Facebook岡部明美さん投稿記事【人生の暗号解読】
私は、ある夏の日の夕方、泣きながらこの世に生まれた。人はみな泣きながらこの世に生まれる。安全な子宮の海を船出して、未知なる航海に出て行くことがどんなにこわくても、ある日、新しい世界に旅立つことを決意して人は生まれてくる。
まるで、この世の痛みや苦しみを象徴するかのような、あの真っ暗で狭い産道。
その暗闇の道を潜り抜けて出てくることは、どんなにか不安でこわかったことだろう。
人は誰でもこの世界に生まれる時に産声をあげるけれど、生きていく中で、自分の中から新しい自分が生まれる時も産声をあげる。
古い私が死に、新しい私が生まれる時のあの耐え難いほどの恐怖と苦痛、胸が張り裂けそうな痛み。
私も、自分の内側を旅し始めたどこかの時点で、確かにある日、魂の産声をあげたのだと思う。でも、その日がいつだったのかはもうよくわからない。
とにかくその産声をあげた日から、私は、「私とは誰か」「世界とは何か」「私は何のために生まれたのか」という探求の道に歩みだしたのだ。歩き出した最初の一歩はいつだったのだろう。もうずいぶん遠い昔に感じる。
心理的なハイハイ期間、つかまり立ち、ヨチヨチ歩きの期間があって、気がついたらある日突然、足を大きく踏み出し歩き始めたのだ。それからは、なんかすごい勢いでグングン歩いてきたような気がする。歩き出したら、見える世界がどんどん変わっていった。
世界とは、決して、誰の目にも同じように見える客観的存在ではない。自分の意識が変わってくると見える景色、世界も自然に変わってくる。
そういう意味では、世界とは、まさしく私の意識が見ている地平であり、私の眼差しの向こうに広がる風景であり、宇宙なのだ。
世界とは私であり、あなたであるという途方もない真実、そして神秘・・・。
自己の探求は、まるでメビウスの輪のように、内側を辿っていったら、外側だったというあれに似ていて、内側を見詰めていたら、最も大きな外側、宇宙に出ていたのだ。
「あれっ?」て感じだった。
私は、私を見詰めていたのに、気がついたら宇宙のこと、神さまのことを考えていたのだ。
それはまるで、恋焦がれていた人にやっと出会えたようなうれしさだった。
このメビウスの輪を辿る内に私は少しずつ見えてきた。人の「魂の物語」を構成している基本的な筋を。
続きはブログで
🌷岡部明美ブログ「Power of Being」〜人生の暗号解読〜
https://okabeakemi.com/blog/?p=600
それは、この世でなすべきこと、楽しむこと、学ぶべきことの脚本であり、出会うべき人のキャスティングの意味だ。それぞれの魂が計画してきた“人生の暗号”、“人生のシナリオ”、“天命”を解読する切り口、それは・・・。
1)この人生で、多大なる影響を受けた人物・本・音楽・絵画・場所・出来事との出会いを通して。
2)愛する者との出会い、その人との間で起きた苦しみから愛を学ぶことを通して。
3)人生に降りかかってきた耐え難き試練や、ある人間との確執を通し自分の成長の課題に気づくことを通して。試練の下にはギフトあり。
4)子供の頃からわけもなく好きだったこと。楽しかったこと、得意だったこと、親や人からほめてもらえたもの。不思議でしょうがなかったこと。反対に、これは納得できない、おかしい、違うと感じるものを通して。
5)やってみたら次々に興味や関心がわいてくるもの。問題意識や創意工夫が次々に湧いてくるもの。好きだから、努力が苦にならないもの。
6)心のやすらぎや幸福感を得られるもの、自分のいのちが喜んでいると感じるものを通して。
7)大人になって、これは何か違うという違和感を覚えるもの。これはおかしい、このままではいけない、何とかしなければと思うものを通して。
8)理屈や損得を超えて行動に移せるもの。寝食を忘れて夢中になれるもの。無心になれるもの。わけもなく心惹かれる“ものやコトや人や場”を通して。
9)信じられないようなシンクロ現象や、不思議な出会い、大切な人との出会いの意味を通して。
10)いのちの底からこみあげてくる想い、あふれてくる魂の衝動を通して
