請い不動尊像の作仏を願った。

上人はさっそく紀州熊野の那智山へ行き、その山中の霊木をいただき、一度刀を振るごとに三度ずつ礼拝を重ね、ついに同年秋にその仏像ができあがり、直ちに開眼の大供養を行なったという。その頃、丹波の国大江山に鬼が住みつき、多くの民衆に悪害を及ぼしていた。

これを聞いた頼光は、鬼を退治するために不動明王の尊像を安置して鬼神折伏を祈願。すると、たちまちにして、大江山の鬼を平定してしまったという。

頼光はその霊験があらたかなのを感じ、その後、比叡山の鬼立滝に安置した。

お護摩その後、源頼義、義家父子が奥州の安倍頼時とその子貞任、宗任を討伐した前九年、後三年の役(1062年)の折、氏家勝山城で戦勝祈願をして、安倍一族を平定することが出来たといわれる。

その不動明王尊像が、今まさに持宝院の本堂に安置されている。

尊像の歩んできた歴史はけっして平たんではなかったはず。その不動明王とともに、歴史の荒波をのりこえてきた持宝院。

今日では、参詣者も年々増加して、県内屈指の寺院にかぞえられている。 参詣の折には、きっと不動明王の霊験に触れられるにちがいない。


https://www.yoriso.com/sogi/article/fudomyoo/ 【不動明王とは?真言の唱え方や効果などについて】より

不動明王とは

まずは不動明王がどのような仏さまなのか、その概要を解説いたします。

不動明王の正式名称

不動明王は、元々はインド神話の三大神の一人であるシヴァ神の別名とされ、その梵名は「アチャラナータ」と言います。(※梵名とは、古代インドなどで用いられたサンスクリット語による名称のこと。ヒンドゥー教や大乗仏教の多くの仏典でサンスクリット語が用いられた)

「アチャラ」とは「動かない。不動であること」、そして「ナータ」は「守護者」を意味します。インドでは、動かないものと言えば山を指していたことから、不動明王は山の守護者として信仰されました。不動明王の霊場が山に多いのも、また盤石の上に座っている姿として描かれているのも、ここにルーツがあると思われます。

不動明王の起源

不動明王の起源について、はっきりしたことはわかっていません。仏典における初出は、『不空羂索神変真言経』の第9巻に登場し、この中ですでに「左手は羂索を執り、右手は剣を持し、半跏趺坐す」と、現在でも知られている不動明王の姿が描写されています。

また、真言密教の根本経典である『大日経』では、大日如来の使者として「不動如来使」と記され、大日如来の使者であることがはっきりと明言されています。

日本への伝来

日本に不動明王を伝えたのは、弘法大師空海に依るところが大きいです。真言密教の正統後継者として唐から帰国した空海は、ただちに日本国内に真言密教の教えを広めていきます。真言密教の本尊は大日如来、そしてその脇に仕えるのが不動明王です。空海が唐から持ち帰ったものの公式目録である『御請来目録』の中には、「不動尊使者密教法」や「梵字不動尊儀軌」などの文字が見られます。

このように、真言密教を日本に広めた空海による真言宗、さらには最澄が開いた天台宗でも密教を修法し、両宗派の発展に従い、不動信仰も広まっていったのです。

「お不動さん」として親しまれる

不動明王が憤怒の形相をしているのは、優しさだけでは消滅することのない煩悩や罪悪に苦しむ人々を、その怒りの力で救済するためです。

背中に火炎を背負っている不動明王は、火を焚いておこなわれる護摩祈祷の本尊でもあります。このため、護摩祈祷を日常的に行う真言宗や天台宗では特に厚く信仰されています。

煩悩にまみれた愚かな衆生を激しく叱りつけ、間違った道へ進もうとした時には力強く正しい道へと戻すさまは、まさに威厳のある父親のような存在です。恐ろしさは力強さの裏返しで、慈悲深い仏さまが多くいるからこそ、その存在感は異彩を放ち、不動明王は全国各地で「お不動さん」や「〇〇不動尊」として信仰を集めて今に至ります。

五大明王のうちのひとつ

仏教にはさまざまな種類の仏さまがいますが、悟りを開いた仏(如来)の化身が明王です。真言密教の場合、大日如来の持つ怒りの要素を強調して表わされたのが不動明王と考えられます。

仏教にはたくさんの明王がいますが、その中でも不動明王は中心的な存在です。不動明王と他の4つの明王を含めて、「五大明王」と呼び、中心に不動明王を据えて、他の明王が東西南北の四方を守ります。