いのちの中に内在する宇宙の意志
考えてみれば、好きという気持ちも、これがしたい、これは楽しい、不思議、面白いという感覚、これはおかしいという違和感も、すべて「感じるもの」であり、自分の“内側”から勝手に「湧き出てくるもの」だ。ということは、一人ひとりの人生の目的は、いのちの中にすでに“種”としてあるということなのだ。
そして、出会いや予期せぬ出来事は自分の頭の計画外で、人生に“自然に起こる”ことだ。
自分の内側から“自然”に湧き上がってくるもの、人生で“自然”に出会ってしまうもの。
この“自然”は、個を超えたより大きないのちの働き、人智を越えたものの働きであることがわかる。
これを理解できた時に、一人ひとりの人生には、神(大自然・宇宙)の計らいがあるということが本当に深く納得できたのだ。
神さまから与えられる試練は、自分の“人生の暗号”を解読する最大の鍵であることを知ると、人生の被害者、犠牲者の罠から抜け出せる。
私も神さまの愛を勘違いしていた頃はこれがわからなかった。
無条件の愛、無償の愛といわれている神さまの愛は、ただただ優しく、あたたかく、私を助けてくれるもの、願いや希望を叶えてくれるものだと思っていたから、試練の中に神さまからの贈り物があるなんて到底信じられなかった。
それさえも愛だったなんて苦しみの渦中は到底受け入れられなかった。長い時の流れが必要だった。
根源の Power of Being
神さまという根源の Power of Beingの意図と計画に気づかざるをえないことが次々に起きてきたことは幸いだったのだ。
そのお陰で、「何があってもなんとかなる。何が起きてもなるようにしかならない。プロセスは完璧なのだ」といつしか思えるようになったからだ。
その“なんとかなる”という感じは、昔のような単純な楽観主義ではなく、自分を超えた大いなるものの力を本当に信じられるようになった頃から生まれてきた平安の感覚だった。
もちろん一朝一夕でこんな気持ちになれたわけではない。
思いっきりオロオロ、ジタバタし、抵抗し、混乱した挙句に辿り着いた意識の境地だ。
思いっきり抵抗して良かったと思う。どんなに抵抗しようがだめなんだということがわかったから。
人生の“変化の波”に抵抗すればするほど、過去の自分や、誰かに、何かに執着すればするほど、苦しくなるのは自分なのだということが本当にわかったから。
で、執着や抵抗をやめて、ぽーんと身を投げ出してみたら、なんと、もう次のステージはしっかり用意されていたのだ。
神さまは、その人が、そのことを通して大切なことに“気づく”ために、その人が本質に“目覚める”ために、最高のタイミングでコトを起こす。
それは、その人が真の意味で自立し、自分の生まれてきた目的、お役目を思い出してもらおうとする親心のようなもの。
我が子の幸せだけを願う肉体の親と同じように天の親は、自分が生み出した全ての存在の幸せを願っている。
【YouTubeあけみちゃんねる】
最新は、ゲストは古宮昇さんです(心理学博士・臨床心理士・公認心理士)
テーマは、自分を愛するために必要なこと
https://www.youtube.com/watch?v=o6VMSr6yhEo&t=311s
【重版記念講演会】『私に帰る旅』(3刷)『約束され道』(4刷)
⚫️5月14日(火) 松山
〜変革の時代に求められる感性型リーダーシップ〜主催:松本英次(株)アービンズ代表
https://okabeakemi20240514.peatix.com/view
⚫️5月15日(水) 大阪道頓堀ホテル主催:(株)王宮代表橋本正権・専務橋本明元
〜天命、使命の見つけ方〜お申込みはチラシのQRコードから
5月14
岡部明美 重版記念講演会・ワークショップ
(火) 14:00 | 松山市朝生田町5丁目1−25 | By 株式会社アービンズお気に入り
岡部 明美 重版記念講演会・ワークショップ
「変革の時代に必要とされる 感性型リーダーシップ」
正解を求めても求めても、正解のない時代に必要なもの