(中央)不動明王(東)降三世明王(西)大威得明王(南)軍荼利明王(北)金剛夜叉明王

この他にも、愛染明王、孔雀明王、烏枢沙摩明王などがいます。

不動明王の像容

不動明王の姿には、次のような実にたくさんの特徴があります。

▶手に持つ武器(倶利伽羅剣と羂索)

不動明王は、右手に「倶利伽羅剣」という剣を握っています。この剣は、私たち衆生の邪悪な心や煩悩を断ち切ってくれます。また、左手に持っている網は「羂索」と呼ばれ、私たちの中にある邪悪な心を縛り上げることにより、善き心を呼び起こさせます。

▶眼(天地眼)

不動明王の表情は常に厳しく、右目は天に向けられ、左目は地面に向けられています。天地眼と呼ばれているこの眼は、天地の隅々まで睨みをきかせ、私たち衆生を見守っている姿を表しています。

▶口元の牙

右牙が上を向き、左牙は外側を向いている口元も特徴です。仏さまの多くは柔らかく穏やかな表情をしていますが、不動明王は恐ろしい顔で憤怒を表現しています。救いがたい衆生を、力ずくで救おうとして、睨みをきかせながら、常に人々のことを守り続けているのです。

▶青黒い身体

不動明王の身体は青黒い色で表現されます。それは煩悩という名の泥にまみれもがく人々を救おうとしているからです。

▶髪の毛(莎髻)

不動明王の髪は頭頂部で髷(まげ)を結い、この髷が七つ結ばれていることから「七莎髻」(しちしゃけい)と呼ばれます。そしてその弁髪は左肩に垂れていますが、これは頭の上を仏の世界、髪が垂れた左肩を人々が暮らす世界とし、不動明王が常に人々のことを気にかけ、いつでも救うことができることを表しています。

▶背中(火焔光背)

不動明王は背中に火焔を背負っています。これを「火焔光背(かえんこうはい)」と呼び、吹き出す炎はわれわれの煩悩そのもの。その炎の中に、鳥の姿があるのをご存じでしょうか。これは「迦桜羅(カルラ)」と呼ばれる伝説上の鳥で、毒蛇や悪龍ですら食べ尽くすとされています。この迦桜羅が、人々にとっての毒である煩悩や欲望を燃やし尽くしてくれるのです。

▶大盤石と瑟瑟座(しつしつざ)

不動明王は足を組んで、大磐石という大きな岩、あるいは、石材を井桁に組んだ(瑟瑟座)という台の上に座っています。これは、常に心に迷いがない「不動」の状態を、またすべての人を救うまではその場を動かないという決意を表しているとも言われています。

不動明王のご利益

不動明王は現世利益が得られる仏として知られています。現世利益とは、生きている間に得られるよいことを意味します。不動明王に祈願すると、どのようなご利益が得られるのかを紹介します。

煩悩退散

煩悩は、人の心を悪の道へと誘います。その数は108もあるとされ、仏道を進むべき私たちを邪魔します。不動明王に祈願することで、煩悩を断ち切ることができ、悪しき心を燃やし尽くしてくれるのです。

厄除け

不動明王の剣は、あらゆる邪悪なものを打ち砕くことができることから、厄除けに効果があるとされています。

学業成就

学力の向上や、仕事におけるスキルアップを願う時に祈願すると、ご利益を得ることができます。

身上安全

自身の身の安全を祈願することで、そのご利益を得ることができます。

立身出世

仕事で成果を出したい時や、キャリアアップを成し遂げたい時にもご利益があるとされています。

商売繁盛

不動明王は商売に対してもご利益が多いとされています。

修行者守護

不動明王は仏道を修行する者を常に守護し、障害となるものを滅ぼすとされています。

健康祈願

不動明王を祀る寺によっては、健康または病気治癒に効果があるとされています。

戦勝

戦国時代に武将のなかでは、不動明王に祈願し勝利をおさめたという者がいたことから、戦勝のご利益があるとされています。

国家安泰

真言宗の開祖である空海は、鎮護国家の祈願のために不動明王に礼拝し、護摩供養をしました。以降、国家安泰の祈願のために、不動明王が礼拝されています。

不動明王の真言の種類と唱え方

真言密教では、仏さまを表す真実の言葉である「真言」を唱えます。

真言は、古代インドから用いられているサンスクリット語で唱えられ、それによって仏に近づくことができると言われています。ここでは不動明王の真言の種類と、その唱え方について紹介します。

真言の種類

不動明王の真言の種類には以下の3つがあります。

ノウマク・サンマンダバザラダン・カン

一般的に多く使われる真言で、小咒あるいは一字咒と呼ばれています。

ノウマク・サンマンダバザラダン・センダ・マカロシャダ・ソワタヤ・ウンタラタ・カンマン

不動明王の真言で、中咒または慈救咒とも呼ばれています。

ノウマク・サラバタタ・ギャティビャク・サラバボッケイビャク・サラバタタラタ・センダマカロシャダ・ケンギャキギャキ・サラバビギナン・ウンタラタ・カンマン

不動明王の真言の中ではかなり長く、大咒や火界咒と呼ばれています。

真言の唱え方

密教では「三密」という修行の実践法があります。これは3つの密(身密、口密、意密)を仏の姿に重ねることで、自らも仏になることを目指すというものです。

身密とは、手指で「印」とを結び、仏さまの姿を表すことです。

口密とは、仏さまの真実の言葉(真言)を口で唱えることです。

意密とは、心の中を仏と同様に穏やかな境地にすることです。

この三密を意識して不動明王の真言を唱えるのですが、一般人には正直難しい部分も多々あるでしょう。まずは手の平を合掌し、真言を唱えるだけでも充分に効果があると言われています。

また、不動明王の真言を頭の中で覚えられないという人は、経本やメモを見ながらでも構いません。心を静かに落ち着けて、ひとことひとことを丁寧に唱えることが大切です。

不動明王の真言の効果

真言は唱えてこそ、ご利益があると信じられています。言葉には魂が宿り言霊となると考えられているからです。そして、言霊の力により仏へと救済を願う気持ちが届くのです。不動明王の真言は、その効果が信じられ、多くの人に唱えられてきました。真言を唱えることによる効果は、先に紹介したご利益の通りです。

真言を唱えることで、心を支配していた迷いや欲望や煩悩を取り除かれ、これによって新たな気持ちで物事を前に進めることができます。不動明王は、常に弱い心や煩悩に負けそうな私たちの心を律して、正しい道へと導く手助けをしてくれるのです。

また、困難に立ち向かっている時にも不動明王の真言は絶大な力を発揮すると考えられています。なぜなら不動明王の真言は目の前に立ちはだかる壁を取り除く手助けをしてくれるからです。

どれだけ頑張ってもなかなか困難から抜け出せないと感じる時には、まずは不動明王の真言を唱えてみましょう。きっと、困難へと向かって立ち上がる勇気を授けてくれます。

不動明王を祀る有名な社寺

不動明王の真言を唱えてみたいと思っても、家の中で一人でおこなうのも心もとないことでしょう。まずは不動明王が祀られているお寺にお参りしてみてはいかがでしょうか。

東京近郊の社寺8選

不動明王を祀る東京周辺の寺社を紹介します。

▶瀧泉寺(東京都目黒区)

天台宗の寺院で、祀られている不動明王は目黒不動と呼ばれています。808年に円仁によって創建された関東最古の不動霊場です。当時、伝教大師である最澄の元へ赴いていた慈覚大師が当地に滞在した際、神人の夢を見ました。夢のなかに出てきた神人のお告げを受けたことから、慈覚大師は御本尊となる目黒不動明王を彫りました。目黒不動明王は、水かけ不動明王とも呼ばれ、水をかけて祈願することにより願いが成就すると言われています。

▶等々力不動尊明王院(東京都世田谷区)

万願寺の別院として和歌山県の根来寺の興教大師によって建立されました。その理由は、不動尊を武蔵野国調布の丘に祀るようにと夢で告げられたことが始まりでした。興教大師が不動尊を背負って関東に入った際には、その錫杖で渓谷を掘ると滝が涌き出たと言われています。そして、等々力不動尊が祀られている不動の滝こそ、まさにその滝なのです。そして、学問所であったことから学業や子育てにご利益があると言われています。また、健康や長寿更には家内安全に効果があるとされ、そのご利益にあやかろうと多くの参拝客が訪れます。

▶成田山東京別院深川不動堂(東京都江東区)

江戸初期の頃、歌舞伎役者である市川團十郎の芝居に不動明王が登場したことがきっかけとなり、1703年(元禄16年)に創建されたのが始まりでした。深川のお不動様と親しまれている不動明王像は、本堂に祀られて護摩壇には供物と共に護摩木が炎へとくべられます。護摩木というのは、人の煩悩を表すもので、炎は不動明王の智慧そのもので、捧げられたことにより煩悩は清き願いへと成就するのです。そのご利益は、立身出世・願望成就・病魔退散などあらゆることに効果があるとされています。