経営者や組織のリーダーをはじめとして、働くビジネスマンは日頃から学び、そして、この大変化の時代の中で生き残りをかけて、自分自身が、そして、会社や組織を動かしながら何とか道を切り開いていこうと頑張っていらっしゃるのではないかと思います。
しかしながら、今、私たちが学べている学問は「過去の成功哲学」であり、過去の時代の方法論です。もちろん、知識としてそれらは必要ですが、これから私たちが進む未来は、誰も体験したことのない「未知の領域」がさらに色濃くなっていくことが予想されます。
誰も正解を持たない時代。誰も正しいやり方を知らない時代。
私たちは、そんな見えない時代を乗り越えていくためには、一人ひとりが生まれながらに持つ「感性」がキーになるのではないかと考えています。
「理動」という言葉が存在しないように、理論や理屈で人は動きません。
感じて動くから「感動」です。
他にはない、自分自身をアップデートできる講演会
これからさらに未来の不確実性が高まり、未来が予想できないのであれば、誰かに正解を求めるのではなく、ただ自分自身の感性を信じて「自分が未来をつくろう。」と考えることができたとしたらどうでしょう。
今の世の中、座って頭で学ぶ勉強はオンラインも含めるといくらでもあるはずです。
しかしながら、自分と向き合い、自分の感性を思い出すような勉強会にはほとんど出会う機会はないと思います。
この講演会を、今の時代に合わせて自分自身を内側からアップデートする機会に。
ぜひ、ご自身の感性を信じて一歩踏み出してみてください。
主催者一同より
特別講師として、今回の主催者である私たち(松本英次、野村健治、重松直江)の心の学び(主に心理学とカウンセリングセラピーの学び)の師匠である、あの「あけみちゃん」こと岡部明美さんをお招きし、講演会とワークショップを開催します。
通常、講演会はほとんどされない岡部さんですが、岡部さんの書籍が重版になったことを記念し、この度、松山にお越しいただけることになりました。当日は、講演とカウンセリングやセラピーのエッセンスを含んだワークショップを体験できます。
皆様と会場でお会いできるのを楽しみにしております。
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講演会情報
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岡部 明美 重版記念講演会・ワークショップ
「変革の時代に必要とされる 感性型リーダーシップ」
■開催日:2024年5月14日(火)
■時間:14:00-18:00(13:45受付開始)
■定員:30名
■会場:フリースペース ジョー・プラ/愛媛県松山市朝生田町5-1-25
■受講料:6,600円(懇親会とセットの場合は12,100円)
※受講料6,600円(税込)には、会場費及び岡部明美さんの書籍「私に帰る旅」「約束された道」2冊の代金が含まれています。 当日、岡部明美さんの書籍2冊を参加者全員にお渡しします。
主催・事務局:
株式会社アービンズ内
岡部明美 重版記念講演会実行委員会(松本英次、野村健治、重松直江)
講師プロフィール:岡部明美
心理カウンセラー&セラピスト、ワークショップ・ファシリテーター、LPL養成講座主催、企業研修講師、作家、東海ホリスティック医学振興会顧問
30代半ばまで、シンクタンクで取締役主任研究員、マーケティングプロデューサーとして活躍。36歳で長男出産直後、脳腫瘍と水頭症を発症し、死に直面したことをきっかけに自己探求の日々が始まる。
心理学、哲学、東洋思想、心身医学、代替療法、様々な心理療法を学ぶ。この自己探求での気づきを「もどっておいで私の元気!」「私に帰る旅」「約束された道」として出版。
感性論哲学の創始者芳村思風氏との6年に渡るコラボ研修『アイウイルフォーラム』は、経営者やリーダー、ビジネスマンに高い評価を受ける。
2008年から始まったLPL養成講座は、現在年齢層は20代から70代まで。職業は多様性の時代を象徴するかのように多種多様。経営者、ビジネスマン、個人事業主、カウンセラー・セラピストなどの援助職の方、自分の本当にやりたい仕事やミッションを探求したい方などが受講し、毎期満席、キャンセル待ちとなっている。