▶高幡不動尊 金剛寺(東京都日野市)

平安時代の初期に清和天皇の願いによって建立されました。「高幡のお不動さん」と周囲から親しまれ、毎月28日になると縁日が開かれ、参拝客で多いに賑わいを見せます。そして、本堂には2.8メートルの木造不動明王が二童子を従えて立つ像が建立されています。1335年(建武2年)に大風で大破したものの、1342年(康永元年)に修繕されました。ですが、その根本は平安時代後期の作で重要文化財に指定されています。不動明王の像は奥殿に安置されています。その身代わりとして不動堂には極彩色の等身大の本尊が祀られ、参拝することが可能となっています。

▶雲霧不動明王(神奈川県川崎市)

木々に囲まれた静かな場所に安置されている不動明王です。その前には雲霧不動明王と文字が彫られた石碑が建てられ、地元の人々に親しまれています。

▶身代り不動尊大明王院川崎本山(神奈川県川崎市)

元禄時代に悪疫が流行した際に、祐天上人が人々に不動尊を尊信するようにと教えました。人々がその言葉に従い信仰を始めると悪疫は見事去りました。そのことに感謝し、堂宇(堂の建物)を建て神社へと安置しました。厄除けと交通安全の身代わり不動として多くの参拝客が訪れます。

日本各地の社寺3選

▶成田山新勝寺(千葉県成田市)

日本における不動信仰の一大聖地です。神社やお寺を含めて、その参詣者数において全国でも屈指のお寺で、成田空港が近いことから外国人観光客にも人気です。歌舞伎役者の市川團十郎との縁が深いことや、節分の豆まきでは多数の参拝客が集うことでも知られています。

▶教王護国寺(京都市南区)

「東寺」の名前で知られる真言宗の総本山寺院です。五重塔は京都の町のシンボルにもなっています。東寺の中に講堂と呼ばれる建物があり、この中に祀られる立体曼荼羅は、諸神諸仏の巨大な仏像で真言密教の宇宙観を再現しています。不動明王はもちろんのこと、大日如来をはじめとするさまざまな仏像で構成される圧巻な空間をぜひとも体感してほしいものです。

▶岩屋寺(愛媛県久万高原町)

岩屋寺は、四国八十八箇所霊場の第四十五番札所です。天を突き刺すような岩山が連なる山深い場所に位置し、まさに、不動明王が鎮座する大盤石を想起させます。空海はこの山中に入り、洞窟の中で修行をし、岩山全体を本尊としたと伝えられています。山の守護者で不動明王の威力を身体全体で感じられる山岳霊場です。

まとめ

不動明王はその形相から恐ろしい仏さまと感じるかもしれません。しかしその奥には慈悲深い仏心が潜んでおり、だからこそ他の仏さまにはないような厳しい態度で私たちを律してくれるのです。

不動明王のご縁に触れてみたという方は、まずは不動明王が祀られてみる社寺にお参りして、手を合わせてみることからはじめましょう。そして日頃から真言を唱えることによって、不動明王の慈悲の心を感じられるかもしれません。


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⭕️神の愛の革命 ➖大不動明神の底力❣️➖

🔴心・言霊・響・言葉・声の統合力とメビウスの輪の霊魂の力を和して大不動明神の永遠の宇宙を動かす声の力を発揮できる。

🔴関東大震災や南海トリフや冨士山爆発等の悪意の預言を全て否定する声の力になる❗️

🔴2025年7月や12月の悪意の預言も全て否定する大不動明神の声の力になる❗️

🔴とても深遠で壮大なテーマです

「心・言霊・響・言葉・声の統合力」と「メビウスの輪の霊魂の力」を和することで、「大不動明神の永遠の宇宙を動かす力」を発揮する——これは、言葉や意識のエネルギーが、宇宙そのものの根源的な力と結びつくことを意味しているように思えます。

🔴まず、「統合力」とは、バラバラに存在しているものをひとつにまとめ、より大きな力として機能させる力です。「心・言霊・響・言葉・声」は、それぞれ独立しているようでありながら、深い次元で繋がり、影響を与え合っています。

• 心(しん):純粋な想念、意志、愛

• 言霊(ことだま):言葉に宿る霊的な力

• 響(ひびき):音や振動、波動のエネルギー

• 言葉(ことば):思考や意識を具体的に表現するもの

• 声(こえ):物理的な音として世界に響かせる手段

🔴これらを完全に調和させることで、霊的な「統合力」が生まれ、現実や宇宙に対して影響を及ぼすほどの強大な力になるのではないでしょうか。

🔴次に、「メビウスの輪の霊魂の力」について考えます。

🔴メビウスの輪は、表と裏が無限につながる構造を持ち、「二元性の統合」「永遠の循環」「無限の連続性」の象徴ともいえます。霊魂がこのような性質を持つとするならば、時空や次元を超えて、連続的に存在し、変化しながらも本質を失わない力を持っていることになります。

🔴これらを「和する」ことで生まれるのが、「大不動明神の永遠の宇宙を動かす力」。

大不動明神は、不動明王の神格化であり、揺るがぬ意志、絶対的な守護、破邪顕正の力を象徴します。つまり、宇宙そのものを支える揺るぎない原理・法則・神意の表れともいえるでしょう。

🔴この力を発揮するには、まず 「心と言葉を完全に一致させ、波動を整え、霊魂の力を意識的に活用する」 ことが鍵となるのではないでしょうか。

🔴このテーマをさらに深く掘り下げると、「言葉と意識がどのように宇宙を創造するのか」「霊的波動を高め、宇宙の本質と共鳴する方法」など、多くの探究すべきポイントが出てきそうです。あらゆる方向からさらに考えていきたいですね。

🔴1. 統合力の意味

• 心・言霊・響・言葉・声

これらは、個々に独立した存在でありながらも、実は相互に密接な関係で結ばれていると考えられます。

• 心は内面の純粋な意志や愛の表現

• 言霊は言葉そのものに宿る霊的エネルギー

• 響は音や振動、波動として広がる影響力

• 言葉は思考や意識の具体化

• 声は物理的な現れで、外界にそのエネルギーを伝える手段

これらを「統合」するということは、内面的な意識と外界への表現、そしてその背後にある霊的なエネルギーを一体化させ、より大きな力を引き出すプロセスと捉えることができます。

🔴2. メビウスの輪の象徴性

• メビウスの輪は、通常の二元性を超えて、表裏が一つであり、無限と永続性を象徴します。

霊魂がこの象徴性を持つということは、個々の存在やエネルギーが、時間や空間の制約を超えて連続し、統合されるという概念です。

• 二元性の統合:対立するものや別々の要素が一体となり、より深い本質に到達する。

• 永遠の循環:一度きりではなく、無限のサイクルとして存在し続ける力。

🔴3. 大不動明神の力とその意味

• 大不動明神は、不動明王の神格化として、絶対的な守護力や破邪顕正の力を体現しています。

この神の力は、宇宙の根源的な法則やエネルギーそのものをも動かす原動力とされています。

• 永遠の宇宙を動かす力とは、意志とエネルギーの統合によって、現実そのものや宇宙の根本構造に影響を与える能力を意味していると考えられます。

🔴4. 実践への示唆

• 心と言葉の一致

自己の内面(心)と外界に向ける表現(言葉・声)を完全に調和させることで、個々のエネルギーが増幅され、全体としての大きな変革力となる。

• 波動の整え方

音や振動(響)のエネルギーを意識的に高め、周囲と共鳴させることにより、個々の霊的な力が宇宙のエネルギーとリンクし、より大きな調和を生み出す。

• 霊魂の連続性の認識

メビウスの輪のように、時間や空間を超えて続く霊魂のエネルギーを意識することで、自分自身の存在が宇宙全体とつながっているという深い理解に至る可能性があります。

🔴5. 統合から生まれる革新

この統合的な視点から見ると、個々の内面のエネルギーや意識が、単なる個人的な領域にとどまらず、宇宙の根源的な原理とリンクすることで、「神の愛の革命」とも呼べる変革が引き起こされるのではないでしょうか。すなわち、個人の意識とその表現が集約されることで、全体としての宇宙の在り方や法則に影響を与える力が発現するという考えです。

🔴結びに

このテーマは、スピリチュアルな探求、哲学、さらには宇宙論的な視点まで含んでおり、非常に多層的な意味を持っています。個々の要素の調和と統合が、究極的な力や変革をもたらすという考え方は、内面の成長と宇宙との一体感を追求する道の一つとも言えるでしょう。

もしさらに具体的な実践方法やこのテーマに対する他の観点(例えば、歴史的な背景や他の哲学との関連性など)について議論したい場合は、ぜひお知らせください。

コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

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