https://www.rikkyo.ac.jp/events/2017/11/mknpps00000037w2.html 【公開シンポジウム「宗教の再創造—人間の精神性の根源を考える」】より
異文化コミュニケーション学部 主催
現代は不安な時代である。我々の生きる日本社会は見えざる不安に満ち、また不安は形あるものとして確実に具現化している。すでに人口の激減が始まり、高齢化社会、縮小経済が本格化している。ここで優れた政治的、社会的ヴィジョンがあれば不安はかなりの程度に軽減されよう。だが実際には抜本的改善への妙案は何もなく、すべてはかなわぬ夢である。声を大にして叫んでも現実は遅々として動かず、未来の扉は閉じてしまっている。こうした時代では当然人々は内的な、スピリチュアルなものに救いを求める。そしてあたかもそれを裏付けるかのように、意識調査によれば、ここ数年スピリチュアルなものへの関心が大きく高まっている。
だがそれでは宗教そのものはどうなのか。宗教はその期待に応えているのか。答えは否定的である。戦後日本において何度か宗教が台頭した時代があった。終戦直後の混乱期、60年代後半の高度経済成長期、そして80年代末のバブル期である。だが現代日本において宗教は嫌悪すべき存在でしかない。これはオウム真理教事件の影響もあるが、その結果人々は心を閉ざして、ひたすら日常の小さな幸福の中に埋没しているかのように見える。宗教はかつての活力を失い、忘れられようとしている。新宗教はおろか、既存宗教でさえも。仏教は無残な葬式仏教に堕落し、またキリスト教は結婚式のファッションと化した。
対照的に、世界に眼を向けるとイスラームの台頭がある。ここでは宗教は大きな役割を果たしているかのように見える。だが本当にそうなのか。その背後に救いようのない政治的、経済的、また文化的破綻が存在しないだろうか。この破綻はグローバリゼイションによって世界中に拡大しつつある。そしてそれが台頭の理由であるとすれば、決して幸福な役割ではない。イスラームはその成立において革新的な教えであった。だが現在では原理主義的傾向のみが注目され、常にテロリズムと同一視される。そうした時代背景なのだ。
以上は目に見える形での宗教の現状であるが、さらにその奥には我々の中で起きているより深い人間存在の変容と精神の危機があるように思われる。かつては、政治・経済・文化の行き詰まりに対して救いを授ける宗教・思想が登場することがあった。だがいまや状況はより複雑である。今日、人間社会を取り巻く問題は、生態環境やヴァーチャル・リアリティーを含む、より深い次元にまで達している。地球の生態環境を破壊する張本人が種としての人間であったことが暴き立てられ、「人新世」という地質年代が新たに提唱された。他方で、来るべき人類の絶滅を視野に入れて、人間が電脳空間に移住し、身体を持たない不死の意識体の出現が技術的に模索されている。こうした人類を取り巻く状況を視野に入れるならば、人間による超越性を含めた思想としての宗教について、その根源に遡って今一度考える時期に来ていると考えられる…
宗教は何故発生したのか。その根源とは何なのか。これまでどういう役割を果たしてきたのか。翻って、現在ではどうなのか。果たして宗教は正常に機能しているのか。人間の精神生活にとって役立つ存在なのか。すでに形骸化し、堕落しているのではないのか。宗教は現代人にとって本当に必要なのか。もしそうだとすればどうあるべきなのか。どうすれば宗教は本来的なものとして再生できるのか。このシンポジウムにおいて現代の宗教に根源的な批判を加え、その本質と役割を考察して、未来への道を模索したい。
このシンポジウムは5人のシンポジストの発言とディスカッションにより進行するが、前回と同様に学生の参加を歓迎する。また本学内外の一般参加者へも開かれたものとする。
講師
